読んだ本の数:42冊 うち漫画:4冊

流石に年始を含めて1月は時間の余裕、というか休みの日が多かったのでその分読書もはかどりました。なかなかこのペースは維持できないだろうけど、なるべく一日一冊ペースは崩さないように行きたいなあ。
【エリスの聖杯】、以前から気になってはいたんですよね、なんかこれ絶対面白いだろうというようなオーラを発していたというか。案の定評判も良いので遅れ馳せながら手を出してみれば、期待以上のべらぼうでありました。うん、めっちゃ面白かったんだよ。
【UM】は第二部スタート。新章というにはまっさらすぎて、常時ダメージ喰らいながらそれを恍惚としてしまう始末、我ながら質悪し。
他にも年始めということで良作も揃っていたのですが、新作の中で特に目についたのが【竜と祭礼】と【今はまだ「幼馴染の妹」ですけど。 せんぱい、ひとつお願いがあります】。両方とも味わいの違いはありますが、ともにレバーを抉ってくるような浸透するインパクトある作品でありました。


★★★★★(五ツ星) 0冊



★★★★☆彡(四ツ星Dash) 2冊

エリスの聖杯】 常磐くじら/夕薙 GAノベル(2019/11/14)
Unnamed Memory IV 白紙よりもう一度】 古宮 九時/chibi 電撃の新文芸(2020/1/17)


【エリスの聖杯】 常磐くじら/夕薙 GAノベル

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思わず時間も忘れて没入してしまう面白さ。読み終えた瞬間、思わず目が覚めたみたいにハッとしてしまうほどのめり込んでましたからね。地味っ子令嬢と幽霊な悪役令嬢のでこぼこコンビが挑む、十年前の事件。その真相には宮廷にはびこる根深い闇が横たわっていた。予想以上のハードなサスペンスミステリーでした。


【Unnamed Memory IV 白紙よりもう一度】 古宮 九時/chibi 電撃の新文芸

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沁みる、心に沁みる。粘膜に消毒液垂らしたみたいに沁みる。でも、それが心地よい。
ほんとにまっさらに白紙化されてしまってからの、オスカーとティナーシャの再びのラブストーリー。置かれた立場の違いもさることながら、ティナーシャが文字通り内面まで少女化してしまっているがゆえの危うさ、不安定さがまた色んな意味でたまらない。


★★★★(四ツ星) 10冊

最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い 2 無能を演じるSSランク皇子は皇位継承戦を影から支配する】 タンバ/夕薙 角川スニーカー文庫(2020/1/1)
フシノカミ 1〜辺境から始める文明再生記〜】 雨川水海/大熊まい オーバーラップノベルス(2019/11/25)
現実主義勇者の王国再建記 8】 どぜう丸/冬ゆき オーバーラップ文庫(2018/10/24)
今昔百鬼拾遺 河童】 京極 夏彦 角川文庫(2019/5/24)
ストライク・ザ・ブラッド 21.十二眷獣と血の従者たち】 三雲 岳斗/マニャ子 電撃文庫(2020/1/10)
竜と祭礼 ―魔法杖職人の見地から―】 筑紫一明/ Enji GA文庫(2020/1/11)
怪力魔法ウォーリア系転生TSアラサー不老幼女新米侍女】 Leni/ハル犬 アース・スターノベル(2020/1/16)
死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱く 4】 彩峰舞人/シエラ オーバーラップ文庫(2020/1/23)
聖剣学院の魔剣使い 3】 志瑞祐/遠坂 あさぎ MF文庫J(2020/1/24)
今はまだ「幼馴染の妹」ですけど。 せんぱい、ひとつお願いがあります】 涼暮 皐/あやみ MF文庫J(2020/1/24)


【最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い 2 無能を演じるSSランク皇子は皇位継承戦を影から支配する】 タンバ/夕薙 角川スニーカー文庫

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【フシノカミ 1〜辺境から始める文明再生記〜】 雨川水海/大熊まい オーバーラップノベルス

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【現実主義勇者の王国再建記 8】 どぜう丸/冬ゆき オーバーラップ文庫

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【今昔百鬼拾遺 河童】 京極 夏彦 角川文庫

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【ストライク・ザ・ブラッド 21.十二眷獣と血の従者たち】 三雲 岳斗/マニャ子 電撃文庫

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【竜と祭礼 ―魔法杖職人の見地から―】 筑紫一明/ Enji GA文庫

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【怪力魔法ウォーリア系転生TSアラサー不老幼女新米侍女】 Leni/ハル犬 アース・スターノベル

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【死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱く 4】 彩峰舞人/シエラ オーバーラップ文庫

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【聖剣学院の魔剣使い 3】 志瑞祐/遠坂 あさぎ MF文庫J

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【今はまだ「幼馴染の妹」ですけど。 せんぱい、ひとつお願いがあります】 涼暮 皐/あやみ MF文庫J

