今日は仕事だったので、リアルタイムでは見られませんでしたが。

3歳重賞芝2200メートル。中山競馬場での開催。菊花賞トライアルです。
台風接近の影響もあって、前日から雨が降ったり止んだり。馬場状態は稍重でしたけれど、けっこう渋い馬場だったんじゃないでしょうか。

一番人気は皐月賞5着。ダービー3着。弥生賞を勝っているアスクビクターモア。ダービーの1着2着であるドゥデュースとイクイノックス、皐月賞馬ジオグリフが別路線へ行った中では実績筆頭がこの馬になるんじゃないでしょうか。ただこの馬、どうも良馬場向きっぽいという話を聞くんですよねえ。
2番人気はローシャムパーク。ルメール騎乗というのが人気を集めた理由かしら。けっこうイイ馬ではあるんですけれど、春に1勝クラスを勝っての久々ですからね。その山藤賞の勝ち方が強かった、というのもありますが。
3番人気はガイアフォース。春のクラシック未参戦組では前々から評判高かったのがこの馬。というか、結構前から名前は聞こえていたぞ。これも前走の国東特別が7馬身ぶっちぎってのレコード勝ちでしたからね。
続いて4番人気がほんと人気なオニャンコポン。春のクラシックでは実力差がどうしても出てしまった感がありましたが、果たしてこの夏で一回り大きくなったのか。

ただ、成長度としては同じ春のクラシックで苦渋をなめた組ではセイウンハーデスの方がバリバリに仕上がった感がありました。

レースはスタートが抜群に良かったセイウンハーデスが飛び出したものの、流石に順当にショウナンマグマがお仕上げてきて先頭に。
アスクビクターモアは三番手につけて、前を伺い、ガイアフォースはモアくんを見る形でピタリと後ろにつけてのレースとなりました。
タイムは1000メートル1分台でしたからほぼ平均ペース。
4コーナーから直線に差し掛かるところでガイアフォースがここが勝負どころと見極めたのか、一気に叩いてまくりあげてきました。
直線に入ったところで、アスクビクターモアとガイアフォースの2頭の叩き合いに。勢いのママ一気にガイアフォースが躱して抜き去るかと思いきや、残り100メートルでむしろ逆に突き放しにかかるアスクビクターモア。
いやこれは、モアくん強いぞ!? ガイアは先に仕掛けた分、脚が残らないか……と思ったのですが……。
これ一旦クビ差から半馬身くらい突き放されましたよね。ところが、ここからもう一度差し替えしてくるガイアフォース!!
これはっ、これは強い! 4コーナーからずっと叩きっぱなしにも関わらず、残り100でもう一度グイグイグイっと伸びてくるこの根性。長く使える脚。ちょっと泥臭さも感じるこの強さは、どこかスマートでキレを感じさせるイクイノックスよりも、父キタサンブラックの気配を感じさせてくれる、そんな勝ち方でした。
本番の阪神3000メートル。これはガイアフォース、向いてるかも。

アスクビクターモアも、負けて強しの2着。馬場がもっと良かったらまだわかりませんでしたよ。土台の大きさを感じさせてくれる競馬でした。

3着には、後方待機から4コーナーでスルスルっとガイアの後ろまで迫ってきてたローシャムパークが入線。これはやっぱりルメールの位置取りうまいよなあ、と。ただ前2頭には追いつけませんでしたね。脚色が同じか負けてしまっていました。後ろからいったからにはもうちょっとグイっと伸びるところを見せてほしかった。

4着にはセイウンハーデス。よく粘った、というところですね。展開的にズルズルといってもおかしくなかった中で、後続に前を譲らなかったのはまだまだ行けるという手応えを感じさせてくれるレースでした。

ラーグルフもちゃんと5着に入線しているあたり、堅実さを感じさせてくれますよね。もう一伸び成長したら重賞も難しくなさそうなんだけど。

オニャンコポンは7着ですか。騎手コメントからしても距離長いのかな。


ともあれ、菊花賞に大きく名乗りをあげてきた馬が現れました。これは人気集めそうです、ガイアフォース。

追記:ガイアフォース、あのおでこの右側にある茶色のワンポイント、なんかぶつけたかして怪我してたのかな、と思ったら新馬の頃からあるんですね。芦毛の馬体であそこだけ一点で茶色いのけっこう目立っててこれ良いチャームポイントだ。すごく印象に残ります。