ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインVII ―フォース・スクワッド・ジャム〈上〉― (電撃文庫)

【ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン 7.フォース・スクワッド・ジャム〈上〉】 時雨沢 恵一/黒星 紅白 電撃文庫

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『結婚を前提に、香蓮さんとお付き合いがしたいと思っております』
香蓮の父親のもとに届いた一通のメール。それは、父に付き添ったパーティー会場で出会った若手実業家からの、リアルな結婚の申し入れだった。しかし、香蓮は『ピーちゃんみたいなのがタイプ…』と取りつくしまもなく―。そんななか開催が決定した第4回スクワッド・ジャム。今度こそSHINCとの決着をつけるべく参戦を決めた香蓮だったが、首都グロッケンでの作戦会議中、突如レンの前に現れたハンサムな男からある勝負を持ちかけられ…。第4回SJの銃撃戦の裏で、香蓮の人生をかけたもう1つの戦いが幕を開ける!
香蓮さんって、家金持ちだとは知っていましたけれど……あんなでけーマンション、大学通うために東京一人暮らしの娘にぽんと与えてあげられる家、しかもちょーでけーテレビ置いてあるというお家なんですから、そりゃあ金持ちだとは思ってましたよ、うん。
でも、父親の付き添いでパーティーとかドレス着て出るとかそれ社交界じゃないですか。ハイソサエティじゃないですか。そういう界隈の人だったのねえ。
ってかさ、180センチ超えの長身スレンダー超美人の会社社長令嬢って日本というよりも欧米界隈のセレブみたいじゃないですか、おおう。
そんな香蓮さんにパーティーで出会い、その場ではけっこう意気投合して後日結婚の申込みを「父親に!」申し出ていた西山田炎。炎と書いてファイアーと読む。おおう、キラキラネームだ。そこまでするなら超火球と書いてメラゾーマと読む、くらいの名前にすればいいのに、などと思ってしまうキラキラ界隈であります。
いやさまあこの男がなあ。こういう独善的で無神経な男がなんでかビジネスシーンではちゃんとしてたりするんですよね。彼も実業家として成功しているわけですし。
その容姿を逆にバネにして成長を遂げてきた、と評されているみたいだけれど、彼の独善性と成功を元手にしたあの自信は、彼のあの自分の容姿を克服したものではなくて、歪んだ言い訳として自分の中でこねくり回しているんじゃないだろうか、と思ってしまうのはVRでの自分のアバターをいかにもな高身長の濃い顔をしたイケメンにしてしまってるところなんですよね。
そりゃあ香蓮さんもMさんもピトフーイも、いやMさんは実際どうなんかな、わからんけれど、現実と違う自分の理想像をアバターとしてああいう姿にしているわけですしね。多かれ少なかれそういうのはあるとは思うんだけれど、ファイアーさんはどうなんだろう。香蓮はレンというアバターを当初自分の背の高さのコンプレックスを解消するためのガワとしてストレス解消に使っていたけれど、なんやかんやと今はそのコンプレックスを解消して、レンというアバターは既に自分のもう一つの分身として扱っているわけですが、ファイアーさんは自分の事業展開など成功体験によってコンプレックスを解消できているなら、ああいうアバターを選ぶ必要どこにもないんですよねえ。
GGOどころかVRゲームすら未経験、ってかあの様子だとネットの基本的なマナーすら知らないっぽいんだけれど、超ご年配の方ならともかく若手実業家でそういうのってあるんだろうか。ともかく、金だけはたくさん持っているお金持ち素人さんがどういう手を打ってくるのか。以前傭兵雇ってというのはピトさんやってましたしねえ。
かくいうレンちゃんチームはというと、まさかのシャーリー&クラレンス加入展開!!
って、素直に行ったらほんとに最強チーム結成だったんですけどね。あのままズルズル仲間同士で行ってしまっても良かったのになあ。シャリクラが加わったらあのチーム、ほんとに隙らしい隙なくなるし。
そういえば、あのメンツの中で中の人が不明なのってクラちゃんだけなのよね。女性というのだけはわかっているものの……予想以上に子供なのか?
新キャラだとDOOMの子たちもパリッとしててよかったんだけれど、マシンガンラヴァーズに降臨した女神様がなかなか気になるところで。もしかして、今回すげえ強敵になるのか、マシンガンラヴァーズ!?

シリーズ感想