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以下に、読書メーター読録と一言感想

今月のピックアップ・キャラクター

アルノルト (最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い)
スカーレット・カスティエル (エリスの聖杯)
コンスタンス・グレイル (エリスの聖杯)
ユイカ (フシノカミ)
アッシュ (フシノカミ)
香管谷 雫梨・カスティエラ (ストライク・ザ・ブラッド)
レオン (城なし城主の英雄譚)
キリン (怪力魔法ウォーリア系転生TSアラサー不老幼女新米侍女)
ティナーシャ (Unnamed Memory)
リリィ (スパイ教室)
クラウス (スパイ教室)
オリビア (死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱く)
レオニス (聖剣学院の魔剣使い)




1月の読書メーター
読んだ本の数:42
読んだページ数:12375
ナイス数:258

最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い2 無能を演じるSSランク皇子は皇位継承戦を影から支配する (角川スニーカー文庫)最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い2 無能を演じるSSランク皇子は皇位継承戦を影から支配する (角川スニーカー文庫)感想
★★★★ 頑張ってダラケて全然怠けられてないレオが可愛い。ほんと性分なんだな。あれやこれやと駆けずり回るアルだけど、一人で出来る事には限りがある。余裕がなくなって一杯一杯になってる所でフィーネが期待以上に癒やしに成ってるなあ。他にも任せられ信頼できる仲間も増え、なんだかんだとアルとレオ、二人でそれぞれ得意分野を取り回すのが一番うまく行くのがよく実感できた回だった。やはりタイトルみたいに支配は出来てないよね、これ。
読了日:01月02日 著者:タンバ
この素晴らしい世界に祝福を! よりみち! (角川スニーカー文庫)この素晴らしい世界に祝福を! よりみち! (角川スニーカー文庫)感想
★★★☆ 弱体化ダクネス、ほんとに儚い深窓の令嬢という雰囲気で今まで出てきた女性の中で一番ヒロイン感あったんじゃないだろうか。ただちやほやされて満更でもないあたりがダクネスである。面白かったのがカズマパーティーのパチンモンパーティー。一般的に見ると圧倒的にカズマたちの方が偽物っぽいにも関わらず、偽物のくせに実力だけはあるという、つまり「パチモン臭いのに実力だけはやたらとある本物のパーティー」というわけのわからないものになってる、なんだこれ
読了日:01月03日 著者:暁 なつめ
七つの鍵の物語 ぼっちな僕の異世界領地改革 (ドラゴンノベルス)七つの鍵の物語 ぼっちな僕の異世界領地改革 (ドラゴンノベルス)感想
★★★☆ スタート地点がゼロどころか悪逆非道の上に無能で悪魔憑きという先代領主に荒らされきったマイナスから始まるという内政モノ。しかも新領主として始められるならまだしも悪徳領主と入れ替わって、しかも邪竜の嫌がらせ付き。なのでほぼルナティックモードである。ただ前提のわりに思いの外立て直しはサクサク進む。先代と別人過ぎて、みんなにコイツ別人だろうとバレてしまっているのもあるんだろうけど、もう少し地に足をつけてほしくもあった。信頼できる仲間がすぐに出来た、というのは大いに善き哉ではある。
読了日:01月03日 著者:上野 文
グリザイア:ファントムトリガー 3―世界の果て (チャンピオンREDコミックス)グリザイア:ファントムトリガー 3―世界の果て (チャンピオンREDコミックス)感想
★★★★ マンガ化はここまでなのかー。登場人物ほぼ全員、ティーンだけどガチのプロな上に直属の上司たちが冷徹だけど冷酷ではなく、しかも下のやりやすいように動いてくれる有能なので、冷たい現実下にも関わらずキャラ同士の心が繋がっている、なかなかに心地の良い物語だった。漫画としても盛り上がりドコロやテンポもよく描かれてて、面白かったなー。

