読んだ本の数:26冊 うち漫画:0冊

あれ? 漫画読んでなかったの!? 自分でもびっくり。いや、購入は普通にしてるんですけどね、積んだままだったのか。普段、雑誌の方はあれこれかなりの数読んでいるので、むしろメッチャ読んだなあ、という気分だったのですが。
というわけで、先月と同じ冊数ながらライトノベルの方は数冊読んだ数は増えてますね。暑さも本格化してきて、帰ってきてぐったりという状況が続いているのでなかなかペース上がらないなあ。

今月は佐藤 真登月間ということで、GA文庫新人賞大賞受賞作である【処刑少女の生きる道(バージンロード) 】と【全肯定奴隷少女:1回10分1000リン】が登場。どっちもまた種類の違うガッツリとしたたべごたえのある作品で、シリーズ開幕に興奮が抑えられません。
注目は岡本タクヤさんの【学園者!】。この作者が本気を出すと、ここまでのクオリティの青春学園ものが出来上がるのか、と戦慄させられた逸品でありました。
そして、古めかしくも新しい【迷宮の王】の最新刊。人類が千年以上前から創造し紡いできた英雄譚と呼ばれる物語の、突端が今ここに……。


★★★★★(五ツ星) 1冊

全肯定奴隷少女:1回10分1000リン】 佐藤 真登/凪白 みと  MF文庫J(2019/7/25)


【全肯定奴隷少女:1回10分1000リン】 佐藤 真登/凪白 みと  MF文庫J

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まったくもって面白かったの!!!!!!!!!

★★★★☆彡(四ツ星Dash) 3冊

処刑少女の生きる道(バージンロード) ―そして、彼女は甦る―】 佐藤 真登/ニリツ  GA文庫(2019/7/12)
学園者! ~風紀委員と青春泥棒~】 岡本 タクヤ/マグカップ  ガガガ文庫(2019/5/17)
迷宮の王 2.勇者誕生】 支援BIS/目黒 詔子  レジェンドノベルス(2019/7/7)

【処刑少女の生きる道(バージンロード) ―そして、彼女は甦る―】 佐藤 真登/ニリツ  GA文庫

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これは、彼女が彼女を殺すための物語。生きてきた意味を見つけるための最期の旅。その果ての幸福な破滅へと辿り着くための未来への道。


【学園者! ~風紀委員と青春泥棒~】 岡本 タクヤ/マグカップ  ガガガ文庫

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トラブルシューターという立場から、幾重にも重なるレイヤー構造となっている学生たちの様々なグループ、階層、フィールドに首を突っ込める風紀委員。巨大学園のあらゆるところに介入出来るそれは、あらゆる種類の青春にふれることが出来るとも言えるのではないだろうか。
すなわち、青春全部入りである。


【迷宮の王 2.勇者誕生】 支援BIS/目黒 詔子  レジェンドノベルス

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最も新しい英雄詩篇でありヒロイックサーガとなるであろう一作である。
すなわち、ハイ・ファンタジーとは斯く在りき。


★★★★(四ツ星) 4冊

理系な彼女の誘惑がポンコツかわいい】 長田 信織/うまくち醤油  角川スニーカー文庫(2019/7/1)
魔弾の王と凍漣の雪姫(ミーチェリア)2】  川口 士/美弥月いつか ダッシュエックス文庫(2019/2/22)
数字で救う! 弱小国家 4.平和でいられる確率を求めよ。ただし大戦争は必須であるものとする。】 長田 信織/紅緒  電撃文庫(2019/7/10)
賢勇者シコルスキ・ジーライフの大いなる探求 ~愛弟子サヨナのわくわく冒険ランド~】 有象利路/かれい 電撃文庫(2019/6/8)

【理系な彼女の誘惑がポンコツかわいい】 長田 信織/うまくち醤油  角川スニーカー文庫

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【魔弾の王と凍漣の雪姫(ミーチェリア)2】  川口 士/美弥月いつか ダッシュエックス文庫

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【数字で救う! 弱小国家 4.平和でいられる確率を求めよ。ただし大戦争は必須であるものとする。】 長田 信織/紅緒  電撃文庫

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【賢勇者シコルスキ・ジーライフの大いなる探求 ~愛弟子サヨナのわくわく冒険ランド~】 有象利路/かれい 電撃文庫

