最終章は折角だから、じっくり味わいながら進めよう、と思って開始したら終わっていたぜ!!
こんなん、途中で中断とか出来るかーー!!

リアルタイムでグランドオーダー第七章から終局特異点の攻略が行われていた一昨年の年末。それに参加せずに遠くから打ち上がる花火を横目に見ていた印象だとね、6章までは章クリアしたあと感想戦みたいな感じで各章の盛り上がりを興奮とともに語らう姿が垣間見えていたのですけれど、7章に関しては少なくとも外縁から眺めている限りでは殆ど語られぬまま、口端に登る話題は終局特異点のそればかり。
実際、七章と終局特異点の実装はほぼ間断なく連続をもって行われたのですが、こうしてプレイしてみるとストーリー的にもプレイヤーのやる気的にも一瞬たりとも止まることができないままに、この最終局面に突入した挙句に一気呵成に最後まで走り抜けざるを得ないのだ、というのを否応なく実感させられてしまいました。実行させられてしまいました。
くそう、くそう、面白かったよう。文句なしに面白かったよう。凄かったんだ。物凄かったんだ。
もはやどうにもならない、という絶望的な局面から、かつて縁を繋いだサーヴァントたちが敵味方を問わず駆けつけてくれる、まさに人類史の逆襲にして英雄譚が、知っていたにも関わらずもう泣けて泣けて。
FGOのトレーラームービーでのジャンヌのあのセリフが、この局面で叫ばれたときのあの感動ときたら。PVでのセリフの時って、大量のサーヴァントが登場するゲーム全体の内容に当てたフワッとした感じのセリフだったんだけれど(この時はこの時で冬木の聖杯戦争なんかの限定された局面での聖杯戦争とFGOとの大きな違いを現していてよかったんだけれど)、それがこの終局で語られた時のまるで色彩を異にしたような響きの違いと来たら……。
感無量です。FGO,やってきてよかったと心から思えた一瞬でした。

それにしても、イベント勢は言われていたようにイベントやってない人からすると唐突感パないですなあ! いや、もうさすがにイベントやってないとはいってもそれぞれのキャラは十分見知っているので「誰!?」とはならないのですけれど。
それでも、全力で場違い感を乱発している人もたくさんいて、特にノッブ! ノッブ! ノッブが色んな意味で全壊すぎw
あと6章。ファラオがアーラシュ好きすぎて笑ってしまいました。本編そんな関わりなかったよなあ、と調べてみたら、別作品の蒼銀のフラグメンツ繋がりなのか。

魔神柱勢は、此方もだいたい各クラスに二名以上は一線級を育てることが出来ていたので、ほぼ危なげなく攻略。ここで手間取るならじっくり時間かけてやるぜー、とするつもりだったんですけれど、サクサクっと倒せてしまった以上最後まで行かにゃあならんじゃないですか。


それは憎しみではなく憤り。それは恨みではなく苛立ち。その目に映ってしまうあらゆる悲劇を見過ごせなかった人ならざるもの、その名はゲーティア。
彼の憐れは、ただ人でなかったことなのだろう。全能で存在してしまったことなのだろう。彼らは、存在でありながら生命をしらなかった。
人として生きてこそ、生を知り死を知るのだ。知らないままに、しかし彼らは悲しみを良しとしなかった。知ってようやく、彼らはそれがただ悲しむだけで終わるものではないと理解した。
マシュの輝きが、ロマンの生き様が、彼らにそれを教えたのだ。
そうして彼らは理解して、彼らはその尊さを受け入れて、僅かな間を……ほんの僅かな残りの時間を、生きて生きて生き抜いたのだ。その光芒は、きっとマシュの生き方を追ったのだと思えてくる。
ゲーティア。そしてフラウロス。お前たちが救いたいと願い叶えようとしたその想いの純粋さだけは、決して否定したりしない。
そしてロマニ、ドクターロマン。浪漫に憧れたただの人。自由を求めて人となり、そうして自由を捨てて人として生き切った只人。もうずっとまえから、決めていたんですね。なかなか覚悟を決められなかったなんて言いいながら、貴方はとっくの昔にこの結末を選んでたんじゃないか。恨みますよ、ドクター。でもありがとう。さようなら、またいつか。

帰ってきてくれたマシュにお帰りと迎え入れ、待っていてくれたダ・ヴィンチちゃんとカルデアのみんなにただいまと告げて、そうしてエンディングが流れ出して実感する。
ああ、終わった。長い、長い、旅の終わり。もう来月には第二部がはじまってしまうし、やっと1・5部にも挑めるけれど、今しばらくはこの感慨に浸らせてもらおう……。

と、思ってしみじみとEDのスタッフロールを最後まで見届けて、ほっと一息ついて画面がタイトル画面に変わった途端。

……あれ? なんかタイトル画面のあのBLUE BLUEな蒼い空が見えないんですけど。キレイな綺麗な青色がどっか言っちゃってるんですけど! ってかなんか赤黒いんですけど。赤黒いオドロオドロシイ穴があいてるんですけど!? なんか、輪っかの向こうに赤い世界が広がってるんですけど!?
タイトル、既に「エピック・オブ・レムナント」の文字列がどどーーん!!

おおう。

あかん、感慨に浸らせてくれる余裕なんかありゃしねえ。リアルタイムでクリアした人たちに与えられた一年間の猶予は、追走組には贅沢千万てなもんですか!?
待ったなしだあ、こりゃあ。