今期見てる作品の雑感、第三段。これで最後になると思います。もうすでに後半突入してる気がしますが、気にしない。

「ゆるキャン△ SEASON3」
「夜桜さんちの大作戦」
「夜のクラゲは泳げない」
「Re:Monster」
「リンカイ!」
「Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ」
「ワンルーム、日当たり普通、天使つき。」

の7作品について見た感想をざっくり書いてます。



ゆるキャン△ SEASON3
これは、冬と春の間の物語。

伊豆でグループキャンプを楽しんだ、なでしこ、リン、千明、あおい、恵那。
その後もキャンプ熱が高いままの五人は、山梨や静岡で、それぞれのアウトドアを楽しんでいく。
リンは、なでしこの幼なじみ・土岐綾乃と大井川周辺をツーリングキャンプ。
なでしこは、ツーリング中のリンたちと合流するために、電車で一人旅。
千明、あおい、恵那は、突発で山梨北部へバスキャンプに出かけていく。

五人は各地でこれまでの経験を活かしながら、時にはノリと勢いでピンチを乗り越えて、思い思いのキャンプを満喫。
そんな「たのしい、更新中」の、なでしこたちが紡ぐ、アウトドア系ガールズストーリーの新しい幕が上がる。
綾乃とリンって一回なでしこのお祖母さんの家で逢っただけですよね。それでラインでいきなりツーリングキャンプ行こうぜー、となる二人のコミュ力というか距離感にちょっと慄いてしまった。世間ではそれくらいが普通なんだろうなあ。
いつもはリンちゃんが一人でバイクでキャンプに行く側だったので、リンの方がアヤちゃんと二人でつるんでバイクであっちこっち一緒に回り、なでしこが一人で電車の旅のすえに合流、という流れは新鮮だし、組み合わせが元カノと今カノのコンビとなでしこで別れたのは面白かったなあ。
なでしこの一人旅の方も味わいがあってよかった。この子も物怖じしないからお一人様楽しそうなんだよねえ。
アヤちゃんのあのテンションだるだるな喋りはちょっとハマりそう。リンちゃんの方もテンション低い感じだけれど、二人みたいな普段着の喋り方するアニメって少ないので耳心地いいですよねえ。あとはユーフォニアムくらいかしら、近辺だと。





夜桜さんちの大作戦
この家族、普通じゃない!?
家族を事故で亡くし、心を閉ざすようになった高校生・朝野太陽。
クラスメイトからの印象は「超・人見知り」。
唯一、話せるのは幼なじみの夜桜六美、ただ一人だった。

けれど六美にはあるヒミツが!?
彼女の正体は代々続くスパイ一家当主で、様々な敵から命を狙われていたのだ!
しかも彼女の兄・凶一郎は最凶のスパイで、異常なほど六美を溺愛していた。
太陽は、そんな凶一郎から「排除」ターゲットとして命を狙われることに…!
六美と自分の命を守るため、太陽のとった手段とは…
六美と結婚して夜桜家に婿入りすること!?

太陽、六美、そして夜桜さんちの家族を巡る前代未聞の「大作戦」から目が離せない!!
まだ2話までしか見ていないけれど。スパイファミリーのスタートから半年くらいで連載がはじまっているのを見ると、この時期スパイブームみたいなのがあったんだろうか。
両者とも結婚して家族形成からはじまっている、というのも共通しているけれど、こっちは正体を偽らずに明かしたうえで、幼馴染の六美のために結婚。今のところお互いに対する感情をはっきりと言葉にしていないのだけれど、これって完全に相思相愛での結婚ですよね。偽装結婚とかでもないですし。
昨今はほんと、もたもたせずに最初から確固として主人公とメインヒロインの間に想いが結ばれている、という作品が珍しくなくなったなあ。それはそれで個人的には多様性があってイイなあと思うのですけれど。そして凶一郎お兄さんが普通に毒親すぎるw




夜のクラゲは泳げない
私”も誰かみたいに輝きたい。

明日話すべき話題も、今週買うべき洋服も、
全部スマホ(トレンド)が教えてくれる。
何者かになってみたい——そんな願いを持つ間もないほどこの世界は忙しい。

活動休止中のイラストレーター“海月ヨル”
歌で見返したい元・アイドル“橘ののか”
自称・最強Vtuber“竜ヶ崎ノクス”
推しを支えたい謎の作曲家“木村ちゃん”