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今月のピックアップ・キャラクター

弥勒院由槻 (理系な彼女の誘惑がポンコツかわいい)
エレオノーラ (魔弾の王と凍漣の雪姫)
ナオキ (数字で救う! 弱小国家)
ソアラ (数字で救う! 弱小国家)
メノウ (処刑少女の生きる道)
アカリ (処刑少女の生きる道)
モモ (処刑少女の生きる道)
牛込山伏町カイル (新宿もののけ図書館利用案内)
冬瀬那雪 (ラストラウンド・アーサーズ)
サヨナ (賢勇者シコルスキ・ジーライフの大いなる探求)
奴隷少女 (全肯定奴隷少女:1回10分1000リン)
レン (全肯定奴隷少女:1回10分1000リン)
ミュリナ (全肯定奴隷少女:1回10分1000リン)
椎名良士 (学園者!)
三島香澄 (学園者!)
ザーラ (迷宮の王)
ゴンドナ (迷宮の王)
ナーリリア (迷宮の王)
六元鏡光 (なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?)
サーフェ (モンスター娘のお医者さん)




以下に、読書メーター読録と一言感想。
7月の読書メーター
読んだ本の数:26
読んだページ数:8054
ナイス数:123

お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 (GA文庫)お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 (GA文庫)感想
★★★☆ タイトルからどれだけ甘やかされてしまうのかと思ったら、一人暮らしで持ち崩していた生活習慣をお隣さんがおかんよろしく地道に矯正してくれるという、駄目人間よりもむしろ真人間にしてもらう話なんじゃなかろうか。どちらも関係を急ぐことなく、お互いの存在が段々と傍にいることが自然になっていく様子が秀逸。その分、確かに焦れったくもあるのだけれど、彼らの場合は急かさず自然に出来上がっていくのが一番に思える。母バレや友人バレという刺激があることで進展はしてるのだけれど。
読了日:07月02日 著者:佐伯さん
異世界再建計画 1 転生勇者の後始末 (レジェンドノベルス)異世界再建計画 1 転生勇者の後始末 (レジェンドノベルス)感想
★★★ 先に召喚された勇者が起こしてしまった文化の発展加速によって生じてしまった歪を修正するため召喚された一般人。ただ既に定着してしまった文化を時計の巻き戻しよろしくなかったことには出来ないので、その修正のためにやることは、対処療法としてやはり現代地球の知識の輸入になってしまう。専門に程遠い中途半端な知識でのパッチワークは、結局その結果どんな影響が発生するかわからないという点でやってることは一緒なんですよね。自覚ありつつどうするのかと思えば、ラストで大転換。持っていき方次第で話はだいぶ動きそうだが果たして
読了日:07月03日 著者:南野 雪花
幼なじみが反対しますが秘密結社を廃業することにしました (講談社ラノベ文庫)幼なじみが反対しますが秘密結社を廃業することにしました (講談社ラノベ文庫)感想
★★★☆ 廃業が本格的だ! でもこれだけ後腐れない
ように立つ鳥濁さない廃業計画ってなかなか立てられないだろうに、これを実行に移しているだけでも三代目優秀でしょう。独断専行ではなく大幹部への事前の根回しや、資産の処分、関係各所への丁寧な通達と連絡と支援の要請、逆にばっさり突き放すところは突き放して、とこのへんの緻密なごちゃごちゃ感が自分の好みなのかえらい読んでて楽しかった。秘書な姉と違って現場の一怪人であった妹の、事前に何も知らされず、心配と不満と不安が入り混じった奔走が結構擽られる心情でここも好きだな
読了日:07月03日 著者:神野 オキナ
