これは時計速かったなあ。ダートは重馬場発表でしたけれど、水が浮いていないってだけで相当に水含んでいたようですね。前日からの雨で午前中は不良馬場だったのが、途中から重馬場になりましたけれど、映像見ていても、脚の抜きにまったく抵抗が見られませんでしたし、そもそも砂厚がびちゃびちゃになっていたせいでかなり薄くなっているように見えました。
ダートコースというのは、かなり固めに固めた土の路盤に、サラサラのクッション砂を敷き詰めているのですが、これが乾いていると歩くのも非常にパワーの居る馬場になるのですが、逆に水を含むとほとんど砂に抵抗がなくなって、踏み込むとスッと硬い路盤まで蹄がダイレクトに届いちゃうんですね。
重馬場になればなるほど、ダートレースのタイムが速くなるのはその為です。だから、パワーに若干不安のあるタイプの馬でも、速さがあれば行けちゃうパターンも多くなるわけです。
ダートでの道悪馬場の成績は、注視して見ておくべき要素と言えるでしょう。
アルクトスが3番人気になってたのは道悪得意で時計も出してたのもあるんだろうなあ。

しかし、勝ったのは去年も同じフェブラリーSを勝ったカフェファラオ。2連覇!!
今年は成績がさっぱりでしたし、道悪の経験も二回だけでどうかとも思っていたのですが、とにかく東京マイルが得意も得意、未だ負けなしの三連勝中ということもあり、2番人気になっていたのですが、先行で好位につけたところから、重馬場とはいえダートレースで上がり34.3出されたらそりゃぶっちぎりますよ。
その前を走っていたテイエムサウスダンとソダシが、決して脚色衰えたわけではなく後続の追随を振り切ったのを見れば、その2頭を千切ったカフェファラオの強さが際立ちます。
これでなー、東京マイル専用機でなかったらなあー。地方巡業はじめたら、どうかってところかなあ。
2着のテイエムサウスダンは、去年からの好調が十分G1に届き得るものだったと証明するレースでありました。まあこの馬も重馬場巧者だったんですけれど、1400を主戦場にしていたのがマイルもここまで走れたのは自信に繋がるでしょう。
馬自身のレースに対しての前向きな気持ちが薄れてきていたんじゃないか、と危惧されていたソダシですけれど、陣営しっかり立て直してきましたね。直線最後にカフェファラオに突き放されてしまいましたけれど、直線に入って最後まで気合入った様子で食い下がり続けたソダシのレースっぷりは馬自身の負けん気を感じさせてくれて、復調したと言ってもいいんじゃないでしょうか。
とはいえ、やっぱり長い距離よりも1600のマイルまでが適距離なんかなあ。道悪で、ソダシのスピードが活かせた展開でもあったように思います。個人的には芝の方がいいと思うけどなあ。

1番人気のレッドルゼルは動きが鈍く、6着に沈む。久々を苦にするタイプとは思わなかったんだけどね。これまでも鉄砲……休養明けでちゃんと成績残していましたし。でも陣営が久々が原因というのならうーん。次のドバイが本番のつもりだったかねえ。
マカヒキと同世代のエアスピネルお爺、密かにスピード勝負は期待していたんだけれど、さすがにこの時計は付いていけんかったかw
元々フェブラリーは若い子向けのレースになってますからねえ。年齢別成績を見るとそのあたり顕著だし。