どんどん行くよー、と掛け声ほどにはどんどんとイケてないけれど、ぼちぼちは行こう。

【聖剣学院の魔剣使い】
【ティアムーン帝国物語】
【でこぼこ魔女の親子事情】

の3作について触れています。



聖剣学院の魔剣使い ★★★★

最強の魔王レオニスは、来たるべき決戦に備え自らの存在を封印した。だが、1000年の時を超えて目覚めたとき、彼はなんと10歳の少年の姿に戻っていた!「なんでだ!?」「君、どうしてここに閉じ込められていたの? もう大丈夫よ。お姉さんが守ってあげる」。〈聖剣学院〉に所属する美少女リーセリアに保護されたレオニスは、変わり果てた世界に愕然。未知なる敵〈ヴォイド〉、〈第〇七戦術都市〉、武器の形をとる異能の力――〈聖剣〉。聞き慣れない言葉に戸惑いつつも、彼は〈聖剣学院〉に入学することに。魔術の失われた未来世界で、最強魔王と美少女たちの織りなす聖剣と魔剣の学園ソード・ファンタジーが幕を開ける!

原作はMF文庫Jから出ているライトノベル。やばい、期待以上におねショタだw
原作もレオニスの本当の魔王なのに、背伸びして威厳出そうとしているお子様感が凄く面白いんですよ。この手のお子様化した主人公って何だかんだとメンタルはちゃんと大人だし、ヒロインたちからも目上として扱われているものなんだけれど、この作品ではレオニス一貫してショタっ子として扱われていて、その実力があらわになってきてからもそのへん変わらないんですよね。レオニスの方もこれ精神お子様になってるフシがあり、愛嬌と可愛らしさがそこらの主人公と桁違いでほんと面白かわいい主人公なのである。部下と盟友のシャーリーとブラッカスもそれぞれ主に負けないポンコツ要素たっぷりで、愉快な魔王軍と化してるのがまた楽しいんですよね。そしてセリアさんを筆頭とするヒロインたちのダダ甘お姉様っぷりがまた素晴らしく。そのあたりもアニメで期待以上にグッドな演出されてて、非情に満足であるよ? まだまだ序盤ストーリー的にもおとなしいので、どんどん面白くなること請け合いであります。





ティアムーン帝国物語〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜 ★★★★

「首が…ある!? 幼く…なってる!?」
大国・ティアムーン帝国で“わがまま姫”と蔑まれた 20 歳の皇女ミーアは、民衆の革命によって断頭台で処刑された。
はずが、目覚めると 12 歳の頃にタイムリープしていた!
どうやらここは、やり直しの世界――彼女の枕元に置かれていたのは、処刑される前に自らが綴った血染めの日記。
第二の人生を歩み始めたミーアは、帝国の立て直しを決意。
帝国の未来のため?
民衆を飢饉から救うため?
内戦により命を落とす多くの兵士のため?
じゃない! すべてはギロチンの運命を回避するため!!
「こ、これぐらいわたくしにかかれば簡単ですわ!」
小心者で、保身上等&自己中最強のポンコツ姫が、自分のために大奮闘。
わがまま姫様の行動がまさかの奇跡を巻き起こす、歴史改変ファンタジーが始まる。
TOブックスから刊行されているライトノベルシリーズが原作です。いや、原作がこれまためっちゃ面白楽しい傑作で、私もアニメ化楽しみにしていました。
観ました、観ましたよ。うおおお、ええ!? これ、かなりデザインとか細かい演出とかコミカライズの方ベースにしてません!? 変顔とかディフォルメ顔とか、あとギロチンくんw ギロチンくん、マスコットになっておられる!
このコミカライズもかなりの傑作となっているので、こちらもご覧の程を。
初見、かなりビビったのですけれど、成長したミーア姫、本気で美人じゃないですか!? いや、てっきり小説の挿絵のキャラデザインやコミックのデザインとはまた随分とミーア姫のデザイン変わったなあ、アニメってこのデザインで行くのか!? と驚いたほどで。まさか処刑前の大人の女性になったミーア姫だったとは。死に戻って今のちんちくりんになったときは妙にホッとしてしまいました。ミーア姫あんな美人というイメージなかったもんなあ。作中評価でも普通にまあまあけっこういけるんじゃない? という微妙なのかイケてるのか難しいニュアンスでしたし。
あと、本作の最大の注目ポイントはナレーションのキレキレのツッコミとばっさりとぶった斬るはっきりしすぎた物言いなのですけれど、まだ最初の頃は大人しいんですなあ。
ミーア姫、最初の人生では処刑台の露と消えてしまうのですけれど、この本来の歴史でも彼女って完全に手遅れの段階から結構頑張って国を救おうとしてかなりイイ線まで行くんですよね。様々な要因で結局破滅してしまうのですけれど、側近のルートヴィッヒが最後まで彼女に付き従ったのも彼女の努力を認めてのことで、ミーア姫って実際自己評価よりもかなりマトモだし努力家だしお人好しだしこれでなかなか聡明なんですよね。流れに流されむしろ自分から流れに飛び乗る波乗り海月ではあるのですけれど決して無能が勘違いで持ち上げられるお話じゃないのはわかってほしいなあ。まあ傑出したぼんくらではありますけどw








でこぼこ魔女の親子事情 ★★★

ひとり森で暮らす魔女のアリッサは、ある日人間の赤子を拾う。戸惑うものの、ビオラと名付け、赤子を育てることにしたアリッサ。そして16年後、ビオラはアリッサの想像を遥かに超える成長を見せ……って、成長しすぎー!! 容姿が逆転した親子のでこぼこドタバタコメディここに登場!!

見た目幼気な魔女の方がお母さんで、ボン・キュッ・ボンの色気たっぷりの女性の方が娘という逆転でこぼこ親子なのね。COMICメテオ連載の漫画が原作。これは原作未読ですね。
まさか見た目大人の方がまだ16歳とは思わんかった。見た目と関係性が逆転しているのはあらすじやタイトルなどからもわかっていたのだけれど、それでも子供の方ももう少しちゃんと成人の大人になってて、その上でしっとりとした母子関係を描くのかな、と想像していたのですが思ったよりもただのドタバタ劇だったなあ。しかも娘の方のビオラがこれ年齢の16歳よりも精神年齢かなり幼いでしょう。小学校低学年くらいじゃないのか、これ? 母親が絡まないときはもうちょっと年相応に落ち着いているみたいだけれど。そして大のマザコン。
とはいえ、2話まで観たけれど今のところコメディとしてもそんなに興味湧いてくる話でもなく、演出なども目を引くものもないんですねえ。逆転母子という特徴も現段階ではさほど活かせている様子もないし。先々あるんだろうか。