理系な彼女の誘惑がポンコツかわいい (角川スニーカー文庫)理系な彼女の誘惑がポンコツかわいい (角川スニーカー文庫)感想
★★★☆ ……いやちょっと待って、恋に落とした方が勝ち、とか言っているけど、自分に対して証明出来ていないだけで、お互い既にべた惚れじゃないですか。一般人には何言ってるかわからず思考回路が理解できないだけで、結論としてどっちもべた惚れしてます、というの傍目で丸わかりじゃないですか。デート回なんか、とかく行動だけ見てたらド直球に好きを表現している始末。ただ、これを証明するとなると、途端に難儀になる。何となくの感覚じゃダメなのだ。だからこそ、定義されたラストが映える。情と理が見事に掛け合わされた答えの美しさよ
読了日:07月07日 著者:長田 信織
魔弾の王と凍漣の雪姫 2 (ダッシュエックス文庫)魔弾の王と凍漣の雪姫 2 (ダッシュエックス文庫)感想
★★★★ 前作メインヒロインのエレン、今回は領地との繋がりもなく疎遠で行くのかと思えば、がっつり絡んでくるじゃないですか。やはり相性は抜群のようで出逢えば意気投合。しかも、身持ちの固いミラに対してエレンはやたらと全裸登場が多くセクシー担当なのか。ミラ一筋だけど、早急に子供を求められているのもあり、前回と同じく嫁さん多数路線も大いにありそう。ミリッツァ、出番多いのは主要ヒロイン候補なのかやはり。ダーマードも殆ど第二主人公ばりに独自に動いてるなあ。
読了日:07月07日 著者:川口 士,美弥月いつか
私は隣の田中です 隣人は退魔師の主人公!? (富士見L文庫)私は隣の田中です 隣人は退魔師の主人公!? (富士見L文庫)感想
鈍感もすぎると無神経に見えてしまうのは男女関係なしですね。小説の中のモブキャラと同化した、という設定ながら肝心の原作小説との差異による展開の妙などが全くなく、というか原作そっちのけだし、そのわりにマイの物語としても盛り上がりに乏しいし、ちと面白さの起伏がないかなあ。如月も、イケメンで積極的なのに相手にされない、という立場なのにイマイチ愛嬌が足りず、アプローチもあんまりうまくないし。ちょっと自分には合いませんでしたね。
読了日:07月09日 著者:秋月 忍
数字で救う! 弱小国家 4 平和でいられる確率を求めよ。ただし大戦争は必須であるものとする。 (電撃文庫)数字で救う! 弱小国家 4 平和でいられる確率を求めよ。ただし大戦争は必須であるものとする。 (電撃文庫)感想
★★★★ 思いっきり五巻出すつもりありますよね、という引きも然ることながら、冒頭からドクくんと同じ顔で「お、おぅ」となったツナちゃんの独壇場。このかっ飛ばし方は書きたいものを存分に書いちゃるぜという作者先生のハイテンションが感じられて何とも痛快。いやさ奥さんになってもぼっち前回なソアラさんに対して、ライナス公たちとマブダチごっこしてる旦那宰相の悪の魔術師ぶりたるやヤバイヤバイ。三十年戦争あたりをモデルとした国際情勢の中に打って出るスケール感は、むしろシリーズの勢いを増々てて、やはり5巻出さないと!
読了日:07月11日 著者:長田 信織
処刑少女の生きる道(バージンロード) ―そして、彼女は甦る― (GA文庫)処刑少女の生きる道(バージンロード) ―そして、彼女は甦る― (GA文庫)感想
★★★★☆ それぞれに生きる道がある。生きてきた意味を知る旅路だ。処刑人の少女にとっては、それは探そうともしていなかった道であり、アカリにとっては望むべき死に至る道ですらある。二人にとっての幸福は、二人にとっての終着点だ。それを二人は知らずして既に心から望んでいる。だから、これは破滅の物語なのである。二人が幸せな結末を迎えるための、破滅の物語なのだ。その果てを、覆す終わりがあるのだろうか。師匠から送られた台詞、破滅の向こう側が垣間見える。そこに果たして二人の本当の生きる道が見つかるのだろうか……。

