読んだ本の数:25冊 うち漫画:3冊

11月は完全に燃料切れ。仕事から帰ってバタンキューとなる日が続いてしまい、休日も大して読めなかったんですよね。先月から激減という形で読了数が出てしまいました。
年末に向けて一気に積ん読本片付けていきたかったのにーー。
今月はほんと余裕なかったなあ。

さて、そんな中でも良きシリーズ完結編を手に取ることが出来ました。ロード・エルメロイII世の事件簿は何とか12月までに読み終えたかったので読めてよかった。内容的にも大満足の逸品でした。そして【戦うパン屋と機械じかけの看板娘】。機械らしからぬ感情豊かなロボット娘と厳ついパン屋の店主の冒険譚でありロマンスも無事完結。読み終わって時間が経ってから余計に余韻が染み渡る良作でした。
新作では【疎遠な幼馴染と異世界で結婚した夢を見たが、それから幼馴染の様子がおかしいんだが?】がこぢんまりとした所に収まらない意欲作かつ良質の幼馴染ラブコメで、今後にも期待大ですよ。


★★★★★(五ツ星) 0冊



★★★★☆彡(四ツ星Dash) 3冊

終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか?#08】 枯野 瑛/ue 角川スニーカー文庫(2019/11/1)
戦うパン屋と機械じかけの看板娘 10】 SOW/ザザ HJ文庫(2019/10/31)
ロード・エルメロイII世の事件簿 10「case.冠位決議(下)」】 三田 誠/坂本 みねぢ TYPE-MOON BOOKS(2019/5/17)

【終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか?#08】 枯野 瑛/ue 角川スニーカー文庫

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帰ってきたヴィレムの状態が残酷すぎて、地獄風味この上なし。それでも、帰ってきてくれたこと自体が救いになる子が多すぎて、それがなんだか泣けてくる。アイセアも、ネフレンも、もうとっくに幼い妖精ではなくなっているのだけれど、それでもヴィレムの前では彼女たちはもう一度あの頃に帰れるのだ。


【戦うパン屋と機械じかけの看板娘 10】 SOW/ザザ HJ文庫

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改めて振り返って見ると、ほんとに良い終幕だったので星評価一つ増やしてこちらに。世界の危機の渦中にありながら、あくまでパン屋の店主と看板娘の物語として駆け抜けた本作。やるべきことやりたい事をしっかりやり通して、登場人物たちの人生を描ききった物語の結末はただただ感慨深さに浸るものでありました。よいお話でした、それに尽きます。


【ロード・エルメロイII世の事件簿 10「case.冠位決議(下)」】 三田 誠/坂本 みねぢ TYPE-MOON BOOKS

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ずっとずっと、ウェイバー・ベルベットのその言葉が聞きたかった。イスカンダルへと告げたるそれを聞きたかった。だから、それが聞けただけで満ち足りている。
少年が大人になったその後の物語、それをこれほど奥深く世界と人とを掘り下げる形で現出させてみせた三田誠先生の手腕には敬服の念を抱くしかありません。

★★★★(四ツ星) 3冊

疎遠な幼馴染と異世界で結婚した夢を見たが、それから幼馴染の様子がおかしいんだが?】 語部 マサユキ/胡麻乃 りお 角川スニーカー文庫(2019/11/1)
落第騎士の英雄譚(キャバルリィ) 17】 海空りく/をん GA文庫(2019/11/14)
友人キャラは大変ですか? 8】 伊達 康/紅緒 ガガガ文庫(2019/11/19)

【疎遠な幼馴染と異世界で結婚した夢を見たが、それから幼馴染の様子がおかしいんだが?】 語部 マサユキ/胡麻乃 りお 角川スニーカー文庫

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【落第騎士の英雄譚(キャバルリィ) 17】 海空りく/をん GA文庫

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【友人キャラは大変ですか? 8】 伊達 康/紅緒 ガガガ文庫

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以下に、読書メーター読録と一言感想
今月のピックアップ・キャラクター

神崎天音 (疎遠な幼馴染と異世界で結婚した夢を見た)
アイセア (終末なにしてますか? )
ネフレン (終末なにしてますか? )
ヴィレム (終末なにしてますか? )
ダイアン (戦うパン屋と機械じかけの看板娘)
スヴェン (戦うパン屋と機械じかけの看板娘)
ミソギ (地獄に祈れ。天に堕ちろ。)
イリア (七代勇者は謝れない)
ジオ (七代勇者は謝れない)
諸星雄大 (落第騎士の英雄譚)
システィーナ (ロクでなし魔術講師と禁忌教典)
ミーア (ティアムーン帝国物語)
ハートレス (ロード・エルメロイII世の事件簿)
ウェイバー・ベルベット (ロード・エルメロイII世の事件簿)
高月マコト (信者ゼロの女神サマと始める異世界攻略)
アルファロメオ (アキトはカードを引くようです)
サクリファイス (学園最強の異能ハッカー)




