サー・ベディヴィエールぅぅ!!!

あああああ、ベディ、ベディ、貴方はそうだったのか。そうだったのか。
なんという大きな後悔を抱え続けていたのか。でも、誰がソレを責められるというのか。それを、不忠というのか。アナタがそれを不忠だと刻もうとも、他の誰もが貴方をこそ忠義の騎士だと称えるだろう。挙って挙って讃えるだろう。
貴方はそれを、誇りになど思ってはくれないだろうけれど、これだけは受け入れてほしい。
貴方はやった。やり遂げたのだということを。
長い長い旅の果てに辿り着いたこと、本当にお疲れ様でした。そしてこれからも、どうかどうか、よろしくお願いします。
思えば、これはベディヴィエールに限らず、騎士たちの忠節の物語でもあったんですなあ。ガウェインやモードレッドのように、かつての後悔をかくの如く果たしせしめようとした者たち。ここに登場しなかった円卓騎士たちもまた、獅子王の在り方に叛逆するという形で騎士王への忠義を示した。
あのアグラヴェインもまた、二度目の生を以って彼の忠節を貫き通した。
この特異点において、円卓の騎士たちは再びバラバラに散華したようにも見えるけれど、それはかつてよりも一層忠節を尽くした結果であって、決して瓦解した末路ではなかったのだと、今なら信じられるのです。
栄光の円卓騎士団は、滅びてもなお健在なり。

ところで文官のアグラヴェインにやられちゃって決戦に影も形も見せなかったお父さん、息してるー?