3歳以上 オープン (国際)(指定) 別定 東京競馬場1,600メートル(芝・左)

すみません、こっちは土曜日に行われた重賞だったのですけれど、せっかくのステラヴェローチェ復帰せんであり、待望のナミュール復活戦だったので触れておかないと。

2歳の頃は世代トップと目され、阪神ジュベナイルフィリーズでは破れたものの、春のトライアル戦のチューリップ賞では評判通りのカミソリの切れ味を見せつけて勝利したナミュールは桜花賞でも堂々の一番人気に担ぎ上げられました。しかし、立ちふさがったのはあの地上の星スターズオンアース。それ以前にナミュール自身10着と今までにない大敗をしてしまったのでした。
それでもクラシックはオークス3着秋華賞2着と世代トップクラスの評判に違わぬ成績を見せたのですけれど、それ以降もどうしても勝ちきれないどころか、体調が整わなかったり展開が向かなかったりとその実力を発揮する事が叶わず、安田記念ではついに16着と無惨な形に。
実力能力は間違いなくG1級であるのに、なかなかそれを全力で発揮できない馬。いつしかその評価はこのままではかつては強かった馬、として段々と埋もれていってしまうのが常。なるべくなら今年の間中にもう一度勝っておきたかった。そういう意味でもここは必勝を求められるレースでした。
人気も前回の大敗にも関わらず1番人気。ほんとの超一線級こそ顔ぶれにはいないものの、重賞G1の常連がゴロゴロといましたからね。そこで1番人気というのは大きいです。そしてここで勝てたのは本当に大きい。戦場がマイルに留まらない馬だけにこれからの展望も開けたはず。

そして話題となっていたのは放牧後音信不通になり長らく心配されていたステラヴェローチェの1年7ヶ月の復帰戦というところでしょう。いやほんとにさー、放牧行ったっきり全然帰ってこないし、かといって消息も聞こえてこないしだからといって引退という話も聞かないし、現役で放牧中となったままずっと音信不通だっただけに、ファンはみんな心配してたんですよね。そのステラがついに放牧から帰ってきたときは大いに話題になったものです。なにやら故障もしていたみたいですけど、ほんとどうしてたんだろう。
ともあれ、超久々の競馬でしたけれど馬当人は走りたい気持ちいっぱいだったようで、前進気勢ガンガンで挑んでいました。残念ながら体のほうがまだ戻っていなくて気持ちについていかなかったみたいで7着に終わってしまいましたが、これなら次以降も体が整ってきたら十分競馬になると思います。頑張れステラ。