読んだ本の数:28冊 うち漫画:1冊

ラブコメ三昧!! いや【隣の席になった美少女が惚れさせようとからかってくるがいつの間にか返り討ちにしていた 】と【虐殺スペック赤三月さんと低スペック九木野瀬くん】の二作は秀逸ながら少し前に出た作品なので今月発売じゃないのですけど。あと【カノジョの妹とキスをした。】は全然コメディってないのですけど。
でもほぼ別次元の領域な【継母の連れ子が元カノだった】と、短編であらゆるラブコメの極地を網羅してみせた【川上稔 短編集】の二編があまりに圧倒的で、今月はラブコメ三昧!という気分でありました。
骨太の本格戦記【やがて僕は大軍師と呼ばれるらしい 3】【亡びの国の征服者 2 ~魔王は世界を征服するようです~】や本格ファンタジー【Babel】、本格SFアクション映画な【デッド・エンド・リローデッド】と読み応え歯ごたえ充分な作品も目白押しで、満腹感あるひとつきでありました。



★★★★★(五ツ星) 1冊

継母の連れ子が元カノだった 5.あなたはこの世にただ一人】 紙城 境介/たかやKi 角川スニーカー文庫( 2020/9/1)

【継母の連れ子が元カノだった 5.あなたはこの世にただ一人】 紙城 境介/たかやKi 角川スニーカー文庫

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ついに自分の想いを定めた結女のターンと思いきや、まさかの東頭いさなリターンズ。
ひとりの登場人物である東頭いさなという特異なキャラクターを、ここまで見事に掘り下げて解体し切り、その人物像を明確化してのけた渾身の一作であり、改めて周囲の人間関係が再設定することで水斗と結女の新しい関係をはじめる舞台が整えられた。まさに新展開に向けての踏ん切りの回でもありました。


★★★★☆彡(四ツ星Dash) 2冊

カノジョの妹とキスをした。2】 海空りく/ さばみぞれ GA文庫(2020/9/11)
Babel II 魔法大国からの断罪】 古宮 九時/ 森沢 晴行 電撃の新文芸(2020/9/17)


【カノジョの妹とキスをした。2】 海空りく/ さばみぞれ GA文庫

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うぉぉ、すごい展開になってきた。ただの浮気もの、不貞ものなら浮気をした男を糾弾すればいい。だが、ひたすらに純愛を貫き誘惑をはねのけながら、愛するが故に愛する人に愛を否定され拒まれて、なお愛を貫けというのか。誠実であるがゆえに苦しむ主人公にとって、それは許しであり救いであるのだとすれば、苦しいばかりの純愛に意味はあるのか。まさに衝撃の問題作。


【Babel II 魔法大国からの断罪】 古宮 九時/ 森沢 晴行 電撃の新文芸

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道中いろいろと事件に遭遇しながらも、なんとか魔法大国ファルサスに到着したシズクたち。ここで元の世界に帰るための方法を探そうとしたら、なぜか目通りした国王ラルスに世界の敵宣言されて命を狙われるはめに。覚えのない疑いを晴らすためにシズクがとった方法とは。
そしてタイトルに直結する異世界にまつわる言葉の謎。風雲急を告げる第二巻でありました。


★★★★(四ツ星) 7冊

デッド・エンド・リローデッド 2.不倶戴天のトゥーム・レイダー】 オギャ本バブ美/ NiΘ HJ文庫(2020/9/1)
隣の席になった美少女が惚れさせようとからかってくるがいつの間にか返り討ちにしていた 2】 荒三水/さばみぞれ モンスター文庫(2020/6/30)
川上稔 短編集 パワーワードのラブコメが、ハッピーエンドで五本入り 1】 川上稔/さとやす(TENKY) 電撃文庫(2020/9/10)
川上稔 短編集 パワーワードのラブコメが、ハッピーエンドで五本入り 2】 川上稔/さとやす(TENKY) 電撃文庫(2020/9/10)
虐殺スペック赤三月さんと低スペック九木野瀬くん plan.2】 蓮見景夏/こーやふ オーバーラップ文庫(2019/4/25)
やがて僕は大軍師と呼ばれるらしい 3】 芝村 裕吏/片桐 雛太 MF文庫J(2020/9/25)
亡びの国の征服者 2 ~魔王は世界を征服するようです~】 不手折家/ toi8 オーバーラップノベルス(2020/9/25)