読了日:07月14日 著者:佐藤 真登
魔術破りのリベンジ・マギア 6.九尾の権能と鬼哭の獣 (HJ文庫)魔術破りのリベンジ・マギア 6.九尾の権能と鬼哭の獣 (HJ文庫)感想
★★★☆ お兄ちゃん、なかなか複雑な立場っぽいなあ。とはいえ晴栄を兄として気にかけ情を注いでいるのは間違いないようで、晴栄の復讐心がどれだけ目を曇らせていたのかがわかる。今からでも遅くはないと思いたい。そんな不穏な本家はとりあえず置いておいて、復讐の同志とも言える式神孤狼丸の物語でありました。それ以上に玉藻前のお話だったような気もしますけど。千年を越えてなお絆として残る愛情の残滓というロマンティックな話でもありました。
読了日:07月14日 著者:子子子子 子子子
中ボスさんレベル99、最強の部下たちとともに二周目突入! (角川スニーカー文庫)中ボスさんレベル99、最強の部下たちとともに二周目突入! (角川スニーカー文庫)感想
★★★☆ 中ボスさん自身、相当の実力者なんだけれどそれ自体は彼の管理職としての働きには何ら寄与してないんですよね。あくまでダンジョンを立て直せたのは、彼の人材活用術。存在価値を認めてくれて、能力を活かしたやり方を提示し、手厚い保障で後顧の憂いをなくさせる。この人のために頑張ろう、と思わせてくれる上司は宝石のようなものですからねえ。社畜っぽいのが難だけど。やりがいというのは押し付けるものではなく、自分の胸に秘めるもの。一方的ではない双方向の関係こそが、彼の救いになったんだなあ。
読了日:07月15日 著者:猿渡 かざみ
王女殿下はお怒りのようです 2.精霊王の来訪 (オーバーラップ文庫)王女殿下はお怒りのようです 2.精霊王の来訪 (オーバーラップ文庫)感想
★★★☆ レティ、特に短気でもなくどころか無関心の度合いが広くて滅多怒るような娘ではないのだけれど、今回も何気にお怒りのシーンが有るので、もしかして毎回逆鱗に触れる場面があるのだろうか。ドロッセルとしての記憶がさっぱりないの、生活する上で全く支障がないのだけれど、それはそれとして消えてしまったドロッセルとしての過去は消えてなくならず、彼女の消えた意識の行方とともにまだ絡んでくる様子。流石になかったことにされるには可哀相すぎるもんなドロッセル。
読了日:07月16日 著者:八ツ橋皓
新宿もののけ図書館利用案内 (メゾン文庫)新宿もののけ図書館利用案内 (メゾン文庫)感想
★★★☆ 館長代理のカイル君、堅物の愛想がないイケメンクールタイプかと思ったら、めちゃ可愛いタイプの子だな! 本人すごく生真面目なのに、それが妙に愛嬌になっているというか。真面目な猫、ってなんか可愛いですよね、うん。詞織の内気な所はヒロインとして大丈夫かと心配もしたのですが、むしろ自然とカイルの方を詞織の方が引っ張ったり背中を押したりする場面が多くなっていくんですよね。実に相性の良いコンビで、脇を固めるサブキャラたちも魅力的でまさに良作でありました。
読了日:07月17日 著者:峰守 ひろかず
異世界食堂 5 (ヒーロー文庫)異世界食堂 5 (ヒーロー文庫)感想
★★★☆ ただマスターキーを引き継いだだけじゃなく、お店としてのスタンスも先代から今代の店主なりのものにすることで、名実ともにねこやは今の店主のものになったのか。料理の種類も洋食に拘りなくなりましたもんね。まだ客が殆ど居なかった頃の話が出てくると、今の多士済々な繁盛ぶりがまた別の印象を与えてくれるんですよねえ。しかし、ねこやは何気にデザートが充実してるなあ。パフェであれだけ種類ある洋食屋って多くはないと思うぞ。
読了日:07月19日 著者:犬塚 惇平
ラストラウンド・アーサーズ3 雪の少女とアーサー殺しの王 (ファンタジア文庫)ラストラウンド・アーサーズ3 雪の少女とアーサー殺しの王 (ファンタジア文庫)感想
★★★☆ そういう風に言われると、アーサー王が暴君に見えてくる不思議。古代の王の施政なんて、多かれ少なかれ暴君的なものが介在していると思うけれど、流石に子供殺しはねえ。アーサー王の孤独に関しては、円卓みんなの責任というけれど、この件はモーさんの責任はあんまりない気がするなあ。円卓でも一番生真面目じゃないの、この子。
読了日:07月19日 著者:羊太郎
賢勇者シコルスキ・ジーライフの大いなる探求 ~愛弟子サヨナのわくわく冒険ランド~ (電撃文庫)賢勇者シコルスキ・ジーライフの大いなる探求 ~愛弟子サヨナのわくわく冒険ランド~ (電撃文庫)感想