11月の読書メーター
読んだ本の数:25
読んだページ数:6815
ナイス数:107

疎遠な幼馴染と異世界で結婚した夢を見たが、それから幼馴染の様子がおかしいんだが? (角川スニーカー文庫)疎遠な幼馴染と異世界で結婚した夢を見たが、それから幼馴染の様子がおかしいんだが? (角川スニーカー文庫)感想
★★★☆ もっとシンプルな構図のラブコメを想像していたのだけれど、思いの外複雑な構造の話になっててちょっとびっくり。早々に夢についてバレるのも意外だったし、夢を操れるというのも本当だったのか。でもお陰で思っていた以上に話に奥行きが出てきたし予想がつかない展開になっている。幼馴染二人の仲も、ジリジリとした接近ではなくかなり踏み込んだものになってきそうだし、これは先が楽しみな作品になりそう。
読了日:11月03日 著者:語部 マサユキ
終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか?#08 (角川スニーカー文庫)終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか?#08 (角川スニーカー文庫)感想
★★★★☆ おかえりなさいのシーン、ここだったのか。全部終わってからのシーンにも見えていたのだけれど、まさかそういう場面だったとは。しかしヴィレムの状態、混じってる新しい人格なのかと思ったら石化した当時の状態、というのは辛いよなあ。クトリの事がなかった事になってるなんて。ネフレンにしてもアイセアにしても、もう一度会えたということになるんだろうか。そしてそれはクトリについても、と思わせるナニカがあのちびっ子にはあるわけで。あと、リーリァについて取り込まれた時一人だけ出てこれなかったことも。
読了日:11月04日 著者:枯野 瑛
戦うパン屋と機械じかけの看板娘 10 (HJ文庫)戦うパン屋と機械じかけの看板娘 10 (HJ文庫)感想
★★★★ エピまでしっかりやっての完結。キャラの人生を追い切ってのエンドは満足感あるけれど同時に寂しくもあるなあ。ダイアンは最初絶対黒幕でラスボスになると思ってたのに、黒幕は黒幕でも味方側の黒幕で有り続けたというのは中々見ない立ち位置のキャラでしたよね。個々の登場人物は概ね幸せになれたと思うのだけれど、それが世界の平和には直接繋がらなかった、という意味では正しくこれただのパン屋の物語だったと言えるのかも知れません。登場人物たちを愛おしく思える素敵な作品でした。
読了日:11月06日 著者:SOW
KEYMAN 13 (リュウコミックス)KEYMAN 13 (リュウコミックス)感想
紆余曲折あったけれど、ネクロのアレックスへの絶大な信頼は一貫して揺るぎなかったんですよね。それがクライマックスへ辿り着けた最大の要素だったのでは。フランクも結局アレックスに託す事になったわけですし。あまりに多くの悲劇があったけれど、ピートが幸せを掴めたのは本当に良かった。
ダイナミックなストーリーが素晴らしい傑作でした。
読了日:11月07日 著者:わらいなく
魔物たちは片付けられない(1) (ガンガンコミックスONLINE)魔物たちは片付けられない(1) (ガンガンコミックスONLINE)感想
ドラゴン、でかい割に器用すぎる。何気に高圧洗浄まで器用にこなしているし。元々マメな性格でなかったら、幾ら言われてもあんなに集中して掃除作業できないですよねえ。
読了日:11月07日 著者:高野 裕也
アヤカシ・ヴァリエイション (LINE文庫)アヤカシ・ヴァリエイション (LINE文庫)感想
★★★ わりとガタイのいいゴツい強面の兄ちゃんが完全にヒロインしてるんですけど。豪快そうな見た目や粗野っぽい言動と比べて、内面がびっくりするくらい繊細で乙女じゃないですか和泉さんてば。ただいささか状況や舞台説明に掛り切りになっているところがあって、キャラの掘り下げとしては手が回らなかったのかな。肝心の主人公からして、儚さが前面に出すぎてあまり意志を感じないぼんやりとした存在感になってしまった感が。杠屋の面々もちとどういうキャラなのか見えてこなかったですし、全体的にちょっと薄味な感じかも。
読了日:11月07日 著者:三雲岳斗
地獄に祈れ。天に堕ちろ。 (電撃文庫)地獄に祈れ。天に堕ちろ。 (電撃文庫)感想
