前回の記事です。9月後半の注目作品。

そして、10月前半発売のライトノベルから、幾つか注目の作品をピックアップ。


【<Infinite Dendrogram>―インフィニット・デンドログラム― 14.<物理最強>】 海道左近(HJ文庫)

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これまで裏に表にとちょっかいを掛けてきていたドライフ皇国との、講和会議の破綻からくる本格全面闘争の開始。お互いの持つ最強戦力を出し切った全面衝突。比喩ではなく、レイがこれまで体験した中で最大の戦いのはじまりである。


【それでも、好きだと言えない】 赤月 カケヤ(講談社ラノベ文庫)

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【キミとは致命的なズレがある】で主にガガガ文庫で活動してきた赤月カケヤさんの新作は、講談社ラノベ文庫からまさかの青春ラブストーリー切ない系。
これまで描いてきたこの人の作品は、どちらかというと精神面のグロテスクさを前面に打ち出してきたものが多いんですよね。サイコパスと向き合う話だったり人が次々と理不尽に虐殺されていく物語だったり、逆に殺人鬼の復讐譚だったり。そんな心の暗黒面を照らし出してきた作者による、どこか淡く切ない掌からこぼれ落ちていく恋のお話。いったいどんな話になるのか。


【バケモノたちが嘯く頃に バケモノ姫の家庭教師】 竜騎士07(電撃文庫)

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大作サスペンス・ミステリーのノベルゲーム【ひぐらしのなく頃に】のシナリオライターとして一世を風靡した竜騎士07の、これが初のオリジナル小説となるのか。一応【ひぐらしのなく頃に】のノベライズを星海社から出していらっしゃるので、これが小説デビューというわけではないのだけれど。
時代は昭和二十年代。戦後まもなく未だ古き因習が残る時代の、都市部から離れた地方の村で次々と起こる血の惨劇の真実に、主人公は生きてたどり着けるのか。


【家族なら、いっしょに住んでも問題ないよね? 2】 高木幸一(GA文庫)

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家族のぬくもりを知らない孤独な少年を、家族として招き入れた四姉妹。初めて与えられた柔らかな愛情に戸惑いながら、拙くも誠実に姉妹たちと新たな家族のカタチを築いていく主人公。
そんな胸に沁み入るホームドラマの第二弾は、草原家一同としていろんなイベントに参加することで、より家族間の距離感を近づけていく一方で近づくからこそそこに曖昧にはしておけない人間関係が生じていくことに。そうこれはホームドラマであると同時に、恋の物語でもあるのです。


【エリスの聖杯 3】 常磐くじら(GAノベル)

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前回で明らかになった衝撃的なんてものじゃない凄まじい真実に打ちのめされている間もなく、事件は急展開。10年前のスカーレットの処刑の真相にたどり着いた時、コニーへと再びかつてと同じ惨劇が降りかかる。
悪役令嬢モノの皮を被った超本格クライム・サスペンスミステリーはまさにクライマックスへ。その結末を刮目して見よ。