友人キャラは大変ですか? 4 (ガガガ文庫)

【友人キャラは大変ですか? 4】 伊達康/紅緒 ガガガ文庫

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「事情あって使徒に味方することになった」。
謎の書き置きを残して姿を消したエルミーラさん。仲間たちの捜索の結果、たまたま俺が見つけるのだったが――。
――オギャア、オギャア――
「お~よちよち。泣いてはダメですわ、シズマ」
なんと、エルミーラさんは子連れヴァンパイアになっていた!
しかも、キュウキ陣営に子どもが狙われているってんだから尋常じゃない。聞けば、この子はヴァンパイアと使徒の間に生まれた子で、とある縁でエルミーラさんが引き取って育てているらしい。

エルミーラさんに口止めされてしまった俺は、龍牙たちに報告することもできず、ナイショの子育て生活を始めるのだが――。
「ぱぁ、ぱぁ」「お、おおおお! パパって! パパって言ったあああ!」
……赤ちゃんってホントかわいいのな。思わずパパキャラに目覚めちゃいそうだぜ!

ヴァンパイアと友人キャラが子育て共闘!? 赤ちゃん旋風吹き荒れる、名助演ラブコメ第4弾!
トウテツが何気に他のヒロイン衆とフラグ立ててんなあ。一郎と同じ姿だから、というだけじゃなく結構デレてる場面が見受けられる龍牙のみならず、今回などメシマズの極みの雪宮さんのお弁当を平然と食べて好感度バリバリあげてたし。いや、ぶっちゃけトウテツすげえイイ男なのでこの際人間のヒロインたち全員持ってっちゃってもいいんじゃないかとすら思ってる。なにしろ、一郎くんてば使徒の三姉妹と同居状態、殆どもう家族同然で暮らしてるわけで、あの魅怨なんかホントに一家のお母さんのポディションを不動のものとしてしまってるわけですし。
今回、エルミーラが子連れで家に駆け込んでくることになったわけですけれど、魅怨のオカン性は揺るぎなく、エルミーラ母子を受け入れていましたし。トウテツやコントンという本来上役である魔神ですら頭があがらないわけですし。ってか、コントンのおっちゃんニンジン残して怒られてたぞw
今回エルミーラさん当番回ということでしたけれど、彼女と赤ちゃんのシズマに関してもどちらかというと使徒寄りの話になってて、段々と話の比重が使徒側に寄ってきてるんですよねえ。ついに、人間と使徒の間にも子供ができてしまう、という事実まで発覚してしまったわけですし。
そう言えば、コントンとうとうああなっちゃいましたけれど、あれも龍牙の妹ちゃんに憑いたままだとなかなか話に絡めないということでもあるんでしょうし、そもそも今回なんか龍牙自身出番少なかったですしね。一郎少年とすれば、龍牙を主人公として話を展開させたくてそう動いてきたのに、今回とうとう主人公らしいこと何も出来ないまま終わってしまうという自体になってしまいましたし。
一方で肝心の一郎くんはというと、思わず主人公みたいな独り言をつぶやいてしまって、慌てて自分でモブキャラっぽいセリフに言い直してたりしましたけれど、いい加減手遅れ!!
さらには、パパ役としてもう後ろ引っ込むこと無く義理の息子の為に奮起しちゃってたわけで。手遅れ!!
というわけで、エルミーラさんには三姉妹と同居していることがバレてしまって、色々とある秘密をまったく知らないままなのが雪宮さんだけ、という何気に可哀想なことになってしまっている最後のヒロイン。しかしトリはトリだけに最高の爆弾を隠し持っていたわけで、これは最後に回されるのも仕方無いトビッキリの隠し玉じゃないですかっ。ってか、そうなるとキュウキは誰なんだ、ということにもなるのだけれど。めちゃ怪しい人はまあ居るのだけれど。

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