読んだ本の数:23冊 うち漫画:1冊

悪役令嬢モノの皮を被った平成という時代を舞台にした経済系仮想戦記【現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変】は日本の政局が激しく動く展開に、郵政民営化を掲げたあの政治家の登場で政治史系仮想戦記の色も濃くなってきてさらに面白くなってきた。
新人作品も多数出てきたけれど、その中でも【武装メイドに魔法は要らない】が好みのどストライクをついていて、実に愉悦であった。
最近似た設定の多き大喜利みたいになってきた学園ラブコメなんだけど【転校先の清楚可憐な美少女が、昔男子と思って一緒に遊んだ幼馴染だった件】はその中でも一際キャラも立ってて展開も面白く良作でした。そして電撃文庫の新人賞作品【ユア・フォルマ 電索官エチカと機械仕掛けの相棒】が本格SFを結構どっしり構えてやってくれていて、なかなか根性据わった良いシリーズになりそう。


★★★★★(五ツ星) 0冊



★★★★☆彡(四ツ星Dash) 2冊

武装メイドに魔法は要らない】  忍野 佐輔/大熊 まい 富士見ファンタジア文庫(2021/3/19)
現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変 2】  二日市とふろう/景 オーバーラップノベルス(2021/3/25)

【武装メイドに魔法は要らない】  忍野 佐輔/大熊 まい 富士見ファンタジア文庫

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素晴らしくツボな作品でした。巨大な理不尽が当たり前のようにまかり通る地獄のような世界で、折れず曲がらず気合い入りまくり、根性据わりまくり、覚悟も矜持も信念も極まりきったイカレてイカした少女たちの心がこれ以上無く共鳴するお話。熱く、痺れて、震えるほどにカッコいい。これぞ、誇り高き少女たちの戦争である。


【現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変 2】  二日市とふろう/景 オーバーラップノベルス

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兆に至る資金を以て政界の動向に介入し、平成のフィクサーとして不良債権処理に辣腕を振るうお嬢様。ついには大統領選挙にも関与することで、米露の中枢にも注目されることになる。
そんな彼女の前に、郵政改革を掲げて政界を根こそぎひっくり返すあの男が立つ。さらに着々と近づいてくる9.11。そしてイラク戦争の影。はたして、小さな女王様の歩む未来は何処か。


★★★★(四ツ星) 5冊

転校先の清楚可憐な美少女が、昔男子と思って一緒に遊んだ幼馴染だった件】  雲雀湯/シソ 角川スニーカー文庫(2021/2/27)
ユア・フォルマ 電索官エチカと機械仕掛けの相棒】  菊石 まれほ/ 野崎つばた 電撃文庫(2021/3/10)
天才王子の赤字国家再生術 9 ~そうだ、売国しよう】  鳥羽 徹/ファルまろ GA文庫(2021/3/12)
ゴブリンスレイヤー 14】  蝸牛くも/神奈月昇 GA文庫(2021/3/12)
転生したらスライムだった件 18】  伏瀬/みっつばー GCノベルズ(2021/3/31)


【転校先の清楚可憐な美少女が、昔男子と思って一緒に遊んだ幼馴染だった件】  雲雀湯/シソ 角川スニーカー文庫

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【ユア・フォルマ 電索官エチカと機械仕掛けの相棒】  菊石 まれほ/ 野崎つばた 電撃文庫

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【天才王子の赤字国家再生術 9 ~そうだ、売国しよう】  鳥羽 徹/ファルまろ GA文庫

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【ゴブリンスレイヤー 14】  蝸牛くも/神奈月昇 GA文庫

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【転生したらスライムだった件 18】  伏瀬/みっつばー GCノベルズ

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以下に、読書メーター読録と一言感想


今月のピックアップ・キャラクター

二階堂春希 (転校先の清楚可憐な美少女が)
ウェイン (天才王子の赤字国家再生術)
エリザベート (武装メイドに魔法は要らない)
仲村マリナ (武装メイドに魔法は要らない)
ゴブリンスレイヤー (ゴブリンスレイヤー)
セレティナ (剣とティアラとハイヒール)
桂華院瑠奈 (現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変)
サレスティア (贅沢三昧したいのです!)



