読んだ本の数:22冊 うち漫画:1冊

7月は最初の方で紹介されたウェブ小説がべらぼうに面白かったので一週間くらいずっと読んでいたものだから、その分ガリガリとこっち読む分減っちゃったんですよね。
新作は壱日千次さんが相変わらずの天才っぷりを発揮して、完全独自路線を行くラブコメ【五人一役でも君が好き】が案の定最高でした。
そして凄まじい衝撃作だったのがGA文庫の【ただ制服を着てるだけ】。ライトノベルという枠組みを全く忖度しない、しかし真摯な作品でした。
んでもって、青春ラブコメの王道としてガンガン階梯をあげてきたのが【転校先の清楚可憐な美少女が、昔男子と思って一緒に遊んだ幼馴染だった件】。幼馴染ものとして最高のものを仕上げてきましたよ。



★★★★★(五ツ星) 0冊



★★★★☆彡(四ツ星Dash) 2冊

転校先の清楚可憐な美少女が、昔男子と思って一緒に遊んだ幼馴染だった件 2】  雲雀湯/シソ 角川スニーカー文庫(2021/7/1)
ただ制服を着てるだけ】  神田暁一郎/40原 GA文庫(2021/7/14)


【転校先の清楚可憐な美少女が、昔男子と思って一緒に遊んだ幼馴染だった件 2】  雲雀湯/シソ 角川スニーカー文庫

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幼馴染という特別が、それ以上の特別に。幼馴染という関係性に恋が生まれ育まれていく、そのプロセスの一部始終がここに描かれようとしている。


【ただ制服を着てるだけ】  神田暁一郎/40原 GA文庫

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青春なんてとうの昔に枯れ果てた。社会の底辺を流れるドブ川で溺れながら、それでも彼らは生きるために働いている。でも少しだけ独りは寂しい。そんな彼らの愛もなく信頼もなく、ただささやかな幸福だけを信じたかった、現代社会の陰の中に確かに在るラブストーリー。


★★★★(四ツ星) 5冊

Dジェネシス ダンジョンが出来て3年 04】  之 貫紀/ttl エンターブレイン(2021/7/5)
終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか?#10】 枯野 瑛/ue 角川スニーカー文庫(2021/7/1)
五人一役でも君が好き】 壱日千次/うなさか MF文庫J(2021/7/21)
フシノカミ 5 ~辺境から始める文明再生記~】  雨川水海/大熊まい オーバーラップノベルス(2021/7/25)
サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと】  依空 まつり/藤実 なんな カドカワBOOKS(2021/6/10)


【Dジェネシス ダンジョンが出来て3年 04】  之 貫紀/ttl エンターブレイン

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【終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか?#10】 枯野 瑛/ue 角川スニーカー文庫

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【五人一役でも君が好き】 壱日千次/うなさか MF文庫J

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【フシノカミ 5 ~辺境から始める文明再生記~】  雨川水海/大熊まい オーバーラップノベルス

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【サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと】  依空 まつり/藤実 なんな カドカワBOOKS

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以下に、読書メーター読録と一言感想

今月のピックアップ・キャラクター

春希 (転校先の清楚可憐な美少女が、昔男子と思って一緒に遊んだ幼馴染だった件)
月浦水守 (泥酔彼女 )
牧原大河 (五人一役でも君が好き)
マイカ (フシノカミ)
モニカ・エヴァレット (サイレント・ウィッチ)
エヴァリーナ・レ・ノール (星詠みの魔法使い)




