前回の9月上半期のピックアップ記事です。

9月も半ばをすぎるとめっきりと涼しくなってきました。秋の夜長も過ごしやすく、まさに読書の秋の面目躍如。涼しい中でどんどん本を読みましょう。
今月はこれはと前のめりになる注目作品が目白押し。


【公務員、中田忍の悪徳】 立川浦々(ガガガ文庫)

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ガガガ文庫はホンマ、こういうエキセントリックというか、ガガガ特有な独特の作品を送り出してくるなあ。ガガガ文庫新人大賞優秀賞受賞作。あらすじの段階で主人公の頭のおかしさが嫌というほど伝わってくる、タイトルからして吸引力のある強烈な存在感。まあまずは読んでみろ、と言わんばかりの劇物指定。そりゃあ読むさ。


【僕が答える君の謎解き 2.その肩を抱く覚悟】 紙城 境介(星海社FICTIONS)

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【継母の連れ子が元カノだった】の紙城さんが送るラブコメにして本格ミステリー。この両方のジャンルを高々と両立してるんだからとんでもねー作品である。まず答えありき。神託のごとく事件の真相が結論だけわかってしまう少女と共に、彼女の無意識の推理を推理するミステリー。一巻が抜群に面白く、抜群にラブコメしていたので期待も膨らむ続編である。煽り文からして、グイグイくるんだよなあ。


【王様のプロポーズ 極彩の魔女】 橘 公司(富士見ファンタジア文庫)

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【デート・ア・ライブ】を完結させて以降、橘さんの最初の新シリーズ。情報量は、あらすじから情報量が多い!! 週刊世界の危機に初恋少女の死に、その少女にTS憑依? さらに定期的にキスしないと男に戻ってしまう? あらすじの段階でドタバタが極まってるんですが! 橘先生って根本的なところでべらぼうなレベルのギャグ・コメディ作家だとも思っているので、シリアスな物語であったとしても、なんかメチャクチャ笑わせてくれそう。


【TRPGプレイヤーが異世界で最強ビルドを目指す 4(下) 〜ヘンダーソン氏の福音を〜】 Schuld(オーバーラップ文庫)

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もはや、ほぼ書き下ろしなんじゃないか、という大幅加筆修正予告。上巻の段階でウェブ版既読済みにも関わらず、なにこの話全然読んだことないんですけど!? な、事になっていたので、もう殆ど新作と思って身構えておいて良さそう。個人的にツェツィーリアはヒロインの中でも特に好きな人物なので、彼女を連れての逃避行、シティーアドベンチャーにおける追走劇は楽しみだったのだけれど、ウェブ版よりもド派手になりそうでワクワクですよ。


【駅徒歩7分1DK。JD、JK付き。2】 書店ゾンビ(オーバーラップ文庫)

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今、同居モノの青春ラブコメの中でも屈指の良作、屈指の甘酸っぱさ、そして切なさ爆発のラブストーリー。一巻では空気感の穏やかさと優しさが、文章の中にふんわりと込められていて、読んでいるだけで肌にその空気を感じられる感覚すらあったんですよね。期待の一作です。


【亡びの国の征服者 4〜魔王は世界を征服するようです〜】 不手折家(オーバーラップノベルス)

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観戦武官という立場であるとはいえ、ついに戦場を目の前にするユーリたち。本来は安全だったはずの騎行は、予期せぬトラブルによって絶望的な撤退戦へと移行する。それは種族間戦争における殲滅戦。戦争という名の鏖殺が、人の悪意が欲望が、ユーリとキャロルへと迫る。
二人の運命を決定づけた逃避行のはじまりである。