前回の3月前半に発売されたライトノベルからの注目作品を取り上げた記事です。


【スパイ教室 短編集 01.花嫁ロワイヤル】 竹町(富士見ファンタジア文庫)

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本編が4巻まで出たところで一通り登場キャラたちにまんべんなくスポットが当たったところで、順当に短編集の登場です。ここでまた一人ひとりを短編で掘り下げていくことでキャラをさらに彩る事ができるのでタイミングとしてはまさに此処なんですよねえ。
短編集が出るということは、ファンタジア文庫の中でも主力扱いということですし、このまま長く太く続いていってほしいものです。


【武装メイドに魔法は要らない】 忍野佐輔(富士見ファンタジア文庫)

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ちょっとビジュアルがストライクすぎたんで。武装メイド、戦闘メイドというジャンルは多々あれど、個人的には剣や魔法装備よりも銃火器装備系戦闘メイドの方がどちらかというと好みなんですよね。
異世界ファンタジーに近代の銃火器を持ち込むネタは数知れずですが、そこに兵隊崩れの戦闘メイドという要素をさらに盛り込む当たりに野趣を感じるのです。さてもこの特盛要素をどれだけ活かしてエンタメできるかがキーポイントでしょうけれど、どうなりますやら。


【現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変 2】 二日市とふろう(オーバーラップノベルス)

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この都庁を背景に羽ばたく鳩に囲まれながら、というデザインがもう唆りますがな。
「北海道開拓銀行を買収するわ」
というキャッチフレーズから話題沸騰となった悪役令嬢ものの皮を被った経済系仮想戦記の第二弾。
バブル崩壊後の金融連鎖崩壊を防ぐために数千億を越え兆の単位の金を運用して日本の、引いては世界の金融経済界で暴れまわる小さな女王・桂華院瑠奈の前に、あの日本政治史の中でも異彩を放つ宰相が立ちふさがる。東京都知事選を舞台にして、またぞろ度肝を抜く展開が目白押し。あり得たかも知れない平成がここにある。