4歳以上オープン(国際)(特指)別定 阪神競馬場2,200メートル(芝・右)


うはーーーー、これドウデュース別格ぅぅ!
武さん、鞭入れてないっすよ。持ったまんまで加速度が全然違う。なんじゃそりゃーー!
ようやく先頭のユニコーンライオンを通り過ぎた時点で武さん鞭一発。あとは無人の野を行くばかり。モノが違う、載せてるエンジンが違う、これはもう格が違った!

いや、正直今回はドウデュース本調子とはいえない状態だったっぽいんですよね。どこ見ても、調教に関してはみんな「うーん」「あれー?」という感じで、首を傾げているようなコメントばかり。
前走の凱旋門賞19着という大敗もありましたし、馬も戻っていない感じだったんですよね。
スタートも出遅れとまでは言わずともあまり行き足つかずに後方2番手に。そのわりに向正面入ったところでは掛かり気味になってて武さん押さえてるんですよね。
まー、お世辞にも良かありませんでしたよ。にも関わらず、直線入ったら一頭だけ全然やってる競馬が違うでやんの。なんかもう能力だけでぶっちぎっちゃいましたよ。なんてこったい。
いや、いやいや、同期ライバルのイクノイックスが年末にあれだけのパフォーマンスを見せた以上、それを倒してダービー取ったドウデュースが弱いはずないんですけどね。それにしても、それにしてもですよ。こりゃとんでもねーですわ。
ヨーロッパはよほど芝があわなかったか、本人観光気分だったかなんでしょうね、これ。ドバイならこれ本領発揮してくれそうです。

一方で復活を期していた撃墜王エフフォーリアは、3コーナーでまさかのズルズルと後退。そのまま競走中止。まさか故障か、とかなり騒然となったのですけれど、馬運車に乗らずにそのまま歩いて厩舎まで引き上げたので最悪はないだろうとホッとはしたのですけれど、どうやら心房細動だったみたいで。
今回、ようやく崩れていた調子も戻ってきていたみたいだし、向正面まで手応え充分で2番手追走していただけに、この結果は本当に残念でした。また一から出直しということになるのかな。ただ今回は仕方ないです、めげずに頑張ってほしい。

2着にはマテンロウレオ。きさらぎ賞を勝ちながらもクラシックでは二桁着順。それが、大きく差を開けられたままですが、ドウデュースの2着まで追いついてきているのはこの馬の成長と言えるのでしょう。じっと終盤まで内側でこらえ続けたのも最後の脚につながったか。
3着は3番手につけていたプラダリア。先行から押し切ろうとする良い競馬をしたんですけどね。あそこまで並ぶまもなく躱すとすら言えない通り過ぎるみたいな形で抜き去られると辛いですよね。それでもめげずに最後まで走りきっての3着。上位3頭は全部4歳馬という世代の強さをみせてくれるレースでした。

4着のキングオブドラゴンも最後までジリジリと脚を使って、落ちませんでしたよね。この粘り強さは本物だろうなあ。
5着にはキラーアビリティ。あの位置からキングオブドラゴンも抜けずにそれどころかマテンロウレオに置いていかれてしまったのは、ギア入れてもスピード出なかったということで最後の伸びが全然見当たらなかったんですよね。2200は長いのかなあ。

長いと言えば逃げたユニコーンライオンも、残り200までは良い調子で粘っていたのに、最後の200、特に残り100ぐらいで完全にガス欠みたいにズルズルと下がってしまって、2000までがいいのかなあ。でも、宝塚記念で2着入ってるだけに距離長いとは思いたくない。

6着のウインマイティーは、今回はまあ全然調教良くなかったみたいですし、良い頃とは比較できない状態だったみたいですしねえ。狭い所に閉じ込められてしまった事もあるみたいですし、今回はこんなもんでしょう。

なにはともあれ、ドウデュースがダービーまでの一発屋などではなく、ガチのマジでやべえ本物だったというのを見せつけてくれる素晴らしいレースでした。
これはイクイノックスとの再戦楽しみですわ。そしてこれに一度勝ってるアスクビクターモアとももう一回勝負付して欲しいですよね。


2月14日夜追記:エフフォーリア、電撃引退だそうです。そのまま種牡馬入。もう一度、あの強いエフフォーリアを見たかっただけに残念ですが、第二の馬生ゆっくりすごしてほしいです。