前回、10月下半期の注目作品のピックアップ記事です。


【終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか? #09】 枯野 瑛(角川スニーカー文庫)

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あれから五年、って前回から五年も経ったの!? 5年も経ったらリィエルやアルミタらちびっ子も一人前になっちゃってるじゃない。そして、シリーズ最初期には、アニメでぴょんぴょん跳ねてたちびっ子たちも、見ての通り大人である。ティアットすんげえ美人になっちゃってまあ。そしてティアット、泣いてないドコロか少し微笑んでるんですよね。泣いてる姿がデフォルトなこのシリーズでは極めて珍しい事に。
最終決戦を前にした、五年経ったあとの浮遊都市の人々、そして妖精の娘らの姿を追う最新巻であります。


【声優ラジオのウラオモテ #03 夕陽とやすみは突き抜けたい?】 二月 公(電撃文庫)

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場外乱闘みたいな盤外でのゴタゴタがメインになっていた面もあったわけで、そりゃ声優なんだから本来の仕事はアニメに声あてる仕事だよね。というわけで、既に人気声優として活躍する相方と違ってまだまだ声優の仕事自体なかなか貰えず、経験も実績も僅かばかりのやすみが直面する、プロのお仕事のハードル。気構えがいくらプロフェッショナルでも、仕事がなけりゃ出来なきゃ半人前。主人公試練のときである。


【天才王子の赤字国家再生術 8 ~そうだ、売国しよう~】 鳥羽徹(GA文庫)


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前回は東の帝国で、今回は西の選聖会議と、大忙しのウェイン王子。すでに東の帝国と西側諸国との間を飛び回っている時点で大概コウモリな気もするけれど、さらに東の中、西の中でも特定の勢力につかずにコウモリになって良い顔しまくろう、と奮起する。いやだから、それだいたい一番大変な目を押し付けられるフラグですよね。自分からババ引いてる感も若干ありますけど。
コウモリにしては目立ちまくり過ぎてるんですよね、王子。必然と彼がキーパーソンとなり主役となっているのですから。さても怪人奇人揃いの選聖会議再び、の中でどうウェインが引っ掻き回し、引っ掻き回され引っ張り回されるのか。ある意味安定の大混乱必定である。


【やたらと察しのいい俺は、毒舌クーデレ美少女の小さなデレも見逃さずにぐいぐいいく 2】 ふか田さめたろう(GA文庫)

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クーデレというより王道の素直になれないツンデレ系美少女と、その素直になれない言動を言ってない事まで読んで汲んで見通してしまう察しヨすぎる系男子とのラブコメ第二弾。まだ付き合っていないけれど、既に家族公認で結婚前提の事実婚約状態、本人たちもラブラブでお互い好きすぎてテンションおかしくなっているカップル。付き合うってなんだっけ? と思ってしまうほど甘々な二人をこれ以上どうしようというのか。いやもうあとはひたすらイチャイチャするのを見せつけられ続けるだけなんじゃないだろうか。まあそれでよし。