読んだ本の数:39冊 うち漫画:1冊

5月はGWもあったのでがっつりと読むことが出来ました。これで自宅待機とかだったらもっと増えてたかもしれないけど、そんな事はなかったんだ。
注目はやはり久々の玩具堂節炸裂の【探偵くんと鋭い山田さん】。自分がほんとこの人のお話好きだというのを嫌ほど思い知らされた。心がピョンピョンはずんでしまったよ。
そして、完結の【このすば】。最後までテンション落ちること無く愉快痛快の局地をぶち抜きました。
また、クライム・サスペンスとして凄まじいポテンシャルを見せたのが【エリスの聖杯】。圧巻、というに相応しい事件の真相にはもう絶句する他無く。
【友人キャラは大変ですか?】はシリーズ積み重ねるごとにコメディとしての技巧がガンガンレベルアップしていて、最新刊が一番おもしれえ、という状態になりつつあるのが如実にわかるこの9巻でした。いや、べらぼうに面白かった。
久々に登場では高木幸一さんの【家族なら、いっしょに住んでも問題ないよね?】と壱日千次さんの【朝日奈さんクエスト】が満足の出来栄えで、今後のシリーズ化には大いに期待したいです。


★★★★★(五ツ星) 1冊

探偵くんと鋭い山田さん 俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくる】 玩具堂/悠理 なゆた MF文庫J(2020/5/25)


【探偵くんと鋭い山田さん 俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくる】 玩具堂/悠理 なゆた MF文庫J

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やっだもうこれ好き、大好き!やはり玩具堂さんのお話は自分の好みど真ん中だ。読んでる間中心がピョンピョンしてしまった。どの案件も日常ミステリーとしては珠玉の出来栄えで無茶苦茶面白く、何より戸村君と山田姉妹の凸凹トリオが素晴らしい。脳裏に鮮明に光景や仕草表情が浮かんでくる情景描写に、性格正反対の双子の心の動きを繊細に描き出す心理描写、二人に挟まれオロオロとなりながら、中々難しい性格の双子の内側にスルスルと入り込んでいく戸村君。姉妹との距離感の縮まり方がキュンキュンしてしまう丁寧さ。控えめに言って最高!



★★★★☆彡(四ツ星Dash) 3冊

この素晴らしい世界に祝福を! 17.この冒険者たちに祝福を!】 暁 なつめ/三嶋 くろね 角川スニーカー文庫(2020/5/1)
エリスの聖杯 2】 常磐くじら/夕薙 GAノベル(2020/5/14)
友人キャラは大変ですか? 9】 伊達 康/紅緒 ガガガ文庫(2020/5/19)


【この素晴らしい世界に祝福を! 17.この冒険者たちに祝福を!】 暁 なつめ/三嶋 くろね 角川スニーカー文庫

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祝・完結! 掛け値無しに最後の最後までハチャメチャに楽しかった。これで終わりなんてホントかよ、と思ってしまうくらい何時までも彼らのドタバタ騒ぎを遠くから眺めていたかった。これほどひたすらに「楽しい」作品は滅多無いと思うだけに、まだまだ何らかの形で堪能したいものです。


【エリスの聖杯 2】 常磐くじら/夕薙 GAノベル

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マジかーー!! スカーレット処刑の真相があまりにも予想外で、とてつもない衝撃だった。そうか、スカーレットになぜ処刑の時の記憶だけ無いのは理由在る事だったのか。10年前から今に続く暗闘、謀略。徐々に明らかになっていくその壮絶さも然る事ながら、覚悟決めちゃった人が多すぎる。リリィの鮮烈な生き様はどう感じていいかすら迷ってしまう。果たしてスカーレットの復讐を、コニーはどうやって完遂するのか。あの真相を知ってしまうと、この決着はスカーレットよりもむしろ、コニーこそが握っているんだろうなあ。


【友人キャラは大変ですか? 9】 伊達 康/紅緒 ガガガ文庫

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全方位から死角なくあらゆる方向から友人キャラとしての一郎を抹殺して主人公キャラにしようとしているかのように、出自が特殊だったりラスボスと血縁だったり以前主人公に仕立てた旧友が一郎に憧れ目標としていたり、ともうやめて一郎くんの友人キャラHPはもうゼロよ! というくらいに何度も何度もトドメ刺してくる展開には笑うしか無い。テンポもネタもキレキレでこの畳み掛けてくる勢いはホント楽しくて仕方ない。しかし魅怨の正妻ポジ、母親公認どころか一郎くん当人がもう認めちゃってるじゃないですか!


