読んだ本の数:31冊 うち漫画:2冊


積んでしまっていた【ロクでなし魔術講師と禁忌教典】の短編集の方、これの崩し月間でもありました。本編の最新刊の内容、短編集でのイヴの過去編読んでないと味わい減っちゃいそうだったんでねえ。おかげで、より本編の最新刊堪能できました。
驚かされたのが長らく途絶えていて打ち切りかと思っていた【叛逆せよ! 英雄、転じて邪神騎士 】の新刊が出たこと。内容も衰えることなく充実一途なので嬉しいことこの上なし。この調子で続きも出てくれればいいのですが。
あと、見逃していたというか積んだままにしていたのですがHJ文庫の【デッド・エンド・リローデッド】。新人大賞受賞作なのですが、これが期待以上の面白さで手に取るのが遅れてしまったのを悔やむばかりです。幼女博士のバブみに完全にヤられてしまいましたw


★★★★★(五ツ星) 0冊



★★★★☆彡(四ツ星Dash) 2冊

ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード) 17】 羊太郎/三嶋 くろね 富士見ファンタジア文庫(2020/7/17)
七つの魔剣が支配する VI】 宇野 朴人/ミユキ ルリア  電撃文庫(2020/7/10)

【ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード) 17】 羊太郎/三嶋 くろね 富士見ファンタジア文庫

Amazon Kindle BOOK☆WALKER
感想はこちら

これでもかこれでもかと打ちのめされ、傷ついてきたイヴ・イグナイトがすべてにケリをつける復仇と精算。「炎の一刻半」と呼ばれることになるイグナイト家による叛乱の鎮圧に示したイヴの不屈の戦いの一部始終がここに。


【七つの魔剣が支配する VI】 宇野 朴人/ミユキ ルリア  電撃文庫

Amazon Kindle BOOK☆WALKER
感想はこちら

魔法使いにとって死は悲劇ではない。本分も本懐も尽くさぬまま理不尽に立たれる死こそが悲しむべき死であり、存分に生き抜いた上での結果としての死はむしろ寿がれる。魔法使いは情熱に生きて愛に死ぬ。それを改めて知る事になる巻である。


★★★★(四ツ星) 8冊

サバゲにGO! はじめてのサバイバルゲーム】 アサウラ/赤井てら LINE文庫エッジ(2019/9/5)
叛逆せよ! 英雄、転じて邪神騎士 3】 杉原 智則/ヨシモト   電撃文庫(2020/7/10)
地獄に祈れ。天に堕ちろ。2.東凶聖餐】 九岡 望/ 東西   電撃文庫(2020/7/10)
クロの戦記 3 異世界転移した僕が最強なのはベッドの上だけのようです 】 サイトウアユム/むつみまさと  HJ文庫(2020/4/1)
オーク英雄物語 忖度列伝】 理不尽な孫の手/朝凪  富士見ファンタジア文庫(2020/7/17)
カンピオーネ! ロード・オブ・レルムズ】 丈月 城/BUNBUN  ダッシュエックス文庫(2020/6/25)
Re:ゼロから始める異世界生活 12】 長月 達平/大塚 真一郎  MF文庫J(2017/3/25)
デッド・エンド・リローデッド 1.無限戦場のリターナー】 オギャ本バブ美/ Niθ HJ文庫(2020/2/29)


