凄いなあ、あまりにも凄い。凄すぎる。
いや、藤井くんの隔絶した実力なら名人位も遠からず奪取するのも不思議ではないとは思っていましたけれど、それでも名人位だけは他のタイトルと違って挑戦権を得るのに多大な困難を擁します。
年間通して行われる順位戦。これA級・B級1組・B級2組・C級1組・C級2組の5クラスあるんだけれど、これって毎年優勝と準優勝、あと幾つか昇級のルールがあるのかな。兎も角毎年2、3人しか上に上がれないんですよね。しかも飛び級無し。これがまた凄まじく過酷でほんとに負けられない。A級に辿り着くまでに、どうあがいても4年かかるのか、これ。その上で魔窟と言われるA級に在籍する棋士で相争い、名人位への挑戦権をようやく得るのです。いくら藤井聡太くんでもここに辿り着くまではまだ何年もかかるだろう、なんてちょっと前までは思ってたんですけどねえ。
一度C級1組で足踏みしただけなのかな。ほぼ最速でA級に駆け上がって、渡辺名人を撃破。
ついに、藤井名人と呼べるようになってしまったのか。とんでもないとてつもなさだ。
これで羽生9段の時と並ぶ7冠達成。羽生さんのときもこんなに強い人はもう出ないぞ、と思っていましたけれど、それ以上の将棋星人がこんな形で誕生してしまうとは。まだ20歳ですぜ。
20歳!? 
残るタイトルは王座のみ。これを奪取すればグランドスラムの8冠達成。はたして、将棋界にこの天に座す太陽を射落とせる挑戦者が現れるんだろうか。その前に、永瀬王座がこれを食い止められるかが焦点なんですけどね。
しかしいやはや、ものすごい時代が到来したもんだ。