ゴブスレ二期での男三人での飲み会とか、牛飼娘と受付さん含めたエルフと女神官の四人娘できゃっきゃうふふしている日常描写が原作でもそうでしたけれど、ぐっとくるなあ。
今回は特に妖精射手ちゃんが生き生きしていて、素晴らしいです。女神官の成長もいいんだよなあ。

今回で何とか秋クールの視聴アニメはフォローできたかと。11月も中旬になってしまいましたが。
マジで今期見続けられるもの多すぎなんですけど。

【デッドマウント・デスプレイ】
【転生したらスライムだった件 コリウスの夢】
【冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた】
【暴食のベルセルク】
【魔法使いの嫁 SEASON2】
【私の推しは悪役令嬢。】

の6作品について触れております。

デッドマウント・デスプレイ ★★★★

はるか遠い異世界の魂が、現代の新宿に「四乃山ポルカ」として転生した。ただ、その転生した体には、喉に致命傷が…。しかも、その傷をつけた殺し屋・崎宮ミサキに、暗殺に失敗したと勘違いされ再び襲われることに。なんとか撃退し、自身にかけられた暗殺指令を解くことに成功したポルカは、新宿を根城にした裏社会の「仲介屋」・倉木リサの助力を受け、ミサキや情報屋の繰屋匠を仲間とし、夢だった「平穏な暮らし」を目指す。しかしこのポルカの「転生」は、様々な人々に波及する。待ち受ける、裏社会の「何でも屋」・レミングス、謎の放火犯・火吹き蟲、そして超絶奇術師・怪人ソリティア――「厄ネタ」と呼ばれる超常的な力をもつ犯罪者達と、それを追う新宿署第三資料編纂係、通称「三纂」の刑事。そして「四乃山ポルカ」の生い立ちと、その親族達。さらに、出会うハズのない元いた世界の滅びた帝国の面影にまで、ポルカは巻き込まれていく。

分割二期。ある程度メイン揃ったかと思ったらまだまだ二期になって人が増えてくるあたり成田良悟作品だなあ、と実感できる。でも、一応ポルカとその周辺の人間関係が固まってやるべき事が定まったお陰でバトル展開増えてきて、より面白くなってきましたね。ミサキもアンデットになってから特に動くことなく大人しかったのが、今回吸血鬼もどきとしてガンガン暴れだして人外魔境の人間たちの中で本物の化け物として乱入してきた感があって、これは楽しい。






転生したらスライムだった件 コリウスの夢 ★★★☆

イングラシア王国で子供たちを救い、教師としての残り少ない日々を過ごすリムル。
そんなある日、自由組合のグランドマスター、ユウキからある依頼を聞かされる。
その内容は、イングラシア王国と神聖法皇国ルベリオスに挟まれた「コリウス王国」で起こっている王位継承争いの内情を探って欲しいというものだった。
リムルは爛汽肇覘瓩箸いμ召妊灰螢Ε慌国に潜入捜査を開始。
だが、事態は一国の王位継承争いに留まらず、悪魔や吸血鬼の思惑も絡み合い、混迷を極めていくーー!

アニメDVDでの原作者の先生の特典小説がもとの話らしくて、まだリムルが魔王に就任する前。これディアブロも召喚していない頃か。何気にリムルの前世だった男性の顔が出るの、死んだ時の回想以来じゃなかろうか。話としては完全に偉い人が身分を隠して世直し旅、の様相ですね。とはいえ、この頃のリムルはまだ魔王になっていないわけで微妙に自分の能力に対しても謙虚なんですよねえ。にしても大賢者は相変わらずこれが一番チートだよなあ。解析能力高すぎる。あと、話としてはこれ原初の悪魔三人娘のヴィオレ、ジョーヌ、ブランの顔見せ回だよなあ。完全に第三期の新たな敵という感じの登場の見せ方ですけれど!
あと、何気にゼノビア王女さま。人間なのにこれだけリムルに対して手のひらでコロコロしそうなヒロインってなかなか居なかったんじゃなかろうか。レギュラーじゃないのがもったいないくらい。
あと、あんまり活躍の場がないルミナスさまの見せ場回でもあります。
あと、ちらっと登場しているルミナスが守ってる透明なチューブの中に眠る少女って、あれ仮面の勇者なのか。これ第三期でも登場するかわからんキャラなんだが、こういうのしっかり描くんだなあ。





冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた ★★★☆

若き日に魔獣に襲われ片足を失った元冒険者ベルグリフは、 故郷へと戻り村民と日々平穏に暮らす中、 近くの森で捨てられていた女の子を拾い、 自分の娘“アンジェリン”として男手一人で育て上げる。
やがて成長した娘は父の背中に憧れて、 冒険者になりたいと都のギルドへと旅立っていくのだった。
それから5年後――心のどこかでまだ冒険者としての自分を夢見ている父。
一方、 娘は冒険者として最高位の「Sランク」になっていた…!?

アース・スターノベルが原作のファンタジー作品。あれ? OP見てるとカシムもパーシーもサティもいないんですよね。ベルグリフの昔の仲間達の登場はこのクールでは無しなのか。カシムが登場するのって5巻くらいだったから、そりゃ1クール目では出てこないよね。
原作ではバトルよりもむしろ村での穏やかな日常の描写が素晴らしくてね、アンジェがはやく故郷に戻りたい、父親に会いたいと思うのも無理ない描かれ方なんですよねえ。またこのベルさんの父性がアンジェのみならず全体に炸裂しまくっていて、あくまで父性なんですよ。男としての魅力とはまた違う、父親としての包容力。本作って心に傷を負った子供達がたくさん出てくるので、彼の慈愛はもろに子供たちに響くんだよなあ。ベルさん自身の過去と向き合う旅は昔の仲間との再会からなので、アニメ化の範疇ではひたすらベルさんの父性によって癒やされる傷ついた子供達の話になるんでしょう。
ベルさん、アンジェが声高に自慢してまわるほど突き抜けた力量は持ってないけれど、本人が卑下するほど能力が低いわけではなく、義足でありながらちゃんと強いんですよねえ。とはいえアンジェみたいな無双ではないだけに、むしろ熟練の技と思慮深さが彼の強さの魅力として描かれてるのがまた円熟味の格好良さなんですよねえ。






暴食のベルセルク ★★★☆

スキルの優劣が絶対の世界で、城の門番であるフェイトは《暴食》という腹が減るだけのスキルを持ったせいで最底辺の生活をしいられていた。

しかしある日、城に侵入した賊を仕留めたことにより世界が一変する──

無能と蔑まれた少年の下克上が今始まる──
常にお腹が空いてたまらない、ってかなりキツイですよね。食べても食べても満腹感が満たされないんだから。
これ普通なら性格破綻して敵キャラになってしまってるパターンですよね、暴食って。これで常に理性保ち続けていた、しかも子供の頃から虐げられてきたにも関わらず性格歪まずにきたというだけで偉いですよ。
見てる限りでは悪人はとことん性格悪い邪悪な悪人であり、善人の方は本当に人の良い心あらわれるようなイイ人ばかり、というけっこう両極端なキャラ配置である。ただこれ、フェイトがひどい目にあってもヒロインのロキシーだけじゃなくて何だかんだと周りに性格良い人がいて助けてくれたり心配してくれたりするので、見ていても不快感がすぐに洗われて見やすいんですよね。最終的に悪いやつは悪いなりの報いを受けて、ざまぁカタルシス得られますし。また、心いれかえて真っ当な人になるキャラも皆無ではないので、ダークヒーローものといっても陰惨な展開だけじゃなくて見ててもストレスたまらないんだよなあ。
何より良いのが、フェイトと彼の持つ剣である関智一……じゃない、グリードとの相棒関係である。主人公男で相方も人格が男、というのはわりと珍しいコンビだと思うけれど、この相棒関係がまたいいんだ。にしても暴食のスキル持ちの武器がグラトニーじゃなくてグリード(強欲)なんですねえ。武器屋で買ったとはいえw
あと、ロキシー様がほんと良い娘。