【サバゲにGO! はじめてのサバイバルゲーム】 アサウラ/赤井てら LINE文庫エッジ

Amazon Kindle BOOK☆WALKER
感想はこちら



【叛逆せよ! 英雄、転じて邪神騎士 3】 杉原 智則/ヨシモト   電撃文庫

Amazon Kindle BOOK☆WALKER
感想はこちら



【地獄に祈れ。天に堕ちろ。2.東凶聖餐】 九岡 望/ 東西   電撃文庫

Amazon Kindle BOOK☆WALKER
感想はこちら



【クロの戦記 3 異世界転移した僕が最強なのはベッドの上だけのようです 】 サイトウアユム/むつみまさと  HJ文庫

Amazon Kindle BOOK☆WALKER
感想はこちら



【オーク英雄物語 忖度列伝】 理不尽な孫の手/朝凪  富士見ファンタジア文庫

Amazon Kindle BOOK☆WALKER
感想はこちら



【カンピオーネ! ロード・オブ・レルムズ】 丈月 城/BUNBUN  ダッシュエックス文庫

Amazon Kindle BOOK☆WALKER
感想はこちら



【Re:ゼロから始める異世界生活 12】 長月 達平/大塚 真一郎  MF文庫J

Amazon Kindle BOOK☆WALKER
感想はこちら



【デッド・エンド・リローデッド 1.無限戦場のリターナー】 オギャ本バブ美/ Niθ HJ文庫

Amazon Kindle BOOK☆WALKER
感想はこちら






以下に、読書メーター読録と一言感想









今月のピックアップ・キャラクター

ギュネイ (叛逆せよ! 英雄、転じて邪神騎士)
ミネルバ (叛逆せよ! 英雄、転じて邪神騎士)
バッシュ (オーク英雄物語 忖度列伝)
イヴ・イグナイト (ロクでなし魔術講師と禁忌教典)
オリバー (七つの魔剣が支配する)
アシュベリー (七つの魔剣が支配する)
狭間夕陽 (デッド・エンド・リローデッド)
鴛鴦契那 (デッド・エンド・リローデッド)