読了日:01月03日 著者:廣瀬周,フロントウイング
特殊能力統轄学院 叛逆の優等生と悪魔を冠する少女の共犯契約 (MF文庫J)特殊能力統轄学院 叛逆の優等生と悪魔を冠する少女の共犯契約 (MF文庫J)感想
★★★ 結局主人公は善人なのか悪人なのか、偽善者なのか偽悪者なのか。裏表が激しいようにも見えるけれど、一貫しているとも言えるし、芯の所でどっちつかずでフラフラしているようにも見える。なかなか複雑な男の子である。覚悟を決めているというよりも、後戻りできない所に追い詰められて急き立てられて必死に足掻いているようにも見えて余裕がなく、どこか危うさを感じさせる。その意味ではアスモデウスと似たもの同士なのか。一途で一心不乱で、だからこそ手の届く所にたどり着いたのに気づかない。哀れ、哀れ。
読了日:01月04日 著者:ひなちほこ
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…3巻 (ZERO-SUMコミックス)乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…3巻 (ZERO-SUMコミックス)感想
★★★★☆ いつもあっけらかんと天真爛漫に過ごしているカタリナだけれど、ポツンと一人でいたり不安そうにしていたりマリアの心配をしていたり、と曇らせている表情もまた素晴らしい。シリウスが涙を流すシーンも、彼の戸惑いと迷走も含めて揺れ動く心情が伝わってくる素晴らしさだった。そして相変わらずのカタリナTVの絵面のパワーww
読了日:01月04日 著者:ひだか なみ:キャラクター原案・コミック,山口 悟:原作
友人キャラの俺がモテまくるわけないだろ? 1 (オーバーラップ文庫)友人キャラの俺がモテまくるわけないだろ? 1 (オーバーラップ文庫)感想
★★★ 今どきちょっと顔が怖いくらいでこんなビビられるか、と思うくらいクドい描写にどうにも作り物感を突きつけられて、あまり物語に入り込めず。卑屈な主人公の思考があまり好きになれない、というのも大きかったのだけれど。それでも妹ちゃんが彼に惹かれていく理由はよくわかるのだけれど、この娘ならそうと決めたなら半端せず相手からなんてお為ごかしもせず、自分からはっきりさせそうなんだけど。しかし、優児って結局冬華を主人公の妹として見てて、彼女の感情を決めつけてるんですよね。これ冬華が好きになった理由の否定になるんじゃ
読了日:01月04日 著者:世界一
エリスの聖杯 (GAノベル)エリスの聖杯 (GAノベル)感想
★★★★☆ おおお、すげえ面白い。なにこれ、本格サスペンスじゃないですか!? 10年前スカーレットが処刑された真相を暴き、彼女を嵌めた犯人を探し出して復讐する。もっとシンプルな悪役令嬢逆襲譚かと思いきや、宮廷の闇が想像以上に深く、真相は闇の中。そして現在もなおその闇はひたひたと触肢を伸ばしている。そんな死と悪意と謀略が渦巻く闇に真相を求めて踏み込んでいくコニーとスカーレットの凸凹コンビ。何気にコニーも咄嗟にスラング飛ばしたりとイイ性格してて、これはメチャクチャ面白いわ!
読了日:01月04日 著者:常磐くじら
新米錬金術師の店舗経営02 商売をしよう (ファンタジア文庫)新米錬金術師の店舗経営02 商売をしよう (ファンタジア文庫)感想
★★★☆ 実質業務用家電ともいうべき魔導具をオーダーメイドで作ってくれるとか、村落在住としては破格すぎる便利屋さんだよなあ。サラサは結局、この村に永住するつもりなんだろうか。村の人、サラサレベルで慣れちゃうと一般的な錬金術師が来てくれてももう満足できない身体にされてしまってる気がするぞ。なぜか相性の良い売り子さんとコンビになると、結婚できずに百合婚化してしまうジンクスが女性錬金術師の間で流行ってしまってるみたいだし。
読了日:01月04日 著者:いつきみずほ
フシノカミ 1 〜辺境から始める文明再生記〜 (オーバーラップノベルス)フシノカミ 1 〜辺境から始める文明再生記〜 (オーバーラップノベルス)感想
★★★★ これ、原作ではマイカ嬢とユイカさん視点の描写なかったのか。他人の視点が入ることで物語や人物描写に奥行きが出ているし、マイカの可愛さが爆発してますがな。タイトルから不死人の話かと思ったら、本による人類の叡智、知識、文化が継承され、時代を超えて文明が繋がっていく、という意味での不死だったのか。アッシュのテンションMAXなイケイケは実に楽しい。そして彼の暴走気味のノリが村のみんなに伝染していくのがいいんですよね。独り善がりではなく、みんなで未来に希望を抱いて掴み取っていく、邁進讃歌だ。
読了日:01月05日 著者:雨川水海
異世界からJK転生した元妹が、超グイグイくる。 1 (HJ文庫)異世界からJK転生した元妹が、超グイグイくる。 1 (HJ文庫)感想
★★★ ただのグイグイどころじゃなくホントに超グイグイ来てますな。ここまでグイグイ来られるとドン引きしそうなものなんだけれど、何気に動じないお兄ちゃんが大人物なのかこの人もだいぶズレているのか。このメンツの中で魔王だけ実は記憶が戻ってなくて、友人たちを中二病を拗らせてると思ってるのが面白い。呆れながら付き合ってあげてるあたりいい子なんだろうけど、他に友達いないのも大きいのか。
