それでは三回目

【君のことが大大大大大好きな100人の彼女】
【16bitセンセーション ANOTHER LAYER】
【聖剣学院の魔剣使い】
【ティアムーン帝国物語】

の4作品です。



君のことが大大大大大好きな100人の彼女 ★★★★

中学で失恋100回を達成した愛城恋太郎は、高校でこそ彼女を!と願い訪れた神社で、現れた恋の神様から「高校で出会う運命の人は100人いる」と告げられる。
しかし神様いわく、運命の人と出会った人間は、その相手と愛し合って幸せになれなければ死んでしまうという……。
次々に待ち受ける運命の人との出会い――どうする恋太郎?どうなる100人の彼女!?

思ってた以上に狂気だったw
でも原作既読の人のコメントなんかを見ていると、まだ恋太郎が人間だった頃とか言われてるんですよね。いったいこれからどうなってしまうんだ。ってか、まだ全員で6人だけなのにこれからあと94人って本気なのか? 100人だよ? 一人一コマ描いても100コマ必要なんですよ?w
さすがにまだ一桁6人目でヒロインのママがヒロインになるとはスロットル全開にしすぎじゃない? 緩める気一切なくない!? 
コメディとしてのテンポとキレが凄まじいの一言で、圧巻のラブコメでした。いや、こんな無茶苦茶な設定を支えられる主人公恋太郎のポテンシャルよ。






16bitセンセーション ANOTHER LAYER ★★★☆

秋里コノハは美少女&美少女ゲームが大好きなイラストレーター。
超人気絵師になることを夢見て美少女ゲーム制作会社で奮闘しているものの現実はうまくいかず……、
ソシャゲ全盛期の現代に会社は傾き、コノハはサブのイラストレーターとしてモブキャラの後ろ姿を塗る日々を過ごしていた。

ある日、ひょんなことから過去の名作美少女ゲームをゲームショップの店主から譲ってもらうことに。
美少女ゲーム黄金時代に思いを馳せ、『同級生』のパッケージを開くと突如まばゆい光に包まれ、気づくとコノハは過去にタイムリープをしていた!

行きついた先は1992年!世は美少女ゲーム黎明期!
アルコールソフトという会社で働くことになったコノハは、
美少女を想い、美少女を描き、美少女を創りあげていけるのか!?

圧倒的な美少女への愛でお送りする、ひとりの少女の物語――
『じゃ、始めるね!』
山田冬夜ちゃん、コノハのお母さんだろ!?とか想像してたんですが全然関係なかった。
やー……ノスタルジーでしたねえ。なんせ、自分の年代はまさにこの美少女ゲーム黄金時代の真っ只中だったわけですから。大学の行き帰りに本屋によって、アダルトPCゲーム雑誌開いてLeafの記事立ち読みしてたりしてたんですよ。ってか、自分がオタク界隈に足踏み込んじゃったのはまさにこの葉鍵が原因だったわけですしねえ。
うん、もう完全に自分も老人会ですね。
もうタイムリープで戻るような歴史の向こう側の時代なんだなあ、あの時代って。かつての大手美少女ゲーム会社も今は亡き、になってしまいましたしねえ。
でもだからこそ、今現在もソシャゲに引き継がれる形で美少女全盛期なんだ、という文言にはそういう観点がなかっただけに、感銘みたいなものを受けたり。
エロゲという皮さえかぶっておけば、何をしても良かった何を書いてもよかった時代の想いが結実したような作品でした。いやでも、純愛ラブストーリーになるとは思わんかった。これ最初は十代学生の老成した若者と二十歳すぎの精神年齢低めお姉さんとの出会いだったのが、最終的にアラフォーおじさんと二十歳すぎの女性との年の差20年くらいのラブストーリーになってるんですよ。しかも、おじさんの方は20年近くずっとこのはを待っている形になる。なんだこの尊さは。
あと、このははタイムリープしてるから見た目全然変わらないのは当然として、普通に歳月すごしてるはずのメイ子やかおりが一切変わってないのはバケモンだろw いや、最近は芸能人などを筆頭に50代になっても全然変わらん女性とか普通にいるけれど。でもあなた達結婚して子供いるどころか孫が居てもおかしくない年齢だぜw






聖剣学院の魔剣使い ★★★★

最強の魔王レオニスは、来たるべき決戦に備え自らの存在を封印した。だが、1000年の時を超えて目覚めたとき、彼はなんと10歳の少年の姿に戻っていた!「なんでだ!?」「君、どうしてここに閉じ込められていたの? もう大丈夫よ。お姉さんが守ってあげる」。〈聖剣学院〉に所属する美少女リーセリアに保護されたレオニスは、変わり果てた世界に愕然。未知なる敵〈ヴォイド〉、〈第〇七戦術都市〉、武器の形をとる異能の力――〈聖剣〉。聞き慣れない言葉に戸惑いつつも、彼は〈聖剣学院〉に入学することに。魔術の失われた未来世界で、最強魔王と美少女たちの織りなす聖剣と魔剣の学園ソード・ファンタジーが幕を開ける!