7月の読書メーター
読んだ本の数:31
読んだページ数:9580
ナイス数:201

型破り傭兵の天空遺跡攻略 (角川スニーカー文庫)型破り傭兵の天空遺跡攻略 (角川スニーカー文庫)感想
★★★ うーん、なんだろう。全体的に卒なく綺麗にまとまっているし、主人公とヒロイン最初はぶつかりながらも理解が進むと同時に影響を与えあい、殻を破ることになるという展開もキャラの成長も丁寧に描かれている良作で目立った瑕疵も見当たらないのだけど、あんまり印象に残らないんだよなあ。キャラも決して薄くないし内面描写もしっかりしてる。押さえる所はほぼちゃんと押さえているのだけど、なんでだろう。割と読んでる時は普通に面白く思ってたのですけど、個人的に出汁となるナニカが見出だせなかったのかな。これはもう好みの問題ですね
読了日:07月01日 著者:三上 こた
サバゲにGO!  はじめてのサバイバルゲーム (LINE文庫エッジ)サバゲにGO! はじめてのサバイバルゲーム (LINE文庫エッジ)感想
★★★★ アサウラさん、料理を素晴らしく美味そうに描く作家さんなのだけど、同じベクトルで読者にとって未知であるモデルガン、サバゲーというものの魅力を伝える描写力、表現力が本当に凄い。全く未経験なんだけど、読んでいるだけでガンを持った時のワクワク感、サバゲーに参加して走り回っている時のドキドキ感がダイレクトに伝わってくる。楽しそう、本当に楽しそう! それはそれとして、デスニードラウンドがあるという事は、この世界普通に実銃とかも買えちゃうんじゃあw
読了日:07月01日 著者:アサウラ
ラストエンブリオ8 追想の問題児 (角川スニーカー文庫)ラストエンブリオ8 追想の問題児 (角川スニーカー文庫)感想
★★★☆ 釈天社長のなんでも屋稼業編は腰を据えて読みたかったなあ。これに限らず、過去編は事件が起こって事情が判明していざ!という盛り上がり所をすっ飛ばして結末だけやって幕を下ろしちゃう話が多くて、ちと肩透かしを食らってしまった。話自体は大変面白そうだっただけに尚更に。肝心のゲームも現世編に突入という所で終わっちゃったからなあ。文字通り終わっちゃう可能性も高いわけで、それは後生やでぇ
読了日:07月04日 著者:竜ノ湖 太郎
星系出雲の兵站4 (ハヤカワ文庫JA)星系出雲の兵站4 (ハヤカワ文庫JA)感想
★★★☆ ガイナスがその生体から行動原理まで全て未知だった時はあれほど苦戦し何をするにも手探りだったにも関わらず、いざその正体が明らかになってきた途端にこれほど簡単に優位を取れるとは。両勢力の相手に可能な限り情報を与えまいとする戦略は正しかったのだろう。出雲側の対異星人戦体制も試行錯誤ながら、何が機能して何が機能しなかったのかが判明してきて徐々に体制も整いつつある。これも火伏以下の兵站部門の優秀さ故か。組織に突出した能力者はいらないというけど、火伏が戻ってきた事で明らかに組織の能力拡大してるよなあこれ
読了日:07月05日 著者:林 譲治
嘆きの亡霊は引退したい~最弱ハンターによる最強パーティ育成術~ 1 (GCノベルズ)嘆きの亡霊は引退したい~最弱ハンターによる最強パーティ育成術~ 1 (GCノベルズ)感想
勘違いものかー。お互い誤解と思い込みで実態や肖像を勝手に作ってしまっていてもどこかで相通じるものや、仲間同士繋がる部分があれば気にならないのだけど。幼馴染達とは相互理解どころか話が通じないのはどうにも個人的にはキツイ。あと、リィズのあれは完全にDVのたぐいでちょっとムリー
読了日:07月06日 著者:槻影
Landreaall 35巻 (ZERO-SUMコミックス)Landreaall 35巻 (ZERO-SUMコミックス)感想
★★★★☆ ゴリランドリオールてw いやなるほど。でもライナスのポコポコは影響出ちゃってたの? 何にせよ可愛いのだけど。そうかー、ライナスだけまだ本当にイオンの事知らないのかー。どうしてライナスなんだろう。イオンについてはもう他の生徒たちにも今回のダンジョン騒ぎもあって広まっているだろうに。しかしDXは危機管理能力滅茶苦茶高いなあ。こと生存に関する感覚と思慮深さには図抜けたものがある。やっぱり外向け野良向け自然向けよねDXって。
読了日:07月06日 著者:おがき ちか
失格から始める成り上がり魔導師道! ~呪文開発ときどき戦記~ 2 (GCノベルズ)失格から始める成り上がり魔導師道! ~呪文開発ときどき戦記~ 2 (GCノベルズ)感想
★★★☆ 魔力計によって目に見える最大限の評価を得るアークス。ここまでやってしまうと、なんで廃嫡されたんだという話になるわなあ。父上が単に無能で見識もない人物なら話は単純だったのだが、優秀で情もある人物なだけに家の呪縛によって考え方が凝り固まっている、というだけでもないのだろうなあ。兄の溶鉄との複雑な関係も絡んでいるのだろうけど、和解の道はないのか。アークスも両親には負の感情の方が強いだろうし。しかしただ見返すという目的だけでは収まらない功績をあげてしまった以上、アークスには前を向いた目標が必要とされるか
読了日:07月06日 著者:樋辻臥命
ロクでなし魔術講師と追想日誌4 (ファンタジア文庫)ロクでなし魔術講師と追想日誌4 (ファンタジア文庫)感想
★★★☆ ロリカちゃんやりたい放題、というかセリカやりたい放題である。本編では色々と不自由な分、短編集だと素放題やってるなあ。そして、このお母ちゃん息子好きすぎである。どれだけ日頃から構ってほしいんだ。数日放っておかれただけで暴走しだすとか。アルベルトの過去編は圧巻でした。彼の人物像がどうやって形成されたかがわかり、その本質を垣間見る壮絶な過去。そしてアルベルトという存在になった以上友人であるグレンという存在は運命的ですらあり、だからこそグレンこそが分岐点でもあったのか。
読了日:07月07日 著者:羊太郎
叛逆せよ! 英雄、転じて邪神騎士3 (電撃文庫)叛逆せよ! 英雄、転じて邪神騎士3 (電撃文庫)感想
★★★★ 続きもう諦めていたので素直に続刊出てめちゃ嬉しい。前回は読者としては衝撃的な展開だったのだけれど、ギュネイからすると決して珍しい経験ではなかったのかもしれない。しかしその生者と死者を分け隔てなく見てしまう力はかつて彼から死への忌避感を喪わしめていたというのはかなり危ない状態だったのか。その彼を生きた人間へと引き戻したのが聖女様なら単に想い人というだけじゃない掛け替えのない相手なわけだ。でも彼に目の前の王女を見捨てる事は出来ないだろう。二者択一の選択に自分から追い込まれるギュネイ、どうすんだこれ