読了日:01月05日 著者:はむばね
現実主義勇者の王国再建記VIII (オーバーラップ文庫)現実主義勇者の王国再建記VIII (オーバーラップ文庫)感想
★★★★ ユリウスくん、立派になって。人間として一回り大きくなったユリウス、かつての敵との共闘と仄かに培われる友情。こういうシチュはほんと好きです。ロロアとの兄妹の仲も戻ったわけですけれど、こういう一度破綻し取り返しのつかない事になった関係がお互いの成長を縁にして修復される、という展開にはとことん弱くて、胸がいっぱいになってしまうのです。しかし、どっちを向いてもカップルばかりでニヤニヤがとまらん。
読了日:01月07日 著者:どぜう丸
キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦5 (ファンタジア文庫)キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦5 (ファンタジア文庫)感想
★★★ アリスご乱心。もうイスカが敵だとか建前にもなってないくらい、妹シスベルにちょっかい掛けられたイスカを目撃して錯乱するアリスが可愛いけれど完全にポンコツである。このポンコツ、実は皇庁最強なんだぜ? 燐さんも大変であるこれ。暗躍する仮面卿のゾア家のみならず、中立のはずのヒュドラ家まで牙を剥き始め、長女のイリーティア姫も怪しい動きを隠さず、と外敵と争う余裕あるんだろうか、この内憂さ加減は。
読了日:01月09日 著者:細音 啓
今昔百鬼拾遺 河童 (角川文庫)今昔百鬼拾遺 河童 (角川文庫)感想
★★★★ 益田君の話の外れっぷりは酷いなあ。どんどん敦子ちゃんの対応が塩を通り越して氷になっていくのも無理からぬ。ポロポロとこぼれだしてくる事実の断片が、話が進むにつれて一つの真相として自然と連結し形をなして見えてくる、この気持ちよさは相変わらずたまらない。何も見えなかったものが最後に一気に開陳されるのも痛快だけれど、こういう真実の造形が段々と浮かび上がって形を成していく、というのもイイものなので、敦子ちゃんは兄のようには出来ないと嘆かなくてもいいんじゃないか。
読了日:01月10日 著者:京極 夏彦
ストライク・ザ・ブラッド21 十二眷獣と血の従者たち (電撃文庫)ストライク・ザ・ブラッド21 十二眷獣と血の従者たち (電撃文庫)感想
★★★★ 十二人の怒れる嫁たち。12人どころじゃなかったが。ただ血の伴侶として古城を誘惑し眷獣たちを一匹一匹手懐けるのではなく、とりあえずぶん殴って大人しくさせている間に古城を何とかする、という方針になるあたり、古城の嫁たちは大人しく眷獣の贄になってるタマじゃない、むしろ嫁たちの方が怖い、という体裁になってるんじゃなかろうか。しかし浅葱はさすが女帝というべきか、格という点では正妻だろうと雪菜じゃ太刀打ちできん所に居るなあ。ラ・フォリアくらいか。一方でカス子も後発組ながら正妻として雪菜に並んできたんじゃ……
読了日:01月10日 著者:三雲 岳斗
ひきこまり吸血姫の悶々 (GA文庫)ひきこまり吸血姫の悶々 (GA文庫)感想
★★★ コマリ隊の連中、本気でコマリちゃんが可愛い美少女だったからという理由だけでやんやと喝采あげてたよね。アウトロー集団がチョロすぎる。一番知性派に見えた参謀っぽい奴が一番ロリコンで真性だったし。まあ一番こまりんの貞操的にヤバいのはメイドのヴィルなんですが。彼女がコマリを慕う理由は凄く納得が行くのですが、その敬慕がどうしてこんな変態的変愛に変質してしまったのか深刻に謎である。小心者で弱虫な少女の、これは勇気の物語だ。見捨てず逃げずなけなしの勇気を振り絞れる、そんな優しい少女の物語である。
読了日:01月11日 著者:小林 湖底
城なし城主の英雄譚 彼女のファイアボールが当たらない! (GA文庫)城なし城主の英雄譚 彼女のファイアボールが当たらない! (GA文庫)感想
★★★☆ ハーレム目標とか言ってるけど、女性に対してガッついた所全然なくて、心意気も涼やかな気持ちのいい主人公じゃないか。時々セコいのもご愛嬌。男を下げるどころか、そういう本音を見せてくれる所が可愛い、と見えるんじゃないだろうか。リシアって能力だけじゃなく性格も相当問題児だけど、操縦法は見事だったし。一目惚れしたオリヴィアの目は確かだったと言えましょう。夢に霧中になる姿は童心のようで可愛く、生き様はかっこいい。真っ直ぐで粋な主人公の、まさに英雄譚。獣人王もブレない生き様がカッコよく、痛快なお話でした。
読了日:01月11日 著者:阿樹 翔
竜と祭礼 ―魔法杖職人の見地から― (GA文庫)竜と祭礼 ―魔法杖職人の見地から― (GA文庫)感想