【デッド・エンド・リローデッド 2.不倶戴天のトゥーム・レイダー】 オギャ本バブ美/ NiΘ HJ文庫

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【隣の席になった美少女が惚れさせようとからかってくるがいつの間にか返り討ちにしていた 2】 荒三水/さばみぞれ モンスター文庫

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【川上稔 短編集 パワーワードのラブコメが、ハッピーエンドで五本入り 1】 川上稔/さとやす(TENKY) 電撃文庫

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【川上稔 短編集 パワーワードのラブコメが、ハッピーエンドで五本入り 2】 川上稔/さとやす(TENKY) 電撃文庫

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【虐殺スペック赤三月さんと低スペック九木野瀬くん plan.2】 蓮見景夏/こーやふ オーバーラップ文庫

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【やがて僕は大軍師と呼ばれるらしい 3】 芝村 裕吏/片桐 雛太 MF文庫J

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【亡びの国の征服者 2 ~魔王は世界を征服するようです~】 不手折家/ toi8 オーバーラップノベルス

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以下に、読書メーター読録と一言感想




今月のピックアップ・キャラクター

バイパー (戦闘員、派遣します!)
伊理戸水斗 (継母の連れ子が元カノだった)
伊理戸結女 (継母の連れ子が元カノだった)
東頭いさな (継母の連れ子が元カノだった)
成戸悠己 (隣の席になった美少女が惚れさせようとからかってくるがいつの間にか返り討ちにしていた)
鷹月唯李 (隣の席になった美少女が惚れさせようとからかってくるがいつの間にか返り討ちにしていた)
 (Babel)
赤三月朝火 (虐殺スペック赤三月さんと低スペック九木野瀬くん)
ガーディ (やがて僕は大軍師と呼ばれるらしい)
ユーリ・ホウ (亡びの国の征服者)
レオニス (聖剣学院の魔剣使い)
リーセリア (聖剣学院の魔剣使い)
コローナ (たとえば俺が、チャンピオンから王女のヒモにジョブチェンジしたとして。)



