なんか忘れてるなーーーー? と思ったらこれだよ。もう7月入っちゃってるよ。
というわけで、前回の6月後半の記事がこちら。
記事で取り上げた作品以外では【ロクでなし魔術講師と禁忌教典 21】、【董白伝 〜魔王令嬢から始める三国志〜 5】、【フシノカミ 7】あたりが読めた中では面白かったです。

では、今月上半期の新刊から、いくつか注目作品をピックアップします。

【継母の連れ子が元カノだった 9.プロポーズじゃ物足りない】 紙城 境介(角川スニーカー文庫)


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季節はクリスマス直前――いさなのイラストの才能に魅せられた水斗は、彼女のプロデュースに熱中していた。
気分転換に訪れたゲームクリエイターの講演会で登壇していたのは……結女の実父・慶光院で!?
「きみは、自分の幸せの形がどういうものか、すでに気付いてしまっているのではないかな?」
膨らむ結女への想いを自覚しながらも、二人が再び恋人同士になれば、それは家族の問題で。
そんな恋心と現実に揺れる水斗に、
「私と、一緒にいてくれないと……やだ」
結女は好意を隠さずぐいぐい攻めていき――!?
再び両想いとなった結女との未来か、いさなの才能を世に示す夢か。
今“きょうだい会議”を開くとき!
ちょうどアニメも始まって今一番盛り上がっているラブコメの一つ。なんだけど、恋敵との恋愛VSじゃなくて、違うものとの天秤になってきたのがかなり興味深いですぞ。


【魔界帰りの劣等能力者 9.神剣の騎士】 たすろう(HJ文庫)

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激化する大祭で、祐人は最凶の敵と剣を交える!!

祐人の1回戦突破で盛り上がる入家の大祭。続々と勝ち上がっていく他の参加者たちの中でも際立つその実力に、四天寺家の面々だけでなく、秋華・琴音といった外部の者たちからの祐人の評価も上がっていく。
そして、祐人の婿入りを狙う朱音の思惑通りに進む大祭だったが、ジュリアン・ナイトがその実力と本性を露わにしたことで、予想もつかない混戦を極める事態に陥っていく――
最弱劣等の魔神殺しが最凶の騎士と対峙する第9弾!!
異能バトルものって今でも少なくないのだけれど、その中でも特に少年漫画的な豪速球のエンタテインメント性、盛り上げ方、燃えを兼ね備えているのが本作だと思ってます。いやもう楽しんだ、読んでて、これ。


【魔術師クノンは見えている 2】 南野 海風(カドカワBOOKS)

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偉大な魔術師と最先端の研究環境が集まる魔術都市でも盲目の天才が大暴れ!

魔道具「鏡眼」を開発し、視界を獲得した盲目の天才・クノンは、さらなる水魔術の研鑽のため魔術学校へと旅立つ。

最先端の研究環境と最高の魔術師が揃ったそこは、彼にとって絶好の遊び場。聖教国の聖女や、雷光の異名を取る魔術師だって研究対象。教師や先輩、偉大なる不死の魔女までもが、そんな魔術一筋なクノンの言動に振り回されつつも注目する中、クノンは早速聖女に共同研究を持ちかけ……?

クノンの才能が世界にバレる、発明ファンタジー第二弾!
いつか視覚を取り戻すために魔術で眼球を作ろうとしている盲目の少年魔術師クノンが主人公の物語。テーマ的にもシリアスで重々しいお話かと思ったら、これがまたクノンくん、ヘヴィな境遇に負けず実にネアカではっちゃけた少年で、お話自体もスチャラカなノリでひたすら笑えて楽しかった作品でした。二巻もさらにグレードアップしていきそうで、楽しみ。


【はたらく魔王さま! おかわり!!】 和ヶ原聡司(電撃文庫)

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あのフリーター魔王さまが"小説でも"帰ってくる!

「カレーってどうやって食べる?」
きっかけはクラスメイトとの些細な会話だった。
ごはんの上にかける、混ぜる、バラバラに食べる。世の中には色々あるらしい。
そんな日に訪れた、いつもと変わらない賑やかな魔王城。
その日の献立は奇しくもカレーで……!? そして明らかになる芦屋がカレーを作りたがらない理由とは――!

TVアニメ第2期放送を記念して『電撃ノベコミ』アプリ上で連載していた7つの短編に、書き下ろしを加えた特別編が登場!
『はたらく魔王さま!』本編時系列の裏話をちょこっとひとつまみ。
あのフリーター魔王さまたちが贈るいつもの日常をもう一度、おかわり!
まさかのアニメ第二期の開始に合わせての、これまで書籍化されていなかった短編の蔵出しですね。書き下ろしもあるみたいなので、そこは抑えておきたい。


【ミミクリー・ガールズ】 ひたき(電撃文庫)

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機械仕掛けの最強美少女(?)4人組が世界の巨悪を迎え撃つ!

///第28回電撃小説大賞《銀賞》受賞作///

2041年。人工素体技術――通称《ミミック》が開発され幾数年。

作戦中、不慮の事故により重傷を負ってしまったクリス・アームストロング大尉は、素体化手術を受け前線復帰……と思いきや術後どうも体の調子がおかしい。
鏡に映った自分を見るとそれは白い柔肌にさらさらヘアーの良く似合う――美少女だった!?!!?

謀略と怨嗟が蠢く戦火の陰で突如結成された、4体の少女型素体からなる即席部隊。
その名は――『ミミクリー・ガールズ』。
射撃、格闘、潜入。あらゆる分野のスペシャリストである彼女たちに与えられたミッション。それは謎の国際犯罪組織"バル・ベルデ"に狙われた大統領の娘の護衛だった。

クールなティータイムの後は、キュートに作戦開始!
少女に擬態し、世界の巨悪に立ち向かえ――!
なんか、オリジナルアニメでありそうな設定だなあ、と思いつつ最大に気になったのが……少女型素体の中身だよ!
クリス大尉って、男女どちらでもイケる名前だし! どちらかというと男性の多い名前だよ!?
美少女部隊と見せかけて、中身みんなおっさんなのか!? それはそれでかなり面白くはあるんだけどw

【春夏秋冬代行者 夏の舞(上)】 暁 佳奈(電撃文庫)

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【春夏秋冬代行者 夏の舞 (下)】 暁 佳奈(電撃文庫)

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『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』暁佳奈が贈る四季の物語、再び。

「汝の名は『夏』、春に続く者」――
かつて、神々たる四季は、人間の一部にその力を与えた。春、夏、秋、冬。それぞれの季節を顕現する者は“四季の代行者”と呼ばれ、権能を得た彼彼女らは、人の身でありながら季節そのもの、つまり、現人神となった。
時に黎明二十年、大海原に浮かぶ島国『大和』は激震に見舞われる。春の少女神、花葉雛菊の十年ぶりの帰還。過激派【華歳】による夏、秋への襲撃。そして、過去に類を見ない春夏秋冬の共同戦線。
数多の困難を経て、勝利を収めた四季陣営だったが、ここで一つの問題が起きる。夏の代行者、葉桜姉妹が史上初の「双子神」となってしまったのだ。これは吉兆か、あるいは、凶兆か。季節は夏。いま再び、代行者たちの物語が幕を上げる。
うわぁ、続編だ。一巻の上下が出て以来一年以上音沙汰なかったので、春夏秋冬と銘打ちつつ実は春だけの物語だったの? と思いかけていたのですが、夏が来ました。夏が来た。