前回、5月前半の記事です。GWも終わっちゃった。って、土日入れても3日だけでしたけど。それって実質1日だけじゃね? まあ週一休みの仕事なので実際2日か。



【魔女と猟犬 4】 カミツキレイニー(ガガガ文庫)

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4年前に処刑された”お菓子の魔女”争奪戦
“首飾りの森”近くの村エイドルホルンで、魔女災害が発生。
4年前にこの村で捕らえられ処刑された“お菓子の魔女”が復活したのだという。その真偽を調査すべく王国アメリアより異端尋問官のカルル、アビゲイル、ザミオ、そして見習い尋問官のエイミーと、その冒険譚を記録すべく宮廷詩人のリオ・ロンドが村へと派遣される。
だが村ではすでに、魔女集めを行っているという“キャンパスフェローの猟犬”と、“鏡の魔女“と思しき人物の姿が目撃されていた。その情報が本当なら、彼らに先を越されて”お菓子の魔女“を奪われることはなんとしても避けねばならないと躍起になるカルルたち異端尋問官。
そんな彼らをよそに、宮廷詩人のリオは見習い異端尋問間のエイミーとともに、村人たちの証言から独自に“お菓子の魔女”へと迫っていく。やがて二人は驚くべき真実に行き当たる……。
そして異端尋問官たち一行は、魔女の潜むという“お菓子の家”がある森へと足を踏み入れる。この先に、彼らの想像を絶する驚愕の事態が待ち受けるとも知らずにーー。
お菓子の魔女ってヘンゼルとグレーテルか。何気に4巻にして一番魔女らしい格好の魔女が登場。しかしあらすじからするとロロたち主人公サイドじゃなくて、敵方のはずの異端尋問官視点の話になってないですか、これ!?


【魔女と傭兵】 超法規的かえる(GCN文庫)

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魔女――。
魔術や魔獣が失われた大陸で、唯一超常の力を振るう魔女は人々から恐怖の象徴として恐れられていた。
傭兵のジグは国が立ち上げた魔女討伐隊に参戦し、部隊が全滅する中ただ一人生き残り、魔女を追い詰めることに成功する。
しかし、討伐隊に同行した報奨金を支払うべき依頼主が死んだ今、もはや命をとる意味がないと、その刃をおろすジグ。
道理に合わない行動に戸惑う魔女――シアーシャ。だが、その不思議な感覚に、自分の思いを傭兵に吐露し願った。

「私を、誰にも追われない場所まで連れて行ってください」

ジグは、高い依頼料を条件にその吐き出された願いを承諾しつつも、そんな場所はこの大陸にはないと非情な現実を伝える。

かくして2人はまだ誰も知らない未知なる大陸へ向かうことになった。
そこに魔術も魔獣も溢れる世界が広がっていることも知らずに……。

web小説発、圧倒的支持を受ける本格ファンタジー待望の書籍化!!

【魔女と猟犬】に続いて魔女連チャンの月であります。
【魔女と傭兵】、ついに書籍化するのですか! 昨今やたら長い題名の作品が蔓延る中でごくごくシンプルな本作のこのタイトルは逆にすごく目立ってたんですよね。図らずも、【魔女と猟犬】と並んでしまったのはなんなのかw
にしても色んなところで名作、傑作としてタイトルが聞こえてくる作品だっただけに、いつ書籍化されるのか、まさに待望の一作という感じだったのですけれど、GCN文庫からというのは正直意外でした。いずれにしても、未読だっただけにかなり楽しみにしております。いや、そのうち書籍化されるだろうからとWEB版は読まないようにしてたんですよね。思いの外なかなか出なくって焦った。


【魔王と勇者の戦いの裏で 3 〜ゲーム世界に転生したけど友人の勇者が魔王討伐に旅立ったあとの国内お留守番(内政と防衛戦)が俺のお仕事です〜】 涼樹悠樹(オーバーラップ文庫)

