ダノンスコーピオン。直線入ってきてからの伸び足は、ド迫力と言っていいほど漲ったというか荒ぶったというか、とにかく迫力のある追い込みですごかったです。
正直、スコーピオンが4番人気というのは意外ですらありました。アーリントンカップの勝ち方はビリビリして良かったのになあ。中2週というのが嫌われたんですかね。
共同通信杯ではよほど調子が悪かったみたいですけれど、それからしっかり立て直してのアーリントンカップからこのNHKマイルカップの連勝でした。お見事。
外からマテンロウオリオンとカワキタレブリーが素晴らしい脚で突っ込んできてましたけれど、それでも抜かされる感じはなかったですね。貫禄ある勝ち方でした。
マテンロウオリオンはほぼほぼ最後方らへんからまくってきたのか。横典らしい乗り味でしたなあ。3着のカワキタレブリーとともに、良い脚の溜め方だったのでしょう。外も良く伸びた模様。
レブリーはさすがに最低人気は過小評価すぎたんでしょうか。それでも前走アーリントンで12番人気で11着だとまあ買えんですわね。
戦績を見てみると、休養明けは走らずに一度レース使うと身が入るのかその後好走している点は今後も要注目かもしれません。デイリー杯でセリフォスの3着に入ってるだけの実績もあったわけですしね。

1番人気だったセリフォスは、最内から勝負を仕掛けたものの、競り合う相手もいなかったからかパッとしないまま4着に流れ込む。4着まで粘ったことを評価すべきだろうか。朝日杯以来はさすがに長かったのかな。最近は休養明けでもしっかり乗り込んでて関係ないとは言っても、2歳冬から3歳5月にかけての成長期ですからねえ。次回で真価が問われるかと。

5着は2番人気インダストリア。直線入るまでちょうどスコーピオンの斜め後ろくらいに位置取りしてて一緒に良い態勢入っていたのですけれど、いざGOとなった時に引き絞った弓から解き放たれた矢みたいだったスコーピオンと比べて、反応がちょっと遅れた感があったんですよね。そのあたりの瞬発力の差が出てしまった気がします。

おそらく逃げるだろうな、と言われていた武豊のジャングロ。藤田オーナーに初重賞を贈ったニュジーランドトロフィー勝馬でしたが、発送直前にゲートの扉に突っ込んで顔ぶつけたのが見えて、「あっヤベえ!」と思った瞬間にスタート。案の定、思いっきり出遅れて最後方に。
スタートでおわたーー、でしたね。
ただ、上がりで見るとカワキタレブリーと同じ33.8の二位の速さで追い上げてきて、あの出遅れから先頭から0.6秒の7着まで追い上げてきたのを見ると、意地を見せたんじゃないかと。
後方からの競馬も出来そうなのがわかったのも大きいですよね。

さあダノンスコーピオン ここから大きく羽ばたけるでしょうか。期待したいですね。




昨日の新潟での障害レース。5秒1差というなかなか見たことのない超大差勝ちをおさめたフォッサマグナのレースも見ましたけど、いやはやこの差は凄えなあ。
ってかダノンキングリーとかと共同通信杯走ってた馬じゃないですか、フォッサマグナ。まだ春くらいではクラシック候補だったんで薄っすらと覚えてます。障害デビューがまた衝撃的になりましたね。
ただ、タイム的に見ると確かに早いんですけれど、むしろ2着以下が遅すぎた感が……。
同じ日の1レースで行われた同じ距離の障害のOPレースでは勝ったゼノヴァース、フォッサマグナよりも1秒以上速いタイムで勝ってるんですよね。まあレコードでしたけれど。
でも、2着以降もだいたいフォッサマグナと同じようなタイムだったのを見ると、OPクラスに上がったら流石に同じような勝ち方は出来ないだろうとは思っといた方がいいでしょう。
でも、大差つけてたから追わずに流してのゴールだったでしょうし、同時にこれならOPクラスでも余裕で勝ち負けできるだろうってタイムだったのも確か。次走が楽しみです。