どんどんいけなかったよ。すでに中盤に入りつつありますが、まだまだ始まっての雑感です。いや、3話か4話で序盤終わりはじめての雑感になりつつありますが。


【「カノジョも彼女」Season 2】
【はめつのおうこく】
【ひきこまり吸血姫の悶々】

の3作について触れています。





「カノジョも彼女」Season 2 ★★★★

温泉旅行を経て、咲と渚が対等な関係での二股を継続することになった直也たち。
最初にキスをしたミリカや、直也に密かな恋心を抱く紫乃も加えて、夏休みを迎えた5人の恋の舞台は花火大会、キャンプ、そして沖縄へ――。
ミリカの妹・理沙も登場し、ますます盛り上がるネオスタンダードラブコメの、恋の火花が散る、夏で水着なSeason 2が開幕!
堂々と開き直って二股、というとろくでもないのだけれど、直也のそれは究極に誠実を貫き通した結果ということで、不実とは正反対の男なんだけど突き詰めるとほんとギャグだよなあ。この二期はというと、ほとんど紫乃さんがメインヒロインなんじゃないか、少なくとも主人公だよね、という捲くりっぷり。実際、原作でも最後発にも関わらず後方一気に先頭に躍り出る勢いだった紫乃さん。咲の親友であり、咲のために二股に強行に反対する立場でありながらヒロインたちの中で屈指のラッキースケベられ体質で、一番全体的に薄い体型にも関わらず一番肉の誘惑を直也に仕掛けてしまうという上に、実はずっと咲と友人になった頃から直也に対して秘めたる想いを抱き続けていた友達の幼馴染を陰ながら思い続けていた背徳系であり最古参の直也ガチ勢であったという。かーっ!卑しか女ばい! ……でも好き。








はめつのおうこく ★★★


人類に知恵と安寧をもたらした存在――“魔女”。

しかし、リディア帝国の“超産業革命”は魔法を凌駕する科学文明を生み出し、
魔女は進歩を阻害する“敵”と見做されてしまう。

かくして“魔女狩り”が始まった。
魔女クロエに育てられた人間アドニスは
最愛の師を奪われ、同族である人類への復讐を誓う。

絶望を糧にした修羅は、殺戮の果てにいかなる“救い”を見いだすのか――。
魔女が人間になにか悪いことをしたとか、支配して従わせていたというわけじゃなくて、本当にただの良き隣人として恩恵を与えていた存在だったっぽいんですよね。にも関わらず、大義名分らしい大義名分すらなくヒ人類の進歩に庇護者は邪魔、と。そりゃね、子供はいつか親の元から巣立つもので魔女の教導から独り立ちするというのならそれは祝福スべきことなんだろうけれど、なんでその自立に魔女を鏖殺する必要があるんだろう。それが人類の支配層の一部の思想ならともかく、王様が国民全員にあからさまにそんな一方的で傲慢で恩知らずな思想を演説して、その反応が熱狂的な支持という時点で、人類にはドン引きですわ。どういう理由があろうともう人類の側に親身にはなれない。かと言って、復讐心にかられて無差別にテロしまくる主人公のアドニスにもドン引き。アベンジャーとしてのざまぁ感に著しく欠けるんですよね。かと言って、ドロカのお花畑な思想にはついていけない。なんかどのキャラにも共感できなくて、これはちょっと見るのがしんどいです、離脱。







ひきこまり吸血姫の悶々 ★★★☆

ムルナイト帝国の名門貴族ガンデスブラッド家の令嬢、テラコマリ・ガンデスブラッド。
吸血鬼なのに血が飲めないコマリは、魔法が使えない、運動ができない、
背が伸びないという三重苦に悩まされ、3年間の引きこもり生活を送っていた。
しかし、ある日親バカの父がとんでもない就職先を見つけてくる。
その名も『七紅天大将軍』!
それは本来帝国の猛者しかなれず、3ヶ月に一度のペースで他国に戦争を仕掛け勝利しなければならない
超ハードな役職。さらに部下たちは元犯罪者ばかりで将軍に就任したコマリに対して下剋上を狙う気満々……。
絶対に断りたいけど、皇帝直々の任命なので辞めることすら許されない。
本当の実力がバレたら即破滅なこの状況……それでもコマリはハッタリと可愛さを武器に己の任務を遂行する!
「私がこれから為すことはな、単純極まりない覇業だ!
すなわち、テラコマリ・ガンデスブラッドは――他の5カ国の大将軍を
武力で全員ブチ殺し、ムルナイトの国威を全世界に喧伝してやるのだ!」

最強(!?)吸血姫による歴史に残る快進撃がここに始まる!
このコマリ様のテラコマリ・ガンデスブラッドって名前、過去最高級に語感いいですよね。テラコマリ・ガンデスブラッドって口ずさむだけで凄く気持ちいいんですけど。なんか無限にテラコマリ・ガンデスブラッドって口ずさめるわー。
原作はGA文庫。しかも新人賞の大賞受賞作。すでに12巻出てる長期シリーズなんですよね。いわゆる周囲の勘違いでガンガン過大評価が積み上がっていってしまい、ハシゴ外されて降りられなくなる系。
ただ個人的には原作のコメディはどうも文章のノリがあわなかったので、2巻まで読んだもののそれ以降は手を出していません。こういうギャグ・コメディは好みがあわないと全然さっぱり面白みが伝導しないもんですからねえ。
ところがこれがアニメになるとやたらめったら面白い! コメディのノリとテンポが映像になるとまた全然味が変わるんですねえ。女の子がひたすら見た目可愛く、一方でがんがん血がぶっしゃーと撒き散らされるスプラッタコメディという点も映像映えする要因だったのでしょうか。制作スタッフのセンスもあるのでしょう。媒体が違うとこういうの全然違ってくるもんなんですねえ。そう言えば【陰の実力者になりたくて】も自分の場合原作があんまり好みじゃなかったのに、アニメ面白かったなあ。一方でシャンフロは両方微妙に合わない、って感じだったので作品それぞれなんでしょうねえ。