★★★★(四ツ星) 7冊

最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い 3 無能を演じるSSランク皇子は皇位継承戦を影から支配する】 タンバ /夕薙 角川スニーカー文庫(2020/5/1)
朝日奈さんクエスト センパイ、私を一つだけ褒めてみてください】 壱日千次/U35 ファミ通文庫(2020/4/30)
魔術破りのリベンジ・マギア 7.再臨の魔人と魔術破りの逆襲術士】 子子子子 子子子/伊吹のつ HJ文庫(2019/8/31)
家族なら、いっしょに住んでも問題ないよね?】 高木幸一/YuzuKi GA文庫(2020/5/14)
信長の庶子 1.清洲同盟と狐の子】 壬生一郎/土田健太 ヒストリアノベルズ(2019/4/15)
魔弾の王と凍漣の雪姫(ミーチェリア)5】 川口 士/美弥月 いつか ダッシュエックス文庫(2020/2/21)
狼と香辛料 XXI Spring Log IV】 支倉凍砂/文倉十 電撃文庫(2019/1/10)

【最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い 3 無能を演じるSSランク皇子は皇位継承戦を影から支配する】 タンバ /夕薙 角川スニーカー文庫

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公爵が格好良すぎて男惚れしてしまった。絶対義兄にするならこの人だろう。レオが覇気を見せてくれたけど、かつて体を張ってリーゼを止めるなど、アルと別の所でちゃんと存在感見せてたんですね。本当に兄弟二人で主人公と言えるくらいになってきたなあ。また今回は皇帝の父として家族に向ける愛情を感じさせてくれる回でもありました。アルにとっても皇帝は尊敬し愛する父でもあるんだなあ。一方でザンドラは完全に敵として邪悪な側面を見せることに。むしろ、その母の方が悪そうですが。


【朝日奈さんクエスト センパイ、私を一つだけ褒めてみてください】 壱日千次/U35 ファミ通文庫

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草一って単純にコミュ未経験者なだけで他人と接する事に忌避感も恐怖感も面倒さも抱いていなかったんですね。だから舞からのミッションも面白そうと思えばどんどんと挑戦していける。勇気を振り絞る必要がなく、好奇心で踏み込んでいける。彼の個は既に確立されていて、それは自己変革でなく拡張なのだ。その辺を早期に見抜き草一に惹かれた舞の目は確かで教導の手腕には目を見張るものがあるのに、自身が自爆系ポンコツすぎて本当に可哀想な事に。でもそこがまた愛いのだ。


【魔術破りのリベンジ・マギア 7.再臨の魔人と魔術破りの逆襲術士】 子子子子 子子子/伊吹のつ HJ文庫

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今までの登場人物総浚えしての総力戦。というだけでなく、シリーズの帰結としての顛末が今までの集大成となっていて素晴らしかった。かつて復讐者として生きた主人公が、自分と同じ目的、同じ復讐のために生きた人を止める、そこに憎しみはなくお互いにあるのは家族への愛情だった、というのは想像を遥かに上回る真相でした。ちょっと泣けた。ラスボスも、相応しい大物でしたし、それに立ち向かう行程に、鍵となる部分も面白かったですし、ラストとしては期待以上の結末でした。首領の正体はかなり吃驚、その動機も含めて妙ありきでした


【家族なら、いっしょに住んでも問題ないよね?】 高木幸一/YuzuKi GA文庫

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軽いタイトルとは裏腹に、切実に家族というつながりを希求する子供達のホームドラマでした。熱に浮かされた真の口から溢れた、家族が欲しいという願いは彼の孤独さを浮き彫りにして胸がキュゥとなった。姉妹達もまた両親を喪った虚を抱えて生きていて、それを姉妹で喧嘩しながらも支え合って家族として暮らしてきた中に、真は入り込む事になる。異物になりそうなものだけど、彼女達が自然に受け入れたのは優しさや同情故ではない。家族としてあるべき形に真は相応しかったのだ。美星と波月のデート回で強くそれを感じた。心にじんわり沁み入るお話でした


【信長の庶子 1.清洲同盟と狐の子】 壬生一郎/土田健太 ヒストリアノベルズ

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小説家になろうで掲載された戦国時代を舞台とした作品の中でも屈指の名作。戦国モノの中でも特に登場人物の活き活きしたキャラが見所で、信長秀吉光秀などの有名人物が歴史上の人物でなく生々しくも魅力的な今そこに生きている人として描かれている。中でも出色は主人公の母塙直子のあの破天荒さなのですが、彼女に限らずお市・犬姉妹といい濃姫様といい女性陣がつおいw しかし書き下ろしを見ると事情あって厭世的になってた直子を吹っ切らせ後押ししてあんなイケイケのキャラにしちゃったのは信長なんだよなあ。


【魔弾の王と凍漣の雪姫(ミーチェリア)5】 川口 士/美弥月 いつか ダッシュエックス文庫

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オルガってあれで凄く真面目な娘なのでミラとは相性良かったんだな。あんなに仲良くなるとは思わなかった。オルガが放浪するに至った悩みに対してもミラは随分と親身になって相談に乗っていたし。これもティグルと出会う事でミラに生まれた変化なのだろうけど。領主としてのスタンスにも余裕を持った視点で向き合っているし。ザクスタン編は、殆ど独立勢力な土豪たちと王家との争いに巻き込まれ、図らずもロミオとジュリエットな展開に首を突っ込むティグルたち。バルムンクはまだなにか秘密がありそうだな。そしてリーザはあれ、前作と立場真逆になるのか


【狼と香辛料 XXI Spring Log IV】 支倉凍砂/文倉十 電撃文庫

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二人の物語の中に生きている、は至言だなあ。再び二人きりの旅に出たホロとロレンス、十年以上の夫婦生活はよりお互いの押し引きの勘所を掌握させたようで、かつてはわかった上での駆け引きだったのが今度はロレンスの甘さもホロの気遣いも全部どこまでOKか完全に承知した上でのやり取りなんですよね。そこに年季を感じつつ、イチャイチャっぷりでは若かりし頃と全く変わっていないのは流石です。子供らが悪戦苦闘してた一方で、この夫婦と来たらさらっと陰で騒ぎを収めて皆に勝ちを進呈し、ちゃっかり自分たちの一番欲しかったものを確保するのだからまだまだ役者が違うかな。