読了日:07月11日 著者:杉原 智則
地獄に祈れ。天に堕ちろ。2 東凶聖餐 (電撃文庫)地獄に祈れ。天に堕ちろ。2 東凶聖餐 (電撃文庫)感想
★★★★ 一巻ではアッシュが正気じゃなかったので終盤まで物足りなかったバディものとしての体が、今回は最初から全開フルスロットル。喧嘩ップルかよ、と言いたくなるほど喧嘩しながら息ピッタリ、以心伝心相手の機微も汲み取りながらそっぽを向き続けるやり取りが、これだこれが見たかったんだというミソギとアッシュのバディとしての完成体でした。また姉という役を脱して、アッシュを窘めミソギとの間を取り持つフィリアが真の相棒に相応しい存在感を示していて、見違えるようでした。木蓮はもうちょいミソギのヒロインぽくになってくれれば…
読了日:07月13日 著者:九岡 望
ラストオーダー1 ひとりぼっちの百年戦争 (講談社ラノベ文庫)ラストオーダー1 ひとりぼっちの百年戦争 (講談社ラノベ文庫)感想
★★★ 戦争が終わってもずっと命令に従って戦い続けているヒューマロイド。たとえ命じた上官がいなくなろうと、百年もの時間が流れようとひたすら命令を遵守し続ける機械の悲哀、を描いたものかというと、このリアは戦前に人の心に触れ、人の友人を得て平和な日常を体験しその思い出を大切に守ってるんですね。そういう人と変わらぬ存在が、機械のように疑う事すら許されずに終わった戦争を戦い続けている、という虚しさ。彼女に助けられた少年が、リアの呪縛を解いてあげたいと願うのは自然だけど、そこまで思い入れるまでが弱いかなあ。
読了日:07月13日 著者:浜松 春日
クロの戦記 3 異世界転移した僕が最強なのはベッドの上だけのようです (HJ文庫)クロの戦記 3 異世界転移した僕が最強なのはベッドの上だけのようです (HJ文庫)感想
★★★★ 親父さん、濃いキャラだよなあ。この豪傑に拾われて、利害とか恩義ではない「親子」になれた所にクロノの資質を感じる。ティリアに見込まれたのもその辺だよなあ。帝都の政変は誰かが暗躍しての陰謀や悪意が絡まず、偶然と機会主義と警戒心の産物というのが面白い。明確な悪役黒幕が今の所居ないんですよね。だからこそ余計に帝国は泥沼に足を踏み入れそう。辺境と中央との軋轢や、亜人差別など目立つけどそれ以外にも国の構造や貴族自体に劣化が伺えるし。この時点でティリアが継いでもろくなことにならなかったんじゃないだろうか。
読了日:07月13日 著者:サイトウアユム
ロクでなし魔術講師と追想日誌5 (ファンタジア文庫)ロクでなし魔術講師と追想日誌5 (ファンタジア文庫)感想
★★★☆ イヴは苦労人というか周りの自由極まる暴走を一手に引き受けて後始末に酷い目にあってしまうの、わりとグレンと同じタイプだよねえ。作者のお気に入りキャラは酷い目にあわされる傾向を見ると、なるほどこの辺りからイヴの躍進があるのか。白猫になったシスティ、グレンに飼われて猫可愛がりされるの、何気にハマってやしなかっただろうかこやつ。ジャティス、結局特務室時代から今とさほど変わらずやりたい放題じゃないですか。そんなジャティスが見下していたグレンにハマってしまうお話。
読了日:07月15日 著者:羊太郎
ぼんくら陰陽師の鬼嫁 六 (富士見L文庫)ぼんくら陰陽師の鬼嫁 六 (富士見L文庫)感想
★★★☆ 次々に観覧車のゴンドラが落ちていくのは結構ホラーな雰囲気だと思うのだけれど、敢えて明るい空気を維持する一同のお陰で恐怖感に追い立てられるような展開にならなかったのは幸いだった。笑ちゃんとか中学生なのにパニックにならずにむしろムードメーカーしてたのは偉かったなあ。全員が心霊現象経験者だったというのもあるのだろうけど。それでも押し殺せない不安の理由を、皇臥が側にいない事に求める芹は、もう十分皇臥の事好いてるんじゃないかしら。もう帰るべき家は北御門だと思ってるんだし。
読了日:07月15日 著者:秋田 みやび
オーク英雄物語 忖度列伝 (ファンタジア文庫)オーク英雄物語 忖度列伝 (ファンタジア文庫)感想
