前回10月後半の記事はこちら。

そろそろ寒くなってきましたね。布団でぬくぬく温まりながら読む本は、ウトウトと眠たくもなりますが幸せな気持ちになります。そんな初冬の時期を彩る注目作品をばご紹介。


【魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい? 16】 手島史詞(HJ文庫)

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シャスティルの想いがついに爆発!?

迫るシャスティルの誕生日に、頭を悩ませ知人に相談することにしたバルバロス。そこへ妖艶な美女〈魔王〉エリゴルが彼を勧誘しに現れる。
一方、バルバロスが美女の勧誘を受けていることを知ったシャスティルは彼を密かに尾行することに。
そこで目にした光景に、盛大な勘違いをしたシャスティルはついに自らの感情を抑えきれなくなって――

「その男は私のだぞ!知らないやつらが勝手に取り合うな!」

大人気ファンタジーラブコメ、第16巻!
漫画版にスピンオフコミック、そしてアニメ化企画進行中、と大いに波に乗っている魔奴愛ですけれど、今回ってもう完全にシャスティルとバルバロスがメインじゃないですかー! 主人公とヒロインの出番皆無っぽいw
しかしこの二人、スピンオフでも主役張っているようにもう一組のメインカップルになってきたなあ。スピンオフのキャラクターが本編の方にも出張ってくるのも嬉しい限り。エリゴルって、コミックの方に出てきてましたよね。


【ミミクリー・ガールズ 供曄,劼燭(電撃文庫)

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狙われた五輪を舞台に、少女姿の特殊部隊が大暴れ!

4体の少女型人工素体《ミミック》からなる少女姿の特殊部隊『ミミクリー・ガールズ』。大統領直轄の隠密として再始動した彼女たちに与えられた次なるミッション――。
「とにかく飛行機に乗って――次の舞台は日本よ」
それは札幌で謎の国際犯罪組織“バル・ベルデ”のテロ工作から五輪を守ることで!?
日本・極東連合との合同首脳会談に臨むクリスたち。そこへ現れたのは、カグヤと名乗る可憐な美少女。こいつが日本の代表……ってまた少女かよ!!
少女姿の特殊部隊4人組が贈る、痛快ガンアクションコメディ第2弾!
ハリウッド映画リスペクトに徹した完璧と言って良い惚れ惚れとする構成によって描かれたミリタリーアクションの第二弾。ハリウッド的には、続編が作られると主役以外は何気にごっそりとキャストが入れ替えられているので油断がならないんだが、最近はどうなんだろう。せっかく恋人になっても別れてたり、続編がスタートしたと思ったら前回仲間になってた人達が雑に死んでたりするので本当に油断ならない。そこまでリスペクトしなくていいですからね?



【竜姫のブリュンヒルド】 東崎惟子(電撃文庫)

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すべてを赦し、ただ一度、憎んだ

人々は彼女をこう呼んだ。時に蔑み、時に畏れながら、あれは「竜の姫」と。
帝国軍の大砲が竜の胸を貫く、そのおよそ700年前―-邪竜に脅かされる小国ノーヴェルラントは、神竜と契約を結び、その庇護の下に繁栄していた。
国で唯一、竜の言葉を解する「竜の巫女」の家に生まれた娘ブリュンヒルドは、母やその母と同じく神竜に仕えた。 竜の神殿を掃き清め、その御言葉を聞き、そして感謝の貢物を捧げる――月に、七人。
第28回電撃小説大賞《銀賞》受賞の本格ファンタジー、第二部堂々開幕!
第二部開幕と銘打っているけれど、物語の時系列は過去に遡ってるんですよね。
やがて巨大な帝国となり、世界に存在する無数の竜たちを討滅していく国ノーヴェルラント。これはそのはじまりを、或いは竜殺しの国となっていく所以を描く物語なのか。
第一巻は、あれはもう行き止まりと言っていいくらい完成して完結した物語でしたからね。そこから無理に続けていく事は世界観の構造すら歪めかねなかっただけに、過去に遡るしかないというのは唯一の道だったかもしれないけれど、それはそれで行き着くのが第一巻なわけですからねえ。


【月の白さを知りてまどろむ】 古宮九時 (DREノベルス)

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人の意志と覚悟を問う、異類婚姻譚

「月白の主が選ぶ客は――生涯でただ一人です」
神に捧げられた美酒と芸楽と聖娼の街アイリーデ。そこには大陸中から多くの客が集まり、だがその一方で人を害する《化生》が密やかに存在していた。
――神話正統の妓館「月白」の主でありながら、化生を捕らえる巫女である少女サァリと、王都からやって来た化生斬りの青年シシュ。二人の出会いと前後して、街には不穏な影が差し始める。
webで人気を博した神話と人を巡る物語。第二譚までを収録して待望の書籍化!
【Unnamed Memory】や【Babel】を描き出した古宮九時さんの新シリーズ。新シリーズってか、これも個人サイトで掲載していたシリーズなんですよね。ただ、自分はこれについては読んでいなかったので、どんな話かは知らないんだよなあ。ただ、前述した2作品と同じ世界観らしいので、楽しみ。