なんとか、第五章がはじまる前にインド異聞帯、一気に終わらせる事が出来ました。
終わらせてみると、神将たちは結局みんな心ならずも従うか、記憶や矜持を奪われて無理やり従わされてた形になるのか。
おかげさまで、哪吒は情報を流してくれてウィリアム・テルは危機一髪の時に一矢報いることで助けてもらいましたし、アスクレピオスも肝心な時にリンボを足止めしてくれて、アシュヴァッターマンに至っては見事に寝返ってくれたわけですしね。
……何気に、今までで一番人望のない異聞帯の王になってしまってたんじゃなかろうか、神アルジュナ。それもまあ、リンボに徹底的に歪められてしまったがゆえなのでしょうけれど。
しかし、アシュヴァッターマンは怒り散らす人という事でとっつきにくいのかと思ったら、怒りながら凄まじく理性的で怒りに流されない人じゃないですかー。その怒りも、いわば正しい怒り。怒れない人に代わっての怒り、というものでむしろ話の通じないサーヴァントの多い中でもめっちゃ話せる人じゃないですかー。しかも好漢。
これは欲しくなるイイ男、と思ったら既にうちのカルデアには推参してらっしゃった。
そして、アメリカに引き続いてこっちでもボロボロになる姿がカッコいい事この上ないラーマくん。この少年王はほんと頼もしくて、心意気が清々しすぎてちょっとたまらんですよー。今回も見事に最後まで生き残ってくれたので、引き続きカルデアのレギュラー格で頑張ってほしいなあ。そんでもって、いつかシータ再会編をやってほしい。
今回のインド異聞帯は、ある意味カルナとジナコのお話だったとも言えるんじゃないでしょうか。アルジュナの完全なる神の否定証明のためにまさかジナコが鍵になるとは。そして、カルナ復活の際のジナコを迎え入れるあの姿、あのセリフ。いや、あれはマジで思い出したのかと思ったよ。この二人の特別感は、本当に素敵だった。
これまでの異聞帯は、そのまま消し去るだけだったけれど、ラクシュミーが言い残してくれたことは果たして希望や救いになるんだろうか。いい加減、マシュが精神的にもいっぱいいっぱいな節もあるので何らかの逃げ道がないと本当に潰れてしまいそうなんですよね。この輪廻巡る世界観で垣間見えた輪廻転生。異なる世界で再会したカルナとジナコ、それらが可能性の材料になってくれればこの上ない話なのだけれど。
そして、新所長はどこまで株を上げれば気が済むんだろうw
そしてシャドウ・ボーダー。ついに完全水陸両用仕様にまでなってしまって。これもう最終的に空まで飛ばないとすまなくなるぞぃw