3歳 オープン (国際)(指定) 馬齢 中山競馬場2,000メートル(芝・右)

今週は新人騎手のデビューと調教師先生の定年引退。
調教助手から障害騎手に33歳で転身という坂口騎手は応援してあげたいなあ。もちろん、若人たちも。
柴田裕一郎騎手は初日で初勝利は立派でありました。馬が先頭に立ってしまった時は制御できてないなー、あとで叱られるぞー。と思ったのですけれど1000メートルのタイムがむしろ標準からスローくらいで、おや?となったんですよね。離された後続の方がこれ遅すぎるぞ、てなってて短い小倉の直線で手応えもまた十分ありましたし、これは残るぞと。まあみんな新人がやらかした、と思ってペース控えちゃったんですかね?

調教師は七名が引退。特に安田隆行先生は重賞59勝って凄い先生だったんだよなあ。
騎手も秋山真一郎騎手が調教師試験に合格したこともあって、2月で引退。G1勝利は2つだけでしたけれど、中堅でずっとしっかり勝ってくれる良い騎手で好きだったなあ。
まだ44か43ですか。調教師になるには一番いい頃ですし、今度は先生として良い馬育ててほしいですね。

さらに、今日は阪神のメインレース「大阪城ステークス」。リステッド競走ですけれど、これ昔から重賞級の馬がたくさん出るなかなか質の高いレースだったんですが、今回もルージュスティリアやアリストテレスといった歴戦の重賞馬や、ピンハイ、オニャンコポンというクラシックを激走した馬たちが参戦していたのですが、勝ったのが……あのステラヴェローチェ。
ステラ、ここに出てたの!? と、レース前に出馬表チェックしてびっくりしましたがな。
エフフォーリア、タイトルホルダー、シャフリヤールたちとクラシックで火花散らして堂々と競り合ったあのステラヴェローチェ。ドバイシーマに出走したあと放牧に出されたまま一年以上音沙汰なくなり、そのまま消息不明になってしまうんじゃないかと心配されていた中で、去年の10月に突如富士Sで1年半ちかくぶりに復活。とはいえそこで7着。続く武蔵野Sではダート初挑戦で最下位と精彩を欠いて、往年の輝きはもう見られないのか……と、思った所で今日激走の末にデビットバローズを頭差押さえて神戸新聞杯以来の約2年ぶりの勝利ですよ。21年クラシック世代の強さを古豪の多くが去った今こそ見せてほしい。次は重賞ぞ!

っと、肝心の弥生賞の話にたどり着くまでだいぶ遠回りしてしまった。
今日の中山は馬が蹴った芝土が飛ぶわ飛ぶわ、良馬場だったけれど芝自体はだいぶ緩んでたんじゃないだろうか。
2戦無敗でぶっちぎりの上がりを見せてるトロヴァトーレ。同じく無敗でダノンの決戦存在ダノンエアズロック。
凱旋門賞馬ソットサス、G1を7勝した名牝シスターチャーリーを兄姉に持つ世界的良血シンエンペラーといった馬が人気を集める中で、勝ったのは伏兵6番人気コスモキュランダ。
久々のデムーロの騎乗炸裂というレースでしたよ。父は皐月賞大阪杯を勝つなど中距離戦線で活躍したアルアイン。産駒では初の重賞馬誕生です。
馬場も荒れ気味でしたし、まだこの勝ちがそのまま実力として認められるかは微妙な所ですけれど、時計も優秀みたいですし、これがフロックではないとここから証明してほしいですね。
2着はシンエンペラー。本番前とはいえ、勝ちきれなかったのはちと微妙か。
ダノンエアズロックは7着と直線で伸びを欠く結果に。プラス18キロが重かったのか、テンションも高かったですしね。にしてもちょっと負けすぎ。

あ、乗ってたキング騎手はこれがラスト週なのか。レイチェル・キング騎手。女性ながらも、当たり前みたいにガンガン追ってガンガン勝つ、短期免許で来てる海外騎手の中でも一際の活躍を見せてくれました。この人、今の女性騎手の一つの理想像だよなあ。今の女性騎手たち、まだまだ経験も浅い若い騎手なんで、経験積んでいってここからキング騎手みたいにガンガン勝てる騎手になってほしいです。すでに平場じゃしっかり乗れてるんですから。