以下に、読書メーター読録と一言感想


今月のピックアップ・キャラクター


ユルゲン公爵 (最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い)
朝日奈舞 (朝日奈さんクエスト)
月岡草一 (朝日奈さんクエスト)
セイン (聖なる騎士の暗黒道)
氷川真白 (氷川先生はオタク彼氏がほしい。)
リリィ・オーラミュンデ (エリスの聖杯)
佐藤草介 (犬と勇者は飾らない)
塙直子 (信長の庶子)
小林一郎 (友人キャラは大変ですか?)
魅怨 (友人キャラは大変ですか?)
山田雪音 (探偵くんと鋭い山田さん)
リネット・ブリダイン (魔弾の王と聖泉の双紋剣)





5月の読書メーター
読んだ本の数:39
読んだページ数:12804
ナイス数:296

超武装戦闘機隊 3 (ヴィクトリー・ノベルス)超武装戦闘機隊 3 (ヴィクトリー・ノベルス)感想
★★★☆ 航空機に関する開発、人材育成の陸海共通化が技術発展や予算効率化のみならず、組織間の交流にも繋がり意思疎通や互いの状態への理解が及び、戦略にも影響を与えるという循環が面白い。そして統制型エンジンの飛行機にとどまらない多岐に渡る活躍よ。エンジンさえあれば、機械類は大概どうにかなるんじゃね?というのもあながち間違っちゃいないのか。