★★★★ 凄えな! いやマジすげえなこれ! 超笑えるギャグ4コマ漫画のキレキレの部分を抽出してラノベにしたような、兎も角序盤におけるキャラ同士の掛け合いの切れ味は他に類を見ない凄まじさで、ともかく尋常でなかった。あそこまで圧巻の掛け合いは見たことのないレベルで笑いながら白目剥いてた。ただ後半に行くにつれてメタネタに頼る部分が増えてくるのと物語としての比重が増えたことで勢いが減ってきて、自分としてはグダグダになって最初の切れ味が落ちてしまった気がするのです。最初のキレのままなら自分的にも伝説になりそうだった
読了日:07月21日 著者:有象利路
城下町は今日も魔法事件であふれている (2) (角川スニーカー文庫)城下町は今日も魔法事件であふれている (2) (角川スニーカー文庫)感想
★★★ 二番目の異物混入事件の犯人は、というか展開はテンプレさんの喉を手刀で突くような流れで結構面白かった。その分、最終話はいまいちスッキリせずに終わってしまったので残念だったかなあ。犯人の動機がちと腑に落ちないというかわからない部分があったし、肝心の悪者が野放しだっただけに。シリーズ続けばまだオトシマエをつけれる余地があったんだろうけど。
読了日:07月21日 著者:井上 悠宇
魔法少女育成計画 episodesΔ(エピソーズ・デルタ) (このライトノベルがすごい! 文庫)魔法少女育成計画 episodesΔ(エピソーズ・デルタ) (このライトノベルがすごい! 文庫)感想
★★★☆ 表紙がこれスノーホワイトとラ・ピュセルになるのか。未だ根強い人気があるラ・ピュセル。惜しい子を亡くしたものです。そんな彼の短編もあるわけで……って、この子以外にも男の子の魔法少女存在したのか!! 初登場ですよね、この子。もう誰が誰やらわからんところがあるので。魔法少女狩りと呼ばれだした頃のスノーホワイトの話がまた印象的。スノーもあっという間に修羅になってるなあ。そして、ひたすら常識人な魔王パムさん。この人も強さの割にマトモ過ぎたのが良かったのか悪かったのか。
読了日:07月22日 著者:遠藤 浅蜊
灰と幻想のグリムガル level.13 心、ひらけ、新たなる扉 (オーバーラップ文庫)灰と幻想のグリムガル level.13 心、ひらけ、新たなる扉 (オーバーラップ文庫)感想
★★★☆ セトラ、打ち解けられないなあと思ってたけど、自分でも疎外感感じてたのか。ユメなら兎も角シホルとメリィ相手だと辛いよなあ。ユメ抜きのシホルとメリィというコンビのあのシットリとした雰囲気には痺れるものがあったけど。何度目かという逸れ展開に、またぞろ異世界である。グリムガルでの冒険を見たいんだけどなあ。そして、今回のクザクくんの圧倒的なヒロイン感。クザク、ハルヒロのこと好きすぎだろうw
読了日:07月22日 著者:十文字青
学園者!: ~風紀委員と青春泥棒~ (ガガガ文庫)学園者!: ~風紀委員と青春泥棒~ (ガガガ文庫)感想
★★★★☆ ギャグでもコメディでもないけれど、ポップでで明るい空気感の中で繰り広げられる青春劇。青春とはなんぞや、というのを深く真摯に追求するようなそれは、あまりにもド直球で凄まじい豪速球だった。いやこれ、青春モノとしてクオリティがべらぼうに高い。前作も相当に面白かったけど、この人ノリを真面目な方に振るとこんなとてつもないものを仕上げてくるのか。正直言って度肝を抜かれる出来栄えだった。現実的の枠を超えないくせにやたらと存在濃度が濃い登場人物たち。ああまさに、ここが青春の渦中である。
読了日:07月23日 著者:岡本 タクヤ
迷宮の王 2 勇者誕生 (レジェンドノベルス)迷宮の王 2 勇者誕生 (レジェンドノベルス)感想
★★★★☆ 本邦において、これほど真に迫った「サガ」と呼びたくなる作品は、この作者が手掛けたものこそが随一である。英雄パンゼルの物語は息子ザーラへと引き継がれ、彼が繰り広げる幾つもの冒険譚は、英雄叙事詩というものに相応しいものなんですよね。それを、この今この時代にライトノベルという枠内で、新たな物語として読める事には感動のようなものを抱いてしまいます。若者の冒険はさらに続く、そしてその最果てに、父と約束を交わした迷宮の王が待っている。本邦最高のヒロイックサガを是非御照覧あれ。
読了日:07月23日 著者:支援BIS
全肯定奴隷少女:1回10分1000リン (MF文庫J)全肯定奴隷少女:1回10分1000リン (MF文庫J)感想