7月の読書メーター
読んだ本の数:22
読んだページ数:6766
ナイス数:228

祈る神の名を知らず、願う心の形も見えず、それでも月は夜空に昇る。 (MF文庫J)祈る神の名を知らず、願う心の形も見えず、それでも月は夜空に昇る。 (MF文庫J)感想
★★★ 読むのに凄まじくカロリーを消費してしまった。えらい読みにくかったよ。主人公三人の名前が神経伝達物質なの、それぞれキャラ造形が神経物質に由来してるって事なんだろうか。対応するヒロインの望んだ形で存在が確立されるというのは、主人公に付随する無個性という特質を逆手にとったようなキャラクターの描き方で面白い。ヒロインの心の動きによっては主人公達の存在そのものが揺らいでしまう不安定さを見ると、むしろ三人のヒロインが物語の主役を担ってるといえるのか。それはそれとして、やっぱり読みにくい。
読了日:07月02日 著者:品森 晶
八城くんのおひとり様講座 (オーバーラップ文庫)八城くんのおひとり様講座 (オーバーラップ文庫)感想
★★★☆ 実際のお一人様講座の内容についてはあまりピンと来ず。初心者向け、と言えばそうなのかもしれないけど、あまり独りならではの時間の楽しみ方というほどではなかった感じだなあ。ぼっちとリア充の世間的立場の逆転現象って初耳なんだけど、ラノベ業界内の話なんだろうか。柚月の救出作戦でも思ったけれど、そんなリア充だのビッチだのレッテル貼らなくてもいいのになあ、と。羽鳥達が助けた方がイイというのはわかる理屈なんですけどね。裏を見ると八城君のコミュ力の高さ、抜群に高いんだよなあ。
読了日:07月04日 著者:どぜう丸
マジカル★エクスプローラー エロゲの友人キャラに転生したけど、ゲーム知識使って自由に生きる5 (角川スニーカー文庫)マジカル★エクスプローラー エロゲの友人キャラに転生したけど、ゲーム知識使って自由に生きる5 (角川スニーカー文庫)感想
★★★☆ ベニートお兄様、彼自身まだ十代の若者なのに色々と背負いすぎなんじゃないだろうか。少なくとも、両親の代わりに実質妹を育てたも同然て、そりゃギャビーも熱烈に慕うよ。妹可愛いだろうに、その熱烈さを危惧する冷静な判断力もあるわけで、そりゃあ彼を知る人はみんな敬意を持ちますわなあ。他にも人生歪んでいる他人に気を配って回っているし。もうちょっと個人的に私欲というか、この娘好きだからという感情で動いて貰っていいのよ、と思いたくなる。兄から自立する妹たち、というテーマでしたでしょうか今回は。
読了日:07月05日 著者:入栖
Dジェネシス ダンジョンが出来て3年 04Dジェネシス ダンジョンが出来て3年 04感想
★★★★ この二人、わりと安易に危ない橋を渡る時があるので結構危なっかしい。前回のVS神の時といい今回の館突入といい、何が起こるか分からないのに事前に入念に準備してる訳でもないのに突入しちゃうからなあ。今二人が死んでしまったら、マジで人類の損失になりかねない規模の技術や知識を独占してるのに、サクッと死ぬかもしれない状況になっちゃうし。まあそんなの本人たちからしたら知った事ではないのだろうけど。アルスルズ、犬として区に登録出来たからってもう隠す気あんまり無いの、大胆すぎません!?
読了日:07月05日 著者:之 貫紀
現実主義勇者の王国再建記XV (オーバーラップ文庫)現実主義勇者の王国再建記XV (オーバーラップ文庫)感想
★★★☆ 一種の風土病だった感染症が、フウガ陣営の勢力拡大によって図らずも「外部」に流出するという展開には唸らされた。それが陣営を跨いだ各国首脳陣による世界サミットの開催に繋がり、医療方面だけとはいえ各国が協力して対処する体制が確立されるのだから、フウガ陣営の拡大方針は古臭くすら感じてしまうんですよね。とは言え、一般大衆の意識はまだ古いまま革新に追いついていないんですよね。
しかし本作の一番のオーパーツはやはりあの映像の送受信装置だよなあ。あれで帝国とホットライン繋いだ事でどれだけ世界が変わったか…。
読了日:07月08日 著者:どぜう丸
隣の席になった美少女が惚れさせようとからかってくるがいつの間にか返り討ちにしていた(4) (モンスター文庫)隣の席になった美少女が惚れさせようとからかってくるがいつの間にか返り討ちにしていた(4) (モンスター文庫)感想
