4話のファントムおばあちゃん登場まで視聴。
いや、これ予想外に面白いですよ?
正直、そこまで期待していなくて特に空戦に関しては同じクールに【荒野のコトブキ飛行隊】が放映されるということで、あれと比べられるとツライことになるだろうなあ、どうせ省エネ作画で対ザイ戦闘も果たしてどこまで描けるのか、と思ってただけに4話のグリペンの爆発を背景にしたテイクオフシーンなんか凄く手に汗握りましたし、肝心の空戦シーンも思ってた以上に楽しめた。
実際に戦闘機が飛び回る動きのあるシーンだけではなく、現代空戦は防空管制指揮所のシーンがけっこう重要であり演出としても盛り上がる要素となり得るんですよね。パトレイバーの劇場版然り、ガメラ3のイリス要撃戦然り。本作でも、そのへんを結構上手く使っていて、グリグリと動かすシーンを介在させずに激戦を感じさせたり緊迫感を醸し出す演出として、これがなかなか効果的に使われてるんですよね。
ファントムとの模擬戦闘でもこのあたり、イーグル撃墜判定が実際判定食らうシーンなしにうまいこと使われてましたし。

原作はまだこのあたり、キャラが出揃わずに物語の方向性もなかなか見えてこない手探り感があったのですが、アニメの方はこれこの期間をキャラを見せて掘り下げるほうにも上手く使われていて、グリペンの魅力を期待以上に引き出している感じなんですよね。それと同レベルで八代通さんのアクの強さもアニメでは俄然強調されているような気もしますけど。あの人技術者として以上に組織の長としての交渉力、政治力がマジぱねえんですが、現時点でも既に怪人っぽさが滲み出てるもんなあ。
この調子なら、本作の特徴の一つである政治サスペンス、国際謀略戦の要素もそのうち見せてもらえるかも。それらが本格的になってくるの、どうにもアニメ化される範疇ではなさそうですが。

しかし、ファントムはなんかいいなあ。見た目良いところの清楚なお嬢様、という感じがスラッとした立ち居振る舞いからその来ている服装からと感じられて、ここはアニメ化の眼福ではないかと。
あれで、そうそう出てきた時はほんとに性格悪かったんだよなあ。いやまあ、最新刊近くでも性格悪いと言うかひねてるんですが。
でも、これから登場するであろう数あるアニマの中でも、なにげにヒロインらしく乙女化するアニマってファントムだけなんですよね。グリペンは完全別枠として、他のアニマってイーグル含めて仲間にはなってもヒロインとは言い難いんですが、ファントムは、ほんとファントムは女の子してるんだよなあ。とてもアニメではそこまで行かないんでしょうけれど、これだけ出来が期待以上だと先も見たくなってきました。
あと、戦闘機としてもファントムのデザインって、こうしてみるとあのごっつさというか若干古臭さを感じさせるシルエットといい、好きですわー。