★★★★ これは深く胸に沈んでいく面白さ。伝説の向こうにある素材を求め、積み重なる時間という果てに消えた過去を掘り起こしていく、ファンタジーであると同時に文化風俗の歴史を掘り起こす探索行。記録を掘り返し、人の記憶を訪ね歩く。そうして見えてくる壮大な人の歴史のうねり。現在を生きる自分達もまた、そんな歴史の流れの一部だと実感する。人は分かりあえない、でもそれはきっと絶望ではないのだ。意味を知らなくても、託されたものは伝わっていく。例え意味が変わっていくとしても、歴史の向こうに消えるとしても、残るものはあるのだ
読了日:01月12日 著者:筑紫一明
現実主義勇者の王国再建記 (オーバーラップ文庫)現実主義勇者の王国再建記 (オーバーラップ文庫)感想
★★★☆ 今回は同世代の友達が出来たトモエちゃんの新たな側面が見えて良かった。結構ヤンチャというかズケズケした物言いをする子だったんだねえ。そして東方諸国で頭角を表すフウガとの出会い。今はお互い戦いたくないと言っているけど、フウガの野心からすると将来の対決は必至だ。今のうちに帝国との連携が強まっているのは良いことなんだろうけど。他にも怪しげな動きをしている国が散見され、魔族の国の存在も見えてきて、と激しく世界が動きそうな気配にワクワクしてきてしまう。
読了日:01月12日 著者:どぜう丸
小泉花音は自重しない 美少女助手の甘デレ事情と現代異能事件録 (GA文庫)小泉花音は自重しない 美少女助手の甘デレ事情と現代異能事件録 (GA文庫)感想
★★★☆ おおっ、そういう事だったのか! 最初から主人公に対する周りの妙な反応には気づいていたんだけど、見えてないとか存在を認識できないという風ではなく、ちゃんとそこに居る体ではあったので、なんか変なふうに周囲からの認識が歪められてるのかな、と考えてたら、まさかの展開でありました。事件の方と直接繋げては考えられなかった。ミスリードはかなり巧妙だったと思う。それだけ、花音がイッくんの事ちゃんと人として接していた、という意味にも通じるのでしょう。
読了日:01月12日 著者:高町 京
キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦6 (ファンタジア文庫)キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦6 (ファンタジア文庫)感想
★★★ このアリス、ムッツリスケベすぎる! 一晩中イスカのズボン引っ剥がして下着拝もうと疲れ果てて寝てしまうまで奮闘してしまうとか、この皇女どこへ行こうとしているのか。母とサリンジャーの関係を聞いて、私も同じッ!とか言いたそうにしてたけど、少なくとも君の母様は鼻息荒くしながらライバルのズボン脱がそうとする人じゃなかったと思うし、そういう欲望ダダ漏れな関係じゃなかったと思うぞ、うん。
読了日:01月14日 著者:細音 啓
現実主義勇者の王国再建記X (オーバーラップ文庫)現実主義勇者の王国再建記X (オーバーラップ文庫)感想
★★★☆ ハルくんマリッジブルー。総じて支えを必要としているのは男性陣の方なんだよなあ。一組一組、丁寧に結婚前に生じている問題や心の動きを描いているのはイイなあ、と思うんですよね。恋愛関係になったり婚約とは違う家族になるという重みと温かさは、軽いものではないからね。それぞれのキャラの掘り下げにも繋がったんじゃないだろうか。登場人物多いけれど、それぞれきっちり存在感を示しているのは、こうした細部に行き届いた描写によるものではなかろうか。
読了日:01月15日 著者:どぜう丸
怪力魔法ウォーリア系転生TSアラサー不老幼女新米侍女 (アース・スターノベル)怪力魔法ウォーリア系転生TSアラサー不老幼女新米侍女 (アース・スターノベル)感想
★★★★ 属性が多すぎる! と言いたい所だけど実はまだこれでも全部じゃない。そんなアラサー幼女の侍女としての日常譚。特に大きな事件とかなく、王宮で穏やかな侍女生活。まあ来歴もあり戦闘系の仕事も頼まれるけど、脳筋に見えて何気に小器用で多芸なキリンさん、多彩な技術と経験で王宮生活を彩り、年若い侍女仲間たちに慕われ、騎士たちからじゃれつかれながら過ごす平和な第二の人生。これが実に愉快で賑やかで面白い。実はファンタジーに見せかけたSFな世界観も相当に作り込まれてて、キリンの軽妙な語り口と相まりグイっと引き込まれる
読了日:01月17日 著者:Leni
Unnamed Memory IV 白紙よりもう一度 (DENGEKI)Unnamed Memory IV 白紙よりもう一度 (DENGEKI)感想
★★★★☆ ティナーシャ、こんなにも違うのか。魔女だった前回と違って弱体化してしまっているのは当然として、内面が年相応…よりもずっと幼い少女で、だから魔女だった頃よりもずっと臆病だ。オスカーとの距離を測りかね不安定なのに、自らが傷つく事を何とも思ってないのだけはちっとも変わってなくて、酷く脆い印象を受けてしまう。オスカーがしっかり受け止めてあげればいいのだけれど、彼は彼で戸惑いが先にたち、彼女に惹かれていきながらもその感情を処理できていない。こうしてみると前回のオスカーってとんでもねー奴だったんですね。