世界から少しだけはみ出した少女たちは匿名アーティスト“JELEE”を結成する。

自分じゃない“私たち”なら——輝けるかもしれない。
ぐうぅ、いやあこういうキラキラを目指す青春系って苦手だなあ、と思ってたし第一話の意識高くて突っ走りつつ、そこから転げ落ちて挫折しつつ、という展開はこのまま見続けていられるだろうか、と不安抱いていたんですが。
話数進むごとに、ガンガン面白いと思わされて引き込まれていってますよ。いや、でら面白えわ、これ。
メインの四人とも、単体で見ると痛々しい踏み外し方をしちゃってる人生なんですが、一人でいたらドツボハマっていくばかりのところを、この四人同士でいっしょにいると誰かがヤバいことになった瞬間にガシッと手首だか襟首だかを掴まえるみたいにして、引き止めるんですよね。一人で拗らせつつあるときに、100%大正解の対応をするんですよ。きういの時のまひるといい、花音のときといい、まひるが凹んだときの花音のパーフェクトな応答といい。
……正直、気持ちいいですわ、こうしてほしいという対応をちゃんと取ってくれるのって。
とりあえず、視聴前の苦手感感じてたときの期待値からするとガンガン今、上昇中です。面白し。





Re:Monster
突如ストーカーに刺され、目覚めると最弱ゴブリンに転生していたゴブ朗。
喰えば喰うほど強くなる【吸喰能力】で異常な進化を遂げ、
あっという間にゴブリン・コミュニティのトップへ――

弱肉強食の異世界で、有能な仲間達とともに生き抜いていく痛快下克上サバイバル!
怪物転生ファンタジーが蠢き出す!!
この作品がアニメ化するとはさすがに思いもよらなかったですねえ。
いわゆる、モンスターに転生してしまう、というジャンルって今では転生モノの中でも一大ジャンルとして形成されていますけれど、本作はその最古参の中に入る一作なんじゃないでしょうか。
アルファポリスで書籍化されたために、原本であるネット版の連載の方は削除、或いはダイジェスト化、でしたっけ? されてしまったのですけれど。
この時期の作品って、ゲーム的な要素があっても濃厚なダーティーさというか、世界観のえげつなさみたいなのがより濃い作品が多く見受けられた印象があるんだけど、本作はどうだったかなあ。
ちょっとダンジョンの攻略難易度高すぎない? という記憶は残ってる。
作品自体、主人公の一人称……というより独白みたいな感じで描かれる作品だったので、アニメになるとどうなんだろう、と思ったけれど、これが思いの外テンポよくて、このサクサク進んでいく感じが結構癖になる、思ってたより合ってるんじゃないだろうか。主人公のゴブ朗は、モンスターらしく或いは前世でもかなり殺伐とした人生送ってたせいか、身内以外には非情に近くて、人食いも全然躊躇わないからエゲツナイはえげつないんだけど、エルフの族長と意気投合したり愛嬌たっぷりなキャラなので嫌な感じないんですよね。ゴブ吉くんという相方もいるし、また鈍鉄騎士みたいに男の仲間キャラもわりと増えてくるので、味方が女ばかりのハーレムもの、というわけでもなく。
想像してたよりいいアニメ化になってるなあ。





リンカイ!
国際的な舞台でも活躍するスター選手たちの誕生により
にわかに熱気を帯び始めた「女子競輪」
「RINKAI LEAGUE(リンカイリーグ)」とも銘打たれたその世界へと
今まさに、漕ぎ出そうとする者がいた

