【戦闘員、派遣します!3】 暁 なつめ/カカオ・ランタン  角川スニーカー文庫

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キサラギ本社からアジト建設を早く進めろと指示が入り、六号たちは作業に追われていた。しかし、先の戦いでデストロイヤーを転送してもらい、悪行ポイントはマイナス。建設に必要な重機や物資を取り寄せるために彼らがとった行動は――お城に住むティリスの部屋へ日夜侵入すること!?そこでは宴会芸秘技【チョンマゲ】を凌ぐ〇〇が行われていて!?
一方、アンデッド祭りを取り仕切るグリムは悪霊の依り代となる人形を作り、真面目に準備を進めていた。その活動を逆手にとり、またしても魔王軍が襲いかかろうとしているともしらず……。
バカとマジメが交差するとき物語は――な、第3巻!

グリムさん、死んでばっかりや! というわけで、担当回になった途端に死にまくるアンデットみたいな謎存在のグリムさん。その死因の殆どが自爆、というあたりはもうさすがグリムさんとしか言いようがない。基本的に役に立った試しがないんじゃないだろうか、と思ってしまうくらいに勝手にやらかして勝手に自爆していなくなってしまうのだけれど、何気にちゃんと国からお給料貰っているという意味でもメンバーの中で一番生活力はあるんですよね。
生活力と女子力はイコールじゃないよ、というのを体現している人でもあるが。なんだろう、この圧倒的な行き遅れ感は。若さがないというか、おばちゃんというイメージがこびりついてしまっているというか。何気に根本的なところで怠惰っぽいので、下手に主婦にすると毎日ぐーたらして何もしなくなりそうなんだけれど、逆に自分だけ働いてヒモに貢いで養う方にまわるとマメに頑張ってくれそうな性質が伺えるので、結婚相手は優良物件よりもダメ男の方が人生締まるタイプな気がする。まあ、男に捨てられるとその時点で心折れそうな気もするので、ダメ男を相手にしていると最終的に破滅しそうでもあるけれど。
面倒見のよい旦那さんに一生養ってもらう方が、幸せになれますか?
6号、十年後まで余ってたら貰ってやるとか、よくまあ口約束でもそんなこと言えたなあ。周りの女性があんまりにもあんまりな連中ばかりになってしまったので、なんかこう基準がおかしくなってしまったのだろうか。元の組織の幹部さんたちに早くこっち来てもらった方がいいんじゃないだろうか。あのお姉さんたち、何だかんだとこっちのメンツよりは女子力高そうだし。
いやまあ、長年ひどい目にあい続けてきた六号からすると、言いたいことは山程出てくるかもしれないが。
でも、スノウと比べたら大概マシに見えると思うよ、うん。
あのスノウの堕ちっぷりはライトノベルのヒロインとしては、これかつてないレベルなんじゃないだろうか。もはやこれをヒロインと言ってもよいものだろうか。ここまでくると、どこまで果てしなく堕ちていくのか楽しみにすらなってくる。

しかし、この悪の組織の悪行ポイントの算出基準ってほんとどうなってるんだろう。そのへん、戦闘員たちもわかっていないっぽいにも関わらず、手探りで「お姫様の部屋に夜間侵入して密かにお祭りをはじめる」という行為に手を染めてしまうあたりに、なにがどうやってそうしようと思ったと問いたいw あと、あの捕まった戦闘員10号のあれはさすがにアウト! 完全にアウト!
そろそろお姫様は魔王軍と同盟してこの連中始末にかかった方がいいんじゃないだろうか。
あと、アジトは爆発オチは意地でも譲れない鉄板なんですね、なるほど。

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