3月の読書メーター
読んだ本の数:23
読んだページ数:6782
ナイス数:196

転校先の清楚可憐な美少女が、昔男子と思って一緒に遊んだ幼馴染だった件 (角川スニーカー文庫)転校先の清楚可憐な美少女が、昔男子と思って一緒に遊んだ幼馴染だった件 (角川スニーカー文庫)感想
★★★★ 甘酸っぺー! 幾らブランクがあっても、会えば空白は瞬時に埋まり、かつてと同じ関係に。気心の知れた幼馴染だからこその距離感。でも腕白な男の子だと思っていた子が美少女になっていたように、時間の流れや環境の変化によって変わってしまったものも確かにある。それぞれ家庭環境に問題も抱えているし。でも変わってしまった事を無視するのではなく、幼馴染の距離感という「変わらない」部分で「変わってしまった」物を受け止め包み込む事で、変わらないようでいて新しい関係に変化させていく、その行程が素晴らしい幼馴染モノでした。
読了日:03月01日 著者:雲雀湯
最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い6 無能を演じるSSランク皇子は皇位継承戦を影から支配する (角川スニーカー文庫)最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い6 無能を演じるSSランク皇子は皇位継承戦を影から支配する (角川スニーカー文庫)感想
★★★☆ これ結構なやらかし案件だったんじゃないだろうか。皇帝の権威持ち出してまで大事にしておきながら、事態の制御に失敗して国の根幹を揺るがし兼ねないトラブルに発展したわけだし、色んな所に負わなくていい恨みを買ったんじゃ。フィーネに迷惑かけない為ならやりようもあったんじゃ、と思ってしまう。逆にそこまでフィーネとの関係にちょっかい掛けられたくないなら、自分の立場を曖昧なままにしておくのはズルかろう。レオの方にちゃんとヒロイン出てきてくれてよかったけれど、ちゃんとヒロインになってくれるんだろうか、この聖女様。
読了日:03月01日 著者:タンバ
ウマ娘 シンデレラグレイ 2 (ヤングジャンプコミックス)ウマ娘 シンデレラグレイ 2 (ヤングジャンプコミックス)感想
★★★★☆ 「私、勝っちゃうよ?」のシーンで思わずほろり。茫洋としてマイペースなオグリが見せたこんな切なそうな表情に胸打たれないはずがない。中央への転籍を打診されたオグリとトレーナーの苦悩、二人三脚で目指した夢を置き去りにして、どうして旅立つ事が出来ようか。それでもカサマツはオグリの脚には小さすぎた。トレーナーの新たな夢を、仲間たちの想いを、愛するカサマツの人々の期待を背負い、いざオグリキャップ中央に殴り込み!
読了日:03月02日 著者:久住 太陽,杉浦 理史,伊藤 隼之介
俺のプロデュースしたエルフアイドルが可愛すぎて異世界が救われるレベル (電撃文庫)俺のプロデュースしたエルフアイドルが可愛すぎて異世界が救われるレベル (電撃文庫)感想
★★★ 可愛いは正義。しかしどれほど可愛くても原石のままでは輝けない。そんな原石であるエルフちゃんを磨き上げるのは、現代日本で歴戦のドルオタ翔人。彼はアイドルオタクとして鍛え上げてきた知識と経験を駆使して、エルフちゃんを異世界史上初のアイドルへと育て上げるのだ! でもそれってドルオタの仕事ではなくプロデューサーのお仕事では? と、思わないでもないのだが、謎パワーではなく本当に純粋にエルフちゃんのアイドルとしての可愛らしさとライブの盛り上がりで殺伐とした世界を変えていく展開はなかなかの勢いでした。
読了日:03月04日 著者:仁木 克人
時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん (角川スニーカー文庫)時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん (角川スニーカー文庫)感想
★★★☆ これ、妹ちゃんのポディションが非常に面白味があるなあ。その特殊な立ち位置故に物語上でもかなり自在に色んなシーン、色んな展開に放り込めるし、キャラの立ち方がパない。それでいて、話としてはヒロインはアーリャの一点集中に出来るわけですから、これは実に絶妙。そのアーリャさん、伝わらないと思いながらも口に出して言っちゃってるのって、ある意味露出癖にあたるんじゃないだろうかw
読了日:03月05日 著者:燦々SUN
貴サークルは"救世主"に配置されました (GA文庫)貴サークルは"救世主"に配置されました (GA文庫)感想
