前回12月後半の記事です。

年末進行という事で普段は1日発売のレーベルが12月中に発売しちゃってたりして、もう手遅れじゃないかぁ。
というわけで遅ればせながら今年最初のおすすめ&注目作品ピックアップです。



【俺の幼馴染はメインヒロインらしい。】 3pu(角川スニーカー文庫)

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でも彩人<モブ>の側が一番心地いいから

★第8回 カクヨムWEB小説コンテスト ラブコメ部門《大賞》受賞作★

水無月彩人の幼馴染・街鐘莉里は誰もが目を奪われる理想の美少女で、実はタイムリープして2度目の人生をやり直し中だ。
1周目の人生には出会ってなかったはずの彩人は、絶望していた莉里の心を無自覚に救って、その上共に進学した高校では起こっていたはずのトラブルや事件のフラグも無自覚に粉砕していく。
ラブコメハーレムの一員になるはずだった莉里の運命<シナリオ>はいつの間にか大きく変わっていた。

一向に始まらないラブコメを横目に、莉里はモブのはずの彩人の隣で嬉しそうに微笑む。

「だって私は彩人の幼馴染<メインヒロイン>になりたいから」

タイムリープヒロインとやり直す、2周目青春ラブコメディ!
普通主人公側がタイムリープするのだけれど、まさかのヒロインの側がタイムリープしているという逆のパターン。
てかこれは女の子のほうが主人公として描かれるという事なのかしら。
なかなか見ないタイプの話だけに、コンテスト大賞受賞作ということで是非に読んでみたい。



【ロード・エルメロイ鏡い遼糎 7.フェムの船宴(中)】  三田誠 (TYPE-MOON BOOKS)

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決着(ケリ)をつけよう、メルヴィン・ウェインズ

死徒ヴァン=フェムの船宴で起きた殺人事件。
その解決もままならぬまま、エルメロイII世たちは第二のゲームに挑むことになる。競う相手は盟友であったはずのメルヴィン。魔術師同士のギャンブルによる運の偏りを読み切り、II世たちは勝機を見出そうとするがーー。
一方、前回の船宴に勝利したという衛宮士郎は、謎の錬金術師と死闘を繰り広げる。「シロウ・エミヤ、絶対に、お前を許さない……」強烈に敵視されるその理由とは……!?
神代よりの謎と、死徒のギャンブルが複雑に絡み合う、『ロード・エルメロイII世の冒険』第七巻!

衛宮くん、なんか恨まれてますよ!? 絶対女絡みだろう、これ。ロード・エルメロイII世シリーズでついに登場した衛宮士郎の活躍やいかに。
実際に姿を現す前から前巻凄まじい存在感を示していましたからね。あと、女の子を引っ掛けるのも。これが本格的に登場したとなるとどうなることやら。Fateシリーズきっての主人公ですから、果たしてこの【ロード・エルメロイII世シリーズ】でどのような化学変化をもたらすのか。


【ほうかごがかり】 甲田学人(電撃文庫)

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甲田学人、完全新作!! ぼくらは命を懸けて、『奴ら』を 記録する――。

よる十二時、ぼくらは『ほうかご』に囚われる――。

『ほうかごがかり ニ森啓』
小学六年生の二森啓はある日、教室の黒板に突如として自分の名前が謎の係名と共に書き込まれているのを目撃する。その日の深夜十二時、自室。学校のチャイムが爆発的に鳴り響き、開いた襖の向こうには暗闇に囲まれた異次元の学校――『ほうかご』が広がっていた。
学校中の教室に棲む、『無名不思議』と呼ばれる名前のない異常存在。ほうかごに呼び出された六人の少年少女は、それぞれが担当する化け物を観察しその正体を記録するために集められたのだった。絵が得意な啓は屋上に潜む怪異『まっかっかさん』を捉えるべく筆を手にするが……。
鬼才・甲田学人が放つ、恐怖と絶望が支配する“真夜中のメルヘン”。
暗黒メルヘン作家甲田学人先生の新シリーズだ。完全新作シリーズとなると【霊感少女は箱の中】以来となるのか。5,6年振り?
【Missing】の新装版では加筆もしてたんでしょうけれど。未だにホラーとしてこの人の作品ほど怖い描写は見たことないんだが、メインキャラが小学生というだけであって果たしてどこまで恐怖の只中に叩き込まれるのか。一切の容赦なくても不思議無いんだが。


【私の初恋は恥ずかしすぎて誰にも言えない】 伏見つかさ(電撃文庫)

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伏見つかさ×かんざきひろ最新作! 今度は恥じらう双子の妹ラブコメ!

