【SPY×FAMILY 3】  遠藤 達哉 ジャンプコミックス

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フォージャー家にヨルの弟・ユーリが来訪!! 互いがスパイと秘密警察であることを隠しながら、黄昏とユーリは腹を探り合う。姉を偏愛するユーリは黄昏に本物の夫婦であることを証明しろと迫り…!?

なんで結婚したこと知らせていなかったのか、弟に問い詰められて
「忘れていたからです!」
で押し通すヨルさん。
いいのか、それで!? 弟的にはそれで納得らしい。マジか!
これ、弟が姉に対して盲目、というのもあるんだろうけれど、元々大事な報告をするのを忘れていました、でも通ってしまうような人として弟からも認知されてしまっている、という事なんじゃないだろうか。過去回想見ても、昔からこうなんか抜けた感じの人だったみたいだし。
しかし随分と昔から殺し屋やってたんですね。まだ少女と言っていいくらいの年からバリバリ殺し屋やってたみたいですし。しかし、一体どうやってスカウトされたんだ? 元々普通の一般家庭の子だったみたいなのに。
弟のユーリは姉が何していたのかまったく知らないようですしね。
そのユーリの今の職業、国家保安局…秘密警察の局員だというのを姉が知らないのは、そりゃ身内にも知らせない機密だからだろうけれど。
そのユーリの正体をあっさりと見破ってしまったロイドは、やはり世界でも有数のエージェントというのは伊達じゃないのでしょう。てっきり、三人が三人ともお互いの正体を知らないまま話が進んでいくと思ったので、ここで即座にロイドが見抜くとはちょっと意外なほどでした。
まだまだ、ロイドと弟くんでは役者が違うなあ。
しかし、ユーリとヨルの揺るぎない姉弟の家族の絆を見せつけられて、心惹かれてしまうところに今のロイドが家族という関係に思い入れが出来始めてしまっているのがよくわかるところでした。
そして、イチャイチャしてるのを見せろー、と弟に迫られてラブラブっぷりを見せつけようとして恥ずかしがるヨルさんが可愛すぎる。これこのひと、今人妻なんだぜ?
まだ慣れない男性に恥ずかしがっているだけで、ロイド個人に対して想いが生じている、というわけではまだまだないのだろうけれど、さていつか萌芽が芽生えてくるのでしょうか。ロイドというその人に対してドキドキしはじめるときがくるのでしょうか。今も既に自分の都合のためというだけでなく、ロイドのために妻らしくしたいと強く思いはじめているわけですし、楽しみだなあ。

一方のロイドは、今更ながら身内に保安局員を抱えていたヨルに僅かな疑念が生じてしまい、その疑いを晴らすためにも彼女を尾行し調べることにする。その行為自体に罪悪感を、忌避感を感じながらも。まだロイドの方も、ヨルの事を信じきれているわけじゃないんですよね。でも、疑う行為そのものに嫌気を感じているということは、それだけ彼女に思い入れが生じ始めているということでもある。家族という関係そのものへの思い入れかもしれないけれど。
アーニャが人を助けて表彰された際、任務のために娘が星を獲得することを喜ぶのではなく、純粋に娘が人を助ける行いをしたことに誇らしさを感じているあたりに、ロイドの家族への想いがより重いものになってきている事が伝わってきています。
それこそ、スパイとしての任務と段々と比べられるようになってきたほどに。
オマケのヨルさんのファッションショー、一週間のコーディネイトがまたいいですねえ、これ。けっこうパンツスタイルがよく似合うと思うなあ、かわいいです。