★★★☆ 同人誌100部売らないと世界が滅ぶ、なんて緩いギャグコメディなのかと思ったら、ヒメが何度もタイムリープしている滅びはガチの人類絶滅戦争。ドシリアスじゃないですか。破滅を繰り返し体験してきたヒメにとって日常とは戦いと破壊と親しい仲間たちの死の繰り返し。そんな擦り切れかけていた彼女の心が、ナイトと同人誌を作ることになった際の忙しないけど平和な日常で癒やされていき、コミケに集まる自分の好きな事の為に必死になる人達の姿に、自分が何を守ろうとしていたのかを実感していく流れはとても綺麗でした。
読了日:03月06日 著者:小田一文
幼女信長の異世界統一幼女信長の異世界統一感想
★★★ 幼女として目覚めた途端、当主である父が討ち死にし混乱する家中を纏めなくてはならなくなった信長。さらに戦に勝った勢いで隣家が攻めてきてさあ大変。いきなり追い詰められた所から始まった第二の人生だが、若い頃の活力を取り戻したように、って実際若返ったのだけど、疾風迅雷の勢いで動き回り、果断に対処しまくる信長さん。さすがは元天下人の経験、と言ったところか。まだやってる事は武将としてのそれが殆どなので、大名としての立ち回りを見てみたい所。
読了日:03月07日 著者:舞阪 洸
108回殺された悪役令嬢 上 すべてを思い出したので、乙女はルビーでキセキします BABY編108回殺された悪役令嬢 上 すべてを思い出したので、乙女はルビーでキセキします BABY編感想
★★★ スカーレットさん、自分でも作中でツッコンでますけど、この周回実は彼女特に何もしてないんですよね。赤ん坊だから仕方ないのだけど、母親に投げ殺されそうになったのを必死に抵抗したのをきっかけに、これまでの周回で悲惨な事になってしまった事柄、人物が次々と好転していくのですが、その大半がスカーレットの預かり知らぬ所で進んでいくんですよね。折角前世までの記憶全部持ち越してきたスカーレットだけど、これを活かす機会はいつ訪れるのか。あと、黒幕がサイコすぎてホント怖いんですけど。
読了日:03月08日 著者:なまくら
ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います (電撃文庫)ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います (電撃文庫)感想
★★★ 残業って嫌だよねえホント。定時で帰りたいという気持ちに、ラノベの主人公に対してかつてない共感を感じてしまったかもしれない。休みはだらだらと過ごしたいし、外部から持ち込まれる余計な事に煩わされたくないというのは凄くわかる。そして人間、楽をするためになら幾らでも勤勉になれる生き物でもある。事務処理が滞る原因となるダンジョンやモンスターをこっそりと休みの日か退勤後かに叩き潰しに行く、というのはそれはそれで勤勉だと思いますよ、うん。
読了日:03月11日 著者:香坂 マト
ユア・フォルマ 電索官エチカと機械仕掛けの相棒 (電撃文庫)ユア・フォルマ 電索官エチカと機械仕掛けの相棒 (電撃文庫)感想
★★★★ マルドゥックシリーズを想起させる硬質の未来世界とじっくりと人の内面にスポットを当てて描くSF作品。バディものとしても近未来SFとしても素晴らしい深度を感じさせてくれる物語で読み応えたっぷりだった。しかしハロルド、ロボットにして観察眼に優れた探偵技能の持ち主という話なんだけど、どちらかというと詐欺師のやり口ですよね。そしてエチカ、他人との接触そのものを拒む心に傷を持つ孤独な女性なんだけど…割とこのタイプ結婚詐欺に遭い易いと思うんだ。案の定その手のやり口にまんまとやられているようにも見えるんですがw
読了日:03月14日 著者:菊石 まれほ
天才王子の赤字国家再生術9 ~そうだ、売国しよう (GA文庫)天才王子の赤字国家再生術9 ~そうだ、売国しよう (GA文庫)感想
★★★★ 着々といつの間にかフラーニャ周辺が怪しい事になってるんだよなあ、ウェイン主導で。こいつ主人公なのに本当に何企んでいるのかサッパリ読者サイドにも読ませないんですよね。そんな彼が今回何してたかというとお見合い仲人おじさん。割とハッピーエンドで片付けちゃってるのですけど、ウェインは一連の行動に何の目的を潜ませているのか。今回の事件でのウェインの行動はそのヒントになるらしいのだけど……。それにしても、周りから見るとウェインっていい人に見えるのか。
読了日:03月15日 著者:鳥羽 徹
ゴブリンスレイヤー 14 (GA文庫)ゴブリンスレイヤー 14 (GA文庫)感想
