英雄教室 9 (ダッシュエックス文庫)

【英雄教室 9】 新木 伸/森沢 晴行 ダッシュエックス文庫

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ローズウッド学園の仲間は今日も青春まっさかり!不遇のイケメン槍使いレナードをみんなでビルドアップ!?イケメンビームにアーネストもたじたじ!?ブレイドはアーネストにプレゼントを買うため、生まれて初めてアルバイトに挑戦!果たして超生物は無事お金を稼ぐことができるのか!?念願の修学旅行に出発!!豪華飛空挺の旅に浮かれる生徒たちだったが、国王の用意したプランはとんでもないもので!?灼熱・極寒・超重力に真空まで、極限環境目白押し!英雄学校の修学旅行は超規格外!!アーネストが結婚!?他国の王子がアーネストを見初めて大胆アプローチ!!どうするブレイド!?超ヒット学園ファンタジー第9巻!
そりゃあ、眼光の一睨みが物理的衝撃をハッスルのなら、イケメンの白い歯キラリも物理的な☆になって発射されても不思議じゃないよね!
浴びると女の子が堕ちてしまうということは、マテリアル化された魅了の力ということになるんだろうか。いや、魅了という技術とか魔法ではなく、あくまでレナードの魅力が物質化したものなんだろうけれど、手ではたき落とせるというのは色んな意味でさすがだなあ、と。
でも、アホの娘であるアーネストを腰砕けにするくらいなのだから大したもんじゃないですか。レナードの場合、顔だけじゃなくて性格も一流のイケメンだけに何らかの形でもう少し報われてほしいけれど。ちょっと物分りが良すぎるというのもねえ。
アーネストのウェディングドレスが表紙を飾っているように、今回のメインのお話はアーネストの結婚話なんだけれど、その余波を受けているのかいないのか、全体的にアーネストとブレイドのラブコメ方面に比重が置かれていたような気がします、他の短編も。
レナードのキラキラ攻撃の話でもブレイド、露骨に嫉妬をみせるようになったし、5才児呼ばわりされてた彼の精神面もこうしてみると着実に成長しているのだなあ、と。普通になってきている、ということなのでしょうか。
アーネストの誕生日に、ブレイドが自分で働いてお金稼いでプレゼントを買おう、という展開なんかとても「普通」ですし。その結論に至る前に、アーネストにお小遣いねだってそのお金でアーネストにプレゼントを買おうと思っていたことは抹消すべき秘密なのですが。ブレイド、わりと考え方の方向性が王様にそっくり、というのは何気に色んな場面で垣間見える。特にダメ人間方面に関しては。
ブレイドは、そんな王様のダメな部分毛嫌いしているからちゃんと反省しているので大丈夫だと思うのだけれど、そのまま何の掣肘もなくブレイドが精神的に成熟したらそのまま王様みたいになっちゃうんじゃないだろうか。
アーネストが成長してセイレーン女史のようになるかというと、まあ無理そうなのですが。二人とも、順調に成長しても二人のような「大人」になれる姿は想像できないんですけどねえ。まあ、今の段階で充分お似合いの精神レベルなのですが。
あとちょっとブレイドがアーネストの乙女心を理解できるようになれれば、そこがゴールになるのでしょう。

魔剣も、なんか普通に増えだしてるし。焔の魔剣と来て氷の魔剣が来たら、そりゃ風と土の魔剣もありますわねえ。とまあ、四大元素に連なる他の魔剣が出てくるのはいわば「普通」の展開なんでしょうけれど、まさか魔剣の子供とかそういう発想はなかったw
一番最初にくっつく、というか出来ちゃった婚をするのが魔剣とは思わなかった!
それはそれとして、ネーミングセンスは最悪だと思うけれど。
そう言えば、色々な属性のキャラクターでてきてましたけれど、妹キャラって何気に居なかったんだよなあ。クーはペット&娘枠だし。とりあえず片っ端から属性埋めていく所存なのか。これだとそのうち、幼馴染とかも出てきそう。
でもまあ、妹枠のサラさん、ちゃんと婚約者付き、相手の男性がしっかりといるというのは新鮮かもしれないけれど。

シリーズ感想