9月の読書メーター
読んだ本の数:28
読んだページ数:6983
ナイス数:245

デッド・エンド・リローデッド 2-不倶戴天のトゥーム・レイダー- (HJ文庫)デッド・エンド・リローデッド 2-不倶戴天のトゥーム・レイダー- (HJ文庫)感想
★★★★ 喪われたはずだったヒトガタ「旭」の頭部を奪い、東南アジアはマフィアの抗争真っ盛りの悪徳の街に逃げ込んだ、妹の仇たる裏切り者のテロリスト・墓荒を追い現地に入る夕陽と契那、そして謎の仮面の女。かつての戦友たる葬儀社の仲間と合流し、別件で墓荒を追ってきたCIAも首を突っ込んでの三つ巴の戦いが幕を開ける。まさに王道一直線のエージェントアクションもののハリウッド映画さながらの大立ち回り。うん、アクションものとはこれだよ、と固く拳を突き上げたくなる街中でのド派手なチェイスに銃撃戦に大爆発に人型兵器同士の戦い
読了日:09月01日 著者:オギャ本バブ美
戦闘員、派遣します!6 (角川スニーカー文庫)戦闘員、派遣します!6 (角川スニーカー文庫)感想
★★★☆ バイパーちゃん、マジ天使。私、頑張ってエッチな幹部になります的な事を6号の口車に乗って言っちゃう子をどうして愛でずに居られようか。この健気で素直で直向きな子が幸せになれますように。もはやキサラギのアイドルかお姫様のような立ち位置のバイパーちゃんだけど、もう一人のお姫様ティリスは受難の時である。まあ受難でなかった時期が見受けられないのだが。しかし、スノウより腹黒と測定されるとは思わなかった。そのスノウはもはや悪の組織でも抱えきれない悪徳なんじゃ、でもそれを呑んでもと思わせる有能さを見せちゃってまあ
読了日:09月04日 著者:暁 なつめ
継母の連れ子が元カノだった5 あなたはこの世にただ一人 (角川スニーカー文庫)継母の連れ子が元カノだった5 あなたはこの世にただ一人 (角川スニーカー文庫)感想
★★★★★ このヘタレがー!! そうだよ、結女ってこういう奴だった。あれだけキメ顔で宣戦布告しておきながら全力で日和やがった。お陰で水斗が余計に混乱してますがな。結女がドツボにハマっているうちに、いさなの方が自分の恋ともう一度向き合う事に。この作品は人物を徹底的に掘り下げて解体していく。作者自身、書きながら手探りでこれでもかと細かく暴きバラしていく。それは深い海に息を止めたまま潜り続けるような作業だったろう。いさなという怪人相手なら尚更だ。彼女という人物像を解体し切ったという時点で凄まじい作品だこれ。
読了日:09月06日 著者:紙城 境介
はたらく魔王さま!21 (電撃文庫)はたらく魔王さま!21 (電撃文庫)感想
★★★☆ 終わってみるとこれって漆原が親の軛から解かれニートから脱却するお話だったんじゃあ。個人的には忖度もせず本心を曝け出して真っ直ぐに恋してた鈴乃を応援してたんですけどね。真奥が千穂への思いをキッチリ自己分析して語ってくれたので順当ですが良かった。真奥への敬語が抜けた千穂ちゃんがちょっと新鮮で、うまくやってるんだなあ、と微笑ましくなりました。千穂にとっては最良の光景はもう目の前にあったわけで、それをどう先々まで維持していくかが問題だったわけで、それを皆で共有出来て実現できたのだから千穂大勝利という事で
読了日:09月06日 著者:和ヶ原 聡司
隣の席になった美少女が惚れさせようとからかってくるがいつの間にか返り討ちにしていた(2) (モンスター文庫)隣の席になった美少女が惚れさせようとからかってくるがいつの間にか返り討ちにしていた(2) (モンスター文庫)感想
★★★★ ポンコツどころかもうクソ雑魚ヒロインじゃないですか唯李。妹にも親しまれつつナメられてるし。全方向からフルボッコである。でもこの面白ポンコツ可愛さは他の追随を許さない。悠己との掛け合いのキレキレっぷりたるや圧巻で、唯李って存在自体が神レベルのコメディアンじゃね?面白すぎるんですけど、この娘。悠己の返しと対応もまたキレキレすぎて、こいつ人間か!?というレベルなんで、お似合いなのか?でもあれだけクソ雑魚にも関わらず、妹の時も凛央の時もいざという時に絶対に対応間違わない姿はまさにメインヒロインなのだ