★★★☆ 唯李のこれって三下系ヒロインとでも言うんだろうか。攻められると途端に雑魚になるのは前々からでしたけれど、恋愛的なものだけではなくあらゆる方面で攻められると雑魚になるとは思わんかった。過去を知る萌絵が転向した事で挙動不審になる唯李。でもあれだけ逃げ回っておきながら、萌絵が一線を越えようとすると、瑞奈の時みたいに独特な絡み方してくるんですよね。そうして強引なくらい無茶苦茶に、歪みを殴ってくる。太陽と悠己が言うのもちょっとわかるかも。
読了日:07月11日 著者:荒三水
転校先の清楚可憐な美少女が、昔男子と思って一緒に遊んだ幼馴染だった件2 (角川スニーカー文庫)転校先の清楚可憐な美少女が、昔男子と思って一緒に遊んだ幼馴染だった件2 (角川スニーカー文庫)感想
★★★★☆ 幼馴染としての特別が、違う意識の特別へと移ろっていくその過程が弾けるように描かれていく。素晴らしい。春希の昔と変わらない明るさは、今の春希しか知らない人達にとっては大きな変化だ。それは周囲との関係性の変化を呼び、特別だった二人の関係の間に入り込んでくる事になる。変わらない事で逆に薄れていく特別性。でもそれでもお互いが無二の特別である事を望むが故に独占欲が湧き執着が生まれ、特別の意味が変わっていく。大切であるからこそ踏み込まなかったお互いの領域を曝け出して、求め合う。新たな特別のはじまりだ。
読了日:07月12日 著者:雲雀湯
スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました2 (GAノベル)スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました2 (GAノベル)感想
★★★★ ドラゴン娘でこれだけ清楚可憐なタイプ珍しいよなあ、ライカ。でもウエイトレス姿は最高でした。作中随一の美少女なんだよなあ。ロザリーやフラットルテといった新しい家族も増えつつ、より深く家族への愛情が育まれていく。双子のほっぺにキスするシーンにはほっこりしてしまいました。フラットルテやの対応といいアズサって割とママレベル高いよなあ。そしてそんなアズサに頼られるベルゼブブの良く遊びに来るママのお姉さん的な頼りになる伯母さんっぷり。良き家族、良きファミリーです。
読了日:07月14日 著者:森田季節
泥酔彼女2 「弟クンがんばえー」「助けて」 (GA文庫)泥酔彼女2 「弟クンがんばえー」「助けて」 (GA文庫)感想
★★★☆ 月浦、今まで何で近づいて来なかったのに、方針転換したんだろう。どう見てもべた惚れじゃないですか。どうも五股も真実とは食い違ってるみたいだし、詳しく当時の事は触れられないけれど、余程一旦距離を置かないと拙い状況だったのか。穂澄の性格からして幾らでも献身的になりそうだもんな。実際、酷い事になってたみたいだし。七瀬の演技改善が主軸のハズなのだけど、月浦の存在感が強烈すぎて物語自体が彼女に翻弄された感すらある。それを諸共しないのも七瀬さんなんですけどね。これ、主人公抵抗できるのか? 女子連強すぎだぞ。
読了日:07月18日 著者:串木野たんぼ
終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか?#10 (角川スニーカー文庫)終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか?#10 (角川スニーカー文庫)感想
★★★★ パニバル、完全に謎めいた美人風味になっちゃって。彼女に限らずティアットもコロンも少女の殻を脱して妙齢の女性らしさを漂わせる。アルミタとユーディアが一端になってきた上でティアット達が立派に先輩しているのを見て世代の移り変わりを感じてしまう。それは、このシリーズが始まった時に一人前になろうとするティアット達に感じていた事なのにね。再演される旧世界で、かつて地上にありそして滅びた人間種の世界を目の当たりにする妖精兵達。そこでそれぞれが自分の答えを見出していく。そして夢見るエルクは……。
読了日:07月19日 著者:枯野 瑛