魔法使いの嫁 SEASON2 ★★★★

すべてではない。 けれど、 エリアスを、 自分を受け入れることができたチセ。

カルタフィルスがひとときの眠りにつき、 日常を取り戻した彼女の元に
届いたのは、 魔術師たちの相互扶助組織『学院』への招待状だった――。

大英図書館の地下……今までとは違う魔術師達の社会。
”人”との出会いと交わりが、 新たな扉を開いてゆく。

これは、 私(あなた)を救う為の物語。
2期だけど、10月から始まっていたのは2期の分割2クール目。アマプラでようやく最近追いついた。
魔法学園編に入って新たな登場キャラクター。特にチセと同世代の子供達が同級生として現れ、チセの周りに友人と言うべき人たちが増えていくんですね。いや、友人らしくなるまで1クールくらいかかってたけど! チセ自身、昔から孤立していて人付き合い上手いタイプじゃないし、魔術師である他の子たちもそれぞれ個別に重たい事情抱えていて他人と関わり合いになろうとしなかったり、コミュニケーション取ってきてもなにか抱えていたり、と難しい子ばかりなのでチセには難易度が高いんだよこれw
前からの友人であるアリスがこの場合、ほんとさっぱりした性格で付き合いやすい子だったのがよく分かる。アリスはアリスで保護者の師匠と思春期らしいトラブル抱えてるんですけどね。
まあチセはエリアスという一番むずかしい難物と付き合っているうえに内気に見えてこうと決めたら踏み込む事に躊躇しないめげなさ精神的なタフさを持っているので、段々とあるいはいつの間にか有無を言わせず距離感近くなってるの面白いよなあ。
一方で今までより遥かに「人」と関わり合う機会が増えるのはむしろチセよりもエリアスの方で、こっちの旦那の方が成長著しいというか人への理解というか情緒めいたものが育っていってるんですよね。むしろエリアス成長パートじゃないのか、と思うくらい。
その上で、魔法使いとはまた別の、人間の因業が根強く深く関わる魔術師たちの闇にチセが踏み込み立ち向かっていくターンでもあり、うむ……面白いなあ。
あと、2クール目のOPはちょっと衝撃的なくらい凄い。最初のOPも印象的ではありましたけれど、このOPはものすごいインパクトでした。






私の推しは悪役令嬢。 ★★★☆


社畜OL・大橋零は、前世でプレイしていた乙女ゲーム『Revolution』のヒロイン・レイ=テイラーとして転生し、異世界での生活がスタート。
王立学院を舞台にイケメン王子たちを攻略する、夢のような乙女ゲームの世界。
しかし彼女の”推し”は、悪役令嬢・クレア=フランソワだった!
「私はクレア様が大好きです!!」
クレアのワガママも嫌がらせも、彼女にとってはむしろご褒美。
前世でゲームをやり込んでいたレイは、その知識と愛でクレアとお近づきになれるのか?

転生した先、モブとかサブキャラじゃなくてゲーム原作主人公なのか! にも関わらず、攻略対象は真っ向無視してひたすらに自分をいじめようとしてくるクレアに悶絶する日々。いじめられ嫌がらせされれるほど喜ぶ変態、やべえやつだこの主人公。気持ち悪いぞ!
あまりにもヤベえ反応してくる相手に、それでも健気に嫌がらせをやめない、ドン引きしてちょっと涙目になりながらも頑張るクレアさまを逆に応援したくなる。いや、もう関わり合いにならない方がいいですよ、と取り巻きじゃないけれど忠告したくなる。まあ無視しようとしても今度はレイの方から絡んでくるんだが。変態の中でもやべえタイプの変態だ。
とはいえ、あくまでクレアの事は大好きではあるけれど「推し」であって、別に本気の恋愛としての好きじゃないんだろうなあ……と思ってたんですよね。クレアが密かに想いを寄せている第二王子との仲は応援してるっぽかったから。ゲーム内の世界では推しなんて概念ないだろうから同性愛だと思われてたんだろうな、と思ってたんだが……いやレイさん、実はガチなの!? それ推しじゃないんじゃない!? まあ最初から自分の想いは封印してクレアの幸せを願い応援しつつ変態行為はやめない、メイドになってでも身近にはりついてやる、という根性を見せているので、あくまで推しと主張スべきなのかもしれないけれど。でも、クレアの恋愛模様が進展しそうになるとせつなそうな顔するのずるいんじゃない!? レイのこと本気で気持ち悪がっているのに、いざそういう顔をすると心配してしまうクレアさま、まじ尊いです。
ってこれ原作媒体が思いっきり百合レーベルのライトノベルでコミカライズは百合姫コミックスじゃないかいw