読了日:09月08日 著者:荒三水
ドラキュラやきん! (電撃文庫)ドラキュラやきん! (電撃文庫)感想
★★★☆ コンビニを夜勤ではたらく吸血鬼。昨今日中でも出歩く吸血鬼に事欠かないご時世に、日に当たると速攻で灰、それでなくても日中は眠気でろくに起きていられず、と縛りがキツい中で現代社会で日常生活を営むのは結構キツそう。とはいえそういう生活に纏わるお話重視ではなく、アイリスと共に犯罪者吸血鬼を追う話がメインになっている。ヒロインは吸血鬼退治の専門家ながら、別に由良とバチバチやり合うどころかむしろ懐いていて想像していた構図と違ったけれど、変にギスギスしているより中々ラブコメっぽかったんじゃなかろうか。
読了日:09月10日 著者:和ヶ原 聡司
転生魔王の大誤算 ~有能魔王軍の世界征服最短ルート~ (GA文庫)転生魔王の大誤算 ~有能魔王軍の世界征服最短ルート~ (GA文庫)感想
★★★☆ 勘違いモノの常として、相互理解が致命的に足りていない事が多いのだけれど、本作はルシ子が幼馴染としてケンゴーがヘタレチキンだと分かっていて傍に居てくれている上に、他の魔将たちも思い込み激しいものの個々の魔王への感想を聞いていると意外と的を外していない見解だったりするので、理解者が誰も居ない中で孤独に立ち回らなければいけない立場ではないのは幸いなのだろう。ヘタレだけど、肝心なモノは見失わず出すべき所で勇気を出せる、悪くない男である。それよりも人間サイドの方がが狂信入ってて怖いヨ
読了日:09月11日 著者:あわむら赤光
カノジョの妹とキスをした。2 (GA文庫)カノジョの妹とキスをした。2 (GA文庫)感想
★★★★☆ これは、博道には同情せざるを得ない。時雨の甘い毒とは言い得て妙な刷り込みに侵されながらも、晴香に愛を貫いていたのに、あの仕打ち。あのシーンは少年の心がズタズタに傷つけられたのが痛いほど伝わってきて、胸が締め付けられそうだった。にも関わらず、自分が悪かったのだと言い聞かせる彼の健気さ、晴香に応えようと必死に足掻く姿が悲痛ですらあった。愛することが幸せじゃなく辛いになってる。自分の価値観を絶対のものとしてそれ以外を認めない晴香に疲弊していく博道の心の救いとなっていく時雨。どう転んでもこれ泥沼だ。
読了日:09月12日 著者:海空りく
川上稔 短編集 パワーワードのラブコメが、ハッピーエンドで五本入り(1) (電撃文庫)川上稔 短編集 パワーワードのラブコメが、ハッピーエンドで五本入り(1) (電撃文庫)感想
★★★★ エモぉぉい! そうか、エモいてのはこういう感覚なのか、今までぼんやりとしか理解していなかったのだけれど、これがエモいって奴なのか! ちょっと感激しつつ、甘酸っぱい恋模様に悶てしまう。五編のうち四編が女性視点なんだけど、川上先生が直球でラブコメ書くとここまで不思議な踊りを踊りながら的確に急所を順番に撃ち抜いていく変態正統派ボクサーになるのか。好きなのは初っ端の心を読む事が出来た女の子の初恋物語。あだ名が長老というの、いいのか女の子w
読了日:09月12日 著者:川上 稔
竜と祭礼3 ―神の諸形態― (GA文庫)竜と祭礼3 ―神の諸形態― (GA文庫)感想
★★★☆ 一人騒がしい人物が居るにも関わらず、文章から醸し出されるのは静謐と呼ぶに相応しい静けさだ。教会新派の政争が繰り広げられるのだけど、権力争いとは違って純粋に信仰をどう規定しどう広げるか、という意志の元に行われてるんですよね。その為に駆け引きや謀略も辞さないというあたりがアレなのですが。その渦中に放り込まれるユーイ。生贄だったはずの彼女が自力でプレイヤーにスルリと競り上がっているこの手管は、一体いつの間に身につけたのか。一方で純粋に職人としての道をひた走るイクス。二人の道は再び交わるのだろうか。
読了日:09月13日 著者:筑紫一明
究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら (MF文庫J)究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら (MF文庫J)感想
なんかラスト、感動的な親友との別離シーンになってたけど、そいつを特に意味もなくぶっ殺したの自分だからね!? 幼馴染が病んで殺しに来るのも無理カランことでしょう。目の前で兄貴殺されたんだから。特に意味なく。主人公、現実での挫折からどうにも性根が腐っちゃってるし、見ていて気持ちの良い主人公じゃないわなあ。ギャグも勢い任せか茶化すかというノリで、個人的にはあんまり合わなかったです。
読了日:09月13日 著者:土日月
七つの魔導書と再臨英雄 (GA文庫)七つの魔導書と再臨英雄 (GA文庫)感想
