戦闘員、派遣します!2 (角川スニーカー文庫)

【戦闘員、派遣します!2】 暁なつめ/カカオ・ランタン 角川スニーカー文庫

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転送されてから約二ヶ月。六号は“チャックマン”などという不名誉な二つ名を払拭しようと実物の見せびらかしに奔走し、スノウは愛剣のローン返済のため、新たな金づるに媚びていた。そんな中、“おちんち○祭”をうまく起動できないグレイス王国は深刻な水不足に陥っていた。これを六号の責任であるとしたティリスは水精石が採掘される隣国トリスへ彼らを派遣したのだが…“チョンマゲ”という六号渾身の盛り上げ芸が粗相と見なされ、なぜか相手から宣戦布告を受けて!?そしてこの窮地を救うのは―アリス&デストロイヤーのメカコンビ!?『このすば』コラボ短編も収録!!アホがごった煮の第二巻。
チョンマゲに関しては某ホライゾンの全裸先輩にやり方を教授してもらってもいいんじゃないですか? あれはおっさんにやっても効力が半減なんですよね。姫にやれ、姫に。
一巻ではメインとなるヒロイン衆にまだまだ存在感が足りないなあ、などという感想を書いたのですが……うん、うん、私としてはヒロイン衆にはヒロインとしてもっと存在感が出てきたらいいなあ、と思ってたんですけれど、まったく違い方向で存在感を出してこられてもさあどうしろと。
特にスノウである。
こいつ、お金に汚いとか出世欲がどうとかじゃなくて、もう汚れ役を通り越してただの汚れなんじゃないだろうか。ここまで来るともういっそ未遂じゃなくて、実際に身体を使って他国だろうが自国だろうが権力者に取り入って偉くなっても、まあスノウだし、で穏便に済んでしまう気がする。どうせ、オチで権力の座から転がり落ちて落ちぶれるのはわかっているので。
それでもスノウだったら、残念だったね♪で済みそうですし。汚れキャラとしては便利極まりない耐久性をもってそうなので、わざわざもったいぶらなくても実際汚してしまって大丈夫なんじゃないだろうか。どうせヒロインは無理だろうし。あそこまで行くとダクネスどころじゃないですし。
こうなると、むしろ汚れ系じゃない他の女性キャラをどう汚れにするかどうかが本筋になってしまいそうである。アリスとか真っ当な相棒感が強いのでなかなか難しそうだけれど、お姫様のティリスとかあの微妙に抵抗している感じがむしろ萌ゆるところがあるし、魔族の姉ちゃんとか初心っぽいところがあるので悪の組織としては汚し甲斐があるんじゃないだろうか。毎度六号に泣かされて帰って恥ずかしい思いをしている姉ちゃんだけれど、そのうち癖になってきちゃうんだぜ。
しかし、デストロイヤー、悪の組織の機動兵器だったのか。このすばでこれ開発していた技術者のおっちゃん、関係者なんだろうか。魔王軍が持ち出してきた正義のロボットっぽいものに、悪の組織がデストロイヤー召喚してぶっ潰すという展開は燃ゆるものがありました。ときに人型ロボットはぶっ潰すほうに回らにゃなあ。

1巻感想