読了日:01月18日 著者:古宮 九時
転生王女と天才令嬢の魔法革命 (ファンタジア文庫)転生王女と天才令嬢の魔法革命 (ファンタジア文庫)感想
★★★☆ アニス、傷つき自分の存在意義を見失い自罰的になった少女の慰め方としてはパーフェクトな抱擁なんだよなあ、あれ。魔法に見捨てられながらそれでも憧れ追い縋ろうとするアニスにとって、魔法の申し子と言っていいユフィが自分と一緒に歩いてくれるという事はきっと救いであり、自分の進むべき道の肯定なんだろう。一報ユフィにとって行き場を失った自分を見知らぬ世界へ連れてってくれる救い主。そして自分の意志で道を選択するという意味は今の彼女にとても大切な事だったのだろう。比翼連理となるだろう二人の革命譚である。
読了日:01月18日 著者:鴉 ぴえろ
真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました5 (角川スニーカー文庫)真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました5 (角川スニーカー文庫)感想
★★★☆ ヤランドララ、おばちゃんだった? なんか同じハイエルフの中でも御年配だというお話で。そう言われると、リットたちへの見守り庇護するような接し方って種族的に永く生きてきたからというのとは違う年上からの優しさや責任感みたいなものを感じられたんですよね。もし同じ人間だったとしても、30代以上の妙齢の女性という一回り違う年上の風情だったんじゃなかろうか。そしてうげうげさんと馬に優しくされて人生観ひっくり返って真人間になるゴドウィンくん。良い出会いだったのかもしれないけど人間相手でそういう人いなかったのね…
読了日:01月18日 著者:ざっぽん
スパイ教室01 《花園》のリリィ (ファンタジア文庫)スパイ教室01 《花園》のリリィ (ファンタジア文庫)感想
★★★★ 面白かった! と、読み終えた後にすっきりとそう思える良作でした。これ、丁寧に描写を追って一人一人ちゃんと認識してたら気づいたんだろうか。何となく読んでたらダメだなあ、と再認識。最後まで誰が誰かわからないままで、リリィとエルナしかキャラ把握出来なかったんだよなあ。ただその分、リリィのあの凄まじく「イイ性格」してるキャラは思いっきり焼き付いてくれましたが。この子、リーダーにしてホントに良かったんだろうか。でもみんなこれだけ動けて落ちこぼれ、というのはスパイの水準凄いもんだなあ。
読了日:01月19日 著者:竹町
Landreaall 34巻 (ZERO-SUMコミックス)Landreaall 34巻 (ZERO-SUMコミックス)感想
★★★★☆ 引き続きダンジョン遭難編。ベストパーティーに思えたけれど、実際ダンジョン探索やってた訳じゃない面々なだけに、思わぬ失敗、意思疎通不足が生じるはめに。早々簡単には行かないかー。それでも不和が生じず仲良く前向きに、というのは今まで培われてきた信頼が垣間見えてイイねえ。この六人の評価が救出隊の面々で語られる場面がやっぱり燃えますなあ。DXの異質っぷりというかワケワカランハイブリッドっぷりがまた際立ちますが。
読了日:01月19日 著者:おがき ちか
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…4巻 (ZERO-SUMコミックス)乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…4巻 (ZERO-SUMコミックス)感想
★★★★ カタリナの前世、普通の女子高生だったころも元気一杯で家族とは仲良しであっちゃんとつるんで学校では楽しそうで、と幸せな人生送ってたんだなあ。そしてその明るい性格で家族や友人たちから愛されていたのがよく分かる。それだけに、亡くなった時に置き去りにされた人たちの悲しみは如何許だったのか。転生の動機としてはあっちゃんの方がよっぽど強そうだ。生まれ変わっても大事な人の傍に、という彼女の思いには、思わず涙を誘われたのでした。
読了日:01月19日 著者:ひだか なみ:キャラクター原案・コミック,山口 悟:原作
家に帰るとカノジョが必ずナニかしています (GA文庫)家に帰るとカノジョが必ずナニかしています (GA文庫)感想
★★★ 最近主人公のパンツ盗むヒロインが散見されるけど、普通に下着ドロですからねそれ! 男物だからセーフなどという基準はないですからね! あと、殺意を持ってハサミで刺してくるのは普通に殺人未遂ですからね! 犯罪率高すぎやしないだろうか、この姉妹。特に妹の方はかなりヤバいと思うのだけれど、動じず餌付けしだす主人公が何気に尋常じゃない。プロのボッチを自称する主人公だけど、一人が好きなのではなく単に過去のトラウマからの逃避行動っぽいんですよね。朱莉も戸祭も本気で拒絶しないのはそれだけ寂しかったのかしら。