読了日:05月01日 著者:林 譲治
この素晴らしい世界に祝福を!17 この冒険者たちに祝福を! (角川スニーカー文庫)この素晴らしい世界に祝福を!17 この冒険者たちに祝福を! (角川スニーカー文庫)感想
★★★★★ 祝・完結! 掛け値無しに最後の最後までハチャメチャに楽しかった。これで終わりなんてホントかよ、と思ってしまうくらい何時までも彼らのドタバタ騒ぎを遠くから眺めていたかった。これほどひたすらに「楽しい」作品は滅多無いと思うだけに、まだまだ何らかの形で堪能したいものです。
読了日:05月01日 著者:暁 なつめ
ワーウルフになった俺は意思疎通ができないと思われている 1 (HJ文庫)ワーウルフになった俺は意思疎通ができないと思われている 1 (HJ文庫)感想
★★★☆ なんかやたらと固有名詞に競走馬の名前が使われてるんですけど。ソレミアの名に無意味にダメージを食らってしまった。そして狂暴化をなんでドゥラメンテと名付けたしw 会話出来なくても一方的でない交流は決して人を孤独にしない。言葉は通じなくても心が通じる時がある。全体的にとっ散らかって纏まり無く転がってしまう所も見受けられるけれど、作者の描く主人公は相変わらず人知れず絆を守るヒーローだった。
読了日:05月01日 著者:比嘉智康
最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い3 無能を演じるSSランク皇子は皇位継承戦を影から支配する (角川スニーカー文庫)最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い3 無能を演じるSSランク皇子は皇位継承戦を影から支配する (角川スニーカー文庫)感想
★★★★ 公爵が格好良すぎて男惚れしてしまった。絶対義兄にするならこの人だろう。レオが覇気を見せてくれたけど、かつて体を張ってリーゼを止めるなど、アルと別の所でちゃんと存在感見せてたんですね。本当に兄弟二人で主人公と言えるくらいになってきたなあ。また今回は皇帝の父として家族に向ける愛情を感じさせてくれる回でもありました。アルにとっても皇帝は尊敬し愛する父でもあるんだなあ。一方でザンドラは完全に敵として邪悪な側面を見せることに。むしろ、その母の方が悪そうですが。
読了日:05月01日 著者:タンバ
朝日奈さんクエスト センパイ、私を一つだけ褒めてみてください (ファミ通文庫)朝日奈さんクエスト センパイ、私を一つだけ褒めてみてください (ファミ通文庫)感想
★★★★ 草一って単純にコミュ未経験者なだけで他人と接する事に忌避感も恐怖感も面倒さも抱いていなかったんですね。だから舞からのミッションも面白そうと思えばどんどんと挑戦していける。勇気を振り絞る必要がなく、好奇心で踏み込んでいける。彼の個は既に確立されていて、それは自己変革でなく拡張なのだ。その辺を早期に見抜き草一に惹かれた舞の目は確かで教導の手腕には目を見張るものがあるのに、自身が自爆系ポンコツすぎて本当に可哀想な事に。でもそこがまた愛いのだ。
読了日:05月01日 著者:壱日千次
異世界国家アルキマイラ2 〜最弱の王と無双の軍勢〜 (GAノベル)異世界国家アルキマイラ2 〜最弱の王と無双の軍勢〜 (GAノベル)感想
★★★☆ 部下たちの前では王としての殻を外せないヘリアン。そのせいか、この異世界に来てから知り合った人達との方が打ち解けている。リリファなどその最たるもの。無垢に慕ってくれるリーヴェなどとの心理的な隔たりがどうにももどかしかったのだけれど、果たして今回のお忍びの旅を通じて少しは心開くことが出来ただろうか。
読了日:05月02日 著者:蒼乃暁
GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン (9)下 (電撃文庫)GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン (9)下 (電撃文庫)感想
★★★☆ 賤ヶ岳における柴田勢と羽柴勢の激突に、ついに本能寺の変に突入。清正と正則が突出して純愛ラブストーリーしてるなあ。今回の武蔵組MVPは右腕と左腕。次点でアデーレでいいですか? これまで姿を見せなかった織田信長がついに登場。その正体と共に創世計画の秘密も明らかに。末世とは何なのか、公主隠しの真実とは、も一気に明らかになって、あれ?かなり怒涛の展開? そりゃ本能寺の変だものね。末世の解決法としては一応アリなんだろうけど、これはちょっと許容範囲外だわなあ。犠牲を良しとしない武蔵組としては尚更に。
読了日:05月03日 著者:川上稔
聖なる騎士の暗黒道 3 (HJ文庫)聖なる騎士の暗黒道 3 (HJ文庫)感想
★★★☆ 地道に頑張ってちゃんと暗黒騎士として強くなったの偉いなあ、セイン君。彼の場合、既に精神的には迷走期を越えて定めた目的に一心不乱でブレがない上に周りに目を配る余裕もあるので、アリシアやマーニ、そして今回のカインのように迷走している人の指針となり得るわけだ。その癖セイン当人は暗黒馬鹿丸出しで年相応の可愛げを欠かさないのだから隙無しだよなあ。カインはセインと出会わなかったメリアだというけれど、手遅れではなくカインもここでセインと出会う事でメリアのように光の道に導かれたのでしょう。
読了日:05月03日 著者:坂石遊作
友達の妹が俺にだけウザい2 (GA文庫)友達の妹が俺にだけウザい2 (GA文庫)感想
★★★ ウザくないのがウザいとかどうあってもウザいのな。そんなにウザいのが好きか! しかし、順調に女性問題でサークル内がトラブってますなあ。結局、起こった問題は殆ど恋愛問題から派生したものですし。明照自身はちゃんと線引しようとしているのは認めるし真白の正体を知らないだけに仕方ないけど、さてクリエイターとして五階同盟の皆に舞台を与えたいと奮闘している明照に対して、他のメンツはどこまで本気なのだろうか、とちょっと思ってしまった。
読了日:05月04日 著者:三河ごーすと
