……あれ? 今期かなり豊作じゃない? 観たのだいたい面白いぞ!?


かぐや様は告らせたい-ファーストキッスは終わらない- ★★★★☆

秀知院学園の生徒会で出会った
副会長・四宮かぐやと生徒会長・白銀御行。
2人の天才は長きにわたる恋愛頭脳戦の末、
お互いの気持ちを伝え合い、“奉心祭”で初めてのキスをした。

しかし未だ明確な告白には至っておらず、
恋人同士になるかと思われた2人の関係性は曖昧なまま、
お互いをより強く意識して、クリスマスを迎えることに。

“完璧でありたい”白銀と、
“完璧じゃない”所こそを求めるかぐや。
これは天才たちによる、いたって“普通な”恋の物語。

ファーストキッスは終わらない。
これ映画の再編成版だったんですね。ってか映画あったのか。近年は映画方面は本当にさっぱりアンテナ機能していなくてどんなのやってるのか把握してなかったんですよねえ。
しかし改めて配信してくれてありがたい限り。ここ飛ばされちゃうと、またアニメシリーズあったとしても訳わかんないことになってしまいますもんね。
全4話ながら、初めてのキスから無事恋人に……とはならない非常にグダグダした事になるあたりの話(こう書くと悪いみたいな言い方になってしまうが、このすんなりと行かない当人たちの気持ちの整理もついていないあたりがむしろイイんですよ。いい意味でのグダグダ)をものすごい濃密にやってくれてるんですよね。今までで一番、白銀とかぐやという人物の本質に切り込んでいく話だったように思えます。勢いで盛り上がってそのままなし崩しに付き合っちゃう、とならずにふと冷静に立ち返って果たして本当に自分は好きなあの人と付き合って良いのか。それに見合う人間になれたのか、という自己の在り方に立ち戻っていくのを、シリアスとコメディをふんだんにまぜこぜしながら描くんですから……いや、これよく4話で纏めたよなあ。いずれにしても、二人が絶対に自覚的に乗り越えないければならない山をついに乗り越える話でもあり、うん素晴らしいアニメ化だったと思います。





神無き世界のカミサマ活動 ★★★★
怪しげな教団の教祖の息子・卜部征人は「産霊(むすび)の儀」という儀式中に命を落として異世界へ転生した。
その世界で彼に待ち受けていたのは……神と名乗るミタマの力を取り戻すために信者を集めること。
どうやらミタマが発揮できる力の大きさは、信者の数に応じて変わるらしいのだが、肝心な信者数は……まさかの“0”!?
「うそ…ボクの信者、いなさすぎ…」
征人が楽しく暮らしている「カクリ」という村を敵から守るため、
また村を発展させるためにはミタマの力が必要だという。

ミタマの力を取り戻すべく、征人はあの手この手を使いながら今日も信者集めに奔走する。
果たして、ミタマの信者は集まるのか。そして、征人はこの世界で生き残れるのか――!
神無き世界で繰り広げられる、ポンコツ神ファンタジーが今はじまる!

初っ端、教祖な親によってコンクリ詰めされて海に沈められて異世界に転生するという、なかなか類を見ないヒドい転生の仕方をした主人公。元々、カルト宗教でどうもこれ周囲を騙して利益独占してる系じゃなくて、ガチに宗教にハマってる狂信者系の親のおかげでろくでもない人生を贈ってきた征人にとって、何の見返りもなく助けてくれたどころか人として、仲間として、友人として接してくれたカクリ村の人たちに入れ込むのは、これよくわかるんですよねえ。
いやしかし、また想像だにしない世界観だな。神無き世界って神は死んだ!な宗教を古いものとして排斥する近代世界とかじゃなくて、そもそも「神」という概念そのものが存在しない世界って。しかも、社会の上層を成す存在たちによって人間が口減らしに殺されるのを当然とか光栄として市民たちが受け入れているディストピア。征人を拾ってくれた人たちはそんな世界についていけずに隔離されている、ある意味まともな感性の人たちになるのか。あれでマトモ、とはどうよって話なんだけれど、イイ人たちなのは間違いないんだよなあ。
そして絶体絶命の危機に現れるミタマと呼ばれる征人の神様。文字通り神様の存在しない世界に神を持ち込んで、宗教を立ち上げて革命を起こす話なのか。これまた、すごい話だな。