容姿端麗、学業優秀、スポーツ万能、金持ちの家に生まれ、超美人の姉妹までいる。順風満帆な人生を送る千秋には悩みがあった。
なぜか! ま~ったく女の子にモテない!
生まれてから一度も恋をしたことがない!
高校では心機一転、女子にちやほやされる日々を送ってみせる!
そう誓った翌朝、目覚めた千秋は女の子になってしまっていた。自慢の外見を失ってしまった千秋は大ショックを受けるが、鏡で見た「わたし」の姿は、めちゃくちゃ可愛い!
さっそく妹に見せびらかしに行く千秋だったが、女子にモテモテな双子の妹・楓の身にも、とんでもない異変が起こっていて――
これは埼玉県が誇る美少女三姉妹の次女、千秋ちゃんによる――まったく恥ずかしくない堂々たる初恋の物語である。
こっちも久々の伏見つかさ先生の新シリーズ。おお、【エロマンガ先生】の終了からしばらく経ってますけれど、そもそも【おれ妹】シリーズと【エロマンガ先生】シリーズが随分と長く続いていただけに、新作ってなんか凄まじく新鮮だ。



【処刑少女の生きる道 9.星に願いを、花に祈りを】 佐藤真登(GA文庫)

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そして、少女たちは再び巡りあう。
彼女が彼女を殺すための物語、運命の第9巻!

そして、少女たちは再びめぐりあう。

彼女が彼女を殺すための物語、第9巻。

「君たちの願いは、叶わない」
対ハクアの切り札「星骸」。辛うじてそれを確保したものの、メノウたちから逃げ場は失われていた。
最強の【使徒】ミシェルが迫るなか、逆転の一手となる「星骸」の解析を進めるメノウたち。しかし「星骸」起動には、【器】との接触が不可欠であることが判明する。
人間はおろか、魔導兵すらも拒絶する、隔絶した魔導領域。最後の四大人災【器】が潜む、「絡繰り世」の最奥。そこにたどり着いたメノウに突きつけられた極限の選択、それは――。
そして、少女たちは再び巡りあう。彼女が彼女を殺すための物語、運命の第9巻!

あれだけメノウに尽くしていたにも関わらず、あっさりとメノウの記憶から脱落してしまったモモちゃん。これだけヤンデレの資質がありつつ、都合の良い女扱いされてるよなあ、というモモちゃん。彼女が報われる日が来るのか。最初の最初から一緒に登場しているのに、表紙絵ですらサハラに先越されてしまったもんなあ。ついにモモちゃんようやく表紙絵に飾れて巻き返しかなうのか。


【少女の望まぬ英雄譚】 賽目和七(TOブックス)

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アルベラン王国将軍、クリシェ=アルベリネア=クリシュタンド。剣と英雄の時代を魔術的革命の数々で終わらせた軍事・魔術史上最高の天才である。
冷酷無比な殺戮者として恐れられた彼女の実態は、「えへへ、今日のごはんはなんですか?」ちょっぴり食い気が盛んな甘えんぼうであった。少々天然(?)で変わり者な少女の願いは大切な人達との平穏な日々、ただそれだけ。しかしそんな願いをあざ笑うように、残酷な運命は12歳の村娘の手に剣を握らせ、死と暴力が支配する戦場へと引きずり込んでいく。規格外で常識知らずな最強ヒロイン登場!愛する者には天使の笑みを、仇なす者には一閃を。王国最強の軍神が幸せへの道しるべを辿っていく、ガールズ・メメントモリー。
おおっ、この作品ってもう何年も前にウェブ連載で完結している作品なのに、ここにきて書籍化なったのか。
ウェブ版は既読。少女たちの少女たちによる愛の物語なのですけれど、同時に人の心を、感情を理解できない人でなしの怪物に、人の心を愛を優しさを根気よく本当に根気よく教え込むことに成功する偉大なる物語でもあるんですよね。この主人公のクリシェってマジものの天然物のサイコパスで、正直ここまで人の心を持たない怪物というのは、どれほどの愛と優しさで包まれてもどこかで破綻する、どこかで周りの人達が請われてしまうものなのですが……到底たどり着けない所にたどり着いてみせた、という意味でクリシェも周りの人達もとてつもない偉業を成し遂げるんですね。また戦記物としても圧巻のものがあり、天才とそれに追いつこうとする秀才の物語でもある、でも何より愛の物語。傑作なので、これの書籍化されたものを読めるというのは嬉しい限り。



【ただの門番、実は最強だと気づかない 1 貴族の子弟を注意したせいで国から追放されたので、仕事の引継ぎをお願いしますね。ええ、ドラゴンや古代ゴーレムが湧いたりする、ただの下水道掃除です】 今慈ムジナ(サーガフォレスト)

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「ようこそ、王都グレンディーアへ!」
王都グレンディーアでお決まりのセリフを言うこの門番は……あまりにもモブだった。 ある日、門番はある冒険者たちを注意するが逆に仕事をクビになり、 国を出て行くしかなかった門番を名残惜しむ者はいなかった。 しかし、本人も誰も知らなかった。 彼が王都の下水道で超凶悪モンスターを狩りつづけ、最強になっていたことに。 そうとも知らない門番は、仕事探しの旅にでる。 可愛い弟子ができたり、人からは頼られたりと、身の丈に合わない(と思っている)出来事ばかりで門番は面食らう。 勘違いが勘違いが呼んでいき、門番は無自覚のまま活躍していく。
「俺、ただの門番なんだけどなあ……」

なんか普通に最近流行りの追放モノなタイトルであり、あらすじなんですけれど……書いている人が「今慈ムジナ」さんなんですよ。今慈ムジナですよ、まじかよ。これまで書いてきた作品の傾向とあまりにも違うんですが。違いすぎてちょっと唖然としてるんですが。いや絶対普通の無自覚活躍ものとかじゃないでしょ。罠が潜んでいるでしょ。わたし、気になります!