皇女殿下の召喚士 1 (ヒーロー文庫)皇女殿下の召喚士 1 (ヒーロー文庫)感想
★★★☆ DVD! DVD! 能力をバカにされる中で変わらぬ付き合いを続けてくれた友達三人との友情が、召喚されたエロDVD一緒に見て盛り上がったりなど、ザ・男友達というおバカだけど温かい関係で、ほっこりしてしまった。それとは別に、オートマタのアリスがまた実にイイ性格した機械人形で、こういうご主人や周囲をイジってくれる狂言回しなロボ娘キャラがいると途端コメディとして映えるよねえ。主人公も素直で年頃の男の子らしいちょっとおバカな好漢で、話のテンポもよく面白かった。
読了日:05月04日 著者:長野 文三郎
勇者のセガレ4 (電撃文庫)勇者のセガレ4 (電撃文庫)感想
★★★☆ そうだよね「聖者」呼びは勇者や聖女と比べてもハードル高いですよね。でも戦闘力皆無で歌でシィを送り返すとか聖者呼びは結構ピッタリな気もする。切羽詰まりながら一番深慮した意見を言える所なんぞも。シィの問題が異世界だけに留まらない、というのがどうして英雄たちが異世界に飛ぶ事になったのかという予想外の方向から死後の世界で関連づけてきたのはおおっとなったけど、できれば黒幕の解説ではなく展開の中で詳らかにしていって欲しかった。親の世代の後始末、ではなく今度こそ自分たちの冒険譚が始まる、という所で終は惜しいな
読了日:05月04日 著者:和ヶ原 聡司
マジカル★エクスプローラー エロゲの友人キャラに転生したけど、ゲーム知識使って自由に生きる2 (角川スニーカー文庫)マジカル★エクスプローラー エロゲの友人キャラに転生したけど、ゲーム知識使って自由に生きる2 (角川スニーカー文庫)感想
★★★☆ 一巻では折角友人キャラなのにやってる事は主人公キャラそのままじゃないかと思っていたのだが、2巻で本来の主人公が登場してようやく友人キャラらしい動きを見せだした。のだけど、肝心の主人公が存在感薄いなあ。もう少しらしい所を見せて欲しいのだけど。ななみ先に拾っちゃった幸助だけど、主人公はこれもうメイドゲット出来ないのかね。このななみがまたイイ性格したメイドさんなので、実に美味しいキャラである。リュディってばヒロイン枠食われるぞ。
読了日:05月05日 著者:入栖
万代かなめは遊びたい(1) (メテオCOMICS)万代かなめは遊びたい(1) (メテオCOMICS)感想
★★★☆ 音声付き平成仮面ライダーベルトが懐かしの玩具として登場した事に静かにショックを受けてしまった。下手したら登場人物たちが自分の子供世代でもおかしくないのだから、それも当たり前なのか。でも、他の玩具は概ね40代の自分でもああ懐かしい、と思えるもので、はしゃぐかなめさんが微笑ましいのでした。ああいう玩具は無心に遊べるよねえ。
読了日:05月05日 著者:氷川 翔
新米錬金術師の店舗経営03 お金がない? (ファンタジア文庫)新米錬金術師の店舗経営03 お金がない? (ファンタジア文庫)感想
★★★☆ アイリスに使ったポーションって下手したら千万単位くらいしたんだろうか。ともあれ、アイリスの家の借金問題にサラサも首を突っ込むことに。他人事に結構危ない橋を渡ったなあ。見捨てられない情の問題もあるのだろうけど、家の問題をアイリス父たちがサラサに詳しく語ったのは彼女が大債権者であったからというのもあったわけで、でっかすぎる借金は何気に借りてる側も一定のパワーを持つ事もあるのだ。相手次第と対応次第だけど。その意味でもラスト、アイリスは借りたもん勝ちの様相を呈している。一生借金の縁が続くわけだしw
読了日:05月05日 著者:いつきみずほ
ロクでなし魔術講師と追想日誌3 (ファンタジア文庫)ロクでなし魔術講師と追想日誌3 (ファンタジア文庫)感想
★★★☆ グレン過去編、特務分室入ってすぐでここまで精神的にボロボロになってたら、そりゃ拠り所となるセラが居なくなった時点で折れるわな。折れるどころか再起不能になっててもおかしくないくらい、このエピでグレンにとってセラがどうしようもないくらい絶対的な存在になってしまったのかがわかる。なるほど、作者がセラの存在を呪いに例えるのも宜なるかな。
読了日:05月07日 著者:羊太郎
公女殿下の家庭教師5 雷狼の妹君と王国動乱 (ファンタジア文庫)公女殿下の家庭教師5 雷狼の妹君と王国動乱 (ファンタジア文庫)感想
★★★ うーん、アレンと別れて地元に戻ったお嬢様方のお話2章3章丸々、新鮮な展開もなく以前からと同じようなアレン好き好き話の繰り返しで、話が進まないなあと自分は思ってしまいました。その分後半は激動でしたが。リチャード株上げ過ぎでしょう。アレンは相変わらず無神経というか、自分が蔑ろにされる事で妹含め彼を大切に思う人が傷つき悲しむ事を理解しようとしないのがモヤモヤするんですね。自分は彼女たちを大切にするくせに。それは一方的で自分本位なんじゃないだろうか。それを母や妹の悲痛な叫びからちゃんと伝わればいいのですが
読了日:05月07日 著者:七野りく
悪役令嬢の怠惰な溜め息 (電撃の新文芸)悪役令嬢の怠惰な溜め息 (電撃の新文芸)感想
★★★ これ、どこが怠惰なんだろう。怠惰どころか非常に精力的に動き回っているわけですけど。それとも、王妃となっての公人として働くことを回避しようとしている事が怠惰と言い表しているのだろうか。初っ端あたりの娯楽用品についてはセールストークがイマイチでなんでそれがウケるのか納得が行かなかったのだけれど、腐海文書については感染者のハイテンションもあって、そういうものかーと頷いてしまった。着々と味方を増やしつつ、王太子に悪印象を植え付け(までもなく自爆してるが)婚約解消にひた走るご令嬢、なかなかスマートな悪どさだ
読了日:05月09日 著者:篠原 皐月
キルタイム・オンライン 無能少年は受け継ぎし神スキルで電脳世界を無双する (ファンタジア文庫)キルタイム・オンライン 無能少年は受け継ぎし神スキルで電脳世界を無双する (ファンタジア文庫)感想
