その3ですよ。


【機動戦士ガンダム 水星の魔女】
【スキップとローファー 】
【デッドマウント・デスプレイ】
【Dr.STONE】他

などの見終わっての雑感を。





機動戦士ガンダム 水星の魔女 ★★★★☆

A.S.(アド・ステラ)122――数多の企業が宇宙へ進出し、巨大な経済圏を構築する時代。モビルスーツ産業最大手「ベネリットグループ」が運営する「アスティカシア高等専門学園」に、辺境の地・水星から一人の少女が編入してきた。名は、スレッタ・マーキュリー。無垢なる胸に鮮紅の光を灯し、少女は一歩ずつ、新たな世界を歩んでいく。

終わったー、面白かったー。
ガンダムという作品から受ける物語のワールドワイドなスケール感からすると、小粒というか小さく纏まった作品だな、という印象はありましたけど。そうか、なるほど。この水星の魔女って戦争もの、戦記としての作りじゃなくて、徹底して学園モノだったんですよね。
家族との物語であり、友情の物語であり、世界と・社会と関わり合いはじめる子どもたちの成長の物語だった。それにしては、子どもたちには酷な話でもありましたけどね。でも、大人たちも無責任じゃなくて、なんとか子どもたちに託すべき未来を守ろうともしていた。
意外なほど独りよがりな正義や野心に突き動かされた人がいなかったし、悪いやつを倒してめでたし、という話にもならなかった。理想が叶うようなお目出度い話にもならなかったし、しかし現実に押しつぶされるだけで終わらず、それでもなんとかしようと足掻き続ける未来に希望を抱き続けられる話でもあった。
ガンダムって、往々にして理不尽な悲劇が幾つも積み重なるし、すれ違って無為に死んでしまう人が多く出てしまうのだけれど、水星の魔女はそういった無為の死が最終回見ても極めて少なく抑えられてたように思う。
良く二次創作なんかで歴史改変IFの救済ルートみたいな物語があるじゃないですか。水星の魔女は、公式でそのハッピーエンドをやってのけた、と言っていいくらい、スレッタをはじめとした登場人物たちが頑張って、悲劇を覆し、無為な対立を解消し、和解して、すれ違いを抑えて、それでも届かなかった人もいるけれど、多くの死をなくして見せてくれたように思う。
いつものガンダムなら、プロスペラと親子として和解できなかったか出来たにしても最後は彼女、死んじゃってそうだったし、シャディクガールズは全滅してそうだし、グエルとラウダの兄弟喧嘩はどちらかが死んじゃってそうだし、シャディクが最後手を貸してくれることなんてなく最後まで暗躍しそうだし、エランくん5号があそこから合流する事もなく怨念強めて独自にテロリそうだし、ペトラは助からなかっただろうし、ベルメリアさんは後悔抱えたまま何もなせず死にそうだし、オルコットさんが最後まで生き残ったとかある!?
トドメに、エリクトのあれですよ。
そういう意味では、公式の物語としてはびっくりするほどベストを尽くして、多くを救った話だったんじゃないだろうか、なんてことを思ったんですよねえ。
だからなのかはわからないのですが、最終回見終わったあとの満足感はびっくりするくらい大きかったです。ラストにOPの祝福が流れるのが本当に相応しいエンドでした。

にしても、本作ってほんとびっくりするくらいメスガキキャラが多かったのは、あれなんなんでしょうねえw





スキップとローファー ★★★☆

地方の小さな中学校から、東京の高偏差値高校に首席入学した岩倉美津未。
カンペキな生涯設計を胸に、ひとり上京してきた田舎の神童は勉強はできるけれど距離感が独特でちょっとズレてる。
だから失敗することもあるけれど、その天然っぷりにクラスメイトたちはやわらかに感化されて、十人十色の個性はいつしか重なっていく。
知り合って、だんだんわかって、気づけば互いに通じ合う。だれもが経験する心のもやもや、チリチリした気持ち。わかりあえるきっかけをくれるのは、かけがえのない友達。ときどき不協和音スレスレ、だけどいつのまにかハッピーなスクールライフ・コメディ!
志摩くん、みすみちゃんと出会って彼女に感化されていった事によって、それまでの仮面を被ったような本心を誰にも見せられないひっそりとした生き方を崩されていったわけですけれど、こうしてみると良い友だちが元々周りに沢山いたんですよねえ。ふと周りを見回すと、そういう友達が何気なく自分に気を回してくれていたり、色々と理解してくれていたことに気付かされる。気づきってのは、心を豊かにしてくれるもんなんだなあ。
最後まで見た印象として一番強く残っているのは、やっぱり結月がめっちゃいい顔で笑っているのがデフォルトになったこと。誠がイイ性格になってズケズケした物言いが当たり前になったこと。みつみとみかとの四人グループ、ほんといい友達同士になりましたよねえ。最後まで見ててほわほわさせてくれました。よかった。





