ちょあああーーー!? レース途中で放送終わっちゃったんですけど!? CM!? なんでCM行くの!? いや行くのは仕方ないかもしれないけど、テロップでも何でも予告してくださいよ!?
パニックに陥ってる間にレース終わっちゃってたじゃん!?
ふわぁぁぁっ!! なんかもう開始前から波乱波乱のオークスでした。


これは完全版です。途中で途絶しませんw




レース直前、ゲート前集合になった際に大観衆(今週から入場7万人近くに解禁)の圧に影響を受けたのか、サウンドビバーチェが暴れてまさかの放馬。
ぎゃああああ! てなもんですよ。なんてこったい。ここオークスに絞って調整してきてたのに。調子も抜群、狙い目だったのにーー!
放馬したというものの、全力疾走ではなく流し目で走っていたのでもしかしたら大丈夫かな? とも思ったのですけれど、なかなか捕まらずにウロウロしてた時間がなかったのと、なんかどっか怪我でもしたのかな。ゲート前まで戻ってきたときにしきりにビバーチェの顔か目のあたりを気にして話し合ってたんで、放送でも故障発生のため除外、というアナウンスが流れて競争除外に。
単に疲れただけなら、疲労が著しいため、というアナウンスが流れることが多いので、ほんとに怪我だったのでしょう。
……調べてみたらやっぱり顔に怪我してたみたいです。ってか、観客気にして暴れたんじゃなくて、他馬に蹴られたの!? 映像見直してみたら、あホントだ。蹴りくらってびっくりしてる。これは可哀想に。

ともあれ、この放馬で15分以上発送が遅れ、テレビでは放送時間切れ(これ西日本だけだったのかしら)。出走馬もかなりの時間大観衆の前で待たされたために、多くの馬が発汗など興奮して疲れたり、緊張を切らしたりしてたみたいです。
ここで、人馬ともにグッと堪えて、臨戦態勢を維持できた精神的に強い馬たちが上位に残った感があるんですよね。

1番人気のサークルオブライフは、特に汗だばだば流しててうるさい仕草を見せていて、こりゃヤベえという感じが発走前から見えていました。
挙げ句、スタートで見事に出遅れ。もうレースになんなかったですね。今回は度外視で次走は考えた方がいいかもしれません。

勝ったのは桜花賞を勝利したスターズオンアース。地上の星は、なおも潰えませんでした。
不利な大外枠で、このパフォーマンス。距離も不安視されていましたけれど、全然問題なかったですね。ニシノラブウインクが先頭で引っ張ったのですけれど、同じく前を争うかと思われたサウンドビヴァーチェが除外になったことで、ニシノラブウインクと競う馬が居らず一旦突き放しにかかったもののすぐにペース落ち着いて、前半はだいぶ流れたのかな。おかげで、距離苦しい面々もぐっと我慢できて脚を残せる展開になったんじゃないでしょうか。
同時に、発走前にスタミナ消費してしまった面々は終了のお知らせでした。
スターズオンアースは母方でもソウルスターリングが居ますからね。距離については展開だけじゃなく言われているよりもずっと大丈夫だった、という事もあるのでしょう。
まあ強い勝ち方でした。この馬は左回りが苦手、と言いますか、ちょっと走ってると右にもたれる癖があるんで、桜花賞では川田騎手がそのへんうまいこと馬群の中に入れて我慢させてたんですが、今回大外枠ということで壁に出来る馬がいない状況だったのですが、このあたりもちゃんと克服したんでしょう。メンタル面でも成長著しかったということですね。この世代の馬たちは初めてとなるだろう7万の大観衆に、トラブルによる長時間の待機というプレッシャーをものともせず、の勝利は競馬の内容以上に強さを感じさせてくれるものでした。
桜花賞、オークスと二冠達成して、牝馬三冠に挑むこととなりました。桜花賞とオークスを勝った馬というのは、みんな歴史的名馬になってる馬ばかりですからね。故障さえしなければ、皆古馬でも無類の活躍を見せた馬ばかりです。
スターズオンアースもこの仲間入り、となってほしいものです。
そしてルメール騎手、今年ようやく初めてのG1制覇。ああ、ルメール解禁されちゃいましたよ。これからルメール劇場開始ですか? こりゃ、来週のダービーも怖いなあ。

2着にはD・レーン騎手騎乗の薔薇一族スタニングローズが入線。この馬は前目につけていたのですが、ずっと内につけていて、直線に入ったところでスルスルと外の馬場の良いところに持ち出して、カメラ切り替わったらいつの間にか外の伸びて来る位置につけていたのは、びっくりさせられました。
その前に居たアートハウスも一瞬伸びるか、と見えたんですけど、一瞬でしたね。あっさりスタニングローズに躱されてしまいました。このまま勝つんじゃ、という勢いだったのですが、外から強襲してきたスターズオンアースに差されて惜しくも2着。でも、見どころたっぷりの2着で、この馬も今後が楽しみですね。

3着には、横山武史がうまいこと持ってきてのナミュール。残り200メートルくらいで横に並んできたプレサージュリフト(5着)の方が脚色良かったように見えたんですけど、併せ馬になってそこから根性発揮してさらにグイッと伸びての3着でした。あそこ、根性見せたのは良かったなあ。ああいう気合を見せてくれると、今後も期待してしまいます。

そして4着には後方からぶっ飛んできたピンハイ。ちょっと直線入ったときの位置が後ろだったのが痛かったですね。ナミュールのすぐ後ろにつけていたのですが、プレサージュリフトと馬体を重ねて、さらにアートハウスがジリジリと下がってきているあたりで前に壁が出来たので、一旦外に持ち出してるんですよ。そこからやる気無くすでもなく、競馬を投げ出さずに残り100メートルで再加速してプレサージュリフトまで躱して4着に入るという、これまた根性根性の競馬。
展望でも語りましたけれど、この馬ちっさいのに本当に一生懸命走りますわ。メンタル強い! ピンハイも距離は長いと思ったのですけれど、それでも頑張りましたね。
これは2000メートルになる秋華賞はよりいっそう注目スべきかもしれません。ってか、ファンになっちゃいましたよ、ピンハイ。これから応援していきたいと思います。

アートハウスは7着ですか。事前のコメントで川田くん、なんか大丈夫かなというコメントしてましたけれど、通常よりもさらに精神面を試されるレースとなってしまったので、厳しかったですねえ。
エリカヴィータも、残念ながらいいところなく9着。
まあ今回あかんかった馬たちは、ちゃんと原因がある、とも言えるので次走った際の結果を見てから、判断した方がいいかもしれません。
なにはともあれ、また名馬が一頭誕生しました、めでたい!