★★★ アラステアのスラム時代の地べたを這いずるような生活が凄まじかっただけに、そこからすくいあげてくれたエレフィールへの想いは彼女当人が思うよりもよほど強いのだろう。前世を覚えてないなら尚更に。最初に貸して貰った本で見た英雄の姿に憧れるようになるというのも、それまでの生き様の辛さ惨めさを思えば、汚泥に塗り潰されたような人生の中で唯一心に灯った小さな光であり、自分もそのような英雄になりたいという願いは、尊くすら思えてくる。尤も、物語のインパクトとしては最後に出てきた兄夫婦にだいぶ持ってかれた感じもあるけど
読了日:09月13日 著者:年中麦茶太郎
魔王と聖女が導く冒険者ライフ -魔法適性0だけど極大魔力に覚醒しました- (GA文庫)魔王と聖女が導く冒険者ライフ -魔法適性0だけど極大魔力に覚醒しました- (GA文庫)感想
英雄はモテる、モテたいから英雄になる! という実にどうしようもない動機で英雄になりたいルシオ。しょうもない理由で頑張る主人公は嫌いじゃないのだけど、彼の場合頭空っぽで何も考えてないのがなあ。そちらの方に突き抜けていたらそれも魅力になるのかもしれないけれど、脊髄反射だけで生きてそうな反応はどうにも。肝心のモテたい、という願望にも中身が感じられない。エルルとソフィアみたいなカワイイ子が仲間になってるのに、彼女たちへの異性としてのアクションが無いんだもの。あとエルルってなんで魔王なんだ? 全く魔王らしい所ないぞ
読了日:09月15日 著者:有澤 有
川上稔 短編集 パワーワードのラブコメが、ハッピーエンドで五本入り(2) (電撃文庫)川上稔 短編集 パワーワードのラブコメが、ハッピーエンドで五本入り(2) (電撃文庫)感想
★★★★ 一話のお弁当のお話、母娘の関係が面白くてホント好き。これに限らず短編ながらラブコメの背景となる環境と人間関係の構築が凄く練り込まれてるんですよね。だからこそ、ヒロインの人間像が背景から浮かび上がってくるし、環境の中でのラブコメが映える。今回は特に男女相互に意識し合う関係で、視点側からの試行錯誤のアプローチのみならず、向こうからも結構色々とアプローチしてきてるんですよね、迂遠だけど、なかなか気づけ無いけど。気づいた時には爆発よ。
読了日:09月17日 著者:川上 稔
アラフォーおっさんはスローライフの夢を見るか? (HJ NOVELS)アラフォーおっさんはスローライフの夢を見るか? (HJ NOVELS)感想
★★★☆ 転生でいきなり何の説明もなくダンジョンで目を覚ますというハードモード。しかもそこで出会った女子高生は無神経で礼儀知らずでまず敵意で以て他人と接して自分には甘い、という娘でいやこれはアカンでしょう。まだ子供だから、と寛容に受け止めている主人公だけど、高校生にもなってこれはアカンやろう。別に主人公の事精神的にもおっさんには思えないんだけど、あんまり性格も良さそうじゃないのに子供に対しては寛容という一点で大人だなあと関心してしまった。
読了日:09月18日 著者:サイトウアユム
Babel II 魔法大国からの断罪Babel II 魔法大国からの断罪感想
★★★★☆ Babelというタイトルの意味が急迫してくるラストは、これまで当たり前と思ってた認識が根底からひっくり返される展開で、やっぱりドキドキしてしまう。振り返ってみると、エリクが特に多いのだけど言葉が通じてない場面では律儀に皆疑問符を浮かべてるんですよね。しかし、シズクの頑固さはもう頑固とかいうレベルじゃないですよね。あの負けず嫌いというか理不尽に対して絶対譲らない所は絶対に一般人から逸脱してますって。どう考えても姉と妹の間で埋没してたとは思えん。
読了日:09月20日 著者:古宮 九時
小森さんは断れない!  (8) (まんがタイムコミックス)小森さんは断れない! (8) (まんがタイムコミックス)感想
★★★★ まさか修学旅行先でとは大胆なー!! めぐみとシキと山中の三角関係?も非常に面白くなってきた。めぐみー山中ラインがホントに判断つかないんですよね。果たして本人たちが思っている通りの関係なのか。
読了日:09月20日 著者:クール教信者
あなたを諦めきれない元許嫁じゃダメですか? (角川スニーカー文庫)あなたを諦めきれない元許嫁じゃダメですか? (角川スニーカー文庫)感想
これは読んでてシンドイなあ。あれだけ敵意ぶつけあっていながら、グループ大事、友達だと思ってたというのは流石に厚顔じゃないだろうか、ヒロインお互いに。僻みあい、嫉みあい、相手がアプローチしているのを見て勝手に裏切られた気分になり、内心で相手を貶めて。このグループ、雰囲気最悪にしか見えないんですよね。これを傍から見ていて楽しむとか、出来ないでしょうに。でも主人公は今のこの関係を維持したいと思っていて雰囲気には気づいている様子もなく、どちらにもいい顔をして、とちょっと読むのキツかったです。