デッドマウント・デスプレイ ★★★★

はるか遠い異世界の魂が、現代の新宿に「四乃山ポルカ」として転生した。ただ、その転生した体には、喉に致命傷が…。しかも、その傷をつけた殺し屋・崎宮ミサキに、暗殺に失敗したと勘違いされ再び襲われることに。なんとか撃退し、自身にかけられた暗殺指令を解くことに成功したポルカは、新宿を根城にした裏社会の「仲介屋」・倉木リサの助力を受け、ミサキや情報屋の繰屋匠を仲間とし、夢だった「平穏な暮らし」を目指す。しかしこのポルカの「転生」は、様々な人々に波及する。待ち受ける、裏社会の「何でも屋」・レミングス、謎の放火犯・火吹き蟲、そして超絶奇術師・怪人ソリティア――「厄ネタ」と呼ばれる超常的な力をもつ犯罪者達と、それを追う新宿署第三資料編纂係、通称「三纂」の刑事。そして「四乃山ポルカ」の生い立ちと、その親族達。さらに、出会うハズのない元いた世界の滅びた帝国の面影にまで、ポルカは巻き込まれていく。

面白かった、面白かったんだけれど、これって1クール使って結局プロローグやったようなもんじゃないのかしら。むちゃくちゃ多い登場人物の取り敢えず主だった(まだまだ出そう?)面々の顔見せを一通りやったら1クール終わった、みたいな。
登場人物多い割に、別に誰も脱落していかないので、どんどん一人ひとりの出番が少なくなっていきますし。まあこればっかりは大本の成田良悟さんの作風の傾向そのものなので、どうにもならない気しますけど。ラスト、屍神殿がついに死霊術の大技を解禁してすべてを蹂躙するのかと思ったら、イソギンチャクみたいな手がゾワゾワするだけで誰も捕まえられずに逃げられて終わっちゃったのは拍子抜けでもあったんですけど。なんか凄くもったいぶって師匠の回想まで挟んで、屍神殿の恐ろしさ凄まじさがついに!という感じで始まったのにw
これ分割で、またすぐに新期がはじまるんでしたっけ。話が進めばいいのですけれど。





Dr.STONE ★★★

全人類が、謎の現象により一瞬で石化して数千年――。
超人的な頭脳を持つ、根っからの科学少年・千空が目覚めた。
文明が滅んだ石の世界<ストーンワールド>を前に、千空は、科学の力で世界を取り戻すことを決意。
新たな仲間を集め『科学王国』を作りあげる。
しかし、そこへ霊長類最強の高校生・獅子王司率いる『武力帝国』が立ちはだかる。
人類の浄化を目指し、強大な武力によって科学の発展を阻止しようとする司。科学vs武力の戦いは激闘の末、千空たち科学王国が優勢となり、両国は遂に和解する。
仲間の謀反によってコールドスリープ状態になった司、そして、全人類を復活すべく、科学王国は石化光線の発生源、地球の裏側・新世界を目指す!
世界に飛び出て石化の謎を解き明かす!
石の世界<ストーンワールド>大航海時代がついに開幕する――‼

石化光線、そんな風に出ちゃっていいの!? 新勢力がついに出てきちゃったけど……ほーん。
……なんか、あんまり感想が出てこないんですよね。ちょっと惰性で見ちゃった感じ。


贄姫と獣の王

異形の眷属の王の99番目の生贄として捧げられた少女・サリフィ。
彼女は自分の運命を受け入れ、生贄の儀式へと向かう。
そこで、何者も寄せ付けない、恐れられている王・レオンハートの真実を知り、
サリフィは妃として迎えられることになる。

二話見た所で脱落。ちょっと合わなかったですね。


魔法少女マジカルデストロイヤーズ

2008年――謎の勢力の出現により、アニメ、ゲーム、マンガ、音楽、鉄道、コスプレなどあらゆるオタク文化が排除された日本。グッズは収容され、保護の名のもとにオタクが弾圧されても、人々は自我を喪ったかのように疑問を持たない。秩序維持を担う組織『SSC』に蹂躙され、オタクは滅びたかに思われた――だが、封鎖されたアキバを奪還し、反旗を翻す者たちが現れる。若き革命者『オタクヒーロー』――何よりもオタク文化を愛し、誰よりもアキバを愛する男。そして彼を慕う3人の魔法少女たち――『アナーキー』『ブルー』『ピンク』。2011年の日本を舞台に、自由の旗のもとに集ったオタクたち――アキバ革命軍は、SSC首領『SHOBON』との壮絶な戦いに挑む。混沌も秩序も破壊して、好きなものを好きなだけ好きといえる世界のために。
これも半分くらい見た所で脱落。単純につまらなかったのだけれど、最後最終回直前とラスト回だけ見たけど、最初に褒めてたバランスの良さが完全に崩壊して、思いっきり独り善がりの見てる人置いてけぼりの展開になってた。いや、わりと序盤すぐにその傾向あったんですけどね。すぐに面白くなく為って見るのしんどくなりましたし。