オチぃぃ!!!!

こらぁぁぁ!(爆笑

「ども……」で終わるやつがあるかー! 感動を返せぇ!
でも、死ぬほど笑わされてしまったので、まいりました降参ですw

いやでもずるいわー、あのラストは。ソフィどないすんねん、あれ。あれだけ志高く、もう一度ソードに会うんだ、と決意した直後のあれよ。まじぶん殴っていいんじゃないだろうか。いや、全然別にソード悪くないような気もするのですけれど。

と、ラストは盛大なオチで〆てくれましたが、この最終回までの物語は傑作の一言でした。一応主人公は黄金騎士・牙狼のソードではあるんでしょうけれど、今回の牙狼はそのソードが完全に完成された大人で、戦闘力でもメンタル面でももう頼もしい以外の何者でもなかったんですよね。完璧超人には程遠く、愛嬌のあるゴリラで抜けてるところも多々あり、と愛すべきキャラクターではあったのですけれど、危地においては決して判断を過たなかったですし、子供や若者への対応も下手をうつことなく、一度だけソフィに当たってしまった事があったのですが、その後すぐにちゃんと謝っていたように、庇護者でありながら決して上から目線にならずに、対等に接しようという姿勢が実に大人らしかったんですよね。
これは、もうひとりの大人の女性であるジーナも同様で、この手の女性キャラって少女キャラに対して辛辣な接し方をすることが多いのですけれど、ジーナは最初からソフィに対して親切で親身で彼女の話に真剣に受け答えしてくれて、と姉のように母のようにそして親友のように接してくれて、と兎角この二人の大人がソフィを甘やかすこと無く、しかし大切に護り続けてくれたお陰で安心して見続けることが出来ました。
ソフィの境遇は非常に厳しいもので、自分を狙ったホラーの襲撃によって孤児院で自分を育ててくれたシスターを殺され、訪ねていった目的地では実の兄がえらいことになっていて、まだ13才の女の子が自分の手で兄を殺さなくては、とまで思いつめるほどのところまで追い詰められるんですよね。
ここの最大の悲劇が、ソフィの兄が本当に妹のことを大切に思っていて、全部妹のためにと頑張っていて、当人は自分の手で作り上げられたものがどういう目的でどういう犠牲を払って出来上がったものか全く知らなかった、完全な好意と善意と愛情と献身だけで形成されていた、というところなのでしょう。
ソフィと再会した時点で、全然悪堕ちとかしていなかった、というあたり極悪もいいところである。
それほどの惨劇を背負ってしまったにも関わらずソフィが潰れてしまわなかったのは、ソードとジーナによって見守られながら、これまでの旅路で得てきたものがあったから、成長してきたものがあったからというのがきちんと伝わる構成になっていたんですよね。
中盤からロードムービー的な展開になっていったのですけれど、旅の終わりの決着にちゃんと旅の過程で積み重ねてきたものがあったから、というのがちゃんと描けていたところなんぞとても良いものでした。
成長譚という意味では、同じく若者で堕ちた父親への復讐に生きていたルークが心新たに守りし者として新生する、というのも描けてましたしね。その終着点としてエピローグのあれはもう見事でした。リアルで思わず声あげてしまいましたし。魔戒法師から魔戒騎士になった人ってはじめてみたよ。ちゃんと幼馴染といい雰囲気になっているのも、この野郎である。
戦闘シーンもめちゃくちゃ動くわ、重厚感とスピード感あるわ、で見応えたっぷりでしたし、ケレン味もたまらんくて、近代魔戒法師が銃火器バンバン使うというのも面白かったなあ。なんだかんだと、魔戒法師の戦闘力アップしてますもんね。旧来の魔戒法師だとあそこまでホラー倒せなかったんじゃなかったっけ。結局、味方側は魔戒騎士一人のまま他に誰も加わらず、というのも初めてだったんじゃないでしょうか。他の作品だと数人は味方の魔戒騎士居ましたしね。それだけ、ソードが図抜けて強く、またルークとジーナの魔戒法師組が頼りになった、ということなのでしょうけれど。
ソード、結局殆ど傷も負わずの完勝だったもんなあ。

ともあれ、【牙狼-GARO- -炎の刻印-】に負けず劣らずの傑作で、面白かったであります。
OPのソードの立ち姿がゴリラすぎるのも、毎回見るの楽しみだったなあw

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