★★★★ ゴブスレさん、憧れの地に来てめっちゃテンション上がってる! こんなはしゃいでるゴブスレさん初めて見た。こんなゴブスレさんを見られた事が嬉しい。という訳でゴブスレ一行北海の地を冒険するの巻。冒険者のいないヴァイキングという戦士たちが集う地に、ならず者ではない本物の冒険者の姿を剣で言葉で背中で強さで格好良さで刻みつけるゴブスレさん達。気持ちの良い戦士たちと語らい酒を酌み交わし遊戯し共に戦うという、凍えるような世界ながら暖かくも胸のすくような清々しいお話でした。
読了日:03月18日 著者:蝸牛くも
武装メイドに魔法は要らない (ファンタジア文庫)武装メイドに魔法は要らない (ファンタジア文庫)感想
★★★★☆ これどストライク!面白かった! 民兵として内戦で荒廃する日本で戦い死んだ主人公マリナ。何もかもに絶望していた彼女が憧れたのは、拾った漫画で見た武装メイド。糞みたいな理由で強制され戦うのではなく、敬愛する主人に仕え戦いたいという彼女の夢は異世界で叶う。お互いメイドとしても主としても初心者な少女二人が巨大な理不尽を前に心を結び、エゴとエゴをぶつけ合って無二の親友に、命を捧げ合う主従になっていくガール・ミーツ・ガール。二人共気合も覚悟も矜持も信念も極まったイカしたイカれた実に格好のいいガールズだった
読了日:03月19日 著者:忍野 佐輔
竜歌の巫女と二度目の誓い2 薬を探す子供 (GA文庫)竜歌の巫女と二度目の誓い2 薬を探す子供 (GA文庫)感想
★★★☆ ルゼとギル、不器用というのもあるのだろうけど殺し殺された関係が思いの外尾を引いている。罪の意識は簡単には取り払えない。お互いが自身の罪の象徴なら尚更だ。ラティナ達が良い規範になってくれればいいのだけど。オズがもう八面六臂の働きでルゼとギルの間を取り持ってくれるの、過保護と言いたいくらいなのだけど、これでもまだ足りないのがこの二人なんだよなあ。だからと言ってガーウィンみたく憎しみが外に向かっても酷い事になるだけなのだが。あれはギルが巫女を裏切らずにそれでも悲劇に終わった場合ああなってたのかもなあ。
読了日:03月20日 著者:アマサカナタ
剣とティアラとハイヒール~公爵令嬢には英雄の魂が宿る~Second剣とティアラとハイヒール~公爵令嬢には英雄の魂が宿る~Second感想
★★★☆ 映像になれば大作映画さながらだろう雲霞の如き魔物の大軍に攻められる城塞都市での籠城戦。魔物の群れの海の中にポツンと島のように取り残された都市、という絵図の絶望さがある意味素晴らしい。そんな中で英雄的に抗う人類、そして堰が切られようというその時に絶死の街へと斬り込み、崩壊寸前だった士気を火山の噴火のように盛り返す。クライマックスの盛り上がりはドライブ感ある怒涛の展開、見栄えの良い絵面と実に燃えるものがあった。あんな人類の希望そのものな戦い方してたら、そりゃ英雄として祭り上げられるわなあ。
読了日:03月21日 著者:三上テンセイ
贅沢三昧したいのです! 転生したのに貧乏なんて許せないので、魔法で領地改革(1) (アース・スターノベル)贅沢三昧したいのです! 転生したのに貧乏なんて許せないので、魔法で領地改革(1) (アース・スターノベル)感想
★★★☆ 貧困を通り越して飢餓地獄と化していた領地に育児放棄されて放り出された貴族幼女のサレスティアが、生き残りの領民達と共に生きるために領地改革していく話。止まると死ぬのか、というくらいお嬢のテンションが高いままなのだけど、その明るさに救われている。地獄を共に体験したからか、領民みんな家族同然というファミリーとしてのあり方が素敵なんですよね。みんなして兎に角撫でて抱き締めて、というスキンシップを欠かさないのが印象的。抱き締めるという行為で愛情を安心を伝えるというの、こうしてみると大事で大切なんだなあ。
読了日:03月22日 著者:みわかず
ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する1 (オーバーラップノベルスf)ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する1 (オーバーラップノベルスf)感想
★★★☆ このリーシュ様はまだ二回変身を残しているのだ! とばかりにまだ底を見せていないリーシュ。「おもしれー女だ」という少女漫画の俺様系男子を地で行くようにリーシュに興味を持ち婚約者として手の内に入れるアルノルト。でも、あれだけリーシュの事は面白がりながら自分の方には中々踏み込ませない皇太子に、最初自分のループ要因、死亡要因だった彼を警戒していたものの、段々とこっちもなんだこの男わ、と興味津々になっていくリーシュ。二人の駆け引きとも掛け合いとも言えるやり取りが実に面白かった。
読了日:03月22日 著者:雨川透子