★★★★ 忖度だ。確かにみんなが相互に忖度してる! でも忖度という事は相手の意志をちゃんと確かめた訳じゃなく、勝手に慮っているので誤解や思い違いが生じてしまうのは仕方ないよね。でも勘違いしているとはいえ主人公のバッシュは英雄に足る人物だし妻を得て童貞を卒業したいという目的だって、悪いものじゃないし言動も他種族にオークという種を見直させる立派なもので、過剰に持ち上げられているのではないのでちゃんと本物の英雄譚になってて気持ち良い。むしろ彼の本音は親しみが湧くくらいだし。ってか奥さん見つけるの応援するよ。
読了日:07月17日 著者:理不尽な孫の手
ロクでなし魔術講師と追想日誌6 (ファンタジア文庫)ロクでなし魔術講師と追想日誌6 (ファンタジア文庫)感想
★★★☆ 白猫パパ、ママをゲットした行程が完全にアウトすぎてグレンの事全然非難出来ないんですけどッ。そして完全にポンコツ路線に舵を切ったナムルス。この娘、素でちょっと面白すぎませんか!? ラストはイヴの過去編。相変わらず特務室の面々、主人公置いてけぼりにする過去の壮絶さである。というかイヴ、ここまで凄惨な過去を歩んでいるとは思わなかった。父親との関わりにももう少し甘いものを想像していた。まさか、ここまで父親が救いようのないクズだったとは。
読了日:07月18日 著者:羊太郎
ロクでなし魔術講師と禁忌教典17 (ファンタジア文庫)ロクでなし魔術講師と禁忌教典17 (ファンタジア文庫)感想
★★★★☆ イグナイト卿、クズオブクズだと思ってたらそれどころじゃないクソ外道だった。これで自己評価通りの有能なら兎も角、娘に小物と言われる程度の輩なんですよね。でも無能な小物だからこそ、その無能に無為に食い潰された娘三人の無念が高まるというもの。三人共父と違って本物の天才だっただけに尚更に。同じ姉に救われた妹、その道に違いが出来てしまったのはグレンが居たかどうかだと思えば主人公存在感絶大だ。しかしアリエルもイヴも目的を達するやり方が迂遠極まるのはイグナイトの血筋なんだろうか。
読了日:07月18日 著者:羊太郎
新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙V (電撃文庫)新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙V (電撃文庫)感想
★★★☆ 羊爺、ホロには割と塩っ気の強い対応だったのにミューリには随分と甘いじゃないか。孫なのか?孫扱いなのか?月狩熊の謎に踏み込んだり、兄妹の関係からもう一歩確かなものを紋章を通じて見つけたり、と段階を踏みつつ、コルの誰かに負債を押し付けるのではなく、皆に誇れる幸いをというスタンスの追求が、今度は名高き聖クルザ騎士団の名誉と存続を救うことに。ますます薄明の枢機卿の名があがっていくなあ。
読了日:07月19日 著者:支倉 凍砂
終焉ノ花嫁 (MF文庫J)終焉ノ花嫁 (MF文庫J)感想
★★★☆ 謎が、秘密が、真実が明かされる。そのインパクト、心を打つ衝撃はその明かされる事実の悲壮さ意外さ迫真性などにもよるのだけれど、やっぱり溜めが大事なんですよね。主人公の生き様にのめり込み、ヒロインと育まれていく関係性にはまり込み、登場人物たちと世界観そのものに魅了され引き込まれてこそ、その全てがひっくり返されるどんでん返しに衝撃を受け、息を呑み、真っ白になる。ひっくり返される台の上にあるものに未だ重みを感じていなければ、やはり衝撃は軽くなる。その意味でも、数巻跨いでやって欲しいお話でありました。
読了日:07月20日 著者:綾里 けいし
異世界、襲来 02 王の帰還 (MF文庫J)異世界、襲来 02 王の帰還 (MF文庫J)感想
★★★☆ 作者が今まで描いてきた主人公、みんなタフを通り越して突き抜けたメンタルの持ち主だっただけに、普通に悩むユウは新鮮ですらある。結果として突き抜けた方へと着地するあたりは流石であるが。仮面のヒーローとなりながら、戦士ではなく万民を導く王としての道を歩みだしたのは、それだけ見続けた統制を失った人々の混乱が酷かったからなのか。でも一人で背負おうとするのではなく、仲間と一緒に仮面の英雄という偶像を作り上げ、その指令塔となるのをユウが嗜むサッカーで例えるのは、なるほどなあ。