ゲーム周りの設定がお話の都合のために出来ている。おかげでか、これ見事なくらいひどいクソゲーとなってませんかね。人気になる要素が全然見当たらない。キャラも掘り下げようがないというか。まあ残念な出来栄えでした。
読了日:05月10日 著者:渡葉 たびびと
氷川先生はオタク彼氏がほしい。2時間目 (ファンタジア文庫)氷川先生はオタク彼氏がほしい。2時間目 (ファンタジア文庫)感想
★★★☆ 氷川先生との恋人関係、これ理想的だなあ。一巻でのすれ違いを越えた事でオタク同士のカップルとしてうまく収まったように見える。先生もプライベートでは先生としても年上としても上から接さず同じ目線で付き合ってくれるので。でも先生、相手には自然でも自身に向けては教師として律して接せねばと自分縛ってるんですよね。世間的に難しい関係だけに自制を欠くとヤバいのは確かなんですけど、まず恋人である事を忘れないでほしいなあ、可愛い人だけに尚更に。拓也がいつまでも呼び方が「先生」なのも悪いんでしょうが。
読了日:05月10日 著者:篠宮 夕
クレイジー・キッチン (カドカワBOOKS)クレイジー・キッチン (カドカワBOOKS)感想
★★★☆ 頭が愉快におかしい洋食屋の店長が思うがまま自由に作りたい料理を作り、やっぱり頭がおかしい傾向にあるお客さんたちに思うがままに食べさせるというお話。それ以外にどう表現したらいいかわからないのだが、ひたすらにノリを楽しめ、という他ない。美味しいものを作る喜び、美味しいものを食わされる喜び、そいつは基本、楽しいものなのだ、きっと。
読了日:05月13日 著者:荻原 数馬
魔術破りのリベンジ・マギア 7.再臨の魔人と魔術破りの逆襲術士 (HJ文庫)魔術破りのリベンジ・マギア 7.再臨の魔人と魔術破りの逆襲術士 (HJ文庫)感想
★★★★☆ 今までの登場人物総浚えしての総力戦。というだけでなく、シリーズの帰結としての顛末が今までの集大成となっていて素晴らしかった。かつて復讐者として生きた主人公が、自分と同じ目的、同じ復讐のために生きた人を止める、そこに憎しみはなくお互いにあるのは家族への愛情だった、というのは想像を遥かに上回る真相でした。ちょっと泣けた。ラスボスも、相応しい大物でしたし、それに立ち向かう行程に、鍵となる部分も面白かったですし、ラストとしては期待以上の結末でした。首領の正体はかなり吃驚、その動機も含めて妙ありきでした
読了日:05月13日 著者:子子子子 子子子
家族なら、いっしょに住んでも問題ないよね? (GA文庫)家族なら、いっしょに住んでも問題ないよね? (GA文庫)感想
★★★★軽いタイトルとは裏腹に、切実に家族を希求する子供達のホームドラマでした。熱に浮かされた真の口から溢れた、家族が欲しいという願いは彼の孤独さを浮き彫りにして胸がキュゥとなった。姉妹達もまた両親を喪った虚を抱えて生きていて、それを姉妹で喧嘩しながらも支え合って家族として暮らしてきた中に、真は入り込む事になる。異物になりそうなものだけど、彼女達が自然に受け入れたのは優しさや同情故ではない。家族としてあるべき形に真は相応しかったのだ。美星と波月のデート回で強くそれを感じた。心にじんわり沁み入るお話でした
読了日:05月14日 著者:高木幸一
竜と祭礼2 ―伝承する魔女― (GA文庫)竜と祭礼2 ―伝承する魔女― (GA文庫)感想
★★★☆ 不死の魔女を探す現地調査。それは図らずもイクスのルーツ、彼の出自と杖職人としての最初の仕事へと至る旅だった。既に生き方を定めたユーイと異なり、イクスは自分の魔力無しが杖職人としての才能だと知っても、まだ魔力なく生まれたという在り方に納得いってなかったのだろう。彼は杖を作ろうとしなかった。それを思えばラユマタはすべて承知でこの依頼を彼に投げたようにしか見えなくなってくる。伝承する魔女、彼女達はそうやってまだ続いていく事を選んだ。それを手伝ったイクスはようやく歩み出せる一歩を踏み出した。でも何処に?
読了日:05月16日 著者:筑紫一明
エリスの聖杯2 (GAノベル)エリスの聖杯2 (GAノベル)感想
★★★★☆ マジかーー!! スカーレット処刑の真相があまりにも予想外で、とてつもない衝撃だった。そうか、スカーレットになぜ処刑の時の記憶だけ無いのは理由在る事だったのか。10年前から今に続く暗闘、謀略。徐々に明らかになっていくその壮絶さも然る事ながら、覚悟決めちゃった人が多すぎる。リリィの鮮烈な生き様はどう感じていいかすら迷ってしまう。果たしてスカーレットの復讐を、コニーはどうやって完遂するのか。あの真相を知ってしまうと、この決着はスカーレットよりもむしろ、コニーこそが握っているんだろうなあ。
読了日:05月16日 著者:常磐くじら
犬と勇者は飾らない 1 (オーバーラップ文庫)犬と勇者は飾らない 1 (オーバーラップ文庫)感想
★★★☆ 小卒はそりゃ辛いなあ。ただ人間的には礼儀もわきまえ基本的に落ち着いて穏やかな性格してるので、スーパーのバイトしっかり務められてるのは納得。わりと異世界で殺伐とした人生送っただろうによくこれだけちゃんとした出来た人間になったもんだ。好漢である。主人公が好漢だと、そもそも物語そのものが痛快になるので、いいよね。地球側の魔術、決して弱くなくド派手だしかなり出力強めに見えるんだけれど、勇者がちょっと規格外すぎる。いったい何と戦ってきたんだ? 宇宙怪獣かなにかか?
読了日:05月17日 著者:あまなっとう
豚のレバーは加熱しろ (電撃文庫)豚のレバーは加熱しろ (電撃文庫)感想
★★★☆ 豚と少女の純愛物語にして逃避行、いやマジで。マジでガチのラブストーリーだこれ。タイトルからは想像できない残酷非道な童話のような世界の中で、被差別種族として殺されるための旅に出る天使のような少女ジェス、心を読める種族である彼女に助けられた豚さんは、彼女を守り目的地へと送り届けるためにマンハントの横行する地で逃避行を繰り広げる。命がけの旅で庇い合う中で当然のように芽生える愛。しかし辿り着いた先で待ち受ける残酷な結末。愛は貫けた、でも幸せになれなかった。では終わらない。今度こそあの娘を幸せをするのだ。