★★★☆ もっと悪漢小説っぽいロクでなし共の救いのないド派手なアクションかと思ったら、亡者の兄ちゃんがえらい好漢なんですよね。その分、神父が完全にイカレてしまっているのでバディものとしてイマイチ噛み合わせが悪くてノってけないな、と思ってたのですが、ラストになって神父が覚醒したおかげでようやく対等のバディものとしてフルスロットルになった感じ。最初から全員これだけイケイケだったら勢いすごくなっただろうけど、この手のアクションものとしてはややスロースターターか。
読了日:11月11日 著者:九岡 望
帝国の勇者 世界より少女を守りたい、と“まがいもの"は叫んだ (GA文庫)帝国の勇者 世界より少女を守りたい、と“まがいもの"は叫んだ (GA文庫)感想
★★★ シオンシオン言い過ぎ! それこそが主人公と物語の根幹なのはわかるが、それがどれだけ大切な人だったか、を表現する方法としては稚拙ではないか。いっそ狂気に至るまで突き詰めてくれるならいいのだけれど、シオンの事しか考えれられない単細胞、ただのアホの子みたいになっているのが辛い。レオンの方もあれ暗殺されても仕方ないだろうな、という国の元首としては残念な視野思考の狭さで、レオンとカイムを鏡合わせで対比したかったんだろうけど、二人とも勇者の在り方を代表するには独特すぎる。
読了日:11月11日 著者:有澤 有
第六皇女殿下は黒騎士様の花嫁様 3 (ヒーロー文庫)第六皇女殿下は黒騎士様の花嫁様 3 (ヒーロー文庫)感想
★★★ 皇女殿下、全力で走り回って燃料切れたらスイッチ切れたみたいにパタンと寝てしまうの、完全に小さい子供そのままじゃなかろうか。起きている間中ひたすらテンションマックスなのもちびっ子そのままだし。非常に可愛らしくはあるけれど、乙女度としてはいかがなものなんだろうか、これ。幸いにして、黒騎士さまは庇護欲を掻き立てられているというわけではなさそうだけれど、それはそれでルーカスくんが口走っている通りロリ○ンになってしまうんじゃなかろうか。
読了日:11月12日 著者:翠川 稜
暗黒騎士様といっしょ!3 ~嘘つきは恋泥棒の始まり~ (ファミ通文庫)暗黒騎士様といっしょ!3 ~嘘つきは恋泥棒の始まり~ (ファミ通文庫)感想
★★★☆ やっぱりガーネットが一番姉さん女房でピッタリだと思うんだけどなあ。意思疎通もばっちりだし。でも今の所好意はあっても恋ではないのよね。ガーネットが本気で恋に墜ちてしまう展開は見てみたかったけれど。
皇帝と直接のご対面。暗殺しかけてきたりと悪役なのかと思ったけれど、一応ちゃんと考えてたし父親として娘も愛してたのか。でも、確かめもせず混乱よりも平穏のままの終焉を受け入れてたというのは権力に倦んでいたと言われても仕方ないよなあ。
読了日:11月14日 著者:笹木 さくま
七代勇者は謝れない (GA文庫)七代勇者は謝れない (GA文庫)感想
★★★☆ 神々の推し変が尻軽すぎる! 勇者だと神々が認める紋章がかなり簡単にひょいひょいとイリアとジオの間を行き来するものだから二人ともえらい振り回されて草が生える。常時神々の間で人気投票みたいなのが行われてるんだろうかあれ。強さではなく基本勇者らしさ、民衆の支持、神様たちの好みで推移する勇者力。敵さんそっちのけで勇者同士で張り合う二人を醜いと見て良いのか可愛らしいと受け取っていいのか。お互い認め合いながらも譲れない意地っ張り同士。なかなかシッチャカメッチャカな話だったけど面白かった。
読了日:11月14日 著者:串木野 たんぼ
落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)17 (GA文庫)落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)17 (GA文庫)感想
★★★★ 一輝やステラたちのようにエゴを極め自らの運命を乗り越えて魔人へと覚醒するのではなく、あくまで人のまま騎士として災厄を乗り越える刀華たち。正直、かつての好敵手たちも覚醒して、という展開だと思いこんでいたので、一輝たちと違う方向性をここまで敢然と撃ち出してくるとは想像していなかった。これは心地よい驚きである。正解は決して一つではないんだよなあ。
読了日:11月16日 著者:海空りく