読了日:07月20日 著者:丈月城
現実でラブコメできないとだれが決めた? (ガガガ文庫)現実でラブコメできないとだれが決めた? (ガガガ文庫)感想
★★★☆ ラブコメするって何なんだろう。長坂の持論を聞いてふむふむと頷いていたけれど、彼が行っている事はまだ舞台設営に終始している。企画監督演出側だ。それがいざ自分が主人公となり自分が準備したラブコメを自分が整えたイベント通りに消化して。それマッチポンプじゃない? 一から十まで分かってる展開、楽しい? 予定外が苦手な長坂君、ハッピーエンドの後も現実は続くのを乗り越えられるの? と、疑問は幾つも湧いてくるのだが、それはラブコメ完成後の話。ゲームは作ってる時が一番楽しい。つまり今がホントのラブコメ中なんだよね
読了日:07月23日 著者:初鹿野 創
カンピオーネ! ロード・オブ・レルムズ (ダッシュエックス文庫)カンピオーネ! ロード・オブ・レルムズ (ダッシュエックス文庫)感想
★★★★ ヒューペルボレアって神話の原型だけあって神様の世界という風だったのに、いつの間にか神殺したちに乗っ取られてシムシティ風のテーマパークになっちゃってるし。反省はしないだろうなあ。お仕置役の勇者様は粗忽者の娘さんで早速蓮達に引っ掛けられてるし。ラーマと比べるとやはり役者不足に見えるけどこれから化けるんだろうか。護堂さんはなんか三十路近くになったからか、なんだか言動がおっさん臭くなった気がするぞ! クロ・レギの方からもゲストと思しきキャラが出てるし、このごった煮感はオールスターという感じがしてワクワク
読了日:07月23日 著者:丈月 城
底辺領主の勘違い英雄譚 1 〜平民に優しくしてたら、いつの間にか国と戦争になっていた件〜 (オーバーラップ文庫)底辺領主の勘違い英雄譚 1 〜平民に優しくしてたら、いつの間にか国と戦争になっていた件〜 (オーバーラップ文庫)感想
うーん、これは無理だ。このノリには乗れないや。ちょっと受け付けませんでした。
読了日:07月24日 著者:馬路まんじ
七つの魔剣が支配するVI (電撃文庫)七つの魔剣が支配するVI (電撃文庫)感想
★★★★☆ 魔法使いにとって死ぬ事そのものは悲劇ではないんだな。むしろ、死は人生の完結として祝福ですらある。満ち足りた幕引きは、哀しくとも皆が黙して受け入れる。それが連れ添う者の居る旅立ちなら尚更に。死という完結はだから神聖ですらある。それを穢す事への呪いは如何ばかりか。オリバー一党のあの妄執にも似た憎悪の所以が少し分かった気がする。生きる事とは死ぬ事と見つけたり。果たしてオリバーとナナオは共に存分に生きて、先輩達のように思い残す事なく逝けるのか、生き急ぐオリバーの姿にふとそんな事を思ってしまった。
読了日:07月26日 著者:宇野 朴人
きれいなお姉さんに養われたくない男の子なんているの? (GA文庫)きれいなお姉さんに養われたくない男の子なんているの? (GA文庫)感想
マガジンの漫画、読んでたんでそれのノベライズかと思ったんですが、本気で。きれいなお姉さんと同居することになってドキドキする男の子を堪能したかったのだけれど、変態にドキドキするのは無理だったよ。いや昨今、キュートで可愛い変態さんも珍しくはないはずなんだけど、このお姉さんにそうした感情を抱くのは非常に難易度が高い。この人にはあんまり正直養われたくない。
読了日:07月26日 著者:柚本悠斗
キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦8 (ファンタジア文庫)キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦8 (ファンタジア文庫)感想
★★★☆ サリンジャー、それ俺の女になに手出してんだこらー、的なお怒りとしか見えないんですけど、本人の前でそれ言ってみ? 言ってみ? でも、魔女にミゼルヒビィと調子乗ってる偉そうな二人を上から目線で揺るぎもせずに虚仮にする姿は痛快ですらありました。イスカにサリンジャーといきなりワケわからんレベルの相手と対決する羽目になったミゼルヒビィも難儀したと思いますが。しかしタリスマンに仮面卿と寝業師が揃う他家に対してルゥ家脳筋しか居ないやん。唯一得意そうな長女はアレだし、姉妹で内輪もめしてるし、そりゃアカンて