読了日:05月17日 著者:逆井 卓馬
異世界転移、地雷付き。2 (ドラゴンノベルス)異世界転移、地雷付き。2 (ドラゴンノベルス)感想
★★★ 仲の良かった二人娘と無事合流。これ飛ばされた場所によってもハンデ大きかったんじゃないだろうか。ハルカたちと出会わなければ、ユキたちも若林も地雷踏んでなくても詰んでたぽいし。ともあれ友人たちと合流でき、生活の算段もつき、拠点となるホームの確保に乗り出した彼らだけど、とりあえず生活安定したらその先どうするのかね。将来のために貯蓄しようにも、預ける金融機関もないわけだし。
読了日:05月17日 著者:いつきみずほ
外れスキル【地図化(マッピング)】を手にした少年は最強パーティーとダンジョンに挑む 2 (オーバーラップ文庫)外れスキル【地図化(マッピング)】を手にした少年は最強パーティーとダンジョンに挑む 2 (オーバーラップ文庫)感想
★★★☆ どう見てもジンがリーダーに見えるんだけど、実際のリーダーはフォースらしい。でも一巻ではこいつ居るの?という感じだったのが、戦闘でも頼もしく人間性でもノートに親身になってくれたり、と言い所を見せてくれて株上昇中。しかしノートはまだお客さん気分じゃないけど引け目感じてたんですね。それを一部なりとも解消出来たのがエリンとの遭難で、自分とは次元の違う格上の人たちという認識だった仲間たちを、エリンを通して似た苦悩を抱えた仲間として見ることが出来るようになり、ホントのパーティーになれたんじゃなかろうか。
読了日:05月19日 著者:鴨野うどん
信長の庶子 一 清洲同盟と狐の子 (ヒストリアノベルズ)信長の庶子 一 清洲同盟と狐の子 (ヒストリアノベルズ)感想
★★★★ 小説家になろうで掲載された戦国時代を舞台とした作品の中でも屈指の名作。戦国モノの中でも特に登場人物の活き活きしたキャラが見所で、信長秀吉光秀などの有名人物が歴史上の人物でなく生々しくも魅力的な今そこに生きている人として描かれている。中でも出色は主人公の母直子のあの破天荒さなのですが。お市・犬姉妹といい濃姫様といい女性陣がつおいw しかし書き下ろしを見ると事情あって厭世的になってた直子を吹っ切らせ後押ししたのは信長なんだよなあ。
読了日:05月19日 著者:壬生一郎
友人キャラは大変ですか? (9) (ガガガ文庫)友人キャラは大変ですか? (9) (ガガガ文庫)感想
★★★★☆ 全方位から死角なくあらゆる方向から友人キャラとしての一郎を抹殺して主人公キャラにしようとしているかのように、出自が特殊だったりラスボスと血縁だったり以前主人公に仕立てた旧友が一郎に憧れ目標としていたり、ともうやめて一郎くんの友人キャラHPはもうゼロよ! というくらいに何度も何度もトドメ刺してくる展開には笑うしか無い。テンポもネタもキレキレでこの畳み掛けてくる勢いはホント楽しくて仕方ない。しかし魅怨の正妻ポジ、母親公認どころか一郎くん当人がもう認めちゃってるじゃないですか!
読了日:05月20日 著者:伊達 康
転生王女と天才令嬢の魔法革命2 (ファンタジア文庫)転生王女と天才令嬢の魔法革命2 (ファンタジア文庫)感想
★★★☆ ああこれは辛い。姉の事が大好きで誰よりも敬愛していたが故に、愛する姉を認めず貶める世界そのものを憎み魔法を呪ってしまった。彼女を傷つける今の国の仕組みと自分の存在を憎んでしまった。そんな世界を受け入れ愛し自分に呪わしいこの国の王になれと強いて遠ざかる姉に傷つけられ、憎んでしまった。真面目で頑張り屋であるが故に、その全てをぶち壊してしまおうと思ってしまったのか。これアニスの説得、全部逆効果だよなあ。楽しめって、楽しめないよ。愛する姉を侮辱し貶める在り方で敷き詰められた王座を、楽しめないよ。
読了日:05月21日 著者:鴉 ぴえろ
吸血鬼は僕のために姉になる (ダッシュエックス文庫)吸血鬼は僕のために姉になる (ダッシュエックス文庫)感想
★★★ 一つ一つのエピソードはとても綺麗だ。薄っすらと霧の立ち込めた森の泉を思わせる雰囲気と情感が漂っている。ただ、その水面に足を踏み入れると思いの外浅く踝ほどまでしか沈まぬ水底に戸惑ってしまう。ああ、ここから見えている景色だけですべてなのか。とっぷりと深く深く沈み込んで水の中から見上げる水面の美しさは見るべくもないのだろう。広く深く身を浸していく世界観の包容は感じられないのだろう。登場人物たちの思いの向こう側を覗く事はないのだろう。それがややも残念であった。
読了日:05月22日 著者:景 詠一,みきさい
魔弾の王と凍漣の雪姫 5 (ダッシュエックス文庫)魔弾の王と凍漣の雪姫 5 (ダッシュエックス文庫)感想
★★★★ オルガってあれで凄く真面目な娘なのでミラとは相性良かったんだな。あんなに仲良くなるとは思わなかった。オルガが放浪するに至った悩みに対してもミラは随分と親身になって相談に乗っていたし。これもティグルと出会う事でミラに生まれた変化なのだろうけど。領主としてのスタンスにも余裕を持った視点で向き合っているし。ザクスタン編は、殆ど独立勢力な土豪たちと王家との争いに巻き込まれ、図らずもロミジュリな展開に首を突っ込むティグルたち。バルムンクはまだなにか秘密がありそうだな。リーザはあれ、前作と立場真逆になるのか
読了日:05月23日 著者:川口 士
魔弾の王と聖泉の双紋剣 2 (ダッシュエックス文庫)魔弾の王と聖泉の双紋剣 2 (ダッシュエックス文庫)感想
★★★☆ サーシャどんだけ強いねん! 後書きの話を総合すると、サーシャってロラン級って事じゃないですか、やだもーw そしてホンマに瞬殺されるヴァレンティナさんw
一方で円卓騎士側の事情も見えてきて、単純な侵略ではないとわかってきた上に円卓内でも行動指針に差がある事がわかってきた。というより、アルトリウスが何考えてるか分からんのだよなあ、まだ。ティグル側の陣営はこれほぼリネット一族が下支えしていて存在感がえらいことになってる。リネットが居ると居ないとではギネヴィアのパフォーマンス全然違うんじゃないだろうか