★★★★★ 千リンを払うことで、10分間だけあらゆる愚痴を受け止めて、全肯定してくれる謎の奴隷少女。言葉を尽くすからこそ、言葉に重さがあり厚みがある。心に届く言葉がある。商売抜きで彼女がレンくんに語りかけてくれたシーン、2つともに彼女の台詞に込められた優しさに、温かさに痺れ上がってしまう。勇者でも何でも無い田舎から都会に憧れて出てきた等身大の男の子であるレンが、弱くて情けなくてみっともない自分を、奴隷少女ちゃんとそのお客たちのやり取りを通して向き合うお話であり、格別の成長譚である。
読了日:07月25日 著者:佐藤 真登
今日も俺は暗黒幼馴染に立ち向かいます。 魔法使いたちの望みと願い (MF文庫J)今日も俺は暗黒幼馴染に立ち向かいます。 魔法使いたちの望みと願い (MF文庫J)感想
★★★☆ んんん? これってあんまり暗黒じゃないような気がするぞ。幼少時に散々イジられた事でシガノの事が若干トラウマ化してるミキヤ。なので、シゲノが何かするたびに過剰に警戒してビビってるのだけれど、言うほど今のシガノって非道い事は仕掛けてきてないんじゃないかしら。それどころか、シガノの言動はイチャイチャしてキているようにしか見えないんですよね。まあ彼女も思わせぶりにイビるぞーと脅しに掛かってて、それでミキヤがビビるのを見るのが大好き、という体なのが悪いのですが。本人が楽しそうだからいいのか、これ。
読了日:07月26日 著者:葉村哲
34歳カードゲーマー和泉慎平 信金営業は魔法少女を狩る (Novel 0)34歳カードゲーマー和泉慎平 信金営業は魔法少女を狩る (Novel 0)感想
★★★☆ 苦痛なばかりの仕事に追われる日々。生活に潤いはなく愛する家族もいない独身生活。そんな中で救いは趣味のアイドルと人生の多くを費やしてきたカードゲームのみ。しかし費やしてきたからこそ自負が在り矜持がある。彼に正義はないだろう、しかし生きたいと抗うのは悪なのか。その足掻きを支えるものこそ彼の矜持、カードゲームの腕前なのだ。見っともなくとも、それこそが魔王も認め、晶が憧れ支えとした強さであり、傲慢をねじ伏せ理不尽を叩き伏せる中年男の戦いなのだ。良きかな。
読了日:07月27日 著者:楽山
なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?5 鋼の墓所 (MF文庫J)なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?5 鋼の墓所 (MF文庫J)感想
★★★☆ 六元鏡光とバルムンクのおっちゃんが凄いラブコメしてるんですけど!? 鏡光さん、ライオン丸気に入っちゃったかー。お互い素でツンツンしてるのだけれど、バルムンクは普段の威厳はどこへやらな口喧しいお母さんと化しているし、鏡光といえばバルムンクに手を出されそうになった途端に、それは私のだー!と大いに激高。ただしペットだからと強調、ツンデレかよ! ある意味主人公サイドよりも甘酸っぱいことになってませんかねw
読了日:07月27日 著者:細音 啓
素直になれたら廃ゲーマーな妹でもかまってくれますか? (講談社ラノベ文庫)素直になれたら廃ゲーマーな妹でもかまってくれますか? (講談社ラノベ文庫)感想
★★★☆ 数少ない味方をも自分から突き放していくスタンス、これは確かに面倒だなあ。そうしたいからしているのではなく、視野狭窄になって、というあたりが特に。それでも絶対的に味方になってくれる人が、兄にサブマスにリアルの親友と三人もいるのだから恵まれているのでしょう。性格というのは自分でも如何ともし難いものなんですよね。ブラコンだけど、あくまで兄妹としての関係なので、穂乃果と裕子については二美の方が積極的に後押ししてくれてもおかしくはなさそうだけど。
読了日:07月28日 著者:落合 祐輔
モンスター娘のお医者さん 3 (ダッシュエックス文庫)モンスター娘のお医者さん 3 (ダッシュエックス文庫)感想
★★★☆ サーフェ、あれだけ嫉妬深いにも関わらず友情を優先できるあたり、本当の意味で情の深い女性なのだなあ。それもグレン先生が自分を選んでくれている、という確信と自負があるからだろうけど。サーフぇとティサリア、アラーニャたち年長組と、イリィ、ルララ、メメという年少組というヒロイン同士で横の繋がりが密接になっていくのも、とても好みな描かれ方です。しかしここで、スカディ様という強力なダークホースが出てきたもんだ。ラストのあの呼び方はズルいにもほどがあるw
読了日:07月31日 著者:折口 良乃

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