3歳オープン(国際)牝(指定)馬齢 阪神競馬場1,400メートル(芝・右)

はい、桜花賞トライアルですよ。
前半33.2ってどんだけ全力疾走だよ。そりゃあ前に居た馬は持たないですわ。3番人気リバーラは番手から直線に入っていい位置で抜けでようとしたものの、そこで脚が切れてしまったのかズルズルと。
勝ったのは先頭集団の最後方、6番手あたりから前を伺っていたシングザットソングが4角から上がっていって、一杯になった前を食い破るように先頭に立ち、そのまま後方から伸びてくる馬たちを抜かせずにゴールする強い勝ち方を見せてくれました。
この馬、新馬戦のときからどのレースでもゲートの出は悪いわ、出たら出たで右に左によれていくわ、とそもそもマトモに走っちゃいないんですよね。にも関わらず才能だけでこれまである程度の成績を残してきたわけだ。陣営も鞍上の吉田隼人騎手も頑張って矯正しようとしていた、それが結実したレースだったんじゃないでしょうか。ちゃんと走りゃあ強いんだよ、と。いや、この超絶ハイペース展開であの位置から勝ち切るというのは何だかんだ強いですよ。

2着には7番人気のムーンプローブが入線。前走阪神JFが17着ということで、まあ元々二桁人気だった事もあり評価もなんもなかったんだけれど、前走はこれまた超ハイペース展開、そこを番手で走っちゃいましたからね。グダグダになってしまったのも仕方なかったかと。そこから距離も短くなり、今回は控えての競馬。どうも前に立つと遊んじゃう性格なのもあって、後ろから追いかける作戦もあっていたんじゃないかと。フロックと見るのはいかんですよ。

3着には11番人気のジューンオレンジがこれは激走と言ってもいいでしょう。鞍上の富田暁くんもなかなか騎乗機会が恵まれないなかで、重賞3着は偉いです。
実際、4角まで最後方のままでしたし。阪神の内回りであの位置から3着まで突っ込んでくる脚は大したものですよ。見てる限り、エンジンがかかったのは残り300切ってから。しかも何度か前に馬がいて進路変更を余儀なくされてますからね。スムーズに加速していた場合、2着はあったかもしれません。
今回は調子も絶好調だったみたいですし、最近は1200を使われていたみたいですけれど、むしろちょっと長くなる今回のほうが適距離だったんじゃないでしょうか。

ここまでが桜花賞の出走権獲得。チューリップ賞も荒れ気味でしたし、けっこう思わぬメンツになりそうだなあ、桜花賞。リバティアイランドの牙城を打ち崩せる馬、居るだろうか。ライトクオンタムかハーパーか。