ラストラウンド・アーサーズ4 最弱の騎士と最も優れた騎士 (ファンタジア文庫)ラストラウンド・アーサーズ4 最弱の騎士と最も優れた騎士 (ファンタジア文庫)感想
★★★☆ 那雪の正体については凛太郎にバレた時中々吹っ切れない野郎なので拗れるんじゃと心配していたんだけれど、彼女を見舞った苦難が凛太郎にうだうだ悩んでいる間を与えなかった、というのは不幸中の幸いなのか。でも、あれだけ必死になりながら、ニニムじゃなくて那雪だから前とは別人で恋愛感情はありません、というのはやっぱりうだうだしてなくね? ケイ卿、一応パワーアップしているはずなのに、結局ガラハッド卿に全部持ってかれてるよ!?
読了日:11月17日 著者:羊太郎
ロクでなし魔術講師と禁忌教典15 (ファンタジア文庫)ロクでなし魔術講師と禁忌教典15 (ファンタジア文庫)感想
★★★☆ システィの貫禄が凄いな。名実ともにトッププレイヤーじゃないか。対して内助の功として盤石さを見せるルミア。最初は庇護対象でしかなかった二人が立派なものである。でも、イヴの巻き返しも凄いんだよなこれ。ついに舞台は世界へ、となりつつも自国の方でも不安要素が高まってて、まさに内憂外患だわなあこれ。
読了日:11月17日 著者:羊太郎
ド級編隊エグゼロス 7 (ジャンプコミックス)ド級編隊エグゼロス 7 (ジャンプコミックス)感想
★★★☆ 並の男なら宵月さんのアンラッキースケベに遭遇すれば平静では居られないだろうけど、あそこで相手を気づかえるのが歴戦のラッキースケベ体質な烈人というべきか。宵月さんチョロいとも言えるのかも知れないけれど、今まで密やかに傷ついていた分、あの優しさは沁みるだろう。回り回ってなんかド直球の恋のはじまりになろうとしているんじゃあるまいか。
読了日:11月18日 著者:きただ りょうま
友人キャラは大変ですか? (8) (ガガガ文庫)友人キャラは大変ですか? (8) (ガガガ文庫)感想
★★★★ 結局亀さんやっぱり出番無いじゃん! 変わってキュウキがすげえイメチェンして、不動のマスコットキャラに。悔しいが小動物でマジで可愛い。暗躍キャラ同士、何気にテッちゃんとは別の意味で相性バッチリなんじゃないだろうか。しかし一郎のストーリープランは古臭いというかなんというか。まあそれが尽くうまく行かなくて本編はテンプレとは程遠いシッチャカメッチャカな展開になっててホント面白いのだけど。人質ガチ放置とか初めてみたかもしらん。
読了日:11月21日 著者:伊達 康
ティアムーン帝国物語 ~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~ティアムーン帝国物語 ~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~感想
★★★☆ 見事なくらいポンコツ小物姫だー! ただ、根っこの所で凄く純朴な善良さの持ち主で、何気に結構勤勉だったりするので、みんなに勘違いされまくって叡智なんて呼ばれるようになっても全然嫌味がないのである。むしろ、アホ可愛い。懲りない小物さが愛おしい。知らず知らず皆も彼女の凄さではなく、善良でひたむきな部分にこそ惹かれているのではと思わせてくれる。楽しく愉快な気持ちにさせてくれる、実に良いアホさ具合の姫様です。
読了日:11月23日 著者:餅月望
クラスメイトが使い魔になりまして (2) (ガガガ文庫)クラスメイトが使い魔になりまして (2) (ガガガ文庫)感想
★★★☆ 記憶を封印される前の自分と今の自分は同一人物なのか。想太の性格的に自分一人ではそう悩む事ではないのだろうけど、千影があからさまに自分じゃない過去の自分に傾倒している様子が余計に想太を頑なにしていたように見える。千影の方もそう単純に前の想太ばかり見ていた訳じゃなかったはずなのに、頑なになった想太の辛辣な態度が千影を余計に前の優しかった彼が良かったと意固地にさせてた節があるので、悪循環だったんだろうな。
読了日:11月24日 著者:鶴城 東
ロード・エルメロイII世の事件簿 10 「case.冠位決議(下)」 (TYPE-MOON BOOKS)ロード・エルメロイII世の事件簿 10 「case.冠位決議(下)」 (TYPE-MOON BOOKS)感想