読了日:01月19日 著者:柚本悠斗
齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定3 ~この子ったら、生き急ぎすぎではない?~ (角川スニーカー文庫)齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定3 ~この子ったら、生き急ぎすぎではない?~ (角川スニーカー文庫)感想
★★★ 知らないうちに魔王軍内にすら邪竜派閥が出来ていた件について。邪竜伝説、いったいどれだけ鳴り響いてるんだこれ。でも邪竜さま、何だかんだと一人でも出来ること増えてるんだよなあ。ただのトカゲなのに、今更成長している!? 俺様モードな邪竜様には似合わなすぎて笑ってしまいましたが。相手の邪竜さま好き好き魔王軍幹部の人、幹部とは言いつつ新米みたいだし、偽眷属は正体不明すぎるし、結局魔王軍ってよくわかんないんですよねえ。ちやほやされて調子乗るレーコにはちと苦笑。この子も無敵の皮が剥がれてきたか。
読了日:01月19日 著者:榎本 快晴
クール美女系先輩が家に泊まっていけとお泊まりを要求してきました…… (アース・スターノベル)クール美女系先輩が家に泊まっていけとお泊まりを要求してきました…… (アース・スターノベル)感想
★★★ クール系って、ただひたすら可愛い生物な先輩だった。別に会社はいる前から面識あったわけじゃないんですよね、いきなり初対面で好感度高いなあ。主人公の方も一目惚れに近いのでお互い様なのだろうけど。しかし初っ端からなんな油断した姿というか素の可愛い生き物な顔を晒してしまうとは、何がスイッチだったのか。今まではクール系才女として余人を寄せ付けない威風を振りまいていたようなのに。
自分にだけ可愛い顔を見せてくれるって、そりゃたまらんシチュですわなあ。
読了日:01月19日 著者:識原 佳乃
ゴブリンスレイヤー10 (GA文庫)ゴブリンスレイヤー10 (GA文庫)感想
★★★☆ 幕間に登場のローグチームが凄くイイんですけど! 密偵くんにベッタリなエルフの少女が全然悪擦れしてなくて実に可愛らしい。闇の仕掛け人チームって感じでこの子らの物語も見てみたくなった。ゴブスレさん、戦闘以外にも師匠に色々習ってたんだなあ。そういう技能やツテを使うようになったということは、それだけゴブリン以外にも彼の世界が広がったということ。師匠はちゃんとそれを見込んで仕込んでいたんだろうか。
読了日:01月22日 著者:蝸牛 くも
Re:ゼロから始める異世界生活11 (MF文庫J)Re:ゼロから始める異世界生活11 (MF文庫J)感想
★★★☆ 目の前に持ち上がった問題を死に戻りするたびに一つ一つ解決して、一歩一歩進んでいく……という手法が叶わず、死に戻って行動選択を変えるたびに前の問題そのままにさらなる謎と問題が積み重なる、という借金に借金を重ねるような有様になって、四方八方壁が立ち塞がっていく絶望感が凄まじい。その中でオットーやパトリシアという存在が掛け替えのないものとして掴めていくのは数少ない救いであり拠り所なのか。
読了日:01月22日 著者:長月 達平
―異能― (MF文庫J)―異能― (MF文庫J)感想
★★★☆ なるほど、これは新鮮なアプローチだ。趣向を凝らした構成には驚かされたけれど、だからと言って特殊であることが面白さに繋がるかというと……うん、うん、あれ? いやこれ面白いぞ!?
いや、アカが辿った末路を見て展開の基本路線は把握したのだけれど、この次々と視点の主が変わっていくのは確かに先が気になる大きな要素となっている気がする。決して個々人のキャラは立っていたようには思えないし、展開そのものにも目新しいパターンはなかったと思うのだけど、次、次とグイグイ読ませる推進力は間違いなく「面白さ」だった。
読了日:01月24日 著者:落葉沙夢
死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱くIV (オーバーラップ文庫)死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱くIV (オーバーラップ文庫)感想
★★★★ 昇進して階級逆転しても、オットー副官にフルボッコに叱られ這々の体で逃げるオリビア。自由人は将軍にまで昇進しても変わらないものの、何気に頭が上がらない人間が増えてる気がする。敵味方を問わず優秀な将帥に事欠かないので、戦争パートがやっぱり面白い。その中でオリビア指揮の合戦はやはり痛快感が桁違い。アシュトンの軍師としての際も完全に開花し、クラウディアも覚醒、幹部も揃って新生第八軍の前途は明るい。けど、他国もそれぞれ動きが激しく不穏になってきて、国際情勢の方も面白くなってきた。
