【転生したら剣でした 1】 棚架ユウ/ るろお GCノベルズ

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気がつくと異世界に転生していた。
普通の人間としてではなく、剣として。

さらに周りを見渡せば、魔物が闊歩する危険な草原地帯。
身の危険を感じた主人公は自分の体を浮かせる能力を駆使して魔物を狩っていく。

そんな折、休憩として地面に刺さった瞬間、能力が発動しなくなり動けなくなってしまった。
途方に暮れる主人公の前に、奴隷姿の猫耳少女が突如として現れるのだが……。

アニメ面白かったです! って、放映していたのは去年なんですが。でも、フラン可愛かったんですよー。あれはとびっきりでしたね。あそこまで可愛いと入れ込んでしまったキャラはなかなか居なかったです。
口数少なく無表情? いや、表情は寧ろ豊か豊潤コロコロと変わって癒やしてくれました。どこか片言の声も喋り方も良かったです。
お陰様で、本作のフランの声もちゃんとアニメの声で頭の中で反映されるのは有り難かった。

そもそも、小さな少女に巨大武器という組み合わせは世の理の真理の一つ。可愛いは正義と並ぶ絶対基準でありまする。その両方を兼ね備えるフランこそ、絶対無敵黄金律よ、やっはー♪

るろおさんの描くフランもかわいいですよね。見てください、あの悪魔倒したあとのガッツポーズ。かわいい! かわいい!
ちょこちょこ仕草がねー、かわいいですよねえ。ダンジョン突入独断専行したこと、あとでお説教うけた時も、剣である事をイイことに一人お説教逃れしてしまった事に、フランが拗ねてグジグジと恨み節を重ねるシーンも、これはこれで可愛いの。
師匠が丹精込めて作った料理をウマウマと頬張るフランがかわいいの。
師匠が過保護になるのもよくわかるんよ。師匠と弟子でも剣と持ち主でもない、独特のコンビとなっていく二人。寝返りをうって乱れた掛毛布を、師匠が念動で直してやりながら愛おしげにフランの寝顔を見守るシーンとかね、可愛いフランへの無辺の愛情が伝わってきて、良きです、良き。
自分に頼り切らず、一生懸命に努力して成長していこうとするフランの意気に感じ入り、感動する師匠の気持ちわかります。守りたい守護りたい。つまり、フランかわいいで概ねまとめることが出来ます。つまりフランかわいい。

作中の描写やストーリー展開の方はサクサク。これアニメの方がかなりじっくり丹念に情感を込めて描いていたんじゃないだろうか、と思う事もしばしば。ダンジョン最奥での悪魔との一対一の対決の相手の格上感や、手を切り落とされた時の悲壮感はアニメの方はくるものがありましたからね。
それから師匠の正体みたいなものは、あんまり追求されないまま行くんでしょうかね。師匠自体も自分のこと知らないみたいですし、フランを育てていくのに夢中であまり自分のことは関心ないみたいですし。どうしてあのフェンリルが死んだという舞台に突き刺さっていたのか、とか。
なにはともあれ、フランがかわいいのは揺るぎありません。何しろフランが可愛いので、ので。