最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い7 無能を演じるSSランク皇子は皇位継承戦を影から支配する (角川スニーカー文庫)最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い7 無能を演じるSSランク皇子は皇位継承戦を影から支配する (角川スニーカー文庫)感想
★★★☆ やはりヒロインが居てこそ男は強くなれる。理想があり守りたい家族はあっても、勝ち抜くにおいての芯が物足りなかったレオに惚れた女を助けたいという個人的な動機を得た事は頼もしい限り。フィーネも公的にフリーになりますしね。一方で聖女奪っちゃったら王国沸騰しませんかね? 戦争遠ざかるどころか逆になる気がするのだけど。
読了日:07月20日 著者:タンバ
なんでここに先生が!?(9) (ヤンマガKCスペシャル)なんでここに先生が!?(9) (ヤンマガKCスペシャル)
読了日:07月22日 著者:蘇募 ロウ
五人一役でも君が好き (MF文庫J)五人一役でも君が好き (MF文庫J)感想
★★★★ この五人、全然同一人物演じる気ありませんよね!? キャラが全然違うのに、そのまま押し通すの中々強気というか大雑把というか。双子の入れ替わりは珍しくないかもしれませんけれど、5つ子で一人を演じて入れ替わりというのは発想からして物凄すぎるが、好きになった人が実は五人居るという事を知って、これは五人全員と結婚しなくてわ、とハーレム計画を実行に移す主人公がまたアグレッシブすぎる。なし崩しにハーレムになるのではなく、明確な意思と意図をもって五人を惚れさせ、了承と共に付き合おうという真っ向勝負はマジ凄い!
読了日:07月22日 著者:壱日千次
剣と魔法の税金対策 (3)剣と魔法の税金対策 (3)感想
★★★☆ 新婚生活順調じゃないですかー! メイも照れながらも、奥さんという立場を対外的に表明しても受け入れてるし新婚旅行という名目も……。ブルーもべた惚れだしイイ夫婦じゃないですか。何だかんだと王侯貴族としての品格を備えるブルーに、アングラを渡り歩いて強かな生き方をしてきたメイ。異種族という以上に生き方が異なってきた二人だけれど、今こうして立派に夫婦やっている、というのが結構今回の話では重要だった気がするのでした。真相に行き着くまでにしても、和解を勝ち取るまでにしても。
読了日:07月23日 著者:SOW
打撃系鬼っ娘が征く配信道!打撃系鬼っ娘が征く配信道!感想
★★★☆ リアルチートって、スポーツ選手とか軍人とかじゃなくガチで変異的身体能力者なのか。とは言え、その身体能力を発揮できる環境ではなかった中で、ゲームの中でようやく全力を発揮(はまだ出来ていないけど)。境遇はむしろ不幸一直線の中で心歪まず真っ直ぐ生きてきた所に純真さを伺える。友人には恵まれたみたいだし。配信では結構喋ってるけれど、リアルだとこれ口数少ないぼんやり天然不思議ちゃん系だったんじゃないだろうか。回想に出てくるナナの方がキャラとして好みなんだけど、主人公として動かすのは難しいか。
読了日:07月25日 著者:箱入蛇猫
フシノカミ 5 ~辺境から始める文明再生記~ (オーバーラップノベルス)フシノカミ 5 ~辺境から始める文明再生記~ (オーバーラップノベルス)感想
★★★★ マイカさん、ついにアッシュに追いついて見せる、の回。いやもうスゲえわ、この女。とんでもねえ、の一言である。女神の娘は女神ですよ。これぞ傑物。ここまで見事に自力のみでアッシュと対等になって見せてくれるとは思っていなかった。ここまで完璧にグウの根も出ないほどアッシュを陥落させるとは思わなかった。凄い凄いと思っていたヒロインですけれど、まだ見縊っていたという事なのでしょう。あれだけ周りを引っ張り回し続けてきたアッシュを、逆に首根っこ捕まえて振り回してみせたマイカさんの大勝利でした。
読了日:07月25日 著者:雨川水海
サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと (カドカワBOOKS)サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと (カドカワBOOKS)感想