読了日:01月25日 著者:彩峰舞人
聖剣学院の魔剣使い3 (MF文庫J)聖剣学院の魔剣使い3 (MF文庫J)感想
★★★★ レオくんホント可愛いなあ。魔王ムーブカマしてても、ちっちゃい子が背伸びしてカッコつけてるようにしか見えないのが可愛らしすぎる。ワンコとメイドもやたら現代に馴染んで楽しんじゃってるし、スケルトン三人衆も愉快なキャラしてて、実はレオニスの魔王軍って面白軍団だったんだろうか。そして、レオくんセリアにダダ甘すぎ! セリアがどう行動しても、ふふっさすがは我が右腕ッ、てドヤ顔になるの可愛すぎる。セリアたちがレオに対してダダ甘お姉ちゃんになるの、レオの見た目のせいだけじゃないよね、これ。
読了日:01月25日 著者:志瑞祐
長崎・オランダ坂の洋館カフェ シュガーロードと秘密の本 (宝島社文庫)長崎・オランダ坂の洋館カフェ シュガーロードと秘密の本 (宝島社文庫)感想
★★★ 愛想のない猫みたいだな、このオーナー。でも愛想はなくても、逃げずに毎度近寄ってきてくれて構ってくれるという事は懐いているって事なんですよね。それにしても、アプローチが不器用すぎますけど。全然通じてないし! オーナーが一人で運命を感じてドキドキしていたと想像すると思わず微苦笑してしまいますが。それにしても、長崎の名産品や地元のお菓子の数々の紹介が本格的で細やかで、この詳細さと美味しそうな描写は見事で、長崎の和洋のみならず中華の雰囲気も併せ持った土地柄が伝わってきて、素晴らしかった。
読了日:01月26日 著者:江本 マシメサ
今はまだ「幼馴染の妹」ですけど。 せんぱい、ひとつお願いがあります (MF文庫J)今はまだ「幼馴染の妹」ですけど。 せんぱい、ひとつお願いがあります (MF文庫J)感想
★★★★ 本来ならそれは絶対に叶わない不可能な願い。それが可能になってしまった事が残酷な選択を突きつける。誰を救い、誰を見捨てるか。本当なら最初から終わっていた話、見捨てるなんて選択肢はじめからなかったのに、彼らは望んでしまったが故に己の心の内に罪を背負うことになる。それでも、「妹」のために敢然と選択し、この娘の分も共に背負う覚悟をしてみせた彼は誇るべき男だ。そうあることで、妹もまた彼を選んだ事実を毅然と背負い続けられるのだろう。
読了日:01月26日 著者:涼暮 皐
日常ではさえないただのおっさん、本当は地上最強の戦神 (角川スニーカー文庫)日常ではさえないただのおっさん、本当は地上最強の戦神 (角川スニーカー文庫)感想
エルフの子がねえ、ちょっとあの態度は受け付けなかった。おっちゃんは自分の信頼する友人にああいう失礼な物言いされて嫌じゃないだろうか。他の若い子たちはみんないい子なのにねえ。おっちゃんの面倒見の良さもさることながら、派手な見た目に引っ張られずに、ちゃんと大事な事を見失わずよく人の意見を聞いて自分のものに出来るというのは、意外と難しいものですし。
読了日:01月28日 著者:相野 仁
魔王学院の不適合者5 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~ (電撃文庫)魔王学院の不適合者5 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~ (電撃文庫)感想
★★★ エミリア先生、なんか不祥事起こして不良校に転任するはめになったダメ教師が、不良たちといがみ合いダメ同士で反発しあいながらも、お互いに感化しあい更生して師弟愛を育む、という昔の学園青春モノのような展開で、思わず微笑んでしまった。今回はアノス本気で怒ってたのか、敵が語る神の教え、神託、お告げの類を文字通り片っ端から全部全否定し、失敗させ、言った端から全部覆していくの、エグい。でもめげずにひたすらこれも神の想定通り!とかなり無理めな言い訳を連呼する羽目になった敵さんの道化っぷり極まってたなあw
読了日:01月31日 著者:
異世界転移、地雷付き。 (ドラゴンノベルス)異世界転移、地雷付き。 (ドラゴンノベルス)感想
★★★☆ これは確かに地雷だらけのスキルだ! でも忠告ヒント付きだし、欲張らなければ堅実有用なスキルが揃っているのを見ると、邪神さん意地悪であって趣味悪くても邪悪には見えないぞ。女1男2の幼馴染トリオというのは珍しい組み合わせだけれど、面白い。いっそ、トーヤに予防線を張らせないくらいでも良かったのに。
読了日:01月31日 著者:いつきみずほ

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