読了日:07月26日 著者:細音 啓
Re:ゼロから始める異世界生活12 (MF文庫J)Re:ゼロから始める異世界生活12 (MF文庫J)感想
★★★★ ベア子ぉ。あの小さな図書室精霊の孤独が知れる回であり、エミリアの脆さを思い知る回であり、スバルが自分が死ぬという事に向き合う事になる回でもあった。特に自分の死が全てのリセットではない可能性を突き付けられた事は、スバルに死に戻ればやり直せる、捨て回という概念を容易に選択できなくする分岐点ともなったわけで。直前にガーフとラムの死に様への反応をロズワールに鋭く指摘されたのもあっただけに、スバルの足元を崩壊させたとも言える。ほんと、追い詰め方が半端ねえ。
読了日:07月28日 著者:長月 達平
伝説のおねえさんたちが、勇者のいうことを聞いてくれないのですが (ファミ通文庫)伝説のおねえさんたちが、勇者のいうことを聞いてくれないのですが (ファミ通文庫)感想
★★★☆ いうことを聞いてくれなくても、それに振り回されずにむしろ良いように振り回して誘導してしまう勇者ハルくん。肉体若返ったものの、中身はダンディというのも納得なジゴロの振る舞いである。クロもシロもお姉さんというには言動が若くて落ち着きが足りないので、ショタものっぽくはないんだなあ。見た目子供でも圧倒的に落ち着きあるハルが大人に見える。じゃじゃ様も、見た目幼女でも為政者としても魔王としても貫禄あるキャラなので、年少組の方が年上に見える。いや、実年齢も上なんだが。相応なのはケモミミ少女のケチャだけか。
読了日:07月29日 著者:嬉野 秋彦
恋愛ラボ (15) (まんがタイムコミックス)恋愛ラボ (15) (まんがタイムコミックス)感想
ヤン、マキに影響されすぎじゃね!? それとも元からそんなだったのか!? いや、そんなはずはない。頭固いけど、マキと同じベクトルに変ではなかったはずだ。長らくマキの本性に付き合い続けてしまった結果、まさか朱に交わってしまうとは。カップルになったら二人で倍ですよ、二乗になっちゃいますよ? 大丈夫なのか? 色んな意味で心配なマキ達に対して他のカップルは安心の甘酸っぱさ。特にリコとナギは二人共が乙女力と漢力を両方高め合ってたカップルだったので、ほんとキュンキュンさせてくれる甘酸っぱさでした。ラブコメの最高峰でした
読了日:07月29日 著者:宮原るり
ワールドエンドの探索指南2 (電撃文庫)ワールドエンドの探索指南2 (電撃文庫)感想
★★★☆ こんなんわからんて! ツクシとの遭遇から合流までを読み直してみて、確かにそこで反応してるわ。いやこれ、ヤヒロの方が正しい反応でしょう。読んだ時は一巻ではむしろ鷹揚だったヤヒロが、どうしてこんなピリピリしてるのか。キャラ変わってないか? と不思議に思ったくらいだったのだが、改めて見るとタイキの方がこれおかしい。なんであんな冷静に対応できるの? お陰で全く疑念を持たなかった。多分、ツクシもそうだったのだろう。この時点で、ある程度タイキは全貌を想定出来ていたのか。すげえなこいつ。
読了日:07月30日 著者:夏海 公司
デッド・エンド・リローデッド 1-無限戦場のリターナー- (HJ文庫)デッド・エンド・リローデッド 1-無限戦場のリターナー- (HJ文庫)感想
★★★★ シリアスだ、ガチシリアスだ。なのにこの作者名w やっぱりちょっと名前見た所で、ん?と構えちゃいますよ。しかしヒロインの幼女博士が確かにバブみを感じさせる際立った母性の持ち主で、というか幼女でありながらここまで正統派ヒロインの貫禄を見せるキャラはそうはいないですよ。慈愛と包容と母性の塊のような理知的で聡明な幼女という強キャラ。主人公もゴツい見た目とは裏腹に物腰丁寧で敬語を欠かさない畏まったキャラは非常に好感高くて、ほぼこの二人で展開される物語はスピーディかつ残酷鋭利に研がれてホント面白い物語だった
読了日:07月30日 著者:オギャ本バブ美

読書メーター