第4節「異境の魔獣」から第6節「魔将降臨」の1まで。

アポクリファ・イベントのCM映像でジャックを肩に乗せて走るスパルタクスが居たけれど、彼って庇護対象となるような子供相手にはこれだけ優しいのか。
まあ何故かバーサーカーたちは、特に体が大きいタイプだと小さい子供相手には優しいという印象があるのだけれど。
それにしても、普段は会話もままならないくらいで圧制圧制しか言わないスパルタクスさんがえらい饒舌に喋ってて驚き。それも、かなり理知的な内容なんですよね。

特に、この中国異聞帯の住人たちが無知を強いられているのを知った時の怒りは、感情的なものではなくとても理性的な怒りだったんですよね。
その上で、彼が語る心情は、あれはフェアプレイの精神というべきか、ちゃんと異聞帯を対等の人理として認めているというのか。
そうなんだよね。かつて、ロシアや北欧の異聞帯が人理の後継者としてカルデア側の世界を認めて、送り出してくれたように、もしここでの異聞帯に自分たちが敗北した際はこの地球上において未来に続いていく人理として、この中国の異聞帯に想いを「託す」結末もありえるのだ。
ならば、託すに相応しい異聞帯として、競い争ってほしい。圧制を憎む、搾取を憎む、一方的に奪い虐げるを憎むスパルタクスの、これが正しい異聞帯との戦いかたなのか。
なかなかに考えさせられ、クリプターと戦い異聞帯と一席を奪い合い相手を消し去ろうとしている立場として頷かされるものがあったのでした。

しかし、ゴルドルフ所長ってばマスターにさえ、いずれ圧制者となるもの、と言ってはばからないスパルタクスをして、「圧制者のようで圧政経験のない人物」とかめっちゃ好意的に見られててワラタ。

衛視長が凍結英雄から解凍してきたのは、明時代の女将軍秦良玉と国士無双の韓信。
ってかこの秦国の辿った歴史ってどうなってるんだろう。王朝が滅んで乱世となる、ような歴史は辿らなかったとしても、相応の内乱みたいなのは度々起こっているのか。そこで功績をあげた英雄たちが凍結処理されて保存されてる、ということなのかしら。
一方で中国以外の地域にも進出して、地球統一してしまっているみたいだけど。
それにしても、韓信ってこんなんなの!? 超オタク男子!? 系統としてはカエサルさんと同系列!?

そして、切り札というか決戦兵器として投入されたのは、項羽将軍。なんか、ダ・ヴィンチちゃんに機械認定されちゃったぞ!? いや、見た目から人間やめてるなあ、とは思ったけれど今更人外英雄なんて珍しくないから、こういう項羽将軍なのかと思ったのだけれど、改造人間とかした項羽なの?
いやこれ、ヒナコちゃん的にはどうなんだろう。見た目変わっても項羽将軍は項羽将軍だから構わないのだろうか。それか、本来から項羽ってこういう存在だったということなのかしら。
しかし、どちらかというと乱世向きの英雄だった項羽の逸話からすると、とても理性的で平和を尊び始皇帝に忠義を示している項羽ってなんかびっくり。