★★★★ 人見知りとかコミュ障というプロフィールの主人公は珍しくないけれど、ここまでマトモに人と話せず挙動不審で対人恐怖症な子は流石に見たことないぞ。学園に王子の護衛として派遣された後も、右往左往キョドって逃げ惑うばかりでろくに会話も成立せず。本気で七賢人の一人には全く見えない。知っている読者側ですらこうなのだから、そりゃこの子の正体に気づく人がいないのも無理ないよなあ。才知の欠片も見えないにも関わらず、要所要所で能力を発揮して本人意図せず問題を解決してしまう展開は、面白かった。
読了日:07月25日 著者:依空 まつり
ウィッチ・ハンド・クラフト ~追放された王女ですが雑貨屋さん始めました~ 1 (MFブックス)ウィッチ・ハンド・クラフト ~追放された王女ですが雑貨屋さん始めました~ 1 (MFブックス)感想
★★★☆ この作者さんは風景描写に登場人物を落とし込むのが凄く上手いなあ。街道の真ん中でジルがイオニアに髪を切って貰うシーンは彼女の人生の転機ともなる場面というのも相まって、とても印象的な絵面だった。雑貨屋というと小物中心に思えるけれどジルが目指すのはオールマイティなファッション系創作物の取り扱いになるんだろうか。街自体が文化の発信地としての可能性を秘めた土地で、住人達に職人的な気概と趣味人としての粋が両立している人達が多く、ジルと意気投合して新たな波を共同で生み出していく。思いの外街ぐるみの話になりそう
読了日:07月26日 著者:富士 伸太
ドラキュラやきん!3 (電撃文庫)ドラキュラやきん!3 (電撃文庫)感想
★★★☆ 七雲くん、これはこれで好きなキャラなんだけど、女性にはモテないだろうなあ。せめて幼小中高ずっとべったり一緒という関係ならコイツは私が付いていてあげないと、となるかもしれないけど、幼馴染といっても四六時中一緒に居た関係じゃないみたいだし。アイリスは流石に私情絡み過ぎてて、これ始末書じゃ済まないんじゃ。ただ彼女としては気持ちを自覚できたし由良の未来の事でも収穫あったんだよなあ。日本のファントム事情はまだまだ拗れそうだけど、それ放っておいて由良個人の話を進めるんだろうか。
読了日:07月28日 著者:和ヶ原 聡司
賢者の弟子を名乗る賢者 2 (GCノベルズ)賢者の弟子を名乗る賢者 2 (GCノベルズ)感想
★★★☆ 昔の仲間を探してのダンジョン探索。その際に出会った冒険者パーティーが実に気持ちの良い連中で、ミラが全力で贔屓してしまうのも無理ないなあ、と。見た目幼いミラと素人のタクトを心配して付いてきてくれたのもそうだし、ミラの実力がわかっても謙虚で誠実に接してくれた上で愉快に楽しく盛り上げてくれて、もう人柄が好ましくて仕方ない。ミラがわんさかとお土産渡したのも信頼と好意の証なんですよね。こういう人達と多く巡り合える旅は楽しいだろうなあ。
読了日:07月28日 著者:りゅうせんひろつぐ
「私と一緒に住むってどうかな?」 1 見た目ギャルな不器用美少女が俺と二人で暮らしたがる (HJ文庫)「私と一緒に住むってどうかな?」 1 見た目ギャルな不器用美少女が俺と二人で暮らしたがる (HJ文庫)感想
★★★☆ タイトルとなってる台詞の使い所がタイトルであるが故に面白いと思える位置にあって、言われた主人公の反応も相まって思わずクスッと笑ってしまった。内容はわりとタイトルからは連想しにくいもので、まさか住むべき家の方をリフォームする所から始めるとは思わないじゃん。高校生二人で学校ある中で空き家になってた祖父の家を直していく、って中々難しいと思うのだけれど結構手堅くやれる所だけやってるのは偉いと思う。秘密基地を作る感覚でハマれば楽しかろうな。

読了日:07月29日 著者:水口敬文
ただ制服を着てるだけ (GA文庫)ただ制服を着てるだけ (GA文庫)感想
★★★★☆ これは凄いなあ。ライトノベルでついにJKビジネスからガチで足抜け出来ずに藻掻いている子をスポットにあてる話が出てくるのか。現代社会の闇なんて言ってしまうと雑なんだけど、生きていく上でどうしたって沼から抜け出せない層は実在する。心に刻まれた傷から血を流し続けて普通の生活をどうしても営めない人も居る。彼らは傷つきながら、それでも堂々と生きている。それでもどうしようもなく辛いときがあり、生き辛さに蹲り動けなくなる時がある。そんな時、寄り添ってくれる温もりが欲しいと思う事もあるだろう。

読了日:07月29日 著者:神田暁一郎

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