★★★★☆ ZEROの時のウェイバーとライダーの別れの場面に納得のいっていなかった私にとって、それはどうしても聞き届けたい一言だった。それを聞けただけでも満足だった。誰よりも魔術師らしい魔術師たちを描きながら、なおもそこにこそどうしようもないくらい人間らしさを見出し、魔術師という人間たちを描き出した本作、その深みを堪能させてもらいました。
読了日:11月24日 著者:三田 誠
このライトノベルがすごい! 2020このライトノベルがすごい! 2020
読了日:11月26日 著者:
探偵はもう、死んでいる。 (MF文庫J)探偵はもう、死んでいる。 (MF文庫J)感想
★★★ 冒頭からの夏凪の探し人を巡るエピソードは、メフィスト系の新伝奇ミステリを想起させてくれたのですが…。そこからが凄くあっさり風味だったんですよね。正直心臓の正体にたどり着くまでで一冊費やすのかと思ったのですが。軽快な掛け合いは面白いのですが、言動に物語の展開を推し進めたり、登場人物の心を動かすだけの「中身」を余り感じられなかったので、それで話進んじゃうの?とかそれで納得しちゃうの?とふわふわ地に足がつかないまま推移していく感覚があって、正直自分には薄味すぎて合わなかった感じです。
読了日:11月27日 著者:二語十
信者ゼロの女神サマと始める異世界攻略 3.冷血なる氷の彫刻姫 (オーバーラップ文庫)信者ゼロの女神サマと始める異世界攻略 3.冷血なる氷の彫刻姫 (オーバーラップ文庫)感想
★★★☆ 結局、水の国の人、姫様のみならず上の方の人までイイ人が多い良い国だった。出ていかなくて正解だったんだな。ただ、そんなイイ人たちが無理をしていたひずみがマコトへの扱いなどに出ていたと思うと国の苦境を感じる。マコトやふじやんたちが協力することで良い方向に変わればよいのだけれど。王子様可愛いし。しかし、ふじやん想像より早い陥落であった。女性陣が結託すると、男は敵わんねえ。
読了日:11月28日 著者:大崎アイル
王女殿下はお怒りのようです 3.暗躍せし影 (オーバーラップ文庫)王女殿下はお怒りのようです 3.暗躍せし影 (オーバーラップ文庫)感想
★★★☆ レティが取り憑く事になったドロッセルとは何者なのか、どういう人物だったのか。転生当初はまるで興味のなかった自身の新たな肉体に対して、興味以上の深い関心を持つに至るレティ。それだけ今の時代に馴染み、今の友人たちと親しむようになったからこそ、自分自身を無視できなくなったと言えるのか。まさにタイトル通りの暗躍者が、どうやらレティの方に関係ある人物ということで面白くなってきたし、第一王子と第三王子が中々の食わせ者でレティの怪しさに気づきつつもあり、こちらの暗躍も面白くなってきた。
読了日:11月28日 著者:八ツ橋皓
アキトはカードを引くようです (MF文庫J)アキトはカードを引くようです (MF文庫J)感想
★★★ なるほどなあ、原作の方は読んでいないのだけれどある程度登場人物の元キャラを調べてみると、使われているキャラゆえのネタや面白さが随分とスポイルされてしまっているのがわかってくる。ただ後半になると小説への変換が熟れてきたのか、段々とやる夫スレらしいテンポやリズムになってきて、らしい雰囲気が出てきてるんですよね。あとは、どれだけ刷新されたキャラを立てられるか。ロメロは十分立ってきてると思うぞ、ナイト。しかし、排出カードが期限付きというのは随分厳しい設定だなこれ。
読了日:11月29日 著者:川田 両悟
学園最強の異能ハッカー、異世界魔術をも支配する (MF文庫J)学園最強の異能ハッカー、異世界魔術をも支配する (MF文庫J)感想
★★★☆ 異世界の魔術サイドと現代の異能力者達とのガチンコ勝負。ルールが異なり相手を知らない者同士の異種格闘技戦はやはり燃える。最初自分を殺してくれ、と言ってきた少女が現代文明に目をキラキラさせてキャッキャと楽しげに生気を取り戻し、自ら生きる意志を立ち上がらせ刺客に抗おうとする姿は、ただ守られるだけのヒロインではない存在感があった。だからこそ、妹を喪って生きる屍になっていた主人公が、妹の行方を知るためという理由があるとはいえ再び立つ理由になる十分なヒロインパワーだったんじゃないだろうか。
読了日:11月30日 著者:真野真央

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