現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変 2 (オーバーラップノベルス)現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変 2 (オーバーラップノベルス)感想
★★★★☆ 都知事選、与党総裁選、挙げ句にアメリカ大統領選挙のキャスティングボートを握る我らが小さき女王陛下。マジでキングメーカー。平成のフィクサーである。政局、人脈、金の使い所が尋常でなさすぎるんですよね、瑠奈様は。だが最終的に破滅を覚悟している彼女は個人利益を度外視している事を大半の人が理解できない為に、乖離した解釈が常に付き纏い彼女の行く手に立ち塞がる事になる。瑠奈を理解し味方してくれる人は少なくそんな人達も絶対的な味方であるが故に決して瑠奈の破滅は受け入れない。瑠奈の人生そのものを守る為に暗躍する
読了日:03月25日 著者:二日市とふろう
王女殿下はお怒りのようです 6.戦地に舞う銀風 (オーバーラップ文庫)王女殿下はお怒りのようです 6.戦地に舞う銀風 (オーバーラップ文庫)感想
★★★☆ 急転直下、帝国との開戦となり戦時下へと突入するプラティナ王国。戦争勃発だけでなく、国王の突然の不予、白の結社の暗躍、ジークの素性が発覚、と怒涛の勢いで急展開が続く。ゆっくり学園生活する余裕もなくなり、レティもまた決戦戦力として戦場に投入されることとなる。戦争自体は忌避しつつも迷わず前線に身を投じるレティは流石大戦時の英雄の一人だったという事か。まだ不明な点は多いものの、何が不明で何が伏線らしきものなのかが見えてきたのは大きい。このまま急展開が続きそう。
読了日:03月26日 著者:八ツ橋 皓
贅沢三昧したいのです! 転生したのに貧乏なんて許せないので、魔法で領地改革 (2) (アース・スターノベル)贅沢三昧したいのです! 転生したのに貧乏なんて許せないので、魔法で領地改革 (2) (アース・スターノベル)感想
★★★☆ アンディ王子、大物だわー。器の大きさというか包容力が段違いで、女子力に全く期待できないはずのお嬢が着実に乙女になってってるの、凄くない? 凄いです。何をしでかすかわからないお嬢をある程度でも制御出来ているというだけで尊敬に値する。彼がついていてくれるなら、お嬢も何でも出来そう。領地に外から来る人も多くなっていく中で心得違いをしている者も出てくるのだけれど、そういった連中を排除するのでも見過ごすのでもなく、しっかり責任持って受け入れるという姿勢は大変だろうけど偉いなあ。
読了日:03月27日 著者:みわかず
チヨダク王国ジャッジメント 姉と俺とで異世界最高裁判所 (MF文庫J)チヨダク王国ジャッジメント 姉と俺とで異世界最高裁判所 (MF文庫J)感想
裁判? 裁判? うーん、これを法廷ものとして見るのはキツイ。受け付けないなあ。検察側でも弁護側でもなく裁判官側が主人公なんだけど、裁くという立場にある側の振る舞いとしてどうしても違和感が拭えなかった。とりあえず、まずはコピペが法律違反じゃあないんですか? 
読了日:03月28日 著者:紅玉 ふくろう
幼馴染の妹の家庭教師をはじめたら3 再会した幼馴染の家庭教師もすることに (ファンタジア文庫)幼馴染の妹の家庭教師をはじめたら3 再会した幼馴染の家庭教師もすることに (ファンタジア文庫)感想
★★★☆ 愛沙も康貴もまなみにダダ甘ですよね。もうまなみなら何でも許す、と言わんばかりの優遇にむしろまなみの方が困ってるくらいで。康貴の事シェアさせて、と頼んだらOK出そうなくらいですし。果たしてまなみはこの誘惑に勝てるのか。ライバル宣言しておきながら、自重しまくってるからなあこの賢妹ちゃんは。そして現れたもう一人の幼馴染。でも完全に出遅れなんですよね。既に決着ついた状態で来てしまったのは可哀想。あと半年早ければワンチャンあったかも。
読了日:03月29日 著者:すかいふぁーむ
僕の軍師は、スカートが短すぎる~サラリーマンとJK、ひとつ屋根の下 (GA文庫)僕の軍師は、スカートが短すぎる~サラリーマンとJK、ひとつ屋根の下 (GA文庫)感想
★★★ 伝聞と集めた情報から会社内の様子や人間関係を把握して、実際に内部を訪れずに外部に居たまま人の動きを誘導する事であれよあれよと北条の勤務環境を改善してしまう手腕は、なるほどまさに軍師だ。心理学を収めアイドルのプロデュースも行っていた少女と縁あって知り合い、彼女を居候させる代わりに色々助けて貰う事になった主人公。頼まれたら断れないも度が過ぎていてあまり好きではないタイプなんだが、優しいお兄さんというのはモテるんだろうか、やっぱり。
読了日:03月30日 著者:七条 剛

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