前回の記事です。

ふふふ、休みとんだー。マジかー。何連勤になるんだ!?
というわけで、どれだけ読んでる余裕があるかわかりませんが、それでもしがみついてでも読んでおきたい今月後半のピックアップ。

【転生ごときで逃げられるとでも、兄さん?】 紙城境介(MF文庫J)

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【継母の連れ子が元カノだった】の紙城境介さんの新シリーズは、うんこれガチでヤバいです。
ウェブ版既読なのですが、本気で震え上がりました、恐怖で。心底怖気た。心臓が凍りついた。
絶叫した。
ガチのサイコパスのヤンデレは、洒落になりません。そんな悪夢のような妹の魔の手から死をもって逃れて、異世界に生まれ変わったジャックは新しい人生を謳歌していくのだけれど、たとえ異世界に転生しようとも、あの恐ろしい妹からは逃れられない、決して逃れられない。
自分が知る限り、最恐にして最悪のヤンデレ妹です、これ。そして妹は決してヒロインじゃありません、徹頭徹尾ラスボスを通り越したコズミックホラーとか外なる神みたいなアレです。
でもホラー作品じゃないですよね。非常に面白い冒険譚であり転生モノであり、世界を超えてなお失われない愛を貫く物語なのである。


【プロペラオペラ 2】 犬村小六(ガガガ文庫)

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空飛ぶ水雷戦隊を率いるお姫様の、空の海戦モノの第二弾。相変わらず、どんどんと主人公とヒロインを物理的にも精神的にも追い詰めて崖っぷちに追いやって、そら飛び降りろ、と脅迫するがごとき展開が用意されているようで、色んな意味でドキドキワクワクである。



【やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。アンソロジー オンパレード】 渡航ほか(ガガガ文庫)

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本編終了後にもまだ続くシリーズ展開。といっても、作者の渡航さんではなく、様々な作家さんが短編を手掛けるアンソロジー。本作は、それぞれサブキャラクターたちにスポットをあてて描かれるようなんだけれど、その作家陣が「白鳥士郎、伊達康、田中ロミオ、天津向、丸戸史明」というラインナップで、うんこれは確かに豪華作家陣と呼んでも過言じゃないよね。


【デート・ア・ライブ 22.十香グッドエンド(下)】 橘公司(富士見ファンタジア文庫)

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デート・ア・ライブシリーズ、ついにこれが最終巻、か? これまでずっとあらすじで「さあ――私たちの戦争(デート)をはじめましょう」という文言だったのが、今作についてはこれなんですよね。
「さあ――私たちの戦争を終わらせましょう」

これまで本編の表紙絵はヒロインたちの精霊装束だったのが、十香のただの制服姿、というのもまた非日常の終わりを告げるようで、長い長いシリーズの終わりを迎える前の寂しさと感慨が押し寄せてきている。最後の最後まで本作らしい素晴らしい物語の幕引きを、期待したい。