読了日:09月20日 著者:桜目 禅斗
終焉を招く神竜だけど、パパって呼んでもいいですか? (GA文庫)終焉を招く神竜だけど、パパって呼んでもいいですか? (GA文庫)感想
★★★☆ カワイイ、娘がかわいすぎる。可愛すぎる娘に、可愛がりすぎるバカップル。バカップルでこれでもかとイチャイチャしつつ、突然出来てしまった娘を二人して猫可愛がりして、あまりの可愛さに悶絶し、悶絶する相方の姿にキュンキュンしてイチャイチャする、無限連鎖か!! これだけだとひたすら甘いばかりの話になってしまうのだけれど、嫁さんのレイは戦闘兵器として生み出され、子供も作れず寿命も少ないという身の上で、娘は神によって終焉をもたらすとされた破滅の魔獣。これは破滅を内包しながら、愛を携え滅びに抗う愛しき家族の物語
読了日:09月21日 著者:年中麦茶太郎
虐殺スペック赤三月さんと低スペック九木野瀬くん plan.2 (オーバーラップ文庫)虐殺スペック赤三月さんと低スペック九木野瀬くん plan.2 (オーバーラップ文庫)感想
★★★★ これ終盤巻いてますよね。打ち切りくさいなあ。虐殺スペックの彼女らと自分は違う、と線引きしているようで伊吹は別格である彼女らを特別視していたのか。或いは神聖視していた、とすら言えるのかもしれない。しかしどれだけ特別に見える彼女らも、実の所ただの年相応の女の子に過ぎない事を歌ノ森で知ったはずなのに赤三月にもまた同じ幻想を抱いていたのか。一方でまた赤三月の方も彼を特別視して舞い上がっていたわけか。お互いに幻想は拭われ、そこに居たのはただの普通の人間。だからこそ、ここからもう一度始まるべきなのだけど…。
読了日:09月22日 著者:蓮見景夏
ワールドエンドの探索指南3 (電撃文庫)ワールドエンドの探索指南3 (電撃文庫)感想
★★★☆ 両陣営ともに英明で他人の言葉を聞けるリーダーが居ながら、ここまで拗れてしまうのか。両方とも言い分が明らかに偏っていたのでまず第三者が引っ掻き回してるんだろうな、とは予想できたけど案の定だった。イレギュラーの第三者にタイキ達がなっても修正できるように早々に接触してきた、と見るべきか。にしても彼女のポディションは自身一方的な情報を放り投げてきただけなので把握出来ないんですよね。全体的にまだ判断材料が足りなすぎる。ただヤヒロはもう現状であれほぼ目的達してるんだろうな。死なば諸共って敵同士の言い草だけど
読了日:09月22日 著者:夏海 公司
やがて僕は大軍師と呼ばれるらしい3 (MF文庫J)やがて僕は大軍師と呼ばれるらしい3 (MF文庫J)感想
★★★★ フローリン姫の世話される側でありながら、ガーディの世話を焼かないとという使命感に燃える姿は実に微笑ましく可愛らしい。民族大移動に等しいリエメン軍十万の侵攻。これを時間制限ある中でほぼ一人で成し遂げたニフレディル女王の才覚たるや壮絶ですらあるのだけれど、ガーディはその計画のほぼ全てを見抜いてのけた事の凄まじさよ。見ていると精緻な計算に基づいているんですよね。情の人のように見えて理系軍師だよな、この子。世知に疎く政治は殆ど無理解に等しい事を思うと、アンドゥイレドの存在のありがたい事ありがたい事。
読了日:09月25日 著者:芝村 裕吏
亡びの国の征服者 2 ~魔王は世界を征服するようです~ (オーバーラップノベルス)亡びの国の征服者 2 ~魔王は世界を征服するようです~ (オーバーラップノベルス)感想
★★★★ 独自に商売をはじめたことで魔女家という社会の腐敗と停滞の要因となっている文官系氏族の悪弊と直接対決することになるユーリ。自身も国内有数の武官系豪族の嫡男という立ち位置を利用する事を厭わないあたり強かなんですよね。一方で、自分の会社はホウ家という実家を噛ませてない当たりも尚更に。学業に勤しみ商売をはじめ、友人や仲間を得て、と青春を謳歌しているようでユーリは既に自国が亡びる事を前提として動き出している。全ては親しき人たちを守るために。そう愛すべき家族や友人達を助けたかったはずなのですよね、彼は。