カワイスギクライシス ★★★★

あまたの星々を支配下に置く宇宙帝国「アザトス」から地球へと派遣されてきた調査員リザ・ルーナ。はじめは文明レベルの低い地球を、さっさと滅ぼしてしまえばいいと考えていたが、立ち寄ったカフェで「猫」と遭遇する。その異次元の可愛さに衝撃を受けるリザ――
果たして『カワイイ』は地球を救うのか!?

カワイイは地球外生命体にも通じる概念なのか! なんかイケメンすぎたり美人すぎたりして顔を直視できない宇宙人とか妖精とかって出てくる話あったと思うけれど、この宇宙人たちにとって地球の動物たちの「カワイイ」は彼らがこれまで体験してきた「カワイイ」とは文字通り次元の違う可愛さだったのか。だってカワイイもんね、猫とか! 犬とか!
リザの超次元的可愛さに対する反応が、むしろ硬直したり腰抜かしたりビビっているように見えるあたりがリアリティあって好きですわー。変にメロメロになってだだ甘になってしまうよりも可愛さに衝撃を感じている様子が伝わってくるんですよね。これ、軌道上に待機している宇宙船にいる同僚たちみんな陥落していくことになるのか。いや、シンプルに面白いよこれ。
EDが募集した視聴者なのかスタッフなのか知らないけれど、リアルの各人のペットの写真が使われていて、その徹底っぷりに喝采ww





機動戦士ガンダム 水星の魔女 ★★★★

A.S.(アド・ステラ)122――数多の企業が宇宙へ進出し、巨大な経済圏を構築する時代。モビルスーツ産業最大手「ベネリットグループ」が運営する「アスティカシア高等専門学園」に、辺境の地・水星から一人の少女が編入してきた。名は、スレッタ・マーキュリー。無垢なる胸に鮮紅の光を灯し、少女は一歩ずつ、新たな世界を歩んでいく。
一期、というかあれは前期のなるのか。ラストのスレッタの殺人、というよりも人を無惨に殺しておいてその事に全く何も感じていないサイコパスな様子に、ミオリネが生理的嫌悪もあらわに人殺しッ!と拒絶したシーンから、さてどうなることかと思っていたのですけれど。
ミオリネもあれ、反射的な反応だったんでしょうね。場合によってはスレッタその人に拒絶感を感じてしまっているのかとも危惧していましたけれど、意識不明の父親に付き添っていて学園から、スレッタから離れてしまっているけれど、むしろ離れたことで冷静になれたのか、ちゃんとスレッタの事心配してくれていて安心した。元凶が母親の方にあることも気づきはじめているっぽいけれど、今度はそのミオリネに甘言をもって近づこうとしているし、ミオリネどう行動していくんだろう。やっぱりミオリネさん、お姫様というよりもこの子こそが牽引役っぽいんだよなあ。学園側にはそれ出来る人いなさそうだし。
スレッタの方もミオリネから人殺し呼ばわりされて拒絶されてメンタル大丈夫か、とこっちも心配してたんだけれど……全然気にしてなさそうなのが逆に怖いよ! いや、妙に張り切ってミオリネ不在の部分をカバーしようとしているあたりとか、決して全然気にしてない本格サイコパスになってしまっている、という風情でもないんですけどね。あの時は変なスイッチ入れられただけで、元々人殺しどころか戦うことすら忌避していた子だったわけですし。
ってか、プロスペラお母さんの子供、スレッタ一人じゃなくてもう一人いたって、そんな情報初耳なんですけどぉ!?
一気にえげつない話になってきたぞぉ!? いや、一気にじゃなくてもう随分と前からそうなんだけどさ、色々と明らかになるにしても衝撃的な情報過ぎて。
あと、メスガキちゃん退場早すぎない!? そしてメスガキキャラが多すぎて、むしろメスガキスタンダード世界なのかこれ!?