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勇者のいる戦場へ――「知略」を以て防衛戦を掌握する。

転生したゲーム世界で、魔王軍襲撃によるデッドエンドを免れるため奔走するヴェルナー。
勇者マゼルが旅立った王都で、内政の処理を続けていたヴェルナーだったが、大神殿で第二王女ラウラへの魔王軍襲撃を受け出動することに。
大神殿へ向かう途中、マゼルの家族に危機が迫っているとの情報を得たヴェルナーは、いち早く現場に駆け付けマゼルの妹・リリーを魔物から救いだす!
一方、襲撃を受ける大神殿では、マゼルの獅子奮迅の活躍により魔王軍が動きを封じられていて――!?
ゲーム世界とは違う展開に物語が動き始める!!
伝説の裏側で奮闘するモブキャラによる本格戦記ファンタジー、第三幕。
戦記ファンタジーとしては最近では屈指の面白さのシリーズ、順調に巻を重ねていって嬉しい限り。既に正史では壊滅状態だった王国軍を適切な助言と自分とその一勢を最前線で働かせ続けて勝利に導き、戦死するはずだった超有能な皇太子と軍の重鎮たちも救い、と既にだいぶ正史とは違ってきているんですが、これは出世するよなあ、という七面六臂の働きだったからなあ。それも戦場だけじゃなくて軍政家としても実務官僚としてもとびっきりの活躍してるんですよね。若くして過労死しかねない馬車馬ルートである。有能であればあるほど忙しくなるヤツですな。


【攻撃力ゼロから始める剣聖譚 1 〜幼馴染の皇女に捨てられ魔法学園に入学したら、魔王と契約することになった〜】 大崎アイル(オーバーラップ文庫)

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手にするは、最強の剣技と魔王の力

名門剣士の家系ながらも、防御力は桁外れだが攻撃力を持たない“欠陥剣士”の烙印を押されたユージン。
国を去り、大陸の最高学府である魔法学園へ入学することに。
学園でユージンは、神話生物が蠢く封印牢の瘴気に当てられない唯一の逸材として、その最奥へ向かうよう依頼される。
歴戦の大魔法使い達ですら道中で膝を折る牢の最奥に封じられていたのは――かつて大陸を支配していた伝説の魔王・エリーニュス。
彼女のもとまで軽々と辿り着けたユージンは、魔王と契約を交わせるたった一人の存在らしく……!?
魔王の力を掌握した落第剣士が、最強の剣聖へと至る異世界ファンタジー!

【信者ゼロの女神サマと始める異世界攻略】の方がクライマックスだけどまだ続くでしょ、って所なのに新シリーズも始めちゃうんですね! WEB連載の方はもう終わっているからなんでしょうけど捲ってくるなあ。


【バスタード・ソードマン】 ジェームズ・リッチマン(エンターブレイン)

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ほどほどに戦いよく遊ぶ、これが理想の異世界生活

バスタードソードは中途半端な長さの剣だ。ショートソードと比べると幾分長く、細かい取り回しに苦労する。ロングソードと比較すればそのリーチはやや物足りず、打ち合いで勝つことは難しい。何でもできて、何にもできない。そんな中途半端なバスタードソードを愛用する俺、おっさんギルドマンのモングレルには夢があった。それは平和にだらだら生きること。やろうと思えばギフトを使って強い魔物も倒せるし、現代知識でこの異世界を一変させることさえできるだろう。だけど俺はそうしない。ギルドで適当に働き、料理や釣りに勤しみ……時に人の役に立てれば、それで充分なのさ。これは中途半端な適当男の、あまり冒険しない冒険譚。
【バスタード・ソードマン】これもついに書籍化かー。いやー、これめちゃくちゃ面白いんですよ。WEB連載版は読了済。現在も順調に連載中。昨今、スローライフを標榜する作品数あれど、この作品ほどガチでスローライフしてる作品知らないですよ。これこそが真・スローライフだよ!
そもそもスローライフってなんぞや、というとのんびり無理せず時間に急かされず余裕を持って毎日を、人生を楽しもうって生活でしょ? このモングレルはほんと、もうマジで自由にだらだら働きたい時に働き、それ以外の時間は趣味に没頭したり新しい楽しみを見つけたり、と実に楽しげに生きてるわけですよ。特にど派手なイベントごとや大事件なんてのは起きないし、世界の危機も国の危機もまあ起こらない。男同士のくだらない下ネタできゃっきゃとはしゃいだり、何かと懐いてくる若手のギルドマンたちと仕事したり遊んだり、色々教えてやったり逆に面白いもの教えてもらったり。
これがまあ飽きないんだ。というか、面白いのなんの。わりといい年したロートルのおっさんの何気ない毎日が、日常がこんなに面白いとは。モングレルさん、主にソロ活動なんだけど、その分他のギルドマンとも仲良いし、意外と顔も広くて色んな人との交流もあるんだけれど、どのキャラクターも老若男女問わずキャラ立ってて面白いんですよねえ。一応ヒロインは表紙にも出ている青い髪の子。ライナになるのかな。口調が三下系な子なんですがw 「っスっス」って応答の仕方、なんかハマるんですよねw
大変好きな作品なだけに、どんどん続刊出て欲しいもんです。