前回の記事です。




さて8月はお盆休みが絡むせいか、中旬あたりの発売日が若干ズレております。具体的にはGA文庫が8月9日に繰り上がってますね。


ではまず取り上げるのはこれ。
ロードス島戦記 誓約の宝冠 1】 水野良(角川スニーカー文庫)

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最古参にして伝説のライトノベルたる【ロードス島戦記】の正式続編。本物の正式な続編でありますよ。表紙絵を飾るのは本邦におけるエルフの原点とも言えるディードリット。でもこれ、自由騎士パーンと妖精ディードリットの物語の続編、ではないのです。あれから100年後、という舞台設定。マジかー。既にあのロードス島戦記の時代のキャラクターたちが殆どいらっしゃらないということに。それこそ、妖精族の血を引いているキャラしか生きていないじゃないか。
と、ここで色々と情報を辿っていて気づいたのですが……。本作の舞台となるロードス島の戦乱って、実はちゃんとロードマップに載ってるんですよね。これ【クリスタニアワールド】に繋がる話じゃないですか。この戦乱の際にロードス島を脱出した一団が、クリスタニア大陸へとたどり着いて、新しき民として王国を建てるのです。いやこのロードス島戦記本編から100年後の戦乱って、ずっと気にはなっていたのですが描かれる事はないだろうと思っていたので、まさかここで小説として出版される事になるとはなあ。パーンを亡くしたディードリットがどうしているのか、ここが一番気になる所でもあるだけに、色んな意味で注目の一作であります。



【ウィッチクラフトアカデミア 〜ティノと箒と魔女たちの学院〜】 逢空万太(LINE文庫エッジ)

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【這い寄れニャル子さん】の逢空万太氏が久々の新作引っさげて、新レーベルのLINE文庫エッジから登場。最後に出した作品からもう2年以上音沙汰なくなってしまっていたので、もう作品を書く事はないのだろうかと若干諦め気味だったのですが、こうして新作を書かれたことは喜ばしい限り。
今までの癖のある主人公と違って、今回はどうやら頑張り屋のショタ少年が主人公、しかもスポ根!?ということで今までとちょっと傾向が違うのかもしれませんが、それも新たな醍醐味ということで。いや、読んでみたら今まで通りな食わせ者な男の子なのかもしれませんけど。


りゅうおうのおしごと! 11】 白鳥士郎 (GA文庫)

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完全に銀子を殺しに掛かってる第11巻。ここで銀子と八一の原点回帰に、合わせて幼い二人の並び立つ表紙絵と来ましたよ。ここまで何巻もかけて丹念に丹念に銀子のことを追い詰め続けてきたシリーズの、いわばここが山場でしょう。はたして、銀子は将棋指しとして生き残れるのか、メインヒロインのなれるのか。


吸血鬼に天国はない】 周藤 蓮(電撃文庫)

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若き賭博師と奴隷の少女の間に育まれる淡い関係を描いた【賭博師は祈らない】の作者が送る新シリーズは、禁酒法時代の裏社会で非合法の運び屋を営む少年と行き場のない吸血鬼の少女の共同生活を描く物語。裏社会でいつ路地裏に死体を晒してもおかしくないような殺伐した環境で、居場所を持たないもの同士が淡い気持ちのよって結ばれていく、って前作と似た構図ではあるんだけれど、さても今回はどのような物語へと発展していくのか。



俺の妹がこんなに可愛いわけがない 13.あやせif(上)】伏見つかさ(電撃文庫)

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シリーズ完結してしばらく経ってからの、まさかの新規ルート開放であります。妹の友達に手を出してしまうという悪鬼の所業も、妹自身に手を出すよりはましなのか、合法なのか。いや、あらすじからすると兄貴はまだ高校3年生なので、あやせも中学生のはずだぞ。表紙からみると、若干成長しているようにも見えるのだけれど。制服はこれ中学生のだったっけか。
登場ヒロインの中である意味一番真っ当な恋愛に発展しそうなキャラがあやせだと考えれば、彼女がご指名を受けたのは順当なのかどうなのか。これ、好評かなにかだともしかして他のキャラルートの開放もあるんだろうか。たとえば黒猫の黒猫による兄妹同時攻略ルートとかw