結局最後までOP映像が本編のMADだったよ! いつ完成するのかと楽しみにしていたのに、中盤すぎても変わらなかったので、これはアカン! となってたんですが。OP映像ちゃんとしたのない作品って何気に相当珍しいんじゃなかろうか。
その分を本編に注入できていたかというと、正直バトルシーンなど動きを見せるシーンなどについては止め絵とかカクカクしたものが大半でアクションシーンについてはあまり見るべきところはなかったかと。
ただ、戦術都市というとんでもないスケールの巨大機動装甲都市という存在のビジュアルは迫力満点でこれだけでも映像化の価値あったと思いますし、ヴォイドの大軍と戦術都市との戦争シーンや、ラストのヴォイドロードや天使型のヴォイドが無数に空に滞空するシーンなんかの雄大さ、壮大なスケール感なんかは素晴らしかったと思います。ああいう所センスが感じられましたし、少ないリソースをなんとかやりくりしていたんだなあ、と感じます。
レオニスのあの魂からショタ化してしまってる部分や、魔王ぶってるの小さい子が背伸びしてるようにしか見えない所とか、魔王らしく格好つけててもすぐにお姉さん達にいじられたりお世話されたりしてショタになっちゃうところとか、原作のレオニスのレオニスさとリーセリアの世話好きお姉さんっぷりがこれでもかというくらいちゃんと描かれていたんで、個人的には大満足のアニメ化でありました。本作の面白さのツボをしっかりと掴まえてアニメ化してくれてたなあ、と。
物語的には、ここからレオニスの同輩である魔王たちが次々と復活してきたり、人間側の闇が浮き彫りになってくるなど盛り上がってくるだけに、二期期待したいよなあ。
毎回本編終了後のメイドともふもふ丸の紙芝居コントが卑怯なほど爆笑ものの面白さだったのはあれずるいですよ、ちょっとほんとに面白すぎたんですけど、あれ。






ティアムーン帝国物語〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜 ★★★★

「首が…ある!? 幼く…なってる!?」
大国・ティアムーン帝国で“わがまま姫”と蔑まれた 20 歳の皇女ミーアは、民衆の革命によって断頭台で処刑された。
はずが、目覚めると 12 歳の頃にタイムリープしていた!
どうやらここは、やり直しの世界――彼女の枕元に置かれていたのは、処刑される前に自らが綴った血染めの日記。
第二の人生を歩み始めたミーアは、帝国の立て直しを決意。
帝国の未来のため?
民衆を飢饉から救うため?
内戦により命を落とす多くの兵士のため?
じゃない! すべてはギロチンの運命を回避するため!!
「こ、これぐらいわたくしにかかれば簡単ですわ!」
小心者で、保身上等&自己中最強のポンコツ姫が、自分のために大奮闘。
わがまま姫様の行動がまさかの奇跡を巻き起こす、歴史改変ファンタジーが始まる。

うん、面白かったー。勘違いコメディであり自分ファーストをうたいつつも、何だかんだと凄く周りのこと考えていて、帝国の叡智というのも中身のない看板じゃなくて決して虚像じゃないというのを見せてくれるミーア姫の大活躍でありました。うん、周りの人たちの目が曇っているのは間違いないんですけどねw 
ただ本当に姫様、努力家で善良で人に優しい方でその努力の方向性も自分が助かれば良い、ってなもんじゃないんですよね。小心者なのは確かだし、波が来れば見事に乗りこなす波乗りクラゲなのですけれど。
これ、ミーア姫が歴史改変しなかったら誰も幸せにならないんですよ。歴史の勝利者になるはずのシオン王子とティオーナもその後の人生全然幸せじゃありませんし。
ミーア姫の歩みはそのままみんなの幸せに繋がっているので、素直に応援できるんですよねえ。
しかしナレーションは意外と大人しかったですね。初期ってこんなもんでしたっけ。原作のナレの声はやたらとキレキレでズケズケとした物言いで、作品の魅力の少なくない部分がこのナレのツッコミだったりするのですが、アニメだとそこまで存在感はなかったのはちょっと予想外でした。むしろ、ミーアとダブル主人公並みに存在感出してくるんじゃないか、とすら思っていたのですがw
まだまだ作品としては序盤も序盤。原作の小説は15巻まで出てるんですがアニメ化されたの2巻までですしね。歴史の裏側に居る黒幕についてもアニメの範疇ではその存在が薄っすらと示唆されるくらいの段階でしたし、聖女ラフィーナさまが作中でも屈指のやばい女だという要素も今のところまだにじみ出てきてませんし。ストックは本当に山程あるんで、どんどん続きアニメになって欲しいもんです。