読了日:05月24日 著者:瀬尾 つかさ
探偵くんと鋭い山田さん 俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくる (MF文庫J)探偵くんと鋭い山田さん 俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくる (MF文庫J)感想
★★★★★ やっだもうこれ好き、大好き!やはり玩具堂さんのお話は自分の好みど真ん中だ。読んでる間中ピョンピョンしてしまった。どの案件も日常ミステリーとしては珠玉の出来栄えで無茶苦茶面白く、何より戸村君と山田姉妹の凸凹トリオが素晴らしい。脳裏に鮮明に光景や仕草表情が浮かんでくる情景描写に、性格正反対の双子の心の動きを繊細に描き出す心理描写、二人に挟まれオロオロとなりながら、中々難しい性格の双子の内側にスルスルと入り込んでいく戸村君。姉妹との距離感の縮まり方がキュンキュンしてしまう丁寧さ。控えめに言って最高!
読了日:05月25日 著者:玩具堂
聖剣学院の魔剣使い4 (MF文庫J)聖剣学院の魔剣使い4 (MF文庫J)感想
★★★☆ もうワンコは黒鉄モフモフ丸が真名でいいんじゃないか? 折角の学園祭だったので、もうちょっとお祭りを楽しみたかった所だけど。セリアの凶暴過ぎるエロい格好とレオ君の女装しか記憶に残らなかった。てかセリアさんあんなわがままボディだったのか。そして強制的に女装させらてこんなに可愛いんだからもう女の子でいいじゃない、とまで言われる魔王様。そのお姉様方に逆らえない所が根っからショタ化してる証左である。本筋の方は新事実の類があまりなく進んでるのか進んでないのか。
読了日:05月26日 著者:志瑞祐
狼と香辛料XXI Spring LogIV (電撃文庫)狼と香辛料XXI Spring LogIV (電撃文庫)感想
★★★★ 二人の物語の中に生きている、は至言だなあ。再び二人きりの旅に出た二人、十年以上の夫婦生活はよりお互いの押し引きの勘所を掌握させたようで、かつてはわかった上での駆け引きだったのが今度はロレンスの甘さもホロの気遣いも全部どこまでOKか完全に承知した上でのやり取りなんですよね。そこに年季を感じつつ、イチャイチャっぷりでは若かりし頃と全く変わっていないのは流石。子供らが悪戦苦闘した一方で、この夫婦と来たらさらっと陰で騒ぎを収めて皆に勝ちを進呈し、ちゃっかり自分たちの一番欲しかったものを確保するのだから。
読了日:05月26日 著者:支倉 凍砂
空手バカ異世界2 (ファンタジア文庫)空手バカ異世界2 (ファンタジア文庫)感想
★★★ 空手を信じろ。主人公の個人的武勇ではなくあくまでも空手を信じろと言い続けたのは、それが誰にでも届き得る成し遂げられる努力の形だからだろう。それは人の叡智であり歴史である。自ら掴み取ることの出来る未来であり希望の形である。空手を信じろとは、人を信じろ、今まで人が積み上げてきたものを信じろ、自分たちの可能性を信じろ、という事だったのだろう。彼は先頭を走っているかもしれない、しかし唯一無二ではない。誰でも彼のように強くなれるのだ。そんな誰にでも開かれた可能性こそが、希望なのだろう。
読了日:05月31日 著者:輝井 永澄
魔女の旅々2 (GAノベル)魔女の旅々2 (GAノベル)感想
★★★ イレイナさんってどういう人なんだろう。話を読んでも読んでもそのキャラクターの、人となりの指針や方向性が見えてこない。融通無碍と言えば聞こえ良いかも知れないが、彼女なりの基準とか信念が見えないのでただのいい加減な人に見えてしまう。お陰で偶にいい事しても言ってもあまりありがたみが感じられませんよ? でも、エリーゼの話では珍しく仕事したんじゃないだろうか。
読了日:05月31日 著者:白石 定規

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