【VRMMO学園で楽しい魔改造のススメ 3 〜最弱ジョブで最強ダメージ出してみた〜】 ハヤケン/晃田ヒカ HJ文庫

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4人で立ち上げたギルド《悪魔の仕業(デモンズ・クラフト)》のアイテムショップも、オープン早々大繁盛となり、名実共に絶好調な蓮たち。そんな中、客として訪れていたNPCのお姫様が誘拐される限定クエストが発生! すぐに事件解決へと動く蓮たちだが、途中で意外な人物がパーティーに臨時加入!? さらにギルド対抗の英雄育成イベントでは、最弱NPCをあえて選び、ここぞとばかりに魔改造を始めることに!? Wソードダンサーによる華麗なバトルも必見の、大人気VRMMOバトルファンタジー第3巻!
ゲーム内でもTPOに反し過ぎたら垢バンとかありそうなんだけどなあ。全裸ならともかく、ブーメランパンツまではありなのか。
赤羽兄の変態装備の強烈なインパクト! と言いたい所なんだけれど、ブーメランパンツ一丁に赤いマフラー、鉄仮面という装備、それほどインパクトなかったような。これが変態仮面みたいなVフロント水着だったら立派な変態としての存在感もあったのでしょうけれど、そこまでするとさすがにお縄になってしまうのか。
彼の場合は見た目よりも、いちいちセリフの頭につける「だが待ってほしい」が気になって気になって。いやだって、全然待ってほしい場面じゃなくても毎回つけるので、今関係ないじゃんという違和感がどうしてもつきまとってしまいました。だが待ってほしい、はやはりここぞというシーンで使わないと言葉の持つ強さが損なわれてしまう。それだと、ただセリフの頭に意味なくつけてるだけだもんなあ。
これなら、まだ姫様のやたら死語を使いたがるくせの方が、ちゃんと意味通っているだけ引っかからずにすみました。ってか姫様の死語って昭和レベルだぞ。今の若い子は知らないどころか、三十路レベルでも知らないんじゃなかろうかw
戦闘シーンは、わりとオーソドックスにゲーム的でトレイン戦術にしてもAP貯めにしてもイメージしやすくはありました。でも、敵NPCの思考パターンはかなり古いゲームのAIっぽいなあ。まあパターンがはっきりしている、というのはゲームとしては大事なのかもしれないけれど。
わざわざ最優先で選択権を得ていながら、優秀なNPCを選ばずにわざわざ最弱のキャラクターを選んで、魔改造に走るあたりは主人公のブレない方針である。
ただ、蓮の育成方針に沿ったスキルとかが現れてしまうというのは、蓮がゲームシステムの間隙をついて本来存在しないところから有効な戦術を編み出す、というよりもゲームの運営が既に用意していた育成ルートを発見するという感じで、運営の思惑を超えてという風ではないのは若干ジャイアントキリング!という盛り上がりに欠けるところかもしれない。
今回は一連のエピソードが完結する前に途中で中断と相まってしまいましたしね。本番は次回か。

シリーズ感想