彼女の名前は「伊東泉」
自転車好きの女子高生

競輪界最高峰の女子選手たちがぶつかり合うレースを目の当たりにした泉は
仲間たちと競輪選手になることを誓い合う

挑戦の先に待ち受けるのは、知られざる「競輪」の世界
そこは決して華やかなだけではない
泥臭いほどに愚直で、時に残酷なほど厳しい、勝負師たちの生きる場だった

そして出会う、運命のライバル
──天才「平塚ナナ」

立ちはだかる大きな壁
試されるのは、夢への思いと覚悟の強さ

ただの自転車好きだった女子高生は、競輪を通して仲間たちと共に成長していく
競輪・女子を舞台とした、熱き戦いのレースがここに開幕する!
これは視聴前まで全然注目してなかったんだけれど、ダークホースですわ、面白い。
熱いスポーツものなんですけれど、この手のジャンルとしては珍しく主人公の伊東泉って牽引役じゃないですよね。それどころか、その立ち位置ってサブキャラ、脇を固めるタイプじゃないの? という立ち回りなんですよ、最初。
特に、女子競輪ファンの女子会で盛り上がって、よし自分たちもプロ競輪選手になろうっ、と本気でプロを目指す流れになったなかで、一人・泉だけがプロなんてなれるの? と皆の熱気についていけず、大学進学と最後まで悩むんですよね。そして一大決心して試験合格して仲間とともに養成学校に入学はしたものの、名だたる実績を誇る同じ学生たち、そして天才とうたわれる平塚ナナ、何より仲間内でも部活で大会を勝ちまくり高校チャンピオンにまでなった熊本愛という逸材たちに圧倒され、さながらモブの一人みたいな気分で学生生活を送っているわけですよ。決して本気でないわけじゃなく、そうした姿勢を反省し後悔する機会も訪れるんですけれど、それでも今だ彼女は自分が! 自分が! という本当の意味での本気の領域には立っていない。でも、どうやら泉がモブのままではなく、主人公に、主役になるんだ、と覚悟する展開が迫っているような話の流れになってきていて、かなりワクワクしています。主人公の立ち回りとしてはかなり珍しい軌跡を辿っている泉ですけれど、これはこれでむちゃくちゃ面白いっ。
惜しむらくは、肝心のレースシーンがなんか全然迫真性がないところか。今のところ人間ドラマ中心で描かれているからあんまり気になってないんだけれど、本番のレースがはじまってそのレース描写があかんとなるとかなり拍子抜けになってしまいそうなのがちと不安。





Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ
商人として日々働いていたバナザは、突然クライロード魔法国という
見たことも聞いたこともない異世界に「勇者候補」として召喚される。
だが、Lv1の能力が一般市民並みだったことで勇者失格の烙印を押され、
さらには国の手違いで元の世界に戻れなくなってしまう……。

王都から辺境へ追放されたバナザが、なんとか生き延びるべく
森で襲い掛かってきたスライムを撃退、Lvを2に上げると
彼のステータスは見慣れない「∞」の記号に変わっていて──!?

これは、名前と姿を変えて異世界で生きることを選んだ「超越者」と、
敵対する人種族に恋した「魔族」との波乱万丈な新婚ストーリー。
あらゆる種族を巻き込んで──目指せ、平和なスローライフ!
これって現代の地球から異世界に召喚、ってわけじゃなくて、こっちから見ると異世界から異世界に召喚、って流れでいいんですかね?
それはともかくとしてやはり注目は主演を演じるのが日野聡さんと釘宮理恵さんという、【ゼロの使い魔】の主演コンビ再び、って所なんでしょう。いやでも、往年の釘宮さんがこんなキャピキャピキャラ演じてるのあんまり記憶ないけどね! だいたい、ツンデレキャラでしたし。ツンデレキャラの代名詞でしたし。そういう意味では新鮮ですらあります。というか、それなりのお歳になってこのキャラ、というかキャラソンはやったったなあw
アニメ自体、作ってる人達が遊んでいる感があって楽しそうなんですよねえ。特に敵役というべき金髪勇者が、これ声の人、村田太志さん? 遊びまくっててかなり笑ってしまった。ドクズキャラなんだけど、このキャラが喋ってるだけで楽しいんですが。推しの子のぴえヨンとかはたらく魔王さま!であのコンビニ店員を演じてたというのを知って、ちょっと納得してしまったw
仲間、と言って良いのか、ポンコツ女冒険者四人組もいいキャラしてて、ストーリーとしてはひねりもなにもないのですけれど、キャラを見てて楽しい作品です。






ワンルーム、日当たり普通、天使つき。
高校入学と同時に一人暮らしを始めた徳光森太郎、16歳。ある日の朝、ベランダを覗くと見知らぬ美少女が眠っていた。家出少女かと思ったら、どうやら天界から来た天使らしい!? 深入りはなるべく避けたいけれど、いい子だし、家に置いてほしいとお願いされ……。
おおおお、なんか20年くらい昔を感じさせるような作品だなあ。いやもっと前? 平成初期? 今どきめずらしいくらいの正統派落ちものヒロインですよ。そのまま部屋に住まわせてしまうやつ。そして裏表のない純真無垢。世間知らず。そんな彼女を甲斐甲斐しく世話する純朴な少年。
今でも通用するのか、このパターン。
ともかく、天使にろくな知識も持たせず、金銭も持たせず、地上に派遣する神様は鬼畜だと思います。
そして、バイトだけで人一人一緒に住む人が増えたのに生活費賄えるんだろうか、少年。わりとデート紛いのこともしててガンガンお金使っているようにも見えるんだけれど。
彼に好意を抱いているヒロインは他にもいるのだけれど、クラスメイトの子は間が悪く勇気に欠け、バイト先の雪女ちゃんはコミュ力が壊滅的、距離感の取り方がハチャメチャで友達やるのも大変そう。
当たり障りなくみんなに親切で優しい森太郎だけど、三人のヒロインが出揃ってみると彼がドギマギしてるのは天使の子だけっぽく見えるのが、なんとも……ほほぅ。あれ? まだヒロイン増えるの?