読了日:09月26日 著者:不手折家
聖剣学院の魔剣使い5 (MF文庫J)聖剣学院の魔剣使い5 (MF文庫J)感想
★★★☆ ヴェイラ、合流せずに遊ぶだけ遊んで出ていっちゃったか。でも彼女見ていると他の魔王も曲者揃いっぽいんですよね。他の連中の復活もあるのだろうか。何れにせよ、レオニス含めて格下に諾々と利用されそうな玉じゃなさそう。レオニス既に復活しているのを知らずに、次は不死王の復活をっ、と暗躍している黒幕連中はいっそ微笑ましくすら思えてしまったのですが、レオニスの復活は余程のイレギュラーだったのか。それだけセリアの謎が深まる。聖剣そのものについても怪しくなってきたし、そろそろ真実に近づいてきたのか。
読了日:09月27日 著者:志瑞祐
現実主義勇者の王国再建記XIII (オーバーラップ文庫)現実主義勇者の王国再建記XIII (オーバーラップ文庫)感想
★★★☆ そんな前から申し入れがあったのか。シャボンたちの来訪、そこまで問題視するような要因あるだろうか、と頭を捻っていたのだけれど、入念に計画して完成させた脚本に突然シナリオ知らない役者が乱入してきたら、そりゃ困るか。しかも彼女達が頑張ってしまうと外敵として乗り込んできた意味が台無しにされてしまう訳ですし。ともあれ今回は特撮怪獣映画のノリ。機龍出撃!にはちと笑ってしまったけど、あんなのまともに運用出来るのなら戦争そのものが変わっちゃうんじゃあ。個人的には装着じゃなくて海底軍艦までやって欲しかったw
読了日:09月27日 著者:どぜう丸
終焉ノ花嫁2 (MF文庫J)終焉ノ花嫁2 (MF文庫J)感想
★★★☆ 学園祭で百鬼夜行組も毎年ちゃっかり参加してたんですね。生徒として加わる事になった黒姫を、真摯にお願いすることで受け入れてくれる百鬼夜行の面々が本当に心映えが涼やかだ。時間遡行の結果かなり奇行に見える事をしているコウの事も疎外せず彼が露わにしてしまう感情をそのまま優しく受け止めてくれるし。改めて彼らが生き残ってくれたことを嬉しく思う。だからこそ自己都合で百鬼夜行の誇り高さを踏み躙ろうとする人の悪意には怒りを禁じえない。人の敵は所詮人、か。
読了日:09月29日 著者:綾里 けいし
たとえば俺が、チャンピオンから王女のヒモにジョブチェンジしたとして。 (ファンタジア文庫)たとえば俺が、チャンピオンから王女のヒモにジョブチェンジしたとして。 (ファンタジア文庫)感想
★★★ メイドのコローナが一人で盛り上げてくれてたなあ。主人公は面白味のない性格だし、姫様の方も本質はギラギラと尖り滾らせているタイプなんだけれど、そういう面を中々見せてくれないし。主人公、無職でチャンピオンになりながら闘技場で客を盛り上げられなかったのは本職の闘剣士じゃなかったから、と無職を理由にしていたのが気に入らなかったのですが、メイドさんがばっちりそれを叱ってくれて色々とスッキリしました。でも、主人公のあの戦い方はむしろ嫌われて当然にも思えるなあ。

読了日:09月29日 著者:藍藤 唯
悪役令嬢レベル99 ~私は裏ボスですが魔王ではありません~ (カドカワBOOKS)悪役令嬢レベル99 ~私は裏ボスですが魔王ではありません~ (カドカワBOOKS)感想
★★★ 人間やめちゃってるユミエラばかり目立っているけど、何気にもう一人の貴族令嬢なエレノーラもぶっ飛んでますよね。アホの子を極めるとある意味無敵になるのか。でもイイ子すぎるくらい良い子なんだけど、アホの子なので王妃にはしない方が良さそう。あ、王子は第二だから大丈夫か?いやいやいや。ユミエラ、他人の気持ちには鈍感というより最初から諦めていたのだろう。でも自分の気持ちを気付かないふりせずに、ちゃんと向き合って自覚出来たのはえらいしちゃんと乙女してるじゃないですか。
読了日:09月30日 著者:七夕 さとり

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