色々とPC内のファイルとかHP関連のデータとかを整理していたのですが、ふと見るとホームページを開設してから今年が20年目になるということに気が付きました。
正確には11月からなんでまだ10ヶ月以上先なのですけれど、2001年からでしたので。
20年ですぜ、よく続いたなあ。

はじまりは、Keyのビジュアルノベル【Kanon】など葉鍵系と呼ばれたゲームの二次創作小説を掲載するために開いたHPでしたが、2004年頃から日記の中でいつの間にかはじめていたライトノベルや漫画の感想が徐々に比重を増していき、2004年5月からHP内で書いていた日記を移設する形で、ライブドアブログで今のこの【徒然雑記】をはじめた次第です。
以降、社会人成り立てという事もあって数年は慣れるまで忙しく、SSも書くだけの暇を取れなくなり、日記で色んなコンテンツについてポツポツと日を開けながら書きつつ、感想も書いていましたがほんと週に一冊か二冊か。本の感想をメインにやっていこうとは当時全然考えてなかったんじゃないかな。

ただ、凄くこう、書きたい欲求は高まってたんですよね。本を読んでインプットして蓄えたものを、そのまま自分の中でだけ消化して消えていってしまうのは、なんかこう耐えられないものがあったわけです。
吐き出したい!
SSを書いてた頃は自分の中で妄想したものを形にして叩き出すことで、そうした欲求を満たしていた気がしますが、なかなか書けなくなってからもそうした欲求は溜まっていっていたと思います。
また、メチャクチャ面白い本を読んだ時、自分の中でもうワヤクチャになって暴れまわるものをなんかこう分かる形で吐き出したい、という気持ちが常にあったんですよ。
自分はあまり物覚えが良い方ではありません。忘れっぽい、と言った方がいいくらいかもしれません。
読んだ本の内容どころか、ストーリーもキャラクターも、あの読んだ時の感動も衝撃も、時間が経てば経つほどどんどんと砂みたいになって崩れていってしまう。忘れちゃうんですよ。まるでなかった事になっちゃうみたいに消えてしまう。
それを、残しておきたかった。その時感じた気持ちとか、感動とか、振り返った時に思い出せるように、残しておきたかった。今にして思うと、感想記事を今なおこうして書き続けているのって、そういう気持ちからなんですよね。
もったいないじゃないですか、折角感じたものがなくなっちゃうの。もったいない精神。
だから、本の感想記事は、自分にとっての忘備録、という側面が強くあるように思うのです。だから、その時感じた気持ちをなるべくあるがまま刻みたいし、熱量もそのまま残したい。物語の内容を掘り下げて穿って想像し裏の裏まで覗き見てそうして見えてきたものを書き記しておくことで、感想を読み返した時にそう言えばそうだったなー、と頷きながら思い返したいんですよね。

ありありと、読んだその当時の気持ちをもう一度味わえるように。

まあ、なかなかそういう風にはいかないのですけれど。感覚なんてナマモノで、当時そのままの感覚なんてまー無理ですよー。読んだ時の気持ち中心に書きなぐってあとで読み返してみると、どういう内容だったのかさっぱりわからない記事もやたらとありますし。
でも、何となく思い出すことは出来るし。忘れていたのを思い起こして振り返ることは出来る。消えちゃったものは本来もう取り出せないことを思えば、断片でもなんか違うものに変わってしまっていても、掘り起こせるというのは無いよりもずっといい。
それにまあ、自分で読んでも面白い感想、というのもあってそういうのは会心だったりします。
なかなか意図して書くの難しいんですけどね、読んでて面白い感想って。でも、ブログで書く感想なんてやたら長いじゃないですか。長いなら、やっぱり面白い方がいいですしねー。
読んでて面白い感想ってなんだよ、と問われると自分でもなんだろうと自問するところですけれど。だって、感想じゃなくて件の本の方を読んだほうが面白いじゃないですか。感想ってのは、それを伝える媒体なわけですし。
そもそもスタンスも定まってないんですよね。その本を一度読んだ人が改めて読む事で面白かった記憶を追想するための感想か、まだその本を読んでいない人が興味を持つような面白さを伝える感想か。
あんまりそのあたり考えて書いてないし。そういう意味では勢いですなあ、勢い。感じたままに吐き出して、それを見れるように整えていく。
そういう意味では、二次創作ですけどお話書いていた経験があるのも大きい気がします。起承転結ってほどじゃないですけれど、感想記事もある程度の全体の流れや緩急ってあった方が読みやすいと思いますし、印象づけたい部分にはそれ相応の盛り上げ方もあるんじゃないかしら。
かっちり形つくって体裁を整えなくていい分、お話書くより楽でもありますけど。
あと二次創作って、すでにある物語、そしてキャラクターを掘り下げてって自分なりの物語を描いていくわけですけれど、既存のキャラや物語を借りる以上、物語がどうしてそういう流れで進んでいくのかの理由とか構造とか、その作品のキャラクターがどういう人物なのか。どういう考え方をしていて、様々なシチュエーションでどんな反応を示すのか。読み込んで自分なりに掘り下げて、そうやって呑み込んでようやくどうやったら動いてくれるのか見えてくるものなんですけど。
ライトノベルなんか読んでて、また感想書く時はこの視点は今も活きているんじゃないかな、と感じる時あるんですよねえ。
面白い作品、すげえ作品ほど、このあたり多層的に複雑に生々しく構築されていて、覗けば覗くほど色んなものが見えてきて、面白いんですよー。いくらでも書けることが湧いてきて、感想も捗るw
時間も掛かることになるますがw

……ふと、我に返ったのですが、なんの話してましたっけ? 特に考えずに、今年20年目だなー、ちょっとはじめた頃から振り返ってみるか、と何も決めずに書き始めたんで、話がなんかふらふらと変な方向に行ってしまいましたが。うん、まあいいか。
まあそんな感じで本の感想記事は書いてるんで、今まで飽きもせずに続けて来られたと思います。
書くの、楽しいし、書きたいという欲求なんですよね。
もちろん、それを読んでもらうのは嬉しいです。めっちゃ嬉しいです。自分の感想きっかけに、新しい本に出会えました、なんて言ってもらったらテンションあがりまくります。
感想記事そのものを面白いとか褒めてもらうことなんかあったら、もうヤバいですねー。
だから、見に来てくれる人がいるのはホントにありがたいです。もりもりモチベーションになりますし。年末年始、普段よりやたら来訪者増えてるの、めっちゃ嬉しい気分ですし。やー、いっぱいなんか来てるー!ってニコニコしてますし!
さらに、うちを介して本買ってくれたりしたら、ありがたいなんてものじゃありません。好きなことしていて、多少なりともお小遣い貰えるのはメチャクチャ嬉しいですよ。
表とか作ったり、データ揃えたりするの昔から好きなので、感想索引とか書籍発売カレンダーとかもついつい作ってしまうのですが、それ使ってくれたらありがたいですしねえ。
書影並べると、楽しいんですよ。悦に入ってしまうw

結局、楽しいんですよね。楽しいから本を読む、読んだらそこでインプットしたものを吐き出したくて、書く。書くの楽しい。ブログ内で色々コンテンツ作って更新するのも楽しい。
楽しいから、時間を費やせる。楽しいから、続けていられるわけです。つまるところ、自分のことで終始してるんでしょうなあ。やらないといけないと感じるようになったり、義務感や責任感、周りを見ながらやってたら続かなかったと思います。
はじめてから今年で20年経つことになります。今後、さらに20年……なんてさすがに気楽には言えないですけど、またHPからブログに移ったみたいにやり方は変わってくるかもしれませんけれど、楽しい間はこれからも続けていきたいと思います。

ちょっと、二十年だわーい、と軽く触れるだけのつもりだったのですがえらく長くなってしまった。
差し当たっては今年、健康に気をつけて今年一年楽しく頑張っていきたいと思います。
抱負? 抱負なのかしらこれ?