今色々とピーク中で、全然読めてないんですが。積んじゃってるんですが。9月に買った新刊あれもこれも、読みたいから買ったのにぃぃ、読めていません。
にも関わらず、次の月は淡々と訪れるわけです。次の月の新刊も面白そうな表紙やらあらすじやらを振りかざしながら襲いかかってくるのです。
たまに返せない借金が雪だるま式に増えていく感覚になるんですよねえ、これ。


【死なないセレンの昼と夜 世界の終わり、旅する吸血鬼】 早見慎司(電撃文庫)

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はるか遠い未来、人類の黄昏――ヒトの終わりに付き添う、吸血鬼の物語。
世界が滅びてから、もうずいぶんと経った。
だが、干上がり、荒れ果てた大地にへばりついて、どっこいヒトは生きている。
そしてまた、ヒトではないものも――
だからあなたも、もしかすると目にすることがあるかもしれない。
荒野にサイドカーで現れる、オールドファッションなコーヒー屋台と、それを引っ張る、お気楽に退屈な永遠を生きている「吸血鬼(ノスフェラトゥ)」を――。

「一杯やってく? 話くらいは聞くけどさ、面倒ごとはごめんだよ?」

それは不死の少女が黄昏の時代に語り継ぐ、ご機嫌でお気楽な、ヒトの終わりの物語。
たとえ世界が滅びても君臨し続けるだろう、なんてその強大さの謳い文句として言われる事の多い不死者という存在。でも、実際に世界が滅びたあとの黄昏の時代に残り続ける不死者を描いた作品はそんなに多くはないだろう。終わらない永遠の果ての物語、でもこの吸血鬼はどうやら随分と前向きなようだ。それは上辺か真実か。ただ、コージー・ファンタジーなんて銘打っている以上、これはきっと温かい安らぎを与えてくれる作品なのだろう。


【サイレント・ウィッチ II 沈黙の魔女の隠しごと】 依空 まつり(カドカワBOOKS)

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〈沈黙の魔女〉モニカは第二王子を狙う敵を極秘裏に“処理”。生徒会会計にも抜擢され、護衛任務は順調……かに思えた。
 しかし正体バレの危機が次々襲来!? かつての恩師が赴任してきたり、七賢人になるほどの魔力量なのに魔力測定に巻き込まれたり、普通の学園生活に最強の魔女は失神寸前!
 皆には簡単な社交ダンスやお茶会だって、モニカには精いっぱい。それなのに、第二王子にも次なる危機が迫り――?
 無詠唱の魔女の極秘任務、メンタルが試される第二幕!
なんかずっと重版が続いていて、かなり評判にもなっているみたいですね。
対人恐怖症で人前で喋るどころじゃ呪文の詠唱もアガってしまってできないので、コミュ障を解消するのではなく、無詠唱魔法を創造して極める方に走ってしまった最強にしてメンタル最弱の魔女の試練の物語、第二弾。最強にも関わらず、最初から最後までイッパイイッパイなモニカが面白すぎた1巻ですが、2巻もひたすら彼女のメンタルが試され続ける話になるのか。楽しみ楽しみ。


【転生魔王の大誤算 4〜有能魔王軍の世界征服最短ルート〜】 あわむら赤光(GA文庫)

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憤怒の魔将が挑む、絶対に怒ってはいけない侵略作戦!?
人畜無害なヘタレチキン高校生、うっかり魔界の名君に!?
誤算のつもりがなぜか名声が高まりまくって、魔族全軍から愛される最強魔王爆誕!
待望の第4弾は【憤怒】の魔将・サ藤が絶対に怒ってはいけない戦いに挑む!
最初の頃は魔王に生まれ変わってしまったヘタレな主人公が、周りに勘違いされながら唯一事情を知る幼馴染にフォローされつつ、魔王として半泣きになりながら振る舞う話だったのですけれど。
いつの間にか、魔将達からの誤解と勘違いによる尊敬や敬愛はわりとそのままなのに、気心の知れたマブダチグループみたいになってて、すごくイイ仲間達になってるんですよね。
主人公もヘタレのはずなのに、一本芯の通った侠気と身内である魔将達への親愛は上限突破してて、こいつらの為ならなんだってやってやるぜ、という気合入ってる魔王様なので、魔将たちが全力で慕うのもよくわかる、気持ちいい